2016沖縄トレーニングキャンプ:第2日(午前)

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初日の曇り空から一転、沖縄らしい日差しに包まれた2日目。選手バスが競技場に到着すると、小倉GM兼監督からの掛け声で定刻より少し早く、キャンプ2日目の午前トレーニングが開始された。


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選手へトレーニングスケジュールが伝えられるとフィールドプレーヤーとゴールキーパーに分かれ、フィールドプレーヤーは南側ゴール付近でフィジカルコーチの指導によるウォーミングアップが行われた。ストレッチ運動から横方向でのブリッジ運動など、徐々に筋肉に刺激をかけ入念に体を解きほぐす。朝方の風は少し冷たくぽかぽか陽気とまでは言えないが、それでも前日の肌寒さから比べると南国らしい気候に、選手たちの額にはすでにうっすらと汗が見られた。

フィジカル面でのアップに続き、1対1の対面で10m弱の距離でワンタッチ、ツータッチとボールタッチ数を限定したパス交換、さらにハーフコートへとエリアを広げると、2グループに分かれ4方向でのパス交換が行われた。簡単なボールトレーニングだが、小倉GM兼監督からは常に「スピードアップ、パスのクオリティに拘れ」と指示が出されていた。

また、ピッチ北側のゴールでは荻、武田と新しく加わったゴールキーパーの2選手がジェルソンGKコーチのもとキーパートレーニングが行われた。一旦前へ飛び出し、後方への浮かせたボールに戻りながらの反応など、体力的にきつく体を追い込む内容のトレーニングが反復して行われていた。

アップを終え給水を摂ると、フルコートを使いキーパーを含めた11対11の実戦形式で戦術面のトレーニングが行われた。自陣からセンターバックを中心にパスを回したビルドアップや、相手ゴール近くといった高いポジションでボールを失った際のカバーリングなど、監督からポイントポイントでの細かな指示が出されていた。

約30分、最後は左サイドを上がった和泉のクロスがゴール前を流れたところでホイッスルが響き戦術トレーニングは終了。ジョギングでグラウンドを2周流し2日目午前のトレーニングは終了となった。