オフザピッチ研修「ティーンズビジョンチェック」実施 ～キクチ眼鏡専門学校～
名古屋グランパスのアカデミーではオフザピッチ研修として株式会社キクチメガネ様とキクチ眼鏡専門学校様にご協力を賜り、名古屋グランパスU-13選手を対象に「ティーンズビジョンチェック」を行いました。
概 要
実施対象
・名古屋グランパス U-13 選手
開催日・会場
12月3日（日）会場：キクチ眼鏡専門学校
目 的
スポーツをするために大切な「スポーツビジョン」を知り、視覚の重要性を自身の測定結果を通して学ぶ
内 容
- 「スポーツビジョン」について講義
- 特殊視力の測定（10項目）
- 測定結果に基づいた総括、アドバイス等
キクチ眼鏡専門学校に集合し、まずは、静止視力の測定から開始。キクチ眼鏡専門学校の学生の方々に測定を担当いただきました。
測定が終わると講義室へ移動し、キクチ眼鏡専門学校の北上先生より「スポーツビジョン」についてご説明をいただきました。
「スポーツビジョン」とはスポーツでどのように視るか、ということであり、「視力」と「特殊な視力」を合わせた『視覚』がキーワードとなります。私たちは、五感を使って外界を「認知」していて、85%以上を「視覚」からの情報を使用していること、スポーツをしているとき、「今、起きている事」を「瞬間」でとらえて判断する力が「スポーツビジョン」であり、サッカー選手には必要不可欠な特殊視力だという話に、選手たちは真剣に話を聴いていました。
講義の途中には｢瞬間視｣の測定を実施。この測定は0.05秒の一瞬に表示される6桁の数字を読み取るテストです。読むのではなく、写真の様に画像として捉えるように見るのがコツと教わり、いざ測定！すべて読み取れる選手が数名おり、「目の使い方が得意」、「さすがアスリート」だとキクチ眼鏡専門学校の先生方も驚いた様子でした。
その後、測定会場へ移動し、機械や器具を使用した、動体視力・目と手の協応性・深視力・利き目・眼球運動・カバーテスト・フリッパーテストの8項目を測定！測定会場では、お互いの結果で盛り上がり、スタッフの皆さんからアドバイスをいただく姿もありました。
測定が終わると再び講義室に戻り、キクチメガネ検眼エキスパートである渡邉典久様より、今後の目との付き合い方についてお話いただきました。途中には目と手の協応性の結果が良かった選手に足での測定を実施したり、ゴールキーパーの選手には別の特殊視力の測定方法を実演しました。
選手たちは、今回のビジョンチェックや講義を受け、自分の眼と向き合い、視力管理や、ビジョントレーニングをしていくことが大切だと感じたようです。
これからも、アカデミー選手の「視力」にも注目し、個々のパフォーマンスを向上させるよう、キクチメガネ様のアイデアやご支援を賜りながら進めていきたいと思います。
キクチメガネ様、キクチ眼鏡専門学校様、この度は選手たちに貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
今後も選手たちの育成にお力添えをお願いいたします。