J1昇格プレーオフ決勝 アビスパ福岡戦 前々日 監督会見
本日12月1日(金)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、2017J1昇格プレーオフ 決勝アビスパ福岡戦に向けて、風間八宏監督の記者会見を行いました。
風間八宏監督
─プレーオフ決勝まであと2日となりましたが?
いつも通り、高い集中力の中でやっています。
─対戦相手、アビスパ福岡への印象をお聞かせください。
全員で守備もしっかりしていますし、ハードワークをするチームだと思っています。
─決勝戦はやはり特別な試合になるのではないでしょうか?
いつも言っている通り、特別な試合という思いを作ったことはありません。90分戦うということは変わりませんし、それに対し全員が集中してくれると思います。
─今シーズン常に、チームの成長ということを言われてきました。シーズン最後の試合となる決勝戦では、どのような姿を期待しているのでしょうか?
のびのびとプレーしてもらいたい、自分たちが自信を持って堂々と落ち着いてプレーし、たくさんのサポーターも来てくれますし、最後は全員で盛り上がり、笑い合いながら終えたいと思います。そのためにも選手にはいつも通りやってもらいたいです。
─当日は4万人近くの来場が予想されますが、大勢のサポーターと喜びを分かち合いたいという気持ちも強くなるのではないでしょうか?
もちろんそうですし、一年間積み上げてきて、サポーターも同じ気持ちで闘ってくれました。選手にものすごく期待してくれていることの表れでもありますし、素晴らしいことだと思います。ぜひ4万人とは言わず、もっともっと入ってもらって素晴らしい舞台にしていただきたいと思います。
─準決勝で選手がたくましさを見せてくれたと思いますが?
すごく良い入りをしましたし、落ち着いてプレーしていました。それをまた、決勝の舞台でも見せて欲しいと思います。
─落ち着いたプレーとは、一年間の積み重ねがベースにあってのものなのでしょうか?
もちろんいつも言っている通り、根拠がなければ自信は生まれせん。選手一人ひとりが確認しながら積み上げてきたと思います。
─決勝戦に対して何か采配など考えていることはあるのでしょうか?
特にないです、いつも通りです。
─千葉戦ではシモビッチ選手やシャビエル選手といった前線の選手も精力的な守備を見せていました。特別な試合ということはないとはいっても、ハードワーク、気迫が見られる試合でしたが?
いつもやっていることではあるのですが、選手の背中を押してくれるサポーターがいます。そのことで集中力や気迫が高まっているということもあると思います。舞台とは選手だけではなく全員で作るものなので、そういう意味でも準決勝は素晴らしい舞台を用意してもらいました。決勝でも、そのような舞台で選手が力を発揮してくれると思っています。
─シーズンを通し風間監督からは一度も「一年で昇格する」という言葉がありませんでした。その意図はどこにあったのでしょうか?
一つずつチームを作っていかなければいけない、選手もそうですし、そう簡単にそういうことを自分たちで声に出すよりも、一つひとつの積み重ねでしかないので、目に見えないものと闘うのではなく、目に見えるものと闘い続けてきました。その意味で、口にせずにやってきました。
─最後は勝って終わるシーズンにしたいですね?
選手は高い集中力で闘ってくれると思いますし、我々も選手に対して期待しています。