12/3(日)アビスパ福岡戦に向けた選手コメント
本日は完全非公開にて練習を行い、明日(12/3[日])の2017J1昇格プレーオフ決勝アビスパ福岡戦(@豊田スタジアム)に向け備えました。
田口泰士選手
─J1昇格をかけた決勝戦となりますが?
良い準備ができていると思います。全員が高い意識を持ってしっかりと取り組めています。
─決勝戦、特別な雰囲気になるかと思いますが、そのような試合で気をつけるべき部分は何だとお考えでしょうか?
気をつけることというより、勝ちにいくだけです。難しい試合、簡単ではないと思いますが、ホームでできますし沢山のサポーターが来てくれると思いますので、一緒に闘いたいと思います。
─決勝の対戦相手、アビスパ福岡に対する印象をお聞かせください。
守備がしっかりした、非常に堅いなという印象ですが、リーグ戦のホームではしっかりと勝っているので、良いイメージを持ちながら次も勝てるようしっかりと闘いたいと思います。
─今シーズン最後の試合となりますが?
もちろん全力で、しっかりと勝ちにいくだけです。
─準決勝に勝利したあと、喜びは今日までという話をされていました。それでも準決勝の勝利はチームに良い影響を及ぼしているのではないでしょうか?
千葉には二敗していましたが、しっかりとあのような形で勝利できたことはチームとしてすごく自信になったと思います。今週の試合に向けて、すごく良い流れ、良い雰囲気できていると思います。
─昨年J2降格が決まり、今年は苦しいシーズンだったと思います。田口選手としても結果を出しチームを引っ張ってきたかと思いますが、あらためてこの一年、どのような気持ちで闘ってきたのでしょうか?
個人的にいろいろと思うこと、考えることは多くありました。それでも、応援してくれる方々のために、しっかり闘おうと思い続けた一年でしたし、チームとしての目標である、一年でのJ1復帰ということに対して自分自身も達成できるよう必死に取り組んできた一年でした。その集大成、今週がラストですし、しっかりと勝利し目標を達成できるよう頑張りたいです。
─千葉戦ではゴール後、真っ先に楢崎選手のもとへ駆け寄りましたが?
去年の悔しさを知っている選手は思うこと、考えることが多いですし、準決勝のゴールはすごく嬉しく、楢さん(楢崎選手)の元に。勝手にですが、目が楢さんを探していました。
─あらためてこの一年を振り返ってください。
あっという間でした。もうここまで来たのかという思いです。11月に、メディアの皆さんに降格した試合から今日がちょうど一年だよと言われたことがありましたが、もうそんなに経っているのかと思ったくらいですし、あっという間にここまで来たという印象です。
─昨年の湘南戦後の田口選手の表情も忘れられませんが、次はしっかりと勝利し笑顔でシーズンを終えたいですね?
もちろんそうです。しっかり全員で目標を達成し、笑って終わりたいです。
青木亮太選手
─J1昇格をかけた決勝戦となりますが?
楽しみです。自分の中で、いつもサッカーは楽しいものですし、いつも通りのプレーをしたいです。(決勝戦は)どのような展開になるかわかりませんが、相手の狙いには全員で声を掛け合って対応し、その上で相手が嫌がるようなプレーをしたいと思います。
─プレーオフ決勝に向け、今週も非公開でのトレーニングが続けられましたが?
いつも通り、質の部分の向上を考えながらのトレーニングでした。
─準決勝の勝利でチームに勢いも出ているのではないでしょうか?
あの試合で、自分たちのできること、できないことがありました。できる部分をもっと増やさなければいけません。
─千葉戦でも積極的な攻撃姿勢が見られましたが、決勝ではゴールも決めたいですね?
決められればいいですね。注目される試合ですし、その中で楽しくプレーしたいですし、そういう時の方がチームの流れも良くなります。(ゴールは)あまり気にせずプレーしたいと思います。沢山のサポーターの前でプレーすることは、どのチームもが味わえるようなことではありませんし、気持ち的に考えすぎないことを意識しています。
─大きな怪我を乗り越えての今シーズン、いよいよ最後の試合となりますが?
少しですが、チームの力にはなれたかなとは思いますが、得点も含めまだまだ。決めるべきところで決めれなかったり、足りない部分も多くありました。
─先制点が大きな意味を持つ大会で、千葉戦では先制されながらそれを跳ね返した力強さも見られましたが?
失点しても、チームに慌てた雰囲気はありませんでした。全員が、取り返すぞという気持ちで闘うことができていました。
─決勝戦の相手、アビスパ福岡には8月のホームでの対戦で勝利していますが?
その前、アウェイでの対戦では負けていますし、自分たちが主導権を持ってしっかりと闘わなければいけないと思っています。
和泉竜司選手
─プレーオフ決勝に向け、今週も非公開でのトレーニングが続けられましたが?
ラスト一試合ですがチームとしてやることは変わりません。トレーニングから成長できるよう向上心を持って取り組んでいますし、チームの勝利のため個人としてもやることは変わりません。個人もチームも準備はできています。
─準決勝の勝利でチームに勢いも出ているのではないでしょうか?
千葉は今シーズン二度敗れた相手でしたし、その相手に自分たちのサッカーを見せて勝ったことは大きいと思います。それでも、決勝で勝利しなければ意味がありません。
─昨年はスタンドからチームのJ2降格決定の瞬間を見て、和泉選手自身も悔しい思いをしたのではないでしょうか?
リーグの終盤、チームが苦しい時期にベンチにも入ることができず、悔しさと不甲斐なさを感じていました。今シーズンは試合に絡むことができるようになりましたが、それでも満足はしていません。常に結果を求めていますし、次の試合に勝って、自分たちが戻るべき場所へ戻りらなければいけないと思っています。
ガブリエル シャビエル選手
─プレーオフ決勝に向け、今週も非公開でのトレーニングが続けられましたが?
すごく良い準備ができました。相手をイメージしながら、自信を持って日曜日の試合でそれを出せるよう準備をしました。
─7月の加入直後からチームの中心でプレーされていますが、それから約4ヶ月が経ち変化を感じられているのでしょうか?
加入当初から、自分の想像以上に早くチームに馴染むことができました。それから試合をこなし、今ではチームメイトの特徴をその時以上に理解できていますし、引き続きチームメイトをサポートするプレーができるよう努力しています。
─豊田スタジアムでは三試合を戦っていますが、スタジアムの印象をお聞かせください。
近代的でサポーターとの距離も近く、素晴らしいスタジアムです。その雰囲気の中でプレーできる良いイメージを持っています。
─決勝戦を戦う上で、何が鍵になるとお考えでしょうか?
全員が次の試合の意味を理解していますし、細かな部分全てが重要になります。その中で集中し、自分たちのミスをできる限り少なくし闘うことが大切です。
─前回の対戦で福岡はウェリントン選手が出場停止、今回は出場が予想されますが、あらためてアビスパ福岡の印象をお聞かせください。
確かにウェリントン選手はアビスパ福岡にとって重要な選手、クオリティを持った選手ですし、前回の瑞穂での対戦とは違う試合になると思います。それでも自分たちの仕事に集中し、自分たちのパフォーマンスを発揮することだけを考えてプレーしたいと思います。
佐藤寿人選手
─J1昇格をかけた決勝戦となりますが?
もちろん大事な試合ですが、普段通りといいますか、何かルールが変わるわけではなくサッカーはサッカーなので、それに向け今週一週間しっかりと準備をしてきました。先週と変わらず、同じような気持ちで良い練習ができていると思います。
─準決勝の勝利でチームに勢いも出ているのではないでしょうか?
良い勝ち方ができましたし、内容も良いもので自分たちがやるべきことをやったと思います。それでも修正すべき部分はありますし、それはトレーニングでしっかりチーム全体としてやれています。大事な試合ですが、普段と変わらない気持ちで臨むことが重要です。監督も常に言いますが、目に見えないものは見なくても良いと思っています。意識することで大切な部分がおろそかになってしまいますし、僕たちがやらなければいけないことだけをしっかりと考えてやらなければいけません。そのこととしっかり向き合えば決勝当日も良い結果を出せると思います。積み上げがチーム全員でできていますし、自信を持って試合に臨めると思います。
─アビスパ福岡とは今シーズンリーグ戦では一勝一敗、前回のホームでの対戦では良い勝ち方ができたかと思いますが、印象をお聞かせください。
前回の福岡はウェリントン選手が出ていませんでしたし、前線の迫力という部分では変わるとは思います。経験のある選手が多いチーム、レギュラーシーズンも常に自動昇格を争う位置にいました。終盤に少し足踏みをしましたが、グランパスと同じ、一年でJ1復帰という目標を持ってシーズンを戦い、このプレーオフに臨んでくると思います。ただ、グランパスはそれ以上のものを持っていると思います。もちろん相手のあることですが、必要以上に考える必要はありません。相手の良さを出させないということも考えなければいけませんが、それ以上に自分たちは何ができるかということをしっかり見て闘わなければいけません。
─決勝戦、非常に多くのサポーターの来場が予想されますが?
今年、豊田スタジアムではあまり良い結果を出せていませんが、当日は最高な雰囲気を作ってくれると思います。多くのグランパスのファン・サポーターの皆さまと一緒に、最後は勝者としてJ1復帰という喜びを共に分かち合うことが今シーズンを締めくくる上で最も良い終わり方です。スタジアムで応援してくれる方、遠くにいて駆けつけられないファン・サポーターの方もいると思いますが、グランパスを思う全ての人の気持ちを自分たち選手がピッチの上で表現し勝ち取るということを考えて闘いたいです。とにかく試合が終わった時に、全員が笑顔になる結果を掴み取りたいです。