月刊グラン5月号のご紹介[シュミット ダニエル選手インタビュー]

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ペトロヴィッチ体制となった新生グランパスで、ゴールマウスを任されたのは元日本代表で経験も豊富なシュミット・ダニエルだった。名手ミッチェル・ランゲラックの後継者として期待を一身に背負いながらも、度重なるけがに泣かされた昨季の悔しさを晴らすため、そしてチームを勝たせるために最後尾から声を出し続ける。

自分のスタイルに合う"ミシャサッカー"

「最後にはダン(シュミットの愛称)君がいるから」。センターバックの3人も積極的に攻撃参加する今季のグランパス。ピッチに立つ選手たちはそれができる理由の一つをGKシュミットのおかげだと口をそろえる。シュートストップのみならず、プレーエリアの広さやビルドアップでも貢献できる足元の高い技術を持つシュミット。まさにミシャサッカーにうってつけの守護神と言っていいだろう。

―今季は沖縄キャンプから順調のようで安心しています。今年のチームをどう捉えていますか。

やっているサッカーが昨季と大きく違って、自分がより関わっていけるスタイルだと感じています。やっていてすごく楽しいし、学びもあるので、選手として成長している実感がある。でもやっぱりけがをしないでやれていることが一番で、充実感がありますね。

―昨季は沖縄キャンプでけがをしてリズムをつかめませんでした。

そうですね。昨季はいきなり手術でした。意気込んで日本に戻って来て、試合に出て良いアピールをして日本代表に返り咲きたいと思っていたけど、その出鼻をくじかれる形になってしまった。そこからなかなか調子が上がらず、万全なコンディションになることもなく1年が終わってしまいました。シーズン途中のけがは最初と違うけがだったし、自分の体を見つめ直す1年でした。

―5月の離脱もそれまでのチーム状況が良くなかったので、少し無理をしてしまったとか。

そこまで無理をしたということではないですけど、連戦の後にロングボールをたくさん蹴ったことで、そけい鼠径部のあたりがだんだんと張ってきて。でも治るだろうと思って遠征には参加したんですけど、試合当日の朝に「これではチームに迷惑をかける」と思いました。どちらにしても迷惑をかけてしまいましたけど、自分で「できない」と判断して報告しました。

―ゲームの直前ではなかったことで最悪の事態は避けられたと思います。

チームからしたらもっと前に言ってほしいと思ったでしょうけどね。ただ自分もギリギリまでプレーしたかったし、シーズンの最初の数試合も欠場していたので、「もうこれ以上欠場できない」っていう焦りもかなりありました。


続きは『Grun』2026年5月号をぜひご覧ください。

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