UCC上島珈琲プレゼンツ「名古屋グランパス選手トークショー＆握手会 」に杉森考起選手とガブリエル シャビエル選手が出演
11月12日（日）、クラブパートナーのUCC上島珈琲様プレゼンツ「名古屋グランパス選手トークショー＆握手会」がトヨタ生協メグリア本店（愛知県豊田市山之手8丁目92番地）で開催され、名古屋グランパスの杉森考起選手とガブリエル シャビエル選手が出演、トークショーと握手会を行いました。
前日のホーム最終戦は結果を出すことが出来なかったものの、夏からの加入ながら、チーム快進撃の立役者となったガブリエル シャビエル選手が参加するとあって、開始前から多くのファン・サポーターでイベント会場は埋め尽くされ、スタートを待ち侘びる熱気に満ちていました。
そして、開始予定時刻の16時になり、杉森・シャビエル両選手が大きな拍手に迎えられて登場、「こんにちは、名古屋グランパス背番号27、杉森考起です。」、「名古屋グランパスのガブリエル シャビエルです。今日は皆さんとお会いすることが出来、とても嬉しく思います。」と笑顔で自己紹介を済ますと、早速、トークショーがスタートとなりました。
─普段、コーヒーは飲まれますか？
【杉森】
良くと言う程では無いですが、コーヒーを飲むと落ち着くので、昼食の後やリラックスしたい時に飲んでいます。
【シャビエル】
ブラジルでは良くコーヒーは飲んでいました。こちらでもよく飲んでいます。今は日本のアイスコーヒーに挑戦しようと思っています。ブラジルでは、殆どホットしか飲まないですから、日本に来てアイスコーヒーという存在を知ったので、一度やってみたいと思っています。
─今シーズンを振り返っていかがですか？
【杉森】
今シーズンは試合に出るチャンスが増えた中で、もう少し結果という形でチームに貢献したかったです。
【シャビエル】
7月に名古屋グランパスに加入し、自分としては初めての国外での挑戦でしたが、皆さんに暖かく迎え入れていただき、これからももっと自分の力をチームのために発揮して、貢献して、Ｊ１復帰を達成して、皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。
─ガブリエル シャビエル選手を初めて見た時、どのように思われましたか？
【杉森】
すごく上手い選手と思いました。プロの中でも技術があって、見ていてとても勉強になりましたし、学ぶことが多かったです。
─初めて名古屋でプレーした時、どんなチームと思われましたか？
【シャビエル】
先ず、自分のことを良く言ってくれて"ありがとう"とコウキ（杉森）にお礼を言いたいです（笑）。自分にとっても、若い選手の目標になれるということは素晴らしいことだと思いますし、彼は未来のある選手ですし、そう言ってもらえてとても嬉しいです。
名古屋に合流して、思っていたより早くチームに慣れることが出来たので、自分にとって良かったと思います。ただ、日本のサッカーは展開がとても速いのには少し驚きました。思った以上にチームに早く馴染むことが出来たのは、チームメイトを含め、チーム関係者の皆さんが良くしてくれたお陰だと感謝しています。
─シャビエル選手とは試合中にどうやってコミュニケーションを取っているんですか？
【杉森】
ジェスチャーか英語かな？英語です。
【シャビエル】
ジェスチャーはありました。あとは日本に来てから覚えた「右、左」と言った日本語でのコミュニケーションはありましたが、コウキが言ったような、英語でのコミュニケーションは無かったと思います（笑）。
【杉森】
すみません、日本語でした（笑）。
─普段、仲の良い選手はどなたですか？
【杉森】
青木亮太選手ですね。寮が同じですし、仲が良いです。ご飯とかもよく連れて行って貰ってます。結構、一緒にいる時間は長いですね。試合の後とかはその反省が多いです。食事の時は半分以上がサッカーの話ですね。
【シャビエル】
私はブラジル人ですので、コミュニケーションの取れるフェリペ・ガルシア選手やワシントン選手とは親しくしています。若いコウキや青木選手とも仲良くしています。名古屋はチームの仲間同士とてもまとまっていますので、皆と仲良くしています。
─先日行われた、日本代表とブラジルの試合はどちらを応援されたんですか？
【シャビエル】
勿論、ブラジルでした。（仮にコウキとかがでていたら）応援はしますが...（笑）。
─ピッチでサポーターからの応援を受けている時、どの様に感じていますか？
【杉森】
今年はチャント（応援歌）を作ってもらいましたし、すごく応援してもらっているな、という雰囲気が伝わってきて嬉しかったですし、励みになっていました。初めてチャントが聞こえてきた時はすごく嬉しかったです。
【シャビエル】
自分の顔をお面にして付けるということはブラジルではなかったので、すごく嬉しかったですし、皆さんの優しさがとても伝わってきました。
─今年はチームポスターに登場しましたが、撮影では緊張しましたか？
【杉森】
直ぐ終わったので緊張しませんでした。街やSNSで見た時には少し恥ずかしかったですが...。
─オフの日は何をされていますか？
【杉森】
テレビを見たりしています。あと、弾けたら格好良いかなぁと思って、ピアノを始めたいと、今思ってます。
【シャビエル】
だいたいテレビゲームをしたりテレビを見ています。長いオフが取れた時には日本のあちこちを観光してみたいと思っています。
─シャビエル選手へお奨めの観光地はありますか？
【杉森】
東山動物園です。沢山動物がいますし、僕的には大きなヒグマがお奨めです。
【シャビエル】
いつか、コウキにお奨めのヒグマを見に連れて行ってもらい、試合に勝利した時にはピアノを披露してもらいたいですね（笑）。
─試合に向けて気持ちを高めてゆく時にはどんなことをされていますか？
【杉森】
試合前は海外の選手のプレー映像を見ながらイメージ作りをしています。
【シャビエル】
試合前にはお祈りをしたり、サンバが好きなので気持ちの良くなる曲を聴いています。メンタル面では、全てのネガティブな考えや考えを取り払って、常にポジティブに考えるように意識しています。
─日本に来るきっかけを教えて下さい。
【シャビエル】
何年か前にも日本からのオファーがあったのですが、まだ若かったので、ブラジルを出て海外で挑戦するには早すぎると思っていました。その後、日本（新潟、浦和）で長くプレーし、友人でもあるエジミウソン選手から日本のことを聞いていて、「日本は素晴らしい国で、教養もあって素晴らしいので、チャンスがあればプレーしても良いと思う」と言われ、今回オファーを頂いた時には、自分のキャリアとしても良いタイミングと思いました。人としても日本でプレーすることは大きな意味があるんじゃないかと思いましたし、今は名古屋に来ることが出来、とても幸せに感じています。
─今日のような外国人選手とのふれあいについてどう感じますか？
【杉森】
シャビエル選手はもちろんですし、ワシントンやフェリペ（ガルシア選手）やロビン（シモビッチ選手）もとてもフレンドリーで、日本人の選手以上に話してくれます。シャビエル選手には、今度ブラジル料理に連れて行ってもらいたいです。
【シャビエル】
名古屋にも豊田にもブラジル料理のお店はありますので、ぜひ一緒に行きたいと思います。その時は私がごちそうしますので、コウキは日本料理に連れて行ってください。もちろんその時はごちそうしてくださいね（笑）。
─お互いのプレーで、試合の中でのイメージは何かありますか？
【杉森】
シャビエル選手は視野が広いですし、ドリブルだけで無く、パスも上手い選手です。自分が良い動き出しをすれば、ボールがドンドン出てくると思うので、そういうプレーをもっとしたいと思います。
【シャビエル】
コウキは、若くて技術力にも優れていて、素晴らしい選手だと思っています。自分が来日して、練習に参加して2、3日が経った時、ワシントン選手に「コウキと青木は、若くて技術も高く、素晴らしい」とコメントしたことを覚えています。2人には素晴らしい将来を思い描きながら、それに向かって前向きに努力してゆけば、必ず良い結果が現れると思っていますし、そうなることを期待しています。
【杉森】
そう言ってもらえて、すごく嬉しいです。ピッチの上でシャビエル選手と活躍出来たらと思います。
【シャビエル】
コウキは素晴らしい選手だと思っていますので、一緒に良いプレーをして、チームに貢献したいと思っています。
─最後にメッセージをお願いします。
【杉森】
プレーオフを含め、残り3試合ありますので、もう一回、皆で気を引き締め、『Ｊ１昇格』という目標を達成出来るように、チーム全員で頑張りたいと思いますので、サポーターの皆さんとひとつになって、Ｊ１復帰を果たせるよう、一緒に頑張りましょう！僕は試合に出て、ゴールで試合に貢献したいと思います。
【シャビエル】
自分が来日してから目標は変わっていません。プレーオフを含め、まだ試合はあります。皆さんの応援は選手のチカラになり、闘う気持ちも高まりますので、共に闘ってＪ１へ復帰するという目標を、皆さんと一緒に達成したいと思います。ぜひ、応援よろしくお願いします。
私のゴールも期待して欲しいですし、コウキのゴールも期待したいと思います。皆さん一緒にＪ１に復帰しましょう！
2選手の熱い想いのこもった言葉に、400名以上の見学の方々が、しっかりとひとつになったところで、今回のトークショーは終了となりました。
その後は握手会が行われ、杉森・シャビエル両選手は、ファン・サポーターの皆さんからの、「頑張ってください、応援してます」「一緒にＪ１に復帰しましょう！」という暖かい言葉に応えながら、笑顔でひとりひとりと固い握手を交わしていました。
イベント終了後には、UCC上島珈琲様の特設ブースにも参加した2選手。お客様がご購入された商品や抽選でのプレゼントとなったサイン入りグッズをお渡しするなど販売のアシスタント役を務め、直接お客様と触れ合いました。