みよし市介護予防事業「世代交流サッカー健康増進教室」の模様

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9月17日(日)、みよし市立緑丘小学校の体育館において、60歳以上のシニアと年長から小学6年生までの小学生の方々の参加による、みよし市介護予防事業「世代交流サッカー健康増進教室」が行われ、名古屋グランパスからサッカースクールの磯村・井口・平林・大長の4コーチが参加。県立三好高等学校サッカー部員の協力の下、サッカー指導を行いました。


26_17_0917_miyoshi.jpg"シニアの方への運動啓発"と"シニアと孫との世代間交流"をコンセプトに毎年行われ、今年で10回目を迎えたこのサッカー教室。台風接近による天候の心配もあり、この日は屋内での実施となりましたが、家族と方々と共に詰めかけていたシニアの方の中には、早くも"やってやるぞ"とばかりに気合い充分の様子を見せる方も。

開会式では、みよし市副市長:鈴木 淳氏が「今回でこの事業も10回目となりました。今の少子化の時代、こうしてシニアの皆さんは、お孫さんと共にサッカーで健康増進をすることが出来、更には、名古屋グランパスのコーチにお手伝いも頂き、本当にありがたいことだと思っております。

今年の2月にみよし市は名古屋グランパスとパートナーシップの契約を結びました。今後はお互いに協力し合いながら良い街作りを目指し、グランパスの応援をしてゆきたいと思います。そしてグランパスの協力を得ながら、皆さんの健康増進に役立ててゆきたいと思います。

このような事業をこれからの続けてゆく中、シニアの皆様が本当に健康で、健康寿命が長く続きますことを願っております。今日は気を付けて、頑張って下さい!」と参加した方々に激励の言葉を送りました。

名古屋グランパスマーケティング部:清水克洋部長より「皆さん、おはようございます。今日は『世代交流サッカー健康増進教室』という、世代を超えた方々とサッカーを通じた交流の場を頂き、本当にありがたく思っております。

シニアの皆様には、今日一日、お孫さんとの交流を楽しみながら、サッカーをしっかりと楽しんでいって下さい。そして、私どものプログラムで、少しでも皆さんの健康増進に貢献出来ればと思っています。今日は一日、どうぞ、宜しくお願いします。」と感謝の言葉を延べたところで、サッカー教室はスタートしました。

まずはゆっくりとしたジョギングからウォーミングアップを開始。前後左右に向きを変えながらのスキップを挟んだ後は、コーチの号令にあわせて、"前!"といったら後へ、"右!"と言われたら左へと、声と反対の方向へジャンプするというメニューに挑戦。当初は慣れない動きに少し戸惑いを見せていたものの、コツを掴んだ後は、明るい笑顔を見せながら軽快な動きを披露、体と共に頭の中もしっかりとコンディションを整えていました。

ウォーミングアップの後は、2人1組になってボールを使ったメニューに取り組み、ボールを投げ上げたり、体の周りを巡らせたり、左右の足を使ったパス交換を行いました。

イベントの後半では、サッカー部員を相手にしたPK戦やポールを狙ったキックターゲット、ジャンケンドリブル対決といったサッカー的なメニューにもチャレンジ。シニアの方々は、お孫さんや家族を前に少しでも良いところを見せようと、皆真剣な様子を見せて取り組んでいました。

特にPK戦では気迫のこもった鋭いシュートを放つ方も見られ、GKの動きの逆を突いたシュートが見事ゴールに決まった時には、「どうだ!」とばかりに、無邪気な笑顔を見せてお孫さんとその喜びを分かち合っていました。

その後、お孫さんたちは三好高校サッカー部のお兄さん等と共にミニゲームを楽しみ、シニアの方々は、水分補給を行って充分に休憩を摂った後はご家族の方々と共に、健康管理や介護を必要としないための体作りを目指す「介護予防講座」に参加頂きました。

最後に、スクールコーチを代表して磯村コーチより「皆さん、お疲れ様でした。今日は楽しんで頂けましたでしょうか?今年は少し強度を上げたメニューでしたが、皆さんしっかりと動けていましたし、お子さんたちも元気良く、とても明るい雰囲気で出来、楽しい時間を共有することが出来て良かったです。また来年も元気なお姿でお会い出来ればと思います。今日はありがとうございました。」と励ましの言葉を参加者の方々に延べて、この日の「世代交流サッカー健康増進教室」は終了となりました。

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このイベントの参加者の方々は、11月11日(土)において行われるJ2リーグ第41節:ジェフユナイテッド千葉戦(ホームゲーム最終戦)を観戦される予定です。