ジュロヴスキー監督 練習後会見

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8月23日(火)の午後練習後、トヨタスポーツセンター第1グラウンドでジュロヴスキー監督の記者会見が行われました。


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─今のお気持ちはいかがですか?

こんばんは。グランパスに戻って来られて、嬉しいという一言ですが、まずは最初に小倉さんに感謝の意を表したいと思います。難しい状況の中、なかなか舵取りも上手く回らなかったと思います。こういう世界ですから、結果が良くない時はこんなことがあり得るということは、私も重々承知しています。それから、フロントの皆さんにも感謝したいと思います。私を信頼していただいたことで、このような役職に就くことが出来ました。嬉しい気持ちもありますが、色々な感情が渦巻いています。監督として、これからグランパスを率いていくわけですが、過去に6年間このチームでお世話になりました。その時はストイコビッチ監督がいた時代でした。やはり私はこのクラブが好きですし、何とか変えたいと思ってここに来たつもりです。この場を利用して、たくさんの方に感謝の気持ちを送りたいと思います。

─非常に厳しい状況の中で引き受けられたというわけですが、今グランパスが抱えている問題点を現状でどのように捉えていますか?

こういう状況の中ですが、やることはわかっています。もっともっと良くするために、これから色々と変えていかなければいけない部分もあります。新しい監督が来たわけですから、考え方や哲学も違います。元々ここに来たのは、選手達へのアドバイスのためでしたが、この選手たちで闘っていかなければならないわけです。では何を変えていかなければならないのか。やはりトレーニングのやり方というものを、まず変えたいと思います。その中で新しいことも導入したいと思いますし、戦術や原則をもっともっと細かい部分まで、見つめていきたいと思います。これが今のチームに必要なことだと思います。

私としてもベストを尽くしてこのチームを変えていきたいと思っています。その中で、やはり戦いの中の『スピリット』や『メンタリティ』というものも、もっともっと強くしていかなければならないと思っています。それから選手には自信も与えたいと思いますし、もっと試合の中でリラックスしたり、楽しんでいけるような雰囲気を作っていければと思います。サッカーというのはやはり試合が全てですから、その中で、いかに選手が楽しんでサッカーを出来るかというところに尽きると思っています。あとは、より団結力を、まとまっているところをピッチの上で見せなければなりません。

サッカーの中では、守備をして相手からボールを奪うことが一番難しい部分にあたると思います。今日は、そこすらも楽しんでしっかり守備をし、エンジョイしてやっていこうという話を選手にしました。切り替えのところでも、もっともっと攻撃のスキルを見せたいと思いますし、待っているよりも自分達からリスクを冒してでも取りにいって、攻撃に切り替えていかなければなりません。サッカーは得点をすることが一番です。ただ、2ndステージに入ってから得点が取れていません。選手には得点をすることで『飢え』というものを見せて欲しいです。得点は重要です。そこをもっと上げていかなければなりません。

─以前グランパスにいた時から、メンバーもかなり変わっていますが、チームを変える自信はありますか?

7、8名ほど、かつて一緒に闘った選手がいます。お互いに私たちも知り合っているわけですが、私が新しい監督となった以上、やはり新しい血と言うか、変えるための新しい風というのを吹かせたいと思います。色々と新しく変えていく中で、もしかしたらポジションが変わってくる選手も出てくるかもしれませんし、スタメン・ベンチ、色々なところに変化が出てくるかもしれません。そこは私が責任を持ってやるつもりですし、その中でベストなチームをしっかりと組みたいと思います。スタメンがどうであれ、最初の11人がどうであれ、私にとって重要なのはいかに試合の最後を迎えられるか、そしてその最後に、どの選手が立っているかです。

─今日のトレーニングでもそれは垣間見えましたが、基本的なスタイルはどうなってくるのでしょうか?

今日やったのは1つのアイデアでもあります。スタメン組はまだ決まっていないので、ある程度ミックス気味の編成でやりました。今日やりたかったのは、チームに自信を与えることでしたし、トレーニングの中で「組み立てのところで怖がってはいけない。自信を持ってやろう」という話もしました。システムは4−3−3でやるかどうかは解りませんが、システム自体が重要というわけではありません。それをやるための原則が大事だと思っています。例えば、後ろが5人、4人、3人、何人であっても、いつプレッシャーを掛けるか、あるいは、いつ守備の時の追い込みをするのか等、それが出来ていれば、システムはそんなに重要ではありません。

─サポーターからの期待も高いと思いますが、サポーターへのメッセージをお願いします。

どこの世界でも、サポーターの皆さんは良くない結果に対して反応を起こしますし、それはもちろん正しいことだと思います。グランパスがこのような状況になることは初めてのことだと思いますが、まず約束したいのは、出来るだけ早く勝ち点を取ることです。ベストを尽くす中で、色々と変えていく部分はあるでしょう。その中で、『最大の最善策』を見つけていきたいと思います。今日のミーティングで選手には、今後も集中してやっていって欲しいということを伝えました。