2016年名古屋グランパス パートナー懇親会の模様

前のページに戻る

11月15日(火)、名古屋市内のホテルにて「2016年名古屋グランパス パートナー報告会・懇親会」を開催しました。


161115-ts-top.jpg

会には、出資会社・パートナーの皆さまと、当クラブ代表取締役社長の佐々木眞一、及び選手が参加いたしました。

先ず、今シーズンのチームについてと、クラブの事業・営業状況、財務状況、ホームタウン活動について、パートナーの皆さまへ活動報告させていただき、終了後、選手も参加し懇親会を執り行いました。

懇親会では、先ずクラブを代表し、代表取締役社長の佐々木眞一が挨拶を行ないました。

代表取締役社長 佐々木眞一

皆さま、こんばんは。佐々木でございます。

このような場の冒頭の挨拶にはふさわしくありませんが、今シーズン、このような結果に終わってしまい大変申し訳なく存じます。今シーズン、選手は懸命に闘いましたが、J2へと降格させてしまうこととなりました。それを受け代表取締役4人、全員が辞任をしました。しかしながら、グランパスはこれからも、新しいチーム作り、輝かしい未来へ向けて歩き出さなければいけません。誰かが責任を持ってクラブ運営を続けなければいけない状況にあり、私自身が腹を切り損ねる思いで一汗も二汗もかきみなさまのご期待に沿う名古屋グランパスに戻す所存でございます。

先ほど、クラブパートナーの皆さまへの報告会を行い、その場で今シーズンの成績をお伝えいたしました。そして、チーム成績とは反対に、皆様のおかげで営業成績については少し上向いたという報告をさせていただきました。

来シーズンに向けて、手順が逆となってしまっています。本来なら新しい監督、新しいGMを紹介しチームに残る選手、新しく加わる選手を少しでもこの場で伝え期待していただくという時期ではありますが、今日はまだ何も話をできない残念な状況ではあります。着々と前任の社長や監督、スタッフなどの知恵や反省もふまえ、単純にJ1へと復帰するのではなく、復帰後にはJ1でのトップを争うようなチームを作るための最初の一歩を進めています。そのために、ファンの方々から見れば「なんであの選手を」とご批判をいただくような人事も進めました。しかし、来シーズンの新しい陣容を見ていただけば、皆さまにもご期待、納得いただけると信じています。

私自身、社長としての仕事は新しく獲得する選手に対しての決済をすることです。そのために私が問うことといえば、まず1つ目は、新しく加わる選手は、今チームにいる選手と心一つにして闘えるか確認をすることです。外国籍選手も含め、そのような気持ちを持つ選手なのか確認します。2つ目は、仮にベテランの選手と契約する場合、選手としてのパフォーマンスだけではなく、いまグランパスにいる若い選手の見本となるような影響力を持つ選手なのかを確認します。3つ目は若い選手を獲得する場合です。その選手は、すぐにでも今のレギュラー選手を追い越し試合に出るような闘志を持っているかです。それらを持ち合わせているようなら、獲得のための決裁を行います。今の選手を加えたそのメンバーを束ねられる信頼のある監督、GMが加わり新しいグランパスの未来を築く。そのための第一歩が今の時期であると確信しています。

今シーズン、本当に不甲斐ない成績ではありましたが、皆さまからの温かいご支援、ご声援に感謝し、来シーズンからの上昇を約束し、ご挨拶と代えさせていただきます。


クラブからの挨拶に続き、パートナーを代表し永年、ルコックスポルティフ ブランドを通しユニフォームを中心としたオフィシャルウェアパートナーとし多大なご支援を頂いた株式会社デサント代表取締役社長 石本雅敏様からご挨拶と乾杯のご発声を頂きました。

株式会社デサント 代表取締役社長 石本雅敏

ご紹介に預かりました、株式会社デサントの石本でございます。諸先輩が多く出席されるなかで僭越ではございますが、ご挨拶を申し上げさせていただきます。

まずは、永年の名古屋グランパスとのパートナーシップに対して、誠にありがとうございました。

シーズンの終盤、名古屋グランパスがJ2降格の危機に面している状況でメディアやインターネットでは、いろいろなジンクスを面白おかしく書きたてられていました。そのようなジンクスを跳ね返し、いつもの強いグランパスが帰ってきてほしいと願っていましたが、残念ながら実際にJ2へと降格することとなりました。それでも、降格が決まった時に信じたいジンクスがあります。それは、降格から1年でJ1へと復帰したチームは、数年のうちにJ1リーグを制覇するというジンクスです。名古屋グランパスにはそれだけの力があると信じています。私たちパートナーはそれを信じ、願い、そして応援したいと思います。


乾杯後、各選手が各テーブルへと分かれ、日頃から多大なご支援を頂いているパートナーの皆さま直接お礼をお伝えし、サインや記念撮影を行い親交を深めました。会の途中には田口、楢崎、矢野、永井、川又選手がステージへと登り、プレゼント抽選会を行いました。

そして、最後にチームを代表し田口泰士キャプテンが、改めてパートナーの皆さまへ今シーズンの多大なる後押しへのお礼と来シーズンへの決意をお伝えし、懇親会は閉幕いたしました。

田口泰士キャプテン

皆さま、こんばんは。本日は、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。

今シーズン、皆さまの多大なご支援、サポートを受けながらこのような結果に終わったことを大変申し訳なく思っています。再びJ1のステージ戻るためには、皆さまのご協力も必要です。これからも名古屋グランパスへご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

今日は本当にありがとうございました。