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味の素スタジアム・14:05キックオフ
◆主審:柏原 丈二 ◆副審:中込 均・佐藤 秀明
◆入場者数:11,997人 ◆天候:雨、弱風、気温14.1度、湿度76% ◆ピッチ:全面良芝、水含み

名古屋グランパス
0 前半 0
0 後半 2

東京ヴェルディ
  得点者 54分 ディエゴ
72分 河野 広貴
56分 吉村 圭司杉本 恵太
67分 玉田 圭司巻 佑樹
70分 マギヌン深井 正樹
交 代 65分 飯尾 一慶河野 広貴
46分 バヤリッツァ
76分 小川 佳純
87分 中村 直志
警 告 23分 菅原 智
44分 福西 崇史
90 45 記 録 45 90
6
4
5
8
0
0
0

8
4
5
4
3
2
0

14
8
10
12
3
2
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
13
12
4
14
2
2
0
7
5
4
6
1
1
0
6
7
0
8
1
1
0
名古屋グランパス 東京ヴェルディ
監督 ストイコビッチ 監督 柱谷 哲二
GK 楢崎 正剛(1) GK 土肥 洋一(1)
DF 竹内 彬(30)
バヤリッツァ(3)
吉田 麻也(34)
阿部 翔平(6)
DF 和田 拓三(4)
那須 大亮(5)
土屋 征夫(17)
服部 年宏(22)
MF 小川 佳純(29)
中村 直志(7)
吉村 圭司(14)
マギヌン(8)
MF 福西 崇史(23)
菅原 智(6)
大野 敏隆(11)
ディエゴ(10)
FW 玉田 圭司(11)
ヨンセン(9)
FW 飯尾 一慶(16)
レアンドロ(7)
SUB GK:西村 弘司(21)
DF:三木 隆司(2)
DF:増川 隆洋(16)
MF:山口 慶(13)
MF:深井 正樹(18)
FW:巻 佑樹(17)
FW:杉本 恵太(19)
SUB GK:高木 義成(21)
DF:福田 健介(2)
DF:飯田 真輝(27)
MF:柴崎 晃誠(8)
MF:吉武 剛(24)
MF:河野 広貴(33)
FW:船越 優蔵(19)
名古屋:ストイコビッチ監督
・フリーキックやコーナーキックを不用意に与えないこと。
・1対1の局面では積極的に仕掛けよう。
・後半はもっとアグレッシブにいこう。
東京V:柱谷監督
・攻守の切りかえを早く、攻撃に厚みを持たせよう。
・クロスボールをどんどん入れていこう。
・最後まで粘り強く戦おう。
ストイコビッチ監督:
 今日の試合は、勝利に値するゲームができませんでした。結果的にJリーグでは初の敗戦となりましたが、今日は中盤でボールを失いすぎましたし、セカンドボールを拾う事も出来ませんでした。ヴェルディの方がアグレッシブで、勝利に値するゲームをしていました。
Q:味の素スタジアムは監督自身、現役最後の試合をしたスタジアムでもあり感慨深かったかと思いますが?
Jリーグでの公式戦最後の試合を、このスタジアムで戦った事はもちろん覚えています。その時は3-0で勝つ事ができましたが、引退するという事で悲しい気持ちでした。そして今日は負けてしまったので悲しい気持ちです。しかしながら落胆はしていません。今日の試合に負けたからといって、今後の練習も含めて我々のスタイルを変える気持ちはありません。
Q:初黒星から得た物はあるのでしょうか?
試合に負けたという事は奇妙な気持ちになりますが、それでもいつかは負ける時が来ると考えていました。今日は我々の日ではありませんでした。ミスが多く、パスミスもありました。こういう試合をしていては、負けて当たり前です。
Q:選手に疲労も見えましたが、これから連戦が続きます。今後はどういった対応をお考えでしょうか?
確かにスケジュール的にもハードであり、疲れていたかもしれません。そして今日は簡単なミスが多く、ヴェルディにアグレッシブな戦いをされてしまいました。今日は勝ち点3を逃してしまいましたが、明日のリカバリートレーニングでしっかり休ませて、また火曜日の川崎戦に備えたいと思います。
Q:後半22分に玉田選手と巻選手を交代させた意図をお聞かせください。
玉田に代えて巻を投入した意図は、サイドからのクロスに、高さのあるヨンセンと巻の2人を中に揃えて得点を狙う事でした。今日はピッチが雨で滑りやすく、テクニックのある玉田にとってはプレーしづらい状況だと思い、そこでフィジカルが強い巻を投入しました。
Q:最初の失点から1分後に杉本選手を投入しましたが?
失点してしまったため、すぐに彼を投入しました。
Q:監督にとって“アグレッシブ”とは、具体的にどういうプレーの事なのでしょうか?
1つはコミュニケーション能力です。そしてもう1つはディフェンス、ミッドフィールド、そしてフォワードの3本のラインの距離感、バランスが重要です。あとはフィジカル的な要素も重要です。これらを総合的に含めた状態を私は“アグレッシブ”と呼んでいます。今日のヴェルディは特に守備が良く、カウンター狙いから我々は失点をしてしまいました。今日のグランパスはやはり、勝ちに値する試合内容ではありませんでした。
Q:初の敗戦ながら、意外とすっきりした表情のようにも見えますが?
落胆はしていません。確かに私も試合には負けたくありませんが、今のグランパスにはまだ、全ての試合に勝つ力はありません。そしてJリーグのここまでの結果を見れば1つの引き分けと6つの勝利、そして今日の試合では負けてしまったわけですが、それほど悪い結果だとは思いません。私はこれまで勝利後の記者会見で「今日の結果はもう忘れる」と話してきました。そして今日の試合についても、これでもう忘れようと思います。