みよし市介護予防事業「世代交流サッカー健康増進教室」の模様

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9月23日(水・祝)、秋の空とは思えない程の晴れ間と強い日差しとなったこの日。愛知県みよし市・旭グラウンドにおいて、みよし市介護予防事業「世代交流サッカー健康増進教室」が行われ、65歳以上のシニアと年長から小学6年生までの小学生の方々が参加しました。


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名古屋グランパスからはスクール・コーチの磯村・山路・前迫・長田の4コーチがサポート役の県立三好高等学校サッカー部の皆さんの協力の下、サッカー指導を行いました。

このサッカー教室は今年で8回目を迎え、「シニアの方への運動啓発」と「シニアと孫との世代間交流」をコンセプトに毎年行われ、本年度も清々しい青空の下での実施となりました。

サッカー教室に先駆けて行われた開会式では、小野田賢治みよし市市長と名古屋グランパス:小椋ホームタウン営業部長が出席、「今日は沢山の方々に集まって頂き、ありがとうございます。皆さんの健康維持と体力向上図り、長寿維持を高めるきっかけとして下さい。」(小野田氏)、「今日は気温も高くなりそうですので、しっかりと水分補給をしながら、お孫さんと一緒にスクールのコーチから色んな事を学んで帰って下さい。」(小椋氏)と参加した方々に向けて挨拶を述べました。

この日はチームマスコットのグランパスくんジュニアが駆け付け、みよし市健康づくりキャラクターの「キューちゃん」と共に開始前からグリーティングを行って小さなお子さんたちを喜ばせ、イベントの盛り上げ役を務めてくれました。

少し雲が日射しを遮ってくれているお陰で、心地良いコンディションに落ち着いた中、参加者全員で記念撮影を行い、明るい雰囲気で盛り上がったところで、早速、サッカー教室がスタートしました。

まずはシニアの方とお孫さんでペアを組むと、ボールを使った様々なメニューにチャレンジして貰いました。初めはサッカーボールを投げ合うだけの簡単なものでしたが、徐々にコーチからのメニューが難しくなってゆき、それまでは笑顔を見せて楽しんでいたシニアの方々でしたが、「う〜ん、難しいなぁ。」と苦労しながらも、「頑張って!」とお孫さんの優しい声援に励まされながら、一生懸命に"難題"をこなしていました。

サッカーボールのサイズ・重さをしっかりと実感して貰った後は、グラウンド内の4箇所に設置されたエリアへと分かれ、ペナルティキックやキックターゲットなどのサッカーアトラクションをレクリエーション形式でトライしました。

ドリブルからのシュートコーナーでは、スイスイとコーンを交わしながら次々とゴールを決めるお孫さんに触発されたのか、シニアの方々は丁寧なボールコントロールを見せながらボールを運ぶと、気合いの籠もったシュートを放っていました。

見事にゴールの枠内へと決まった時には、アシスト役の三好高サッカー部員たちから「すご〜い、ナイスシュート!」と声援が飛び、シニアの方々の頑張りに、より一層拍車を掛けていました。

イベントの後半では、ちびっ子たちは三好高校サッカー部のお兄さん等と共にミニゲームを楽しみ、シニアの方々は、水分補給を行って充分に休憩を摂った後、付き添いのご家族の方と共に『健康講話』に参加、日頃の健康管理について改めて学んでいました。

秋とは思えないほど好天の中で実施された今回の「世代交流サッカー健康増進教室」。お孫さんと一緒に楽しみながらサッカーをして体も心もリフレッシュ出来、健康であることの素晴らしさを、改めて実感して頂けたことと思います。

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このイベントの参加者の方々は、11月7日(土)に行われるJ1リーグ2ndステージ第16節、ホーム最終戦となるヴァンフォーレ甲府戦(豊田スタジアム)を観戦される予定です。

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