2016沖縄トレーニングキャンプ:第2日(午後)

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正午ごろからは雲が広がり崩れかけた天候だったものの、徐々に回復し青空が広がるキャンプ2日目の午後。選手・スタッフがピッチ内へと集まり小倉GM兼監督の声で予定より10分ほど早く午後トレーニングが開始となった。


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まずはバックスタンド側タッチライン際にフィールドプレイヤーが並びウォーミングアップを開始。2人1組となり簡単なボール回しからノーバウンドでのボールつなぎ、ヘディングでのパス交換など次第にペースを上げていく。

ライン際でのアップを終えるとハーフコートへと広がり、5対5でのポゼッションゲームが開始された。ここでは小倉GM兼監督からの要求に対しハイペースな展開でのゲームとなった。新加入の選手たちもしっかりとチームになじみ、プレッシャーを求めるシーンでは「スンヒ!」「ロビン!(シモビッチ選手)」とチームメイトから強い口調で指示が出されていた。

アップを終えると水分補給後に南側のゴール前エリアで、縦に約25mを十分に使ってドリブルからシュートの1対1ゲームが行われた。守備側が蹴りだしたボールを受け、攻撃側がゴール前へと単独で仕掛ける。攻撃側の特徴は様々で、テクニカルな動きで仕掛ける選手やスピードで仕掛ける選手、さらには激しいボディコンタクトすらも見られた。

トレーニング開始から約1時間のところで再度水分補給のために小休憩を入れると、その後は2日目のトレーニングの仕上げとしてフルコートを使っての、11対11で今キャンプ最初の紅白戦が行われた。

1月中旬でのチーム始動からタイキャンプを経て現在の沖縄キャンプ。選手たちのコンディションも日に日に上がってきているようで、矢野選手 vs 永井選手のマッチアップなど、実戦さながらの激しいプレーも目にされた。

紅白戦の最後に松田がヘディングでゴールネットを揺らし、小倉GM兼監督による終了のホイッスルが響くと、その後フィールド、キーパー全員がジョギング、ストレッチでクールダウンを行い、キャンプ2日目のトレーニングは全て終了となった。