「2016タイトレーニングキャンプ」:第4日(午前)
ようやくタイらしい天候になった前日の午後に続き、この日も朝から気持ちの良い青空が拡がり、快適なコンディションに恵まれた中、チェンマイへ来て4日目のトレーニングが行われた。
短いミーティングの後、小倉GM兼監督の「さあ、いこう。」という掛け声に背中を押されるように、選手達はピッチ中央へと移動。まずはボールを使ったウォーミングアップに取り組んだ。
両足や太もも、胸でのトラップ等を混ぜ込みながら、巧みなボールコントロールを見せて、体全体に起こしていく選手達。軽いストレッチを挟んだ後は、2グループに分かれ、角度を付けた対面パスでボールを繋ぎ合った。
この時間帯になると、日射しが格段に強くなり、気温も上がり、選手達は目に見えて多めに水分補給を行っていた。
その後はフルコートを使い、各ポジションに分かれ、前日同様、戦術面での確認を行った。
ここでは小倉GM兼監督は様々な局面を想定しながらのプレーをさせ、時にはボールを止めて細かいチェックを入れ、できる限り多くのことを選手達に理解して貰おうと、入念な指導を見せていた。
その後は、攻守のメンバー別のメニューが行われ、攻撃陣はパスコンビネーションからのシュート練習を行い、守備陣はステンリーコーチ指導の下、DFのラインコントロールのタイミングや、相手の楔のパスに対する対応等を確認することに時間を掛けていた。
その後は、約10分間、各自が自由にチームメイトと練習に取り組んだ後、菊池コーチを先頭にピッチの周りをジョギングで流し、ストレッチで体を落ち着かせたところでこの日のトレーニングは終了となった。