南風原町サッカー教室の模様

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2月11日(木・祝)、沖縄キャンプの行なわれている沖縄県島尻郡南風原町、黄金森公園陸上競技場にて「南風原町サッカー教室」を開催しました。

同サッカー教室には別メニューで調整中となる数選手をのぞく全選手、グランパスサッカースクールから濱崎コーチ、米山コーチが参加しました。


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昨年に続き2度目の開催となるサッカー教室。今回も沖縄キャンプの実施にご尽力いただいた地元の方々への感謝と、新しいファンの開拓、そして地元の子ども達に喜んでもいたいという想いから、同町でサッカークラブに所属する小学生を競技場へ招いての開催となりました。

午後3時、小学4〜6年生を対象とした陸上競技場ではピッチ中央へ選手とコーチ、子どもたちが集まり開会式が行われました。まずは小学生が選手たちへと挨拶、すぐに安田選手が「声が小さい!」と切り返し子どもの心を掴みました。そしてチームを代表し西村選手が挨拶し、サッカー教室は開始となりました。

160211-nis.jpg【西村弘司選手】
はいさい!(沖縄の方言で「こんにちは」の意味)
今日は短い時間ですが楽しんで元気にサッカーをしましょう。選手をしっかり見て、聞いて少しでも上手くなって帰られるよう頑張ってください。
今日はよろしくお願いします!

開会式が終わるとまずはデモンストレーション。小学生と選手でリフティングでのパス交換や体を入れたボールキープなどでプロの技を見せ盛り上がりました。

また、競技場に隣接する野球場では小倉GM兼監督による教室も開催し、ここでは小学1〜3年生を対象に、リフティングやパス回しなどサッカーボールを使った基本技術が伝えられました。明神選手、安田選手も途中参加した野球場でのサッカー教室は、リフティング指導で小倉GM兼監督が実技披露、現役時代を彷彿させる華麗なボールさばきで会場を盛り上げていました。

デモンストレーションを兼ねたウォーミングアップを終えた陸上競技場ではコートを4つに分け、それぞれのコートで選手もまざり3チーム対抗でのミニゲームを開始。元気いっぱいな沖縄の子どものプレーを選手が引き出し、時には邪魔をしたりで白熱のゲームが行われていました。

また、ミニゲームの最後には各コートの優勝チームと選手チームによるチャンピオンシップを開催。

「大人のルールを教えてやる!」と野田選手が火をつけると、小学生を相手に田口選手のロングフィード、シモビッチ選手のヘディングでの落としなど、子どもたちを驚かせるプレーも見せていました。

1時間30分のサッカー教室となりましたが、閉会式では沖縄県生まれの田口選手が子どもたちへと挨拶、最後に全員でピッチをバックに記念撮影を行いサッカー教室は終了となりました。

160211-tag.jpg【田口泰士選手】
おつかれさまでした、みんな楽しかった?
これからもコーチ、お父さんお母さんの言うことをきいて、一生懸命練習に励んでください。そしてまた一緒にサッカーをしましょう。
今日はありがとうございました!

タイから帰国後、すぐに開始された沖縄キャンプもこの日で9日目。選手にも疲労が見え隠れしますが、南風原町の子どもと触れ合い、その笑顔から残りの2日間、そして今シーズンへ向けたパワーをもらっていたようです。