秋らしい、好天に恵まれた川崎フロンターレとのサテライトリーグ。三連休の2日目ということもあってスタジアムには4000人近いサポーターが集まり、キックオフを迎えた。

この日の先発メンバーは、GK広野、DFは、右から筑城・大森・佐藤・渡邊の4バック。中盤は、右から、井上・花井・福島・片山の4人。FWは新川と巻の2人。4-4-2の布陣で臨む。

前半14分。花井からのスルーパスに上手く抜け出した新川が1対1を落ち着いて決めて先制点を挙げ、最高の滑り出しを見せた名古屋だったが、大サポーターの前で奮起する川崎の選手の勢いに徐々に押し込まれる形で試合が進む。そして前半の終了間際、41分に黒津からのパスを中央の我那覇に決められ同点とされてしまう。

後半は、前半以上に勢いを増し、早いパス回しから次々と名古屋のゴールへと川崎は襲いかかってくるが、大森が冷静な守備を見せて相手の攻撃を潰して若い選手達を鼓舞すると、GK広野も立て続けに好セーブを連発して川崎のシュートを跳ね返す。

そして、後半だけで15本と名古屋の3倍ものシュートを放った川崎の猛攻に耐え、チームは1-1の同点のままサテライト戦を終えた。（詳細を読む）