MATCH
第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会ラウンド16:
名古屋グランパス vs セレッソ大阪
Coach Interview
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- 前半と後半でチームが変わりましたが、ハーフタイムの指示や後半の狙いを具体的にお聞かせください。
ペナルティエリアの中までは入っていけるが、最後のパスが合わなかった。そこでのスピードを上げすぎるなということを伝えました。何かと言うと、ピッチがスリッピーだったということもあるのですが、ゴール前へ押し込んでいたこともあり、トップスピードで入ってくる選手に対してトップスピードでのボールはコントロールできない、あるいはずれてしまうので、トップスピードの選手には少しセーブしたボールを当てろと。そして中盤で今まで通り止まっている味方なら速いボールを当てろと指示しました。そこのところを集中して丁寧にやっていこうと、最後のトラップなどで何度かミスがあったのでもったいなかったと思いますが、それでも入っていけるようにはなったと思います。
- 前半立ち上がりの失点について、どうしてもこの時間の失点が重なりますが、そのことについてはどうお考えでしょうか?
ミスですね。簡単なミスですけど、いつも言っている通り、それよりも点を取れなければ勝てないので。試合中何回か、ミスはもちろんあると思います。それから何回かのカウンターは仕方がないと。1失点を取り上げるよりも、次は(ミスを)しないと個人がわかれば。それから前半には横パス、後ろへのパスで判断が遅い選手が何人かいて2、3度自分たちで(相手の)カウンターを起こさせてしまった、これは気をつけなければいけないし、技術をもっと高めてもらわなければいけないと思います。
Player’s Comment
38 永井龍
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- 今日の試合を振り返って下さい。
- 金沢戦で言われた気持ちの部分は、まあ自然と入りましたけど、その部分は絶対に負けないでおこうと思ってたので、しっかりと出せたと思っています。 あとは最後の精度です。相手がしっかり守ってきてるというのはもちろんありますが、スペースがない中でもしっかり崩してシュートまで持っていくというのは、個々としてもチームとしても良くしていかないといけないと思います。
- 最初バタつきましたが、段々と落ち着きましたね?
- だんだんと自分の試合勘というか、それを取り戻せてきて、「自分が今何をやらないといけないか」「今ボールを失えない」とか、分かってきたし、自分のペースで出来るようになってきたと思いますけど、やっぱり最後のシュートまでの流れ、いかに点を決めるかという所は、もっと怖くならないと試合にも出れないと思っています。 点をいかに決めていくか、そこが出来て、ベースに闘う姿勢やボールを失わないとかがあると思うんで、そこはまだまだ自分も出来なかったので、突き詰めていきたいです。シュートチャンスも前半一本あったんで、あれをしっかり決めることが自分の課題です。
- セレッソ戦を終えた今の感想は?
- しっかり勝ってきてるので、やっぱり勝負強いチームやなと思いましたし、このチームにいた事を誇りに思っていますけど、自分のいたチームやからこそ、どのチームよりも負けたくないと思っていました。悔しかったです。
- しっかりファイト出来た部分は評価できるのでは?
- 毎回流血するくらいの気持ちでやります。それくらいでなくては、J1に上がれないと思っていますので。
28 玉田圭司
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- 古巣との対戦、いかがでしたでしょうか?
- ほとんど知っている選手だったのでプレーしていて楽しかったですが、結果を残せなかったのが残念です。
- 試合内容はいかがでしたか?
- ある程度自分たちのペースでやれていたと思いますが、最後の精度を上げていかないとセレッソ大阪のようなレベルのチームには勝てないと感じました。
- リーグ戦含め、5試合勝利が無い状況になった中で、必要になってくるものは何でしょうか?
- いつも言っているのですが、ブレないこと、(チーム全員が)同じ方向を向いてプレーすることが大事だと思います。
- 天皇杯敗退でリーグ戦に絞られました。残りの試合に向けて意気込みはいかがですか?
- 週末にすぐホームゲームがあるので、先ずはその試合に勝利できるように準備したいです。
16 武田洋平
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- 久しぶりの公式戦、出場となりましたが、今日の試合を振り返ってください。
- 前回の出場からだいぶ期間があったので、立ち上がりの部分をもっと大切にしなければ、この様な結果になってしまうと、改めて思いました。自分のプレーも細かいところを修正しないといけないですし、もっと突き詰めていきたいと思います。 天皇杯を終わらせてしまったのは、非常に悔しいですが、とにかくJ1に復帰することだけに集中して、個人的にもチームとしても1日1日を大切にしていきたいと思います。
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