MATCH
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦:
名古屋グランパス vs AC長野パルセイロ
Coach Interview
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- 勝敗以上にチーム作りがどのぐらい進んでいるかが重要になったゲームだと思いますが、その部分はどう感じましたか?
- 私が監督になって二週間が経ち、後ろからのビルドアップなど良くなっている部分もありました。今日の試合は敗戦しましたが、満足している部分もあります。ポゼッションの部分もある程度出来ていたと思います。ただ攻撃の部分は何も出来ていませんでした。ボールが収まらず、1対1の場面でも勝つことができませんでした。そこはもっと改善していかなければいけません。ペナルティボックス内で攻撃するにはしっかりと相手ボックス内に侵入し、シュートを打つこと、それをもっとやらないといけません。
- 先ほど次の新潟戦では違ったゲームをすると仰ってましたが、具体的にはフォーメーションを変えるなどどのようなことをしていくのでしょうか?また、今日の試合の反省点を踏まえ新潟戦に向けて一番改善したい部分はどこでしょうか?
- 新潟戦では違うゲームをしていくと先ほども言いました。これから修正していく部分に関しては攻撃の部分です。今までやってきたことを続けていきますが、最後の30mのところでしっかりと得点できるように力を付けていきたいと思います。今日はボールを後ろに戻すことが多かったです。そこを改善し前に繋げて得点をできるようにやっていきます。また、今日はトップのフォワード3人がボールを中々キープできませんでした。ここも今後の改善点であり得点に繋がるように改善していきたいと思います。
- AC長野パルセイロと戦ってみてどのような印象だったかをお願いします。
- チームとしてとてもまとまっていると感じました。皆モチベーションが高く、良いプレーも多くありました。ディフェンスの部分でもヘディングが強くしっかりと跳ね返していました。
Player’s Comment
5 大武 峻
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- 今日の試合を振り返ってください。
- 絶対に勝たなければいけない試合でした。悔しいし、情けなく思います。前半は相手のプレッシャーが強いことを想定していましたが、その相手に対しビルドアップなどトレーニングから取り組んでいる部分が出せませんでした。もっとチーム全体で、パスを出させるためのコースを作るなどの動きが必要でした。
- FC東京戦のような戦いができませんでしたね?
- 後半は相手の運動量が落ち自分たちのペースにはなりましたが、前半が特に、足元へのパスが多く連動した攻撃ができていませんでした。もう少し、相手の裏のスペースを使った攻撃が必要でした。試合に負けて言い訳はできません。来週の新潟戦は引き分けも許されない重要な一戦です。その試合にむけこれから一週間、集中し準備をします。
15 イ スンヒ
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- 今日の試合を振り返ってください。
- 失点は1人のミスではなく、チーム全員の責任です。今日も応援してくれたサポーターに対し、申し訳なく思います。自分としては後半、チームを活性化するため交代で入りましたが、それができず悔しいです。
31 扇原 貴宏
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- 怪我からの復帰戦となりましたが、今日の試合を振り返ってください。
- 立ち上がりから、AC長野パルセイロの方が出足が速く、球際での強さもありました。そういう相手に落ち着いて対応しながら数的優位な部分も作らなければいけなかったのですが、流動的な動きができていませんでした。ピッチコンディションを考えると、相手にある程度ボールを回させながらミスの出るところで一気にカウンターを狙うなど戦いかたを変える柔軟性も必要でした。今日の結果を踏まえ、応援してくれるサポーターのために残りのリーグ戦を全力で闘います。
32 川又 堅碁
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- 後半途中からの出場となりましたが、今日の試合を振り返ってください。
- スコアレスからの出場で、ゴールを決めなければ勝てない状況でした。 前線ではまずボールをキープし、そしてサイドへと展開し中へと詰めることを考えていましたが、中央でしっかりと詰められなかったことが敗因です。チームとして攻撃のスイッチ自体は入っていたと思いますが、フィニッシュの精度に問題がありました。センターフォワードの位置でのプレーは個人的にはやりやすかったですが、ゴールを決めることが、フォワードの仕事です。それを決められず、反省しています。
- ジュロヴスキー監督が試合後の会見で、新潟戦へ向け3トップの組み合わせを考える必要があると話していましたが?
- もし自分がセンターフォワードの位置で先発するなら、必ずゴールを決めます。そのため、明日からリカバリーを含め、しっかりと準備をします。
- 古巣の新潟と、残留をかけた大一番となりますが?
- 新潟にいた時はもちろん、新潟のサポーターのために闘っていました。いまは名古屋グランパスにいて、グランパスのサポーターのために闘っています。
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