明治安田生命J2リーグ 第39節 群馬戦前々日 監督会見

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本日10月27日(金)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、明治安田生命J2リーグ 第39節ザスパクサツ群馬戦に向けて、風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

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─今週のトレーニングではポゼッションやシュート練習をメインに行なっていたようですが?

試合を決めるのは両ゴール前で、どこのチームが相手でもある程度そこまで運べるようになっています。ですから、両ゴール前というものを前からですが意識させてやっています。

─長崎戦の結果、内容を受けて何か選手に意識づけさせたことはあるのでしょうか?

やはりゴール前のところ、実際に押し込めているので、そこでどう崩しきるか動きの部分が、頭の意識の中でどう変わるか。そして、ずっと言ってきている積み上げとは何か、もっと正確に積み上げなければいけない。それはこの前の試合だけではなく、ずっと言っていることで、常に意識させながら高いところまで持っていかなければいけません。その意味では、選手もすごく確認をできていると思います。ただ、いつも言っている通りこれで全てが上手くなるわけではありません。意識させ続けることが一番大事だと思います。

─今週は前線の選手でフェリペ選手や杉森選手も試されていたようですが?

ゴール前のバリエーションもそうですし、動きの質がどのくらいあるか。それから、選手は増やしていかなければいけないし、こっちのチームへ入れていろいろなことを試す。いろんなことをやってきていますが、それは止めないで取り組んでいかなければいけないことです。

─長崎戦の課題として試合への入りと試合の締め方があったかと思いますが?

一つは人が変わっているなかで、やり方ではなく、一人ずつのボールの置き場所や前への向き方だったりがあります。悪い時はそこに問題があり、良い時はそれが全部できているので、そのことを確認、一人ひとりのアプローチだけですね。

─長崎戦の失点は、事故的なものだったとお考えでしょうか?

最後の失点は事故的というか、覚えるしかありません。3回も4回もプレーを切る機会があったのはわかっていたけど、それは半分は自信の表れでもありますし、全てがだめだったとは言いません。どこのチームにも必ずあることですし、しっかり覚えてくれれば良いと思います。

─長崎戦は耐え抜いた展開でしたが、それもチームとして成長した証なのでしょうか?

どんなに強いチームでも、3回から5回くらいのピンチはあります。こっちはもっとチャンスを作っているなかで、キーパーも含めどう防いでくれるか、これはずっと全員が意識してきたことです。それが減ってきていること、一人ずつの力が付いてきていることは事実だと思います。

─ディフェンスラインではワシントン選手に付いての指導が多かったようですが?

言葉が通じないから仕方ないですね(笑)。私はドイツへ言って自分で言葉を使っていたけど、やはり言葉が違うので、そのために倍かかるということはあります。本当なら言葉が同じなら問題はないのですが、どう伝わっているかわからないので、そこを含めてもっと改良する必要はありますね。

─今週末は今シーズン、瑞穂で最後のリーグ戦となりますね?

グラウンドの状態も調整してもらっているし、良いピッチでできると思います。いつも通り自分たちが勝つことはもちろん、お客さんに喜んでもらうことも含め、どう勝つか表現したいと思います。

─前節、福岡が敗れた今節も土曜日に先の試合があったり、周りの状況も気になる時期となりましたが?

それは周りが言うことで、最初から全て準備しているので、一試合は一試合でしかありません。そのために次の一試合、その先を考えることはありませんし、選手にもそのようなブレはありません。