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西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場・13:04キックオフ
◆主審:松尾 一 ◆副審:山崎 裕彦・武田 進
◆入場者数:18,355人 ◆天候:曇のち晴、弱風、気温15.1度、湿度51% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパス
2 前半 0
1 後半 2

京都サンガF.C.
0分 マギヌン
25分 マギヌン
89分 ヨンセン
得点者 56分 柳沢 敦
67分 柳沢 敦
73分 中村 直志杉本 恵太
89分 玉田 圭司バヤリッツァ
交 代 45分 手島 和希中谷 勇介
70分 林 丈統フェルナンジーニョ
89分 中谷 勇介西野 泰正
67分 竹内 彬
69分 玉田 圭司
89分 小川 佳純
警 告  
90 45 記 録 45 90
5
6
7
7
0
0
1

4
4
4
7
2
1
0

9
10
11
14
2
1
1
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
17
5
6
16
3
3
1
8
2
3
7
3
3
0
9
3
3
9
0
0
1
名古屋グランパス 京都サンガF.C.
監督 ストイコビッチ 監督 加藤 久
GK 西村 弘司(21) GK 水谷 雄一(21)
DF 竹内 彬(30)
吉田 麻也(34)
増川 隆洋(16)
阿部 翔平(6)
DF 増嶋 竜也(24)
手島 和希(5)
水本 裕貴(8)
渡邉 大剛(22)
MF 小川 佳純(29)
中村 直志(7)
山口 慶(13)
マギヌン(8)
MF シジクレイ(3)
佐藤 勇人(14)
安藤 淳(18)
角田 誠(26)
FW 玉田 圭司(11)
ヨンセン(9)
FW 林 丈統(11)
柳沢 敦(13)
SUB GK:広野 耕一(36)
DF:三木 隆司(2)
DF:バヤリッツァ(3)
MF:米山 篤志(5)
MF:藤田 俊哉(10)
FW:巻 佑樹(17)
FW:杉本 恵太(19)
SUB GK:平井 直人(1)
DF:森岡 隆三(6)
DF:中谷 勇介(4)
MF:加藤 弘竪(30)
FW:フェルナンジーニョ(10)
FW:宮吉 拓実(31)
FW:西野 泰正(25)
名古屋:ストイコビッチ監督
・前半の内容を続けよう。高いモチベーションで闘おう。
・こぼれ球を取ることがとても重要。絶対に勝とう。
・サッカーを楽しんで。3点目を狙おう。
京都:加藤監督
・前半のことは忘れて、後半しっかりとした戦いをしよう。
・気持ちを切らさず、我慢強く、冷静に戦うこと。
・後半、取り返すチャンスは必ず来る。
・1点ずつ返していこう。
ストイコビッチ監督:
 今日はとてもハードな試合となりました。前半と後半で全く違った、二面性を持った内容でした。ただ重要な事は私たちが今日の試合に勝利した事であり、我々はそれに値するゲームをしたと思います。3点目を決めるまでに時間がかかりましたが、選手はしっかりと決めてくれました。ハードワークを成し遂げてくれた選手達に、おめでとうと言いたいと思います。
Q:最後のPKのシーン、監督自身はベンチで後ろを向いていたようですが、その時の気持ちをお聞かせください。
ゲンかつぎと言う訳ではないのですが、もちろんとても感情的になる瞬間でしたので、後ろを向くことにしました。ゴールを決めて勝ち点3を取れるかは、あのシーンに掛かっていました。そして私の周りのスタッフ達が喜んでいた事で、ゴールを決めたんだと確認できました。
Q:長いロスタイム、最後のシーンでゴールを決めました。これが「Never give up」の精神なのでしょうか?
今日の試合、前半の45分はパーフェクトな内容でした。我々のクオリティを示す事ができ、高い技術でボールをキープして美しいサッカーを見せることができました。そして前半を2-0という結果が終える事が出来ました。しかしながら後半、我々の方から相手にチャンスを与え、京都の息を吹き返えさせてしまいました。
ただ、今シーズン繰り返しチームには、最後まで諦めない「Never give up」という事を話しています。そのためのキーポイントとして、例えどんなゲームでもチームのスピリットを信じてプレーするよう話しています。どんな状況でも諦めずにプレーを続ける、そういったチームカラーが今日も出せたと思います。そのような形で3本目のゴールを決め、勝つ事が出来ました。
Q:劇的な勝利でしたが反面、先日の柏戦に続き今日も、短い時間で連続しての失点をしてしまいましたが?
心理面の弱さ、集中力の問題があったのかと思います。最初の失点をしてから少し混乱したのも事実です。ただ、怖がったわけではなく、何かしらの動揺があったのだと思います。この点はしっかり鍛える必要があります。柏戦と同様でしたが、柏戦では1点リードの状況から逆転を許してしまいました。このようなシーンはもう見たくありませんし、今後も鍛える必要があると思います。
Q:ここ数試合では、攻めながら少し運に見放された様な場面もありましたが?
それほど重くは考えていませんし、楽観的に考えています。京都に来る前に選手達には「残りの3試合は必ず全て勝とう。そのためには自分たちの持っているエネルギーと可能性の全てを出して残り3ゲームに全勝しよう。」という話をしてきました。我々にはそれしかありません。そして今日、その最初の目標を達成しました。
何度も繰り返しますが、今年の名古屋はアタッキング・フットボール、攻撃的なサッカーを標榜しています。今日もシュートまで仕掛けていましたし、2-2の状況から引き分け狙いではなく杉本を投入して3人のFWで攻撃を仕掛けました。引き分けでは満足できない、勝たなければならない状況で杉本のクロスからPKを獲得しました。攻撃的な姿勢が最終的な結果を呼び込んだのだと思っています。
そして今日はサポーターの方々に本当に感謝しています。サポーターの方々もハッピーな気分で帰れたのではないかと思います。