「2016タイトレーニングキャンプ」:第6日(午前)
タイでのキャンプも6日目を迎え、来週からは沖縄での二次キャンプが控えてはいるものの、ひとまずこの日の午前のトレーニングで一区切りとなる。
まずは2チームに分かれると、リラックスした雰囲気の中、ボールを使ったメニューでのスタートとなった。
その後は4人1組となり、狭いエリア内でボール回しを行った。GK陣も参加して同メニューを行い、日頃の"厳しい"トレーニングのお返しなのか、ジェルソンコーチはGK四選手から手厳しく振り回されていた。
その後は3つのグループに分かれ、サッカーバレーを楽しんだ選手達。頭と両足を巧みに操り、コントロールしたボールを相手ゴールへと放り込んでいた。
当初は和気あいあいとリラックスムードのゲームだったものの、小倉GM兼監督の「残り1分!」と声が掛かると同時に、ひとつひとつのプレーに力がこもり、シーソーゲームを制したチームは皆で勝利を喜んでいた。
タイキャンプの最後のメニューは、GK陣もフィールドプレーヤーとして参加し、全選手が2つに分かれたミニゲームを行った。
そして、このゲームは楢崎選手がGKとは思えない程の高い打点からのヘディングシュートを含む3得点と決定力の高さを見せつけ、監督やスタッフだけでなく、チームメイトも驚かせる大活躍で締め括った。
以上でタイキャンプを終え、2月3日からは沖縄へ向かう選手達。約一週間弱の滞在だったが、南国の太陽の日を浴び、選手達は良く日に焼け、逞しさを感じさせていた。帰国後は短い休息ではあるものの、疲れた体をゆっくりと癒し、沖縄キャンプに向けてしっかりと気持ちを切り替えて再集合してくれることでしょう。