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京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場・14:00キックオフ
◆主審:高山 啓義 ◆副審:岡野 宇広・小椋 剛
◆入場者数:8,933人 ◆天候:曇、無風、気温21.4度、湿度75% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパス
0 前半 1
2 後半 0

京都サンガF.C.
85分 巻 佑樹
89分 津田 知宏
得点者 0分 佐藤 勇人
62分 三木 隆司津田 知宏
71分 深井 正樹新川 織部
77分 藤田 俊哉花井 聖
交 代 54分 田原 豊アタリバ
62分 中山 博貴森岡 隆三
84分 柳沢 敦西野 泰正
24分 三木 隆司 警 告 6分 水谷 雄一
86分 徳重 隆明
88分 徳重 隆明
88分 徳重 隆明
90 45 記 録 45 90
4
5
3
6
1
1
0

7
3
4
8
1
1
0

11
8
7
14
2
2
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
10
11
5
11
1
1
0
4
6
2
5
1
1
0
6
5
3
6
0
0
0
名古屋グランパス 京都サンガF.C.
監督 ストイコビッチ 監督 加藤 久
GK 西村 弘司(21) GK 水谷 雄一(21)
DF 竹内 彬(30)
三木 隆司(2)
増川 隆洋(16)
佐藤 将也(33)
DF 角田 誠(26)
増嶋 竜也(24)
手島 和希(5)
中谷 勇介(4)
MF 藤田 俊哉(10)
米山 篤志(5)
吉村 圭司(14)
深井 正樹(18)
MF 佐藤 勇人(14)
シジクレイ(3)
中山 博貴(15)
FW 杉本 恵太(19)
巻 佑樹(17)
FW 徳重 隆明(7)
田原 豊(9)
柳沢 敦(13)
SUB GK:広野 耕一(36)
DF:筑城 和人(22)
MF:花井 聖(31)
MF:福島 新太(39)
FW:津田 知宏(26)
FW:井上 渉(35)
FW:新川 織部(38)
SUB GK:上野 秀章(33)
DF:森岡 隆三(6)
MF:斉藤 大介(16)
MF:アタリバ(2)
MF:倉貫 一毅(8)
FW:宮吉 拓実(31)
FW:西野 泰正(25)
名古屋:ストイコビッチ監督
・残り45分、自分たちを信じて戦おう。
・速いパスを回して、試合のペースを上げていこう。
・決してあきらめないこと。
京都:加藤監督
・弱気にならずに、プロとしての責任を持って戦おう!
・体をはってもっと泥臭く戦っていこう!
ストイコビッチ監督:
 今日はとても面白い試合で、ドラマティックな幕切れとなりました。試合開始早々から0-1と相手を追う展開となりましたが、選手達は最後まで戦ってくれました。選手が一生懸命努力した事が、今日の結果に繋がったと思います。
Q:今日はベンチ入りを含めメンバーが少し変わりました。その意図と、そのことでチームに与えた影響があればお聞かせください。
昨日、名古屋での会見でもプレスの方々は驚いていましたが、私にとっては今日の18人の選出は驚きではありません。なぜならグランパスというチームは全員がファミリーであり、彼らは必ずやってくれると信じていました。若い選手達もチャンスを得てプレーをしました。私は彼らのクオリティも信じていますし、最後まで諦めない気持ちも信じています。彼らがとても強い面を見せてくれ、私は幸せです。
Q:巻選手が今日も1トップで出場しながら結果を残しました。彼への評価をお聞かせください。
まず今日の試合は0-1から始まりました。そのあとも、我々にとっては難しい状況が続きました。そこで後半からはシステムを、杉本と巻の2トップへと変更しました。そして津田を右に入れ、深井を左サイドに置きました。そして選手達は自分たちがやるべき事を実行してくれました。巻に関しては、前回の浦和戦同様、素晴らしいゴールを決めてくれました。彼の、プロとして諦めない気持ちが表れたゴールだったと思います。彼はいつも努力していますし、今日も良いプレーを見せてくれました。
Q:佐藤選手と花井選手、18才と若い2人の選手が出場しましたが、彼らの評価をお聞かせください。
2人とも、グランパスの将来を担う選手だと思います。佐藤はスタメンとして90分出場を果たしました。プロとして初のゲームを勝者として終われたことは、彼にとっても素晴らしい事だと思います。花井は技術が素晴らしい選手です。若くてまだ経験は少ないのですが、それは当然の事です。だた、彼の素晴らしい面、良いプレーを今日は見せてくれました。
とにかく、2人はグランパスの将来を担う選手だと思います。
Q:監督自身の18才の頃と比べると?
私はもう、ユーゴスラビア代表でプレーをしていました(笑)。私はかねてから、若い選手にチャンスを与えたいと思っていましたし、今日は彼らにとって良い経験だったと思います。彼らには試合に参加する事で、グループとしてのチームを感じて欲しいと思っていました。そして、彼らのキャリアの中で、素晴らしいスタートを切ることができたと思います。
Q:後半システムを変更した意図と、決勝ゴールを決めた津田選手の評価をお聞かせください。
0-1で負けている状況で、変えなければいけないと考えました。そして、京都のセンターバック2人とシジクレイに囲まれ前線で巻が孤立していたため、サポートの人間が必要だと感じ4-4-2へとシステムを変更しました。これが功を奏したと思います。
津田は前回の浦和戦でもゴールを決めてくれました。自分からどんどん攻めるよう指示を出していましたが、それを実行してくれました。彼は私の言う事をしっかり学んでくれる、生徒のような存在です。津田を投入した理由は、米山や三木が試合開始からプレーを続けていたため、後半、スピードが必要だと思い津田の投入を考えました。その時点で、フォワードの選手を減らしたくなかったため、ディフェンスの選手に代えて津田を入れました。その意図を理解してくれていたと思います。
今日のグランパスは体力面でも厳しい試合でしたが、戦う気持ちを見せてくれました。Never give up、諦めないという気持ちをスローガンに戦っていますが、今日の厳しい試合では、引き分けもあるかと思っていました。しかしながら、我々がこれまでやって来た事を出し、今日の試合に勝利しました。