「2016タイトレーニングキャンプ」:第1日(午後)

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午前中の雨は午後になっても収まることは無く、大粒の雨がピッチの芝生にタップリと含まれ、選手達が訪れるのを待ち受けていた。


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宿泊先からバスで練習場に移動した選手達は、小倉GM兼監督による短めのミーティングを聞き終え、早速ボールを使ったメニューを開始した。

細かいタッチでボールを動かしながら、対面でのパス交換をおこない身体にしっかりと刺激を送っていく。その後は2グループに分かれ、少し距離を広げたパスコンビネーションへと移行した。

途中、ステンリーコーチから「スピードアップ!」と声が掛かり、ボールの動きが徐々に速くなってゆくものの、小倉GM兼監督からは「まだまだ遅い。もっと速く!」と檄が飛び、さらなるパススピードのアップが求められた。

距離はさらに広げられ、パスワークにアレンジを加えながら約30分のウォーミングアップを終えた選手は、水分補給後、2グループに分かれ、ポゼッションゲームを行った。

「もっと追い込め!そこは行かなきゃ!!」と練習場に大きく響き渡る小倉GM兼監督の声を受け、選手達は狭いエリアでボールを奪おうと、対峙する選手に体をぶつけ合うほど激しいトレーニングを行った。

約1時間という短めながらも密度の濃い練習を終えると、ジョギングでピッチを二周。その後、じっくりとストレッチを行い、タイ・チェンマイでの初のトレーニングを終えることとなった。