「2016タイトレーニングキャンプ」:第3日(午前)

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雨の心配こそ無くなったものの、この日も朝から雲が拡がり、さえない天候の下でスタートした午前練習。


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前日の午後にフィジカル強化に重点を置いたハードなメニューをしっかりとこなしたこともあり、体のリカバリーを図るため、まずはゆっくりとしたジョギングから始まった。

スローペースでピッチの周りを3周した後は、ピッチ中央に集まり、前日のトレーニングで酷使した部分を中心にゆっくりと刺激を入れ込みながら体に熱を入れていった。

その後、ピッチ脇へと移動すると、2チームに分かれ、ボールをヘディングで繋いでゆくリレーに臨んだ。30回を先にクリアしたチームが勝ちと言うことで、選手達はバランスを崩す選手にヤジを飛ばしながら、大きな笑い声を挙げて、この明るい雰囲気を楽しんでいた。

しっかりリフレッシュできた選手達は、水分補給を終えると、ピッチの中央へと移行した。ここでは柔らかいタッチのパスを、左右の足を駆使しながら丁寧に縦へと送っていく。次第にコーチからパススピードのアップが求められると、選手達もテンポ良く、スピードに乗ったパスを繰り出す様になっていった。

コンディションが整った後は、前日の午前同様に、フルコートに赤色と白色のチームに分かれ、戦術面に意識を置いたメニューに取り組んだ。最後方のDFからパスを繋ぎながら、小倉GM兼監督が、時にプレーを止めながら、動き出しのタイミングや守備でのポジショニング等、様々な約束事を選手達の頭の中へと叩き込んでいた。

そして、全選手を中央に集合させると、改めてこの日行った練習内容の意図を、小倉GM兼監督が選手達に熱く語り終えたところで、午前の練習は終了を迎えた。