明治安田生命J2リーグ 第40節 岡山戦前々日 監督会見

前のページに戻る

本日11月3日(金)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、明治安田生命J2リーグ 第40節ファジアーノ岡山戦に向けて、風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

171103-kaz.jpg

─リーグ戦終盤にきて、今週もすごく活気のあるトレーニングでしたね?

いつも言っている通り積み重ねだから、選手の中でもどんどんクリアになってきていると思います。

─選手が手応えを感じている部分はあるのでしょうか?

それはずっとです。リーグ戦だからもちろん波はありますが自分たちがやってきて、積み重ねていることは毎回感じていますし、選手がどんどん全体が作れるようになってきたと思います。

─今週のトレーニングでは押谷選手がフォワードの位置でプレーしました。前節は杉森選手がその位置で先発したり、今のチームではあのポジションに小回りのきくタイプの選手を求めているのでしょうか?

その時に調子が良い選手が出るのと、押し込んで自分たちがプレーするうえでどういうものが良いのか。90分の試合でどう戦うか、そのためにどんどん選手に増えてもらわなければ困るし、いろんなバリエーションも付けなければいけません。それを見せてくれる選手が試合に出ています。

─これまで押谷選手は控えチームのボランチでのプレーも見られました。そのことで成長した部分もあるのでしょうか?

全員そうだけど、サッカーとはグラウンドの中でどこへ行っても、センターフォワードが後ろに下がってプレーする時もあるので、どうサッカー選手になるのかです。サッカー選手になってきた選手が試合に出ています。次にオシ(押谷選手)が出るかはまだわかりませんが、そのような選手が増えて欲しいと思っています。(ポジションに)それほどの意味はありませんが、どこに立つかで視点が変わると思うので、それが普通になってくれないと困ります。それが積み上げだと思います。

─成長と意味ではベテランの玉田選手がリーグ終盤にきて活躍しています。あの年齢でもまだまだ成長できているとお感じでしょうか?

もちろん、見てわかると思いますがうまくなっているし、持っているものを確認し、もっと正確にやればもっと速くなる。もっと回数を積み重ねればもっと上手くなるということです。その意味で玉田はどんどん自分でチャレンジして上手くなっています。もちろんチーム全体ですが、こうやっていけばもっと上手くなると思います。

─玉田選手と佐藤選手が同じピッチに立っています。リーグ序盤戦も同じことはありましたが、いまの方が躍動感を感じますが?

見てわかる通り、プレーが正確になりました。自分たちのボールを正確に扱えるようになれば、彼らの嗅覚や感覚は素晴らしいものがあるので、それを出せるように、どんどん伸びてきていると思います。

─最近のトレーニングでは特に青木選手へシュートへの意識づけをしてきたように見えましたが、前節の2ゴールで成果も見られたのではないでしょうか?

まだまだムラはあるけど、前よりは上手くなっています。全員そうだけど、シュートが上手くなっているのは間違いありません。チャンスを作ってもシュートが入らなければ意味がないので、そういう意味で今シーズンずっと取り組んでいますし、質とは何かをチームで理解しています。試合の中でどんどんそれをぶつけてくれれば良いと思います。

─チームの形という部分でも現在、とても良い形ができているのではないでしょうか?

まだまだ足りないものは沢山あるけど、一つずつ付けていくことが大切で、それは積み重ねからできてくることです。実際、まだまだ足りないことはあるので、それは選手が意識して。これで良い、というものはないので、そこは目が繋がってくればもっと面白い攻撃ができるようになると思います。

─シャビエル選手が別メニューながらピッチへと戻ってきました。復帰は近いとお考えでしょうか?

トレーナーもすごく良くやってくれていますし、シャビエル自身も良くやっています。そういう意味で、予定より早く戻られると思います。朗報ですが、シーズンではいろいろあり、一個一個乗り切っていかなければいけない。当たり前だけど、彼が全てではありません。