沖縄キャンプ最終日:練習試合「vsFC東京」結果
2月10日(土)、11時より行われた練習試合「vsFC東京」の結果についてお知らせします。
[開始時間]
11時00分・45分×4本
[試合会場]
黄金森公園陸上競技場
[試合結果]
名古屋グランパス:1 - 1:FC東京
(1本目:0 - 0 / 2本目:0 - 1 / 3本目:0 - 0 / 4本目:1 - 0)
[メンバー]
非公表
[得点者]
内田健太 ※名古屋グランパスのみ
風間八宏監督
─FC東京戦で得られたものを教えてください。
やろうとしていることにトライした結果、成功も失敗もありました。とにかく、この時期はたくさんトライして、たくさん失敗することも大事です。そう言う意味では今日の試合を含めて、非常に有意義なキャンプになったと思います。
─「ボールをつなぐこと」に関して、J1でも通用するという手応えもあるのではないでしょうか?
キャンプの段階においては、相手も含めてコンディションが万全ではありませんので分からない部分もありますが、選手たちの目は揃ってきていて、余裕を持ってボールを動かせるようになってきていることも事実です。選手たちも自信を持ってプレーできていると思います。
─本日の試合では、ディフェンスラインの背後を狙われるシーンもありました。
背後を狙われたことは課題ではありません。自分たちがそこをどれだけ狙っていけるかどうかです。課題というよりも、まだまだ進まなければいけないことのほうが多いです。
─タイ、沖縄でのキャンプで得られたものを教えてください。
一つはコンディションですね。雨は降りましたが、大きなアクシデントもなく、十分な練習ができました。それによって、体のコンディションが整いました。また、頭の整理をしてグラントでトライをすることを繰り返す中で、多くのことができるようになった選手もたくさんいます。全員が一歩前に進めたことが一番大きな成果だと思います。
─新加入選手のフィット感については?
自然に入ってきているように思います。何度も言うように、まだまだコンディションが軽い状態ではありません。(現時点では)このぐらいでいいのかなという気はしています。
─2週間後のリーグ開幕までに取り組んでいくことは?
今までにやってきたことの精度を上げていくこと、そして試合に向けてのコンディションを作っていくことです。
─本日の試合を終えて、ゴール前での仕掛けが取り組むべきところ、チームとしての課題ではないかと感じました。
いろいろな選手を使いながらやっているので、そこまで大きなものではないと感じますが、我々は止まるわけにはいきません。もっともっといろいろなものをしっかりと見えるようにしていかなければいけないと思います。
─取り組むべき課題についてある程度の手応えを感じることができたキャンプでしたか?
すべてがうまくいくキャンプは、あまりいいキャンプとは言えません。そういう意味では、いろいろなものが見つかったので、いいキャンプだったと思います。
佐藤寿人選手
─今日で沖縄キャンプが終了しました。タイ、沖縄両キャンプの収穫を教えてください。
大きなケガ人が出ることもなく、しっかりとチームとして積み上げることができたと思います。名古屋に戻ってからも開幕までにしっかりと積み上げていきたいと思います。沖縄キャンプにおいて、チームとしていい部分と修正しなくてはいけない部分が見えたので、日々のトレーニングから改善していきたいと思います。いい状態で開幕戦を迎えられるようにしたいですね。
─沖縄キャンプで具体的に良かった部分とは?
僕らがずっとやってきたことですけど、プレーの整理ができていれば、攻撃でもいい形が作れています。意思疎通ができない時、お互いの距離が遠い時というのはいい攻撃ができなかったと思います。守備においては、ボールを失って失点してしまうことがほとんどだったので、自分たちがボールを保持している時(失った時?)はしっかりと人数をかけてボールに向かっていかなければいけないので、メリハリをつけていかなければいけません。名古屋に戻ってから、細かい部分にもこだわって高めていきたいと思います。
─攻撃面で手応えをつかんだ一方、守備では課題が見つかったということですか?
攻守を切り離すというわけではなく、ボールを持った時にはフィニッシュまでいかないといけません。ミスをすると、ゴール前までいかれてしまいますから。相手がボールを持った時にすぐに奪えればいいですが、そうではない時には相手にスペースを与えないことも考えていく必要があります。チーム全体で修正すべき点だと思いますね。
─チームの雰囲気はいかがですか?
昨シーズンの同時期に比べると、すごく充実したキャンプを過ごせていると思います。風間監督の下で多くの選手が1年間を戦い、頭の整理ができていますし、体に染み込んでいることも多いです。また、新加入選手も特長を出してくれていると思います。全員が成長していく必要はありますが、いい準備ができていると思うので、さらにコンディションを上げていきたいですね。
─開幕に向けてのテーマ、目標を教えてください。
もっとゴールに向かっていくことを増やしていかなければいけませんし、誰が出ても得点を奪える怖さを出していく必要があります。ボールを動かすことはできてきているので、ボールを持つだけでなくゴールに向かうこと、前に進んでいくことを高めていかないといけません。充実したキャンプを過ごせたことで雰囲気もいいですし、全員の力で開幕に向かっていきたいと思います。
玉田圭司選手
─キャンプ最終日はFC東京と練習試合を行いました。今日の試合の手応えを教えてください。
いいところもたくさん出せた試合だったと思います。一応、結果というものも出ましたし。ある程度チームとしてやれている部分もあるので、プラスに捉えたいと思います。
─逆にこの試合で見つかった課題は?
課題というものはたくさんあると思うし、常に上を目指してやらないといけないと思います。だから常に課題を見つけながらやりたいと思います。
─今日の自身のパフォーマンスについてはどう評価していますか?
僕としては、もっとすべての面で違いを作っていきたいと思っています。そういうものを増やしながら正確なプレーを目指してやっていきたいですね。
─プレーしているポジションでは、ゲームを作る役割も担っていると思います。
そういう部分もあるので、正確なプレーや確実なプレーをやっていきながら、先ほど行ったとおり違いを作るプレーを見せていきたいです。
─沖縄キャンプを通しての収穫を教えてください。
スケジュール的にはすごくタイトでしたけど、いいキャンプになったと思います。
─練習試合が3試合と肉体的にはとてもハードなキャンプだったのではないでしょうかと?
そうですね。しんどいですね(笑)。
─沖縄キャンプが終わり、リーグ開幕が迫ってきました。ここからどういう準備をしていきたいと思っていますか?
開幕がすべてではないので、僕自身もチームも少しずつコンディションを上げていきたいと思います。
宮原和也選手
─本日のFC東京戦における収穫は?
ビルドアップにおいて、相手選手をはがすことができたので手応えはありました。相手が球際で激しくくる中で、自分の思ったとおりにできた部分も多かったです。ただ、もっと得点に絡むようなプレーを増やしていく必要があると感じました。
─チームとしてシュートまで持ち込むことができなかったシーンも多くあったように思います。
そうですね。高いレベルの相手に対し、フィニッシュで結果を残すことができませんでした。チームだけでなく、個人としても守備が堅い相手でも崩すことができるようにしていかなければいけません。もっと徹底してやっていきたいですね。
─沖縄キャンプを終えて、いかがでしたか?
ハードな日程の中で3試合をこなせたことは自分の中でも自信になっています。厳しい状況でどれだけやれるか、ということをテーマとしていましたから。とにかく、90分間を通して戦えたことが大きかったと思います。
─フィジカルコンディションは上がってきていますか?
はい。開幕戦を120%の状態で迎えられるように準備していきたいと思います。
梶山幹太選手
─FC東京との練習試合を終えて、感想を教えてください。
自分のプレーをしっかりと出すことだけに集中して臨みました。
─ご自身の中で手応えはありましたか?
まだまだですね。復帰してから1カ月程度ということもあるので、試合を重ねて感覚を取り戻していく必要があると感じています。
─J1チームとの対戦となりましたが、練習試合で見えた課題を教えてください。
プレースピードを上げていく必要がありますね。ボールを受ける前にしっかりと状況を確認しておき、もっと判断を速くしていかないといけません。
─本日で沖縄キャンプは終了となります。このキャンプで得られたものは?
監督が求めていることを理解できたことが一番の収穫だと感じています。ここからはそれを意識した上でプレーするだけでなく、その中で自分のプレーを出していきたいと思います。
─開幕まで2週間となりました。
心と体の両面で準備を整え、メンバーに入れるように頑張っていきたいと思います。