アドバイザー「ストイコビッチ氏」滞在の模様

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 11月17日(木)〜21日(月)まで滞在予定のドラガン“ピクシー”ストイコビッチ氏。この日は豊田スタジアムにておこなわれるガンバ大阪との一戦の前に、スタジアム内の記者会見室にて、午後12時30分より行われた、愛知県サッカー協会技術委員会の方々が参加による「指導者研修会」に特別講師として訪れました。

約50名の指導者の方が集まって行われたこの研修会。ピクシーは、ユース世代でのサッカー指導のポイントについて、セルビア・モンテネグロでの経験を下に、およそ1時間じっくりと語っていました。日本と欧州では人種だけでなく文化も考え方も全く異なることもあってか、言葉を選びながらの講演となりましたが、丁寧に丁寧に、自身の持っている知識を、何とかして参加された指導者の方々に伝えようと、気持ちの入った演説となっていました。

それでも、母国のサッカー協会会長を務めていた時に選出したコーチ陣によって、A代表やU-18が結果を残したことが裏付けになっているようで、本人はとても自信に溢れた表情で指導者の方々に語りかけていました。



「指導者研修会」を終えた後、キックオフ前にはスタジアム内に新設された「スタジアムギャラリー」を訪れ、自身の記録のあるコーナーを見入ったりしながら、最後の大物として、記念のサイン書きをおこないました。

その後、スタンドにてガンバ大阪戦を観戦。来日以来、チームの今の状況をとても危惧していたピクシーでしたが、前半の鴨川のゴール以降、選手達の熱い闘志が最後まで続いて、首位のガンバに勝てたことにはとても感動していました。これまで試合観戦に訪れる時は、なかなかチームが良い結果が出せなかったこともあって、今日の、首位を走るガンバに勝利したことは、現役時代の、選手だった時に勝った時のような、とても嬉しそうな表情を見せていました。

その1その2