熊本地震復興支援サッカーイベントの模様

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アウェイでのサガン鳥栖戦翌日となる7月18日(月・祝)、熊本県大津町において「熊本地震復興支援サッカーイベント」を開催いたしました。当イベントは西村選手会長よりJPFA(日本プロサッカー選手会)、及びクラブへと打診、さらに熊本県出身の巻佑樹スカウトがロアッソ熊本所属で兄の巻誠一郎選手と連絡を取り合う中で、巻誠一郎選手の運営する「カベッサ熊本」のスタッフの皆様にイベントの企画運営を行っていただくことで実現しました。


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梅雨明け宣言となった当日は朝から好天に恵まれ、9時30分からの開始には元気な地元の子ども達が集まりました。開会式では今回のサッカーイベントに協力いただいた、アイシン九州キャスティング株式会社の古田裕之代表取締役社長からお礼の言葉をいただき、チームを代表し西村弘司選手会長が挨拶を行いました。

【アイシン九州キャスティング株式会社・古田裕之代表取締役社長】

名古屋グランパスのみなさま、試合のスケジュールも厳しい中、本日は熊本までお越しいただきありがとうございます。4月の地震で大きな被害はありましたが、子どもたちは元気に、今日のイベントを楽しみにしていました。

グランパス選手会からは多くの義援金やメッセージの書かれたフラッグが寄せられ、私たちも励まされるとともに心強く感じています。

今日は思った以上に天候が良く気温も高いですが、みなさまも体に無理のかからないよう、そしてぜひ楽しいサッカーイベントの開催をよろしくお願いいたします。

【西村弘司選手会長】

160718-nis.jpgみなさん、おはようございます!
今日は天候にも恵まれ、うれしいです。

今日のサッカーイベントはアイシン九州株式会社、アイシン九州キャスティング株式会社、熊本のトヨタ自動車関連の7会社のみなさまのご協力もいただき開催できることとなりました。ご協力いただいたみなさまに感謝しています。ありがとうございました。

子どもたちは、早くサッカーがしたく、うずうずしているかと思います。今日は選手達と一緒にサッカーを楽しみましょう。短い時間ですが、よろしくお願いします!


開会式が終わると、さっそくグラウンドを8コートに分けサッカーイベントが開始となりました。今回は日ごろサッカーをやっていない子どもたちにも集まっていただいたので、様々な体を使った遊びを取り入れたメニューとなりました。選手と子ども達が対戦するミニサッカーのコートを2つ、その他にも等間隔に並べた障害物を使ったサーキットトレーニングや、スポーツアトラクション施設で人気のバブルサッカーコートも登場し、子どもたちはもちろん選手もイベントを楽しみました。ミニゲームでは「おまえたちの全てを、オレにぶつけて来い!」と野田選手が得意の盛り上げ役を買って出て、ダイレクトボレーシュートなどプロの技を披露していました。

約1時間、コートを使ってのサッカーアトラクションを終えると参加者全員で記念撮影、そして閉会式が行われました。西村選手会長、そして地元・熊本県立大津高校を卒業した武田洋平選手、同じ九州の福岡大学を卒業した永井謙佑選手の3選手が子どもたちへメッセージを送りイベントは終了となりました。

【西村弘司選手会長】

160718-nis2.jpgみなさん、今日はおつかれさまでした。楽しめましたか?

選手たちは本当に楽しくサッカーをさせてもらいました。みなさんはこれからも、サッカーを楽しんで続けてください。

そしてこれからは、九州でグランパスの試合がある時はグランパスを、それ以外では地元のロアッソ熊本への応援をよろしくお願いします!

今日はありがとうございました。

【武田洋平選手】

160718-tak.jpgみなさん、おつかれさまでした。地元、熊本の大津高校出身の武田です。

この大津町のグラウンドでは高校生の頃に試合などで何度も来て、そしていまはプロのサッカー選手をやっています。みなさんも、プロを目指すなら、ぜひ大津高校へ進んで、そしてサッカーを続けてください(笑)。

今日はありがとうございました。

【永井謙佑選手】

160718-nag.jpgみなさん、おつかれさまでした。さすがに3人目となると先の2人に言いたいことをほとんど言われてしまったのですが...サッカーイベントのために来ていただいたご父母のみなさまも、ありがとうございました。僕も今日は、熊本の子どもたちの元気な姿を見られ楽しかったです。

僕たちグランパスは、今日ここでみなさんからいただいたパワーで必ず次の試合は勝ちます。ですので、みなさんもこれからも元気にがんばってください!


本日の参加者の方々には、まだ避難所での生活をしている方もいたそうで、熊本の皆様が震災前の生活を完全に取り戻すためにはまだ時間がかかるとお聞きしました。

今後も名古屋グランパス選手会と名古屋グランパスは様々な活動を行い、「スポーツの力」を通して"元気"や"笑顔"を伝えて行きたいと思います。

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