U-15鄭容臺(チョン・ヨンデ)監督 愛知工業大学経営学部・スポーツマネジメント専攻「キャリアデザインⅠ」非常勤講師の模様
7/21(金) U-15鄭容臺(チョン・ヨンデ)監督が愛知工業大学「キャリアデザインⅠ」非常勤講師となり、生い立ちやJリーガーとしての経験、指導者になるまでの経歴を話し、学生の職業選択のヒントになるよう講義を行いました。
自らを「代表にも入らず、高校で選手権やインターハイも出ていない、華々しさのない普通のサッカーが好きな少年だった」と語り始め、ルーツである、"在日コリアン"の日本や韓国における状況や韓国Kリーグの浦項スティーラーズから、名古屋グランパス、横浜FCまでの、9年間プロサッカー選手としての経歴、現役引退後もサッカースクール開校や現在の育成年代の指導者として活躍を、当時の思いなども交えながら話しました。「好きなことを見つけ極めること」「夢を叶えるためには目の前のことに全力で取り組むこと」「頑張っていれば誰かが見てくれている」と学生に語りかけました。
講義終盤の質問コーナーでは、野球部の学生から「努力しているのに監督に努力していないと判断される場合はどうすれば良いですか」という質問に対し、「自分も見るようにはしているが、監督が"走ってない"と判断したら走ってないということになる。自分はできていると思っていても監督が求めるレベルに達していない可能性もある」と諭すように回答。また「チーム内に同じレベルの選手がいた場合、レギュラーをどのように判断しますか」と監督としての選手起用法に関する質問には「日頃の取り組みや最後まで闘える選手であること、最終的にはその時の表情」と答えました。
質問をしてくれた3名の学生には自身のエピソードが紹介されている本をプレゼントし、積極性が大切ということも伝え講義を終えることができました。
愛知工業大学経営学部スポーツマネジメント専攻の学生の皆様、本当にありがとうございました。
今後とも名古屋グランパスへのご声援よろしくお願いします。