AICHI脱ワースト 和泉竜司選手、中村警察署「一日警察署長」〜反射材着用促進キャンペーン〜に参加

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10月11日(水)、JR名古屋駅桜通口東側(名古屋市中村区名駅1-1-4)において行われた『反射材着用促進キャンペーン』(主催:愛知県警察中村警察署 協力:AICHI脱ワースト)に名古屋グランパスより和泉竜司選手が、今年4月に愛知県警交通安全大使に委嘱されたグランパスくんと共に参加しました。


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この日の交通安全セレモニーに先駆け、中村警察署一日警察署長委嘱式が行われ、普段の赤いユニフォーム姿とは全く違った雰囲気の制服に身を包んだ和泉竜司選手は、少し緊張した表情を見せながら中村警察署の渡邊署長から委嘱状を受け取りました。

中村警察署 渡邊署長ご挨拶

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「本日は『反射材着用促進キャンペーン』を実施するに当たり、強力な助っ人として、先程、一日警察署長を委嘱した名古屋グランパスの和泉竜司選手に来て頂きました。」

「名古屋グランパスは、最近、チームは3連勝中で、その勝利の原動力と言える選手が、このMFの和泉選手です。彼の光り輝くプレイと今回配布する反射材を掛け、正に一日警察署長にうってつけの方に来て頂けたと思っております。」

「愛知県内では、昨日までに144名の交通死亡事故でお亡くなりになっている方が出ております。前年対比ではマイナス10名となっていますが、相変わらず全国ワーストとなっています。」

「夕暮れが早くなるこの時期、退社時刻、下校時刻、買い物の時刻等がどんどん暗くなってゆきます。車に乗る方は早め早めにライトを点灯し、ハイビームを活用するなどして、事故が減るようになって来ました。歩行者の方は白っぽい服を着たり、反射材を付ける等して欲しいですし、特に自転車に乗る方には反射材を是非とも付けて頂きたいと思います。」

「今日は、そういったことを道行く方々にしっかりと訴えてゆきたいと思いますので、宜しくお願いします。」

和泉竜司選手トークコーナー

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─愛知県内で交通死亡事故が多発していることをご存じでしょうか?

はい、知っていました。グランパスでも事故が少しでも少なくなるようにと、交通安全のイベントには沢山参加しています。

─愛知県は、前年ながら交通事故死者数が14年連続全国ワースト1位で、昨日までで144人の尊い命が交通事故によって失われており、こうした状況を歯止めに掛けるため、官民一体となったプロジェクト『AICHI脱ワースト』が推進されています。和泉選手の所属する名古屋グランパスもこのプロジェクトに賛同頂き、愛知県各地で交通事故防止活動を実施して頂いています。

今日は和泉中村警察署長を中心に、名古屋グランパスオリジナル反射材の配布を行い、多くの方々に反射材を身に付けて頂き、交通事故を防止したいと思います。ところで、和泉選手はこの反射材のことはご存知でしたか?

はい、知っていましたし、今日は腕に付けてきました。これがあれば運転している方の側からも光って見えると思いますし、歩行者の方も付けることによって、自分の身を守ることが出来ると思いますので、皆さんも、是非、身に付けて欲しいと思います。

─和泉選手ご自身が運転する際、夕暮れ時や暗い時間帯に気を付けていることはありますか?

早めにライトを付けたり、暗くて見にくいところではハイビームを使うように心懸けています。

─そうですよね。ドライバーの方には早めにライトを付けて頂き、自車の存在を早めにアピールし、ハイビームを活用して頂くことで、危険を早く発見でき、交通事故を減らすことが出来ると思います。
今シーズンも残り少なくなってきましたが、和泉選手の今の目標をお聞かせ下さい。

当然、1年でのJ1復帰が目標ですが、まずは15日(日)に、首位の湘南ベルマーレとの試合がパロマ瑞穂スタジアムでありますので、それに勝つことを目標に頑張りたいと思います。

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交通安全セレモニーを終えると、参加の方々と共に、道行く方々に「宜しくお願いします」と笑顔で声を掛けながら、「グランパスくんリフレクター(反射板)」の入った啓発物の配布に協力した和泉選手。ピッチの上で見せるように、慌てること無く、終始、穏やかな表情を見せて、この日の一日署長の役を務めていました。

途中、サポーターの方からの「似合うね。」と言う励ましの声には照れ笑いを漏らしていました。

名駅での配布活動を終え、中村警察署に戻ると、渡邊署長から感謝状を受け取り、大役を勤めきった和泉選手は、安堵の表情を浮かべていました。

名古屋グランパスはこれからも、「AICHI脱ワースト」を実現させるべく、活動していきます。ホームタウンの皆さんも、ともに交通安全の輪を広げていきましょう。

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