『第38回藤が丘さくらまつり』に宮地元貴・松本孝平2選手が参加
名古屋グランパス・サポートタウンのひとつ、藤が丘中央商店街一帯において開催された『第38回藤が丘さくらまつり』に、「春のルーキー選手お披露目月間」第1弾として宮地 元貴・松本 孝平の2選手が参加、トークショー&握手会を行いました。
イベント会場となった藤が丘駅前リニモス広場ステージ周辺は、気持ちの良い青空の拡がる好天に恵まれ、早くから多くの方が芽吹き始めた桜を観賞しようと訪れており、様々なブースからは元気な掛け声が飛び交い、立ち並ぶ屋台からの美味しそうな香りが漂う等、とても楽しい雰囲気に包まれていました。
前日、豊田スタジアムで行われたロアッソ熊本戦では、佐藤寿人選手の移籍後初ゴールを皮切りに、5得点を挙げてチームが快勝し、見事3連勝を飾ったということもあって、サポーターやファンの方々で会場は笑顔に満ちた熱気に溢れ最高の雰囲気の中、2選手が暖かい拍手に迎え入れられて登場。
「こんなに多くの人にお集まり頂き、大変ありがたく思っています。」(宮地)、「僕たちはまだ新人なので、名前もまだ知れ渡っていないのですが、沢山の方々が集まって頂き、とても嬉しく思っています。」(松本)、と初めてのイベント参加に少し緊張した面持ちでお礼の言葉を述べてトークショーがスタートしました。
-前日の熊本戦の勝利について聞かせて下さい。
宮地:自分達がこれまでやって来たことが、しっかりと出せた試合だったと思います。内容も結果も伴っていましたし、とても嬉しいです。
-プロになったきっかけを教えて下さい。
宮地:出身地の静岡県御殿場はとてもサッカーが盛んな地域で、母の勧めもあって幼稚園にあるチームでサッカーを始めました。
松本:父親が野球が好きだったので、小さい時は野球をやっていたのですが、小学1年生の時にサッカーを見て、面白そうだったので、母に言ってサッカーをやらせて貰うようになりました。
-思い出になってる試合は?
宮地:中学生時代に全国大会で優勝したことが一番ですが、グランパスに加入してからは、瑞穂での開幕戦です。すごく多くの人の応援の中で勝った試合でしたが、自分は試合に絡めず悔しい試合で、あの時の景色が今でも自分の気持ちを掻き立ててくれているので、とても心に強く残っています。
松本:大学3年生の時に元貴(宮地選手)と初めて対戦した時の試合が一番印象に残っている試合です。僕は相手チームにどんな選手がいるとかあまり興味が無かったのですが、その試合が点の獲り合いで楽しい試合だったので、とても印象に残っていて、グランパスに入って、こうして元貴と再会したので、やはり縁があるんだなあと思ってます。
-プライベートでも一緒にいることは多いのですか?
宮地:グラウンド外でも一番仲が良いですし、寮も同じなので休みの日や練習以外の時間も一緒にいることが多いですね。
-悔しかった試合はありますか?
松本:"どの試合が"では無く、毎試合で課題が残るので、全部が悔しい試合なのかも知れないです。"完璧だった"と思ったら終わりだと思っています。周りには自分より上手い選手がいるので、いつもそこに照準を合わせてプレーしていてます。
宮地:僕も毎試合後は振り返ることばかりです。100%と思った試合は無いですし、常にその100%を求めてサッカーを追求してゆきたいと思っています。失敗や反省することが今後の糧になると思っていますので、出来てなかったことをしっかりと次に繋げてゆけるよう、日々トレーニングをしています。
-好きな芸能人を教えて下さい。
松本:僕は山田孝之さんです。最近CMにも良く出てる人で、僕の好きな深夜番組の『勇者ヨシヒコ』に出演してるのですけれど、結構くだらない内容なのですが、真剣にやっていて面白いです。他にも歌手とかもやっていて、男前ですし、趣味も多彩で、色んな事が出来る人なので格好良いなと思います。
宮地:僕はあの"若大将"の加山雄三さんです(笑)。慶応大の先輩でもあるんですが、サッカー部の先輩に「若大将」って呼ばれるようになって、気になって調べていって、初めて『君といつまでも』という曲を聞いた時は衝撃を受けました。凄かったです(笑)。カラオケでもほとんど加山さんの曲ばかりです。十八番はやはり『君といつまでも』です。その他だと『海 その愛を』や『お嫁においで』とか、みんなに"渋いね"とか言われながら唄ってます。
松本:僕全くついていけません(笑)。いま出てた曲も全部知らないです。
宮地:好きな女性芸能人は石川さゆりさんです。僕は中学・高校とおばあちゃんの家から通ってたんですが、その時、おばあちゃんが、よく石川さゆりさんの曲を聴いていました。なので、石川さゆりさんとは中学生からの付き合いです(笑)。『天城越え』や『津軽海峡冬景色』といった有名な曲は勿論、最近では『命燃やして』という曲が好きですね。
松本:僕の好きなアーティストは清水翔太さんです。今風です(笑)。カラオケとかでは僕に影響されてか、元貴が"いい曲教えて"と良く聞いてきます。
宮地:僕にとっては、新しい曲の方が結構分からないので...(笑)。
-今シーズンの目標をお願いします。
宮地:チームとしては、必ずJ1昇格、J1の舞台へ戻ることが第一条件だと思っています。個人としては、今日来て頂いてるファン・サポーターの皆さんの期待に未だ応えられていないのが現状なので、一日も早く、ピッチに立って活躍する姿を皆さんにお見せしたいと思っています。シーズンを通してJ2は長いので、ピッチの内外でグランパスの力になれるよう頑張りたいと思います。
松本:グランパスがJ1の舞台に戻ることが一番と思っています。個人的には、早くチームの一員としてピッチに立てるよう、今できることを精一杯頑張りたいと思います。
トークショーの最後には、プライベートで家族と一緒にステージイベントを見ようと『第38回藤が丘さくらまつり』に訪れていた古林選手と武田選手が登場。このサプライズゲストに大いに会場が盛り上がる中、お子様連れの方が多かったため5月3日(水・祝)の京都サンガF.C.戦で開催が決定した『グランパスワンダーランド 〜ファミリーでひとつになる幸せ〜』で小・中学生が1万名様無料招待になることをしっかり告知を行ってくれました。
トークショー終了後には古林・武田2選手も急遽参加しての握手会が行われ、宮地・松本2選手は、この日のトークでファン・サポーターの皆さんの心の中に残した印象を忘れず、名前と顔をちゃんと覚えて帰って貰おうと、ひとりひとり丁寧に、固い握手を交わしていました。