田中マルクス闘莉王選手、退団のお知らせ

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田中マルクス闘莉王選手(34)が、名古屋グランパスを退団することとなりましたので、お知らせいたします。


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田中マルクス闘莉王選手プロフィール

◇氏名
田中 マルクス 闘莉王(たなか まるくす とぅーりお)

◇出生地
ブラジル

◇生年月日
1981年4月24日(34歳)

◇ポジション
DF

◇身長/体重
185cm/82kg

◇経歴
ミラソルFC(ブラジル)→渋谷幕張高校→サンフレッチェ広島→水戸ホーリーホック→浦和レッズ→名古屋グランパス(2010年~)

◇出場記録
※括弧( )内は得点

クラブ リーグ戦 カップ戦 天皇杯 ACL
2001 サンフレッチェ広島(J1) 17(1) 5(0) 0(0) -
2002 22(1) 5(0) 0(0) -
2003 水戸ホーリーホック(J2) 42(10) - 3(0) -
2004 浦和レッズ(J1) 21(3) 6(1) 1(0) -
2005 26(9) 7(1) 2(0) -
2006 33(7) 7(1) 1(0) -
2007 26(3) 0(0) 1(0) 8(0)
2008 31(11) 1(0) 1(0) 4(1)
2009 31(4) 1(1) 0(0) -
2010 名古屋グランパス(J1) 29(6) 1(0) 0(0) -
2011 31(6) 2(2) 0(0) 5(0)
2012 33(9) 2(1) 3(3) 5(2)
2013 27(3) 4(1) 0(0) -
2014 31(7) 4(3) 4(2) -
2015 30(5) 6(2) 0(0) -
通算 J1 388(75) 51(13) 16(5) 22(3)
J2 42(10)

コメント
「名古屋グランパスのファン・サポーター、パートナー企業、そしてスタッフの皆様、6年間大変お世話になりました。
名古屋での6年間を振り返ると様々な思い出があります。
私が移籍してきた2010年、名古屋グランパスはJリーグ初優勝を遂げることができました。
移籍後最初のシーズンで優勝できたことは、私にとって非常に思い出深い出来事です。
2011年には、東日本大震災が発生しました。地震が発生したのは、私たちがアウェイの仙台戦に向かう移動中のこと でした。震災後、東北出身のJリーガーが集まって、『東北人魂』という支援プロジェクトをスタートさせ、今も東北の子供たちに対し、サッカーを通した地道な支援活動を続けています。
私も水戸ホーリーホックに在籍した経験もあることから、楢崎選手と一緒に、被災した茨城県水戸市の子供たちを慰問しました。
その後、愛知トヨタさんのご支援で、東日本大震災のためのチャリティオークションにも協力することができました。
2014年、2015年は西野監督のもと、キャプテンに指名されましたが、期待された成績をあげることができず、本当に申し訳なく思っています。
また、昨年は、私が最初にプロ選手として加入したサンフレッチェ広島が、Jリーグ優勝とクラブワールドカップ3位という偉業を達成しました。広島の森保監督は『平和と命の大切さ』をメッセージとして世界に発信しましたが、私も人として何が大切かを教わりました。
2016年、名古屋グランパスは大変革の年と位置づけています。
広島で2年、水戸で1年、浦和で6年、そして名古屋で6年、プロサッカー選手として闘い続けてきました。
今回、ブラジルに帰ってゆっくり考える時間を持ち、私自身が変わらなければいけないという想いに達しました。
名古屋グランパスのファン・サポーター、パートナー企業、そしてスタッフの皆様に、あらためて心から感謝申し上げ ます。」