MATCH
第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦:
サンフレッチェ広島 vs 名古屋グランパス
Coach Interview
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- 今日は石田選手が先発出場でしたが、その狙いと評価をお聞かせください。
すごく良かったと思います。得点に絡んだ場面もそうでしたし、彼は以前から使うチャンスはあったのですが、なかなかタイミングが合いませんでした。名古屋へ残してきた選手には怪我などコンディションの問題のある選手もいましたし、実際にこれだけしかメンバーが揃わなかったということもあります。ただ、だからと言って出たのではなく、どんどんチャンスを与えようと思っていますし、そういう意味でも石田は素晴らしかったと思います。
- 延長開始早々の退場が試合を決めてしまったように感じましたが?
その前のボールロストです。なんでもない、それだけです。
Player’s Comment
1 佐藤寿人
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本日の試合を振り返っていただけますか?
トーナメントなので、勝たなくては意味がありません。90分間の中でゲームを決められるような機会がありながら、得点を奪うことができなかった。それが一番の敗因だと思います。延長戦で退場者が出てからは(相手の攻撃を)受けなくてはいけなくなってしまいました。同数であれば失点を防げたかもしれないですけどね。そういう意味も含めて、90分の中で試合を決められなかったことがすべてです。
試合の入り方はいかがでしたか?
シンプルにやることは大事ですけど、トレーニングでできていたことを出していかなければいけませんでした。相手に簡単にボールを渡してしまうと、受けなくてはいけなくなります。先制された後は、「もう一度しっかりとやろう」と声を掛け合い、全員でボールに関わることができました。その結果、右サイドから相手を崩すことができ、(深堀)隼平の同点ゴールが生まれましたしね。そこからはいつも通りにプレーできたと思います。
32 深堀隼平
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同点ゴールのシーンを振り返ってください。
それまでにシュートシーンはなかったんですけど、チャンスは来ると思っていましたし、(石田)凌太郎は縦にガンガンいける選手というのは分かっていました。クロスがアバウトな感じに入ってきても対応できるようにポジションを取ってから、マークを外す動きからニアにうまく飛び込むことができたと思います。練習の成果が出たと思います。
ニアサイドは意識的に狙っているのでしょうか?
1枚目なので潰れてもいいですし、そこで合わせることができたらオウンゴールが生まれる可能性もあります。FWでプレーする時はニアから入ると決めています。うまく凌太郎と意志の疎通が取れて、それがゴールに結びついて良かったです。
同点になってからはボールタッチの回数が減った印象です。
僕のところまでボールが来ない時間が長かったのですけど、それで焦れて足元に受けにいくのは自分のやりたいプレーではありません。ボールが来ない時間帯だったとしても、いつ来てもいいように準備することを意識しました。チームは足元から足元へつないでいく中で、自分は常に裏を狙おうと思っていましたし、それは監督からも言われていました。サンフレッチェの守備陣の裏は取れるとスカウティングできていたので、焦れずにプレーすることができました。
後半から延長戦にかけての試合展開はいかがでしたか?
1-1の状況で試合が進んでいって、そこで1点が取れればチームは楽になりますし、相手は当然苦しくなります。90分で決着をつけたかったという話をチーム全体でしました。その90分の中で、自分は75分くらいで交代してしまったんですけど、限られた時間で相手より多く点を取ることが大切になると思います。1点を取れたことはいいことではあります。チームとして2、3点と取りにいく姿勢が出せていたことも良かったのですが、そこで取れなかったのが試合の勝敗を分けたと思います。
出場機会が少ない中で、得点という結果を残しました。
久しぶりにスタメンで試合に出ましたし、ゴールを決めたいという思いが一番強かったです。いつチャンスが来てもいいように、練習から常に意識してやれていました。そういう意味では、久しぶりの試合でもゴールという結果を残せたのはこれからの自分にとって良かったと思います。ただ、チームを勝たせるためには自分が2、3点を取るということがすごく大事だと思います。まだ自分のゴールでチームを勝たせることができていないので、その部分は練習からこだわっていきたいと思います。
そのほか佐藤選手(全文)、櫛引選手、和泉選手、新井選手、石田選手のコメントはINSIDE GRAMPUSに掲載
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