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 朝から全国的に大雨の天候となったこの日。岐阜県関市中池公園内グリーンフィールド中池において、午後2時からサテライトリーグDグループ第6日・清水エスパルス戦が行われた。

この日の先発メンバーは、GK西村、DFは右から筑城・竹内・三木・佐藤の4バック。中盤は、右に新川、左に片山、中は花井と福島が並び、FWは巻と津田の2人という4-4-2の布陣で試合に臨んだ。

試合は激しい雨の影響もあって、両チームともボールコントロールに苦しむ展開となった。そのため名古屋は、花井や福島の個人技を生かすことが出来ず、FWの津田や巻に効果的なパスを出すことが出来ない。序盤から名古屋は、なかなか決定的な場面を作れない状況が続く。対する清水は、中盤を省略し早めにFWの原や矢島にボールを送って、そのこぼれ球を拾った中盤の大前や永畑がスピードを使って仕掛けを見せてくる。

前半23分、名古屋はエリア内で仕掛けてきた選手を倒して清水にPKを与えてしまい、ピンチを迎える。しかし、清水・原の蹴ったボールをGK西村がタイミング良くジャンプして好セーブ。シュートを外へと弾き出し、ゴールマウスを死守する。

後半に入ると、雨の勢いが増すとともにピッチには各所で水が溜まるようになり、思うようにドリブルすら出来ないほどの状態となり、両チームの攻撃が停滞してしまう。

後半、名古屋は途中から新川に代わってピッチに入った井上が試合の流れを変えるようになる。井上は、特にセットプレーで精度の高いボールを蹴って、清水のDFを再三に渡って脅かすが、清水ゴールを突き崩すまでには至らない。試合は、互いに決定力を欠く形となり0-0のスコアレスドローで終了を迎えた。(詳細を読む