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埼玉スタジアム2002・14:04キックオフ
◆主審:扇谷 健司 ◆副審:山崎 裕彦・武田 進
◆入場者数:54,482人 ◆天候:晴、弱風、気温19.9度、湿度32% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥 |
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名古屋グランパス |
浦和レッズ |
監督 |
ストイコビッチ |
監督 |
ホルガー オジェック |
GK |
楢崎 正剛(1) |
GK |
都築 龍太(23) |
DF |
青山 隼(32)
竹内 彬(30)
吉田 麻也(34)
阿部 翔平(6) |
DF |
坪井 慶介(2)
堀之内 聖(20)
細貝 萌(3)
相馬 崇人(16) |
MF |
小川 佳純(29)
中村 直志(7)
吉村 圭司(14)
マギヌン(8) |
MF |
平川 忠亮(14)
阿部 勇樹(22)
鈴木 啓太(13)
山田 暢久(6) |
FW |
玉田 圭司(11)
ヨンセン(9) |
FW |
高原 直泰(7)
エジミウソン(17) |
SUB |
GK:西村 弘司(21)
DF:三木 隆司(2)
DF:渡邉 圭二(28)
MF:山口 慶(13)
MF:片山 奨典(27)
FW:巻 佑樹(17)
FW:杉本 恵太(19) |
SUB |
GK:山岸 範宏(1)
DF:堤 俊輔(12)
DF:内館 秀樹(19)
MF:梅崎 司(21)
MF:西澤 代志也(27)
FW:永井 雄一郎(9)
FW:田中 達也(11) |
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■名古屋:ストイコビッチ監督
・自分たちのスタイルを変えずに、同じ事を続けていこう。
・こぼれ球は必ず捕ろう。
・ゴール前でのクロス、シュートの精度を上げていこう。 |
■浦和:ホルガー オジェック監督
・前半はゲームコントロールを失ってしまっていた。
・ボールをキープすべきところでミスが多かったので、後半はそこを修正して攻撃的に戦っていく。 |
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ストイコビッチ監督:
我々が勝利したことで、今はとても素晴らしい気持ちです。エキサイティングで、面白いゲームだったと思います。アウェイの埼玉スタジアムまで来られたサポーターの方々はもちろん、テレビで観戦された方々にとっても面白いゲームだったと思います。
Q:今日の試合、攻撃はもちろん全員の守備意識の高さを感じました。その事についてお話をお聞かせください。
私は常にオーガナイズされた組織的なサッカーを考えています。攻撃はもちろん、守備でもです。それが満たされた強いグランパスを見たいと思っています。これまで私が常々伝えてきた事を、選手達は今日のピッチの上で表現してくれました。それは、選手が私の考えている事を理解している証明にもなります。試合前のミーティングでも、我々がやるべき事を説明しています。この1ヶ月少しの準備期間でやってきた事が、今日のピッチ上で表現できたと思います。モダンフットボールには美しさも必要です。今日は選手のみんなが、その美しさというものも見せてくれました。監督として今日のゲームには満足していますし、これからもこの戦いを続けたいと思います。
Q:今日の試合での、玉田選手についての評価をお聞かせください。
今日は彼をスターティングメンバーで起用しましたが、しっかりとしたプレーを見せてくれました。これで、また彼も自信がついたと思います。昨年はあまり良いパフォーマンスが見せられなかったと聞いていますが、今日の試合にはとても満足しています。岡田・日本代表監督にとっても今日は良いニュースだったと思います。
Q:浦和のホームへ乗り込んでの試合は難しかったかと思いますが?
そうですね。もちろん我々にとってはアウェイゲームであり、浦和は簡単に勝てる相手ではないと思っていました。ただ、我々がやるべき事は集中してこの試合に臨む事でした。私のやり方を選手は理解し、それを受け入れ、表現してくれました。今日は、試合開始から相手のディフェンスにプレッシャーをかけるよう指示を出していましたが、しっかりと選手は実行してくれました。そしてサイドチェンジやボールキープでリズムを保ちながらしっかりとした攻撃も見せてくれました。
選手達にはいつも、クオリティ(質)、クリエイティビティ(創造性)を大切にし、自分が行う事を信じるように言っています。そして彼らは、今日、アジアチャンピオンであり日本屈指と言われる浦和レッズに対してそれを見せてくれました。
それでも問題はありました。具体的には、後半の立ち上がり10分は、我々の形を作る事が出来ていませんでした。その時間帯に浦和も得点を決められなかった事は幸運でもありました。これからは90分間、集中を保った試合をみせる必要があります。今日は戦術、規律面でも選手はやるべき事を守って戦ってくれましたし、普段の練習からやっている事をこれからも繰り返し、グランパスというチームを強くしたいと思います。
私個人的にも今日は記念日になります。監督として初勝利をおさめた、人生の中でも忘れられない1日となります。
Q:今日はしっかりとしたポゼッションサッカーを見せていただきました。ここにカウンターが加わるとさらにチームは強くなれるのではないかと思いますが?
ボールキープ、ポゼッションサッカーというのが我々のスタイルですし、それは崩すことなく今後も続けて行きたいと思います。選手に対しては、守備だけではなく、ボールをもった時には攻め、サッカーの美しさを追求するように話しています。決められたルール、システムをしっかり守り、ショートパスやサイドチェンジでゲームをコントロールしていました。もちろんカウンターアタックはこれからも必要ですし、チャンスがあればチャレンジさせたいと思います。そしてこのようなサッカーでは体力が必要ですが、今日の試合ではその体力も見せてくれました。
そして、名古屋から来られたサポーターの方々には感謝しています。これで気持ちよく名古屋へ帰られるのではないでしょうか。
Q:バヤリッツァ選手の欠場で非常に若いディフェンスラインでしたが、彼らを選んだ意図をお聞かせください。
バヤリッツァは前節・京都戦で接触し、1週間たっても痛みが取れていませんでした。グランパスには他にもディフェンダーがいますが、今日は竹内をセンターバック、青山を右サイドバックで起用しました。もちろん、これは私の選択肢の中にあったものです。ただ我々はグループであり、ファミリーとして戦っています。その中でもちろん試合に出場できる選手がいれば、そうでない選手もいます。私は、個人名を出して話をするつもりはありません。 |
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