名古屋グランパスファン感謝デー「LOVE GRAMPUS Festa 2016」の模様
11月12日（土）、豊田スタジアムにて「グランパスファン感謝デー LOVE GRAMPUS Festa 2016」を開催しました。
今シーズン、どんな時も、最後まで、名古屋グランパスを支えてくださった皆さまへチーム・選手から感謝をお伝えするイベントに、約4500人のファン・サポーターの皆さまにご参加いただきました。
午前11時の開場とともにアトラクション、各種整理券配布が行われ、午後12時30分からメインステージにてグランパスくんファミリーパフォーマンス、グランパス チアダンススクールパフォーマンスと続くとメインスタンドには多くのファン・サポーターの皆さまが集まりました。グランパスのホームスタジアムDJでおなじみYO！YO！YOSUKEさんのMCではじまったオープニングセレモニーでは離日した田中マルクス闘莉王選手を除く全選手がステージへと登場し、選手会長の西村弘司が代表し挨拶、一年間の絶大なサポートに対し感謝の言葉を伝えました。
西村弘司選手
本日は多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございます。
今シーズンも皆さまからの温かい声援に、選手は本当に感謝しています。しかしながら、その声援がありながらＪ２降格という結果に終わってしまいましたことに、選手、スタッフ全員が申し訳ない気持ちしかありません。来シーズンはＪ２で戦うこととなります。非常に厳しいリーグであり、そこで闘うためには皆さまの声援が必要です。来シーズンも引き続き、グランパスに対して多くのご声援をよろしくお願いいたします。
今日は、いつも応援いただいている皆さまのための感謝デーです。短い時間ではありますが、ぜひ楽しんでください。よろしくお願いいたします。
オープニングセレモニーを終えた選手たちは、その後スタジアム内各所に作られたアトラクションへ参加し、絶大なご声援をいただくサポーターへ感謝の気持ちを伝えながら、アトラクションを楽しみました。
メインステージでは、オフィシャルサポートソングを歌うBANTY FOOT、Qaijffによるライブや選手たちも参加しての「チーム対抗 ちょっと拝借！ 借り物競争」などで盛り上がりました。またコンコースではキックターゲットや握手会、ビンゴ大会などでサポーターの皆さまとふれあい、選手自身も多くのパワーをサポーターからいただきました。
約3時間のファン感謝デーのエンディングセレモニーでは、まず今シーズン限りでの契約満了が発表された10選手がサポーターへ、これまでのご声援に対する感謝の気持ちをこめた挨拶を、そして最後にチームを代表し田口泰士キャプテンが一年間のサポートに対する感謝の気持ちを伝え、感謝デーは終了となりました。
イ・スンヒ選手
コンニチハ（日本語で。以降通訳）。1年間こうやってサポーターの皆さんに愛してもらって、とてもうれしく思っています。ただ選手としてチームの結果がついてこなくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ここにいるすべての選手が来年力を合わせてＪ１に昇格しようという気持ちがあると思いますが、契約の問題などで離れない選手もいます。また新たに加入する選手がいると思いますが、そういった人たちも応援していただいて、来年絶対にＪ１昇格できると信じています。1年間、名古屋グランパスの選手としてプレーできて幸せでした。どこに行ってもグランパスのことを応援しているので、これからもチームの応援をよろしくお願いします。
グスタボ選手
ミンナ、コンニチハ（日本語で。以降通訳）。グランパスに在籍していた期間、いつも応援してくれてありがとうございます。常に自分のことを後押ししてくれた人にも感謝をしたいと思います。自分にとってここにいれたことは感謝しかないし、一言では表せません。フロント、サポーターの皆さん、すべてに対して感謝したいと思います。アリガトウゴザイマス（日本語で）。
安田理大選手
皆さん、こんにちは。1年間ありがとうございました。名古屋グランパスはＪ２に落ちました。そして僕、安田理大は、名古屋グランパスに恋に落ちました。うまい！
来年Ｊ１昇格に向けて一緒に戦えないのはすごい残念ですけど、どこに行っても名古屋グランパスのことは応援しています。
名古屋グランパスのお偉いさん、つまりトヨタの皆さん。これ以上事故のないように、安全運転でＪ１まで導いてください。
本当にありがとうございました。本当に、ありがとうございました。
明神智和選手
ミチ（安田理大）のあとで非常にやりにくいですが（笑）、1年間本当にありがとうございました。チームの力になるためにやってきたのに、こういう結果を招いてしまい、本当に悔しく思っています。来年はグランパスがＪ１に上がることを、強く、強く願っています。本当にありがとうございました。
森勇人選手
こんにちは。僕はプロとして3年間、小学生の頃から合わせたら16年間グランパスでプレーさせてもらいましたが、本当に幸せな日々でした。ただその中でプロに入ってから、なかなか試合に出て活躍することができなかったのは、悔しい気持ちと虚しい気持ちでいっぱいです。ただ、このクラブで人としてもサッカー選手としてもすごく成長することができました。この先はどのクラブでプレーするか分かりませんが、もっともっと成長して、またいつかこのクラブでプレーすることができたら、幸せなサッカー人生になると思っています。これからも選手として頑張ります。名古屋グランパスのことも応援しています。今までありがとうございました。
野田隆之介選手
皆さん、こんにちは。野田隆之介です。僕は3年間、名古屋グランパスに在籍させてもらって、最初はケガから入り、自分の思うようなプレーだったり、サッカーができなかったんですが、1年10ヵ月経ってから復帰して、ゴールを決めました。あの瞬間は僕の心のなかにいつまでもあると思うので、あの瞬間を忘れずにこれからもやっていきたいと思います。
1曲歌います！ 今のは冗談です（笑）。悲しい別れではないと思うので、明るく。絶対に来年、名古屋グランパスはＪ１に上がれるチームだと思うので、ここに来ている皆さんをはじめ、ファン・サポーターの皆さん、しっかり団結して来年も頑張ってください。名古屋グランパスのこれからの発展を願っています。ありがとうございました。
竹内彬選手
1年間応援ありがとうございました。今シーズンはこのような結果になってしまい、大変申し訳なく思っています。来年グランパスが1年でＪ１に復帰できることを願っています。今年のアウェーの新潟戦の勝利のような、選手の気迫と闘志、そして応援してくださる方々の思いがひとつになれば、必ず1年で上がれると思っています。応援しています。今までありがとうございました。
西村弘司選手
（皆さんからは）また喋るのかって感じですけど（笑）、自分は9年間このクラブにお世話になりました。試合に出て、自分の力でクラブに貢献することができなかったのは、すごく悔しいです。今年に関してはＪ２に行ってしまうことが残念で、自分もすごく悔しいです。このクラブは絶対にＪ２にいてはいけないクラブです。何としても1年で上がってください。それを後押しするのはファン・サポーターの皆さんです。いつも温かく見守ってくださいましてありがとうございました。自分の今後はまだ何も決まっていませんし、いろいろ考えている途中なんですけど、これは別れではないと思うので、また会いましょう、ということで。ありがとうございました。
小川佳純選手
2007年から10年間、本当に応援ありがとうございました。そして今年も応援ありがとうございます。皆さんに10年間いただいた声援というのが、僕の財産です。来年以降グランパスのユニフォームを着て戦えないというのがすごく寂しいです。グランパスのことが心配ですが、ここにいるファン・サポーターの皆さんが応援し続けてくれたら、きっとグランパスは良い方向に向いてくれると思います。僕もまだ現役を続けるつもりですので、またプレーしている姿を皆さんに見せることが、皆さんへの恩返しだと思うので、これからも応援よろしくお願いします。
もし次に対戦する時は、ブーイングではなく温かい拍手で迎えてくれたらうれしいです。本当に10年間の応援ありがとうございました。
闘莉王選手（ビデオメッセージ）
グランパスを応援する皆さん。ずっと自分を応援してくれた、それにグランパスを応援してくれた皆さんに、心からありがとうございます。残留を希望してブラジルから帰ってきましたが、あと1歩のところで残念な結果になり、自分の責任を感じています。でも、ここで過ごした素晴らしい日々を、サポートしてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。グランパスを愛する気持ちは変わらないですし、サポーターとともに戦った一瞬一瞬を心に刻んで、ブラジルに帰ることになりました。本当にこんな未熟な自分を応援してくれて、最後の最後までついてきてくれて、ありがとうございます。感謝の気持ちしかないです。本当にありがとうございました。
田口泰士キャプテン
今日は短い時間でしたが、皆さまと楽しい時間を我々選手も過ごさせていただきありがとうございました。
今シーズン、このような結果に終わってしまったことを本当に申し訳なく思っています。サポーターからは、どんな時でも熱くアカイご声援をいただき、感謝しています。このメンバーで闘ったこの一年を誇らしく思っています。これからもサッカー人生は続きますし、サポーターの皆さまにも、応援をし続けていただけるよう、よろしくお願いいたします。
本日は本当に、ありがとうございました。