明治安田生命J1リーグ 第27節:
川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス
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GOAL
Coach Interview
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立ち上がりから選手たちが普段通りの自信を持ったプレーができていなかったように感じますが、その要因はどこにあるとお考えでしょうか?
簡単に言うと、目に見えていないものを相手にしてしまった。矢印というものは、ボールを出して自分がもう一度動けばフリーの定義が変わるので、簡単に崩せるはずなのですが、立ち上がり、それができていたのは三人くらいでしたね。それ以外の選手は出して終わり、一対一を狙われてしまったということです。当たり前のものが当たり前に見えなければいけない、当たり前のものが当たり前じゃないものに、自分たちのなかで錯覚してしまったというところはあったと思います。
川崎フロンターレとは今シーズン二度目の対戦となりましたが、前回からの変化や、あらためての印象をお聞かせください。
川崎といえば、しっかり自分たちが自信を持ってボールを持てる、これはグランパスの選手が見習うべき部分です。ただ、うちの選手たちは(相手)ゴール前へと行った時の崩しでいろんなものが見えてきていますので、そういうところを何度も言いますが伸ばしていきたい。そういう意味では、いろんな意味で今後への大きな経験になったのではないかと思うゲームでした。
1点返した状況からさらにいけなかったことに、メンタル部分での問題もあったのではないでしょうか?
メンタルというものは目に見えないのでなんとも言えませんが、点の取られ方が悪かったですね。いつものことがいつも通りにできず、目に見えていないものを勝手に大きくしてしまったり、そういう部分がメンタルだと思います。もっと自分の目で見えているもの、細かく言うと今日はたくさんの選手がボールが止まっていませんでした。ものすごく動いて、本当はパスを出せるタイミングで出せていない、あるいは相手の勢いを生ませてしまっていたので、そういうところを含め技術をいつも通り扱えるかどうか、これがメンタルだと思っています。
7月のリーグ戦再開からここまで好調でしたが、今日は「目に見えていないものを相手にしてしまった」との言葉通り、本来の強さが見られませんでした。これは、川崎フロンターレとの現在での本来の実力差だとお考えでしょうか?
普段やっていること、どうやったら相手を外せるか。簡単に言えばすごく基礎的なことです。フリーの定義が変わってしまえば、フリーでなくなって見えてしまう。それは何かといえば、自分を入れていないからです。自分がいつもフリーだという状況でボールを出し、もう一度もらい直す。それを全員がやり続ければ相手のプレッシャーを軽減できるのですが、今日はそれを受け入れてしまった。そういうことだと思います。
Player’s Comment
15 エドゥアルド ネット
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試合の立ち上がりはうまくゲームに入れなかったのでは?
そうですね。相手は賢く試合を始めました。我々の特長をしっかりつかんで、攻撃をブロックしてきました。ただ、チームも悪いサッカーを見せたわけではありません。何度かいい攻撃を見せていましたが、残念ながら決めきれなかったです。
両チームに在籍していた選手として、今日はどこに差が表れたと感じていますか?
決めきるところで、相手は決めることができた。そこに違いがあったと思います。優勝争いをしている強い相手で、賢い選手が集まっていると思います。ただ、我々が決めきるところで得点を奪えていたら、違う結果になっていたかもしれません。
ネット選手に対して、川崎Fは強いプレッシャーを掛けていたのではないでしょうか?
相手の監督が自分の特長を把握していたので、自分でもそう予測していました。今日の自分はゲームを作ることが全然できなかったと感じています。それが現実ですね。そういった中でも自分がやるべきことをやろうとしましたが、ゴールにつながるようなプレーはできませんでした。これからも自分たちには厳しい戦いが続きますが、毎回決勝戦という気持ちで臨みたいと思います。
25 前田直輝
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ゴールシーンを振り返ってください。
(金井)貢史くんからいいボールが来ました。落ち着いて決められたのかなと思います。
今日の試合を振り返ってください。
特に前半はやるべきことができませんでした。また、僕も含めて川崎とは個の部分に差があったというか、僕たちは決めるべきところで決められなかったと思います。オウンゴールもありましたけど、相手はミドルも含めてしっかりと決めてきましたから。
自分たちのサッカーをやらせてもらえなかった印象でしょうか?
自分たちがやらなかったのだと思います。
ボールを保持するにあたり、受け手の数が少なかった印象です。
(川崎は)シンプルにプレッシャーや切り替えが速かったと思います。そこでかわすことができれば、局面は変わっていたかもしれません。個人としてもチームとしても、もっともっと剥がせるシーンはあったように思いますね。そこは反省点です。
敗戦から生かせる部分は多いですか?
まだ映像を見ていないのでしっかりと振り返ることはできませんけど、ここ最近は失点が多いと感じています。それは攻撃陣がボールを取られているからでもあるので、もっと攻撃の質を上げなくてはいけないと思います。
そのほか前田選手(全文)、青木選手、玉田選手、和泉選手、中谷選手のコメントはINSIDE GRAMPUSに掲載
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