2016シーズン試合結果
試合前
前日の荒天がうそのように、初夏の陽気に包まれた豊田スタジアム。明治安田生命Ｊ１リーグ１ｓｔステージ第10節、ゴールデンウィーク真っ只中の今日はホームで横浜F・マリノスとの対戦となる。
「グランパスワンダーランド」と銘打ち、スタジアム場内外では様々なイベントが開催されたが、そのイベントもひと段落し徐々にスタジアム内をサポーターが埋めはじめたなか、ウォーミングアップのため選手たちが姿を現した。
前節、アウェイで浦和レッズ相手に1-4と大敗を喫したが、ゴールデンウィークの過密日程が続く状況で、選手たちは気持ちを切り替え今日のホームゲームへと照準を合わせている。その浦和戦にイローカード累積のため出場できなかったイ スンヒが今日はスタメンへと戻ってきた。瑞穂での新潟戦では田口のとの中盤コンビで高い位置からのボール奪取、そして勝利への貢献がサポーターにとっても印象強く、出場停止明けとなる今日の試合でも、中盤の心臓となる働きに期待したい。
前半
今日の名古屋、ゴールキーパーは武田。ディフェンスラインは右から矢野、オーマン、竹内、高橋の4人。イ スンヒ、田口が中盤底を形成しシモビッチの1トップ、その後ろに古林、和泉、永井が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。
前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のユニフォーム名古屋ボールでキックオフ。
1分、ハーフライン手前の竹内から縦へと走る和泉を狙ったボールは横浜FM・中澤に弾かれてしまう。
2分、ディフェンスから楔のボールを横浜FM・中村がオーマンを背にスルー、反転し裏を狙うがカバーの竹内がボールをクリア。
3分、横浜FM陣内右の古林からグラウンダーで中へのボールを和泉がダイレクトで縦へ、シモビッチが相手ディフェンス裏を狙うが、浮いたボールは横浜FM・飯倉にクリアされる。
4分、自陣右でパスカットした古林から縦の和泉を狙うが、このボールも相手ディフェンスにカットされてしまう。
5分、名古屋陣内右、高い位置で裏を狙った横浜FM・小林の前へのボールは高橋がゴールラインへとクリア。
6分、横浜FM・右からのコーナーキック。ショートで戻し横浜FM・中村の仕掛けからグラウンダーで中へのボールを横浜FM・カイケが触るが、ボールはゴールラインを割る。
7分、ハーフライン手前右のオーマンから左の高橋へのサイドチェンジはボールが高く、直接タッチラインを割る。
9分、名古屋ペナルティエリア付近でのこぼれ球に走りこんだ横浜FM・喜田に右足で狙われるが、このシュートは武田が抑える。
10分、横浜陣内中央からドリブルで仕掛けた永井がペナルティエリア手前で倒されフリーキックを得る。
11分、横浜FMゴール正面左より、20m強から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で直接狙うが、このシュートはクロスバーを越える。
12分、横浜FM・カイケが自陣からのボールに名古屋ディフェンスライン裏を狙うが、これはオフサイドの判定。
13分、横浜FM・齋藤のペナルティエリア手前左からのミドルシュートは武田が前へと弾き、抑える。
15分、横浜陣内中央左でスローインからのボールに体を入れ替え前を向いた和泉が引っ掛けられフリーキックを得る。
16分、ここからのフリーキック、田口から横浜FMゴール前へのボールにオーマンが詰めるがボールには触れず直接ゴールラインを割る。
17分、竹内からのボールに高橋が左サイドを駆け上がるが、トラップで狙ったコントロールはタッチラインを超えてしまう。
19分、自陣右で横浜FM・齋藤のドリブルに矢野が交錯、フリーキックを与える。
20分、名古屋ペナルティエリア手前左から横浜FMボールのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールは矢野がヘディングでクリア。ここから名古屋がカウンター。前線の和泉に当てセンターサークル内の田口へと戻すが、ここはファールで止められてしまう。
22分、横浜陣内右でシモビッチの落としを古林がダイレクトで縦の和泉へと狙うが、このボールがシモビッチの背中に当たりタッチラインを割る。
24分、ハーフライン上右でシモビッチが横浜FM・中村のドリブルを引っ掛けてしまいファールの判定、横浜FMボールでのリスタートとなる。
25分、横浜FM陣内右で田口とのワンツーで古林が縦へと仕掛けグラウンダーのクロスを狙うが、相手ディフェンスのカットが古林自身に当たりゴールラインを割る。
26分、横浜FMペナルティエリア左から名古屋ボールのスローイン。シモビッチがヘディングで競ったこぼれ球を古林が左足ボレーで狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たり枠を外れる。
27分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールを中央のオーマンが頭で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。
28分、自陣右で田口がボール奪取。前へと持ち替え横浜FMペナルティエリアを伺う永井の前へと浮かせたボールを狙うが、横浜FM・中澤にヘディングでクリアされてしまう。
29分、ハーフライン付近左で武田からのボールを競ったシモビッチが横浜FM・遠藤と交錯、名古屋ボールでのフリーキックとなる。
30分、横浜FM陣内左ハーフライン付近から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で横浜FMゴール前へと上げたボールをファーサイドオーマンが頭で中へと折り返すが相手ディフェンスにクリアされる。
31分、名古屋ペナルティエリア右でボールを受けた横浜FM・遠藤からグラウンダーで中へのボールは古林がゴールラインへとクリア。
32分、横浜FM・右からのコーナーキックをニアサイドの横浜FM・中町に頭で合わせらえるが、ディフェンスがクリア。
【得点】
33分、名古屋ペナルティエリア手前から横浜FM・喜田のミドルシュートは武田がブロック、こぼれ球を横浜FM・斎藤に右足で狙われるが、このボールも再び武田がクリア。ここから右の古林へとつなぎカウンターを仕掛けると、和泉とハイボールを競り合い横浜FM・飯倉が落としたボールをシモビッチが横浜FM・中澤の外から長い足を伸ばし無人のゴールへ。ホームの名古屋が先制ゴールを奪った。
36分、名古屋ペナルティエリア手前の横浜FM・カイケから縦へのボールは竹内がクリア。
37分、名古屋陣内中央で横浜FM・中村がドリブルのスピードを緩めたところをイ スンヒが後ろから倒してしまいフリーキックを与える。
38分、名古屋ゴール正面25m強から横浜FMボールのフリーキック。横浜FM・中村が左足で直接狙ったシュートは武田が正面で抑える。
39分、横浜陣内中央右で相手と交錯した和泉が倒れ主審が近寄るが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。
40分、横浜FM・古林のペナルティエリア右からグラウンダーのボールは竹内がクリア。
41分、横浜FM・ファビオのミドルシュートは田口が触り枠を外れる。
42分、横浜FM・左からのコーナーキックはイ スンヒに当たりゴールラインを割る。再び横浜FM・左からのコーナーキックは中央の永井がヘディングでクリア。
44分、名古屋ペナルティエイア左で縦へと仕掛けた横浜FM・齋藤からグラウンダーのボールはオーマンがゴールラインへとクリア。横浜FM・左からのコーナーキックは中央のイ スンヒが触り逆サイドへと流れる。
45分、ハーフライン手前右でパスカットした和泉から左の永井へ、横浜FMペナルティエリア内左から右足で低いシュートを狙うが、このボールは横浜FM・飯倉に正面で抑えられてしまう。
（アディショナルタイム表示：1分）
アディショナルタイム1、名古屋ペナルィエリア右から横浜FM・遠藤のクロスはゴール前を飛び越え逆サイドでタッチラインを割る。
ここで前半終了。
ボールポゼッション、シュート数でも互角な展開となった前半。しかしながら、武田のビッグセーブからのワンチャンスをシモビッチがしっかりと決め1点リードでの折り返しとなった。
サイドを入れ替える後半、グランパスレッドに染まるサポーターの目の前のゴールネットを揺らし試合を決めたい。
後半
エンドを替えた後半、横浜FMボールでキックオフ。
名古屋1人目交代：シモビッチ→川又
1分、ハーフライン付近左でハイボールを競り合った永井が胸付近を打ちピッチへと倒れるが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。
2分、横浜FMペナルティエリア左で和泉がドリブルを仕掛けコーナーキックを得る。
3分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは横浜FM・飯倉が中央で抑える。このリスタートをセンターサークル付近で古林が奪うと縦へのボール、コーナーキックから残るオーマンが頭で前へと流し和泉が相手ディフェンス裏でわずかに触るが、このシュートは枠の左へと外れる。
【得点】
4分、横浜FM陣内左の永井から横浜FMゴール前へのボールを川又が横浜FM・飯倉と競り合うと、こぼれ球を和泉が左足で押し込みプロ初ゴール。課題の後半、開始早々に2点差へと広げた。
5分、名古屋陣内右を上がる横浜FM・遠藤の前へのボールは高橋が体を入れブロック、ゴールライン付近からタッチラインへとクリアする。
6分、ハーフライン付近左で体を入れ替えた川又がそのまま縦へとドリブルで持ち上がるが、横浜FM・中澤のカットが川又自身に当たりゴールラインを割る。
8分、名古屋ペナルティエリア右から横浜FM・遠藤のクロスは武田が触りゴールラインへとクリア。横浜FM・左からのコーナーキックは中央でディフェンスがクリア。
10分、左からのクロスを名古屋ペナルティエリア内の横浜FM・カイケが背面のヘディングで合わせるが、浮き上がったシュートは武田が直接抑える。
13分、横浜FM・中村が名古屋陣内右で左右に切り返したドリブルを仕掛けるがマークの高橋がしっかりと対応、体を入れノーファールでボールを奪う。
14分、横浜FMペナルティエリア手前の和泉から縦へのボールに飛び出した永井が横浜FM・飯倉と交錯、ボールは抑えられる。
15分、名古屋ペナルティエリア左の横浜FM・齋藤からグラウンダーで中へのボールは竹内がクリア。
16分、横浜FM・遠藤の左サイドでのドリブルは体を前へと入れた永井がボールをクリア。
17分、名古屋ペナルティエリア内右で足元へのボールを受けた横浜FM・遠藤の縦へのドリブルはイ スンヒがボールをゴールラインへとクリア。横浜FM・右からのコーナーキックは矢野がヘディングでクリア。
18分、横浜FM・遠藤が名古屋ディフェンスライン裏でワンツーのボールを受けるが、ここはオフサイドの判定。
19分、名古屋陣内右へと開く横浜FM・カイケの前を狙ったボールは竹内がタッチラインへとクリア。
20分、名古屋陣内中央で横浜FM・喜田のドリブルをイ スンヒがファールで止めフリーキックを与える。
21分、横浜FM1人目交代：下平→前田
名古屋ゴール正面25m弱の位置から横浜FMボールのフリーキック。横浜FM・中村が左足で直接狙ったシュートはディフェンスの壁に当たり右へとクリア。
22分、この壁の中で矢野の顔にシュートが入ったようで主審が確認するが、出血は見られずプレーを続ける。
23分、自陣左で竹内から縦の高橋へのボールをカットされカウンターを受ける。しかし名古屋ゴール前左へと走りこんだ横浜FM・のシュートは枠の左へと外れる。
24分、横浜FM2人目交代：カイケ→伊藤
右からのグラウンダーのクロスを武田が弾き横浜FM・齋藤に詰められるが、至近距離のシュートも武田が反応しクリアする。
【失点】
25分、左からのボールを横浜FM・中町がヘディング。このボールはクロスバーを弾くが、中へと跳ね返ったボールを横浜FM・伊藤に押し込まれ1点差とされてしまう。
26分、名古屋2人目交代：古林→矢田
27分、ハーフライン付近でボールを奪った和泉がその場で引っ掛けられフリーキックを得る。
29分、自陣で田口のパスカットから中央の和泉へ、体を入れ替え前を向くと左の永井へとつなぎ縦へドリブル。中央の川又への折り返しは背面に入り、その川又がボールを持ち直し左足で狙うが、このシュートは横浜FM・飯倉の正面を突きキャッチされてしまう。
30分、右からのクロスを横浜FM・中町がヘディング。武田が弾いたこぼれ球を横浜FM・遠藤に狙われるが、このシュートはオーマンがブロック、枠を外れる。
31分、横浜FM・左からのコーナーキックは中央でゴールラインへとクリア。再び横浜FM・左からのコーナーキックもニアサイドゴールラインへとクリア。横浜FM・左から3度目のコーナーキックは中央の永井がヘディングで前へとクリア。
32分、横浜FM・小林の右からのクロスは中央でゴールラインへとクリア。横浜FM・右からのコーナーキックは中央の川又がヘディングでクリア。
【得点】
33分、ハーフライン付近左で永井がパスカット、一気の加速で縦へと上がると、その永井を信じ中央を一気に駆け上がった川又が永井からのバウンドが変わる難しいボールを左足ダイレクトで合わせゴール。再び2点差とした。
35分、名古屋陣内右、高い位置を取る横浜FM・遠藤の前へのボールは直接ゴールラインを割る。
36分、横浜FM3人目交代：喜田→栗原
名古屋ペナルティエリア内中央へ斜めに走る横浜FM・伊藤の前へのボールはオーマンがスライディングでカット、これをクリアする。
38分、横浜FM陣内左でイ スンヒから楔のボールを永井がダイレクトで中へ、さらに和泉がダイレクトで永井の前へとボールを返すが、これには追いつけず直接タッチラインを割る。
39分、ハーフライン付近で川又の落としから田口が左へ、このボールを和泉が追うが横浜FM・中澤に体を入れられボールは直接ゴールラインを割る。
40分、自陣左でイ スンヒが横浜FM・中村と交錯、フリーキックを与える。
41分、名古屋陣内中央右から横浜FMボールのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールに横浜FM・中澤が飛び出すが、ここはディフェンスがしっかりとラインを上げオフサイドを取る。
42分、自陣左で永井のパスカットから右の矢田へ。そのまま縦へと持ち込み中の川又を囮に変則的なタイミングで左足のシュートを狙うが、このボールは枠の左へと外れる。
43分、名古屋ペナルティリア右から横浜FM・中村の右足のクロスは武田が直接抑える。
44分、名古屋陣内中央で横浜FM・小林からボール奪取を狙った田口が引っ掛けてしまいフリーキックを与える。名古屋陣内中央から横浜FMボールのフリーキック、名古屋ゴール前へと上げられたボールは川又がヘディングでクリア。
45分、名古屋3人目交代：和泉→小川
名古屋ペナルティエリア内右から横浜FM・中村のドリブルは高橋がボールをゴールラインへとクリア。
（アディショナルタイム表示：4分）
アディショナルタイム1、横浜FM・右からのコーナーキックを横浜FM・ファビオに頭で合わせられるが、このシュートは武田が正面で抑える。
アディショナルタイム2、名古屋陣内右、高い位置の横浜FM・遠藤の前へのボールは高橋がしっかりと体を当て触らせず直接ゴールラインを割る。
アディショナルタイム3、名古屋ペナルティエリア手前左の横浜FM・ファビオから中へのボールは矢野がタッチラインへとクリア。
アディショナルタイム4、名古屋陣内左の横浜FM・中村からのクロスをファーサイドから走りこんだ横浜FM・ファビオに頭で合わせらえるが、このシュートはクロスバーを越える。
アディショナルタイム5、横浜FM・伊藤の前へのボールは戻ったオーマンが右タッチラインへとクリア。
ここで試合終了。
後半開始早々、和泉のプロ初ゴールで2点差とした名古屋。しかしその後は、逆転を狙う横浜FMにボールを持たれ押し込まれる展開となった。1点を返されその後も危ないシーンが数多くあったが、武田、久しぶりの出場となるオーマンの体を張った守備で耐えると、永井、川又のまさに信頼し合うコンビによる鮮やかなカウンターで突き放し3-1で試合終了。前節、アウェイ浦和での敗戦による流れを断ち切る勝利に、試合後はサポーターと喜びを分かち合った。
試合終了後記者会見
結果は3-1。ホームでサポーターの皆さんに勝利を捧げられたことを嬉しく思います。前節で大敗していただけに、選手も期するものがあったと思いますが、勝てて良かったです。ただ内容を見ると、2点目を取ったあとの、後半10分から30分過ぎあたりまで、押し込まれ続けて失点しました。あの時間帯は自分たちが下がってしまっていた。そこを運動量に原因があると見るのか、気持ち的な問題だったのか。後ろに重たくなって、奪ったあとの攻撃のつなぎで自滅した形から、失点につながりました。さらに何回も危ないチャンスを作られたことは、大きな反省点だと思います。ただ今日はこどもの日の前日で、多くの子供たちが見てくれていました。子供たちの前で何が見せられるのかといったところで、選手たちには「謙虚さ、犠牲心を持ってやっていこう」と伝えました。選手たちが体を張った部分や、川又堅碁が3点目を取ってくれたところは、評価してあげたいと思います。
シモビッチ選手をハーフタイムで交代させた理由は？
試合前から熱っぽいと聞いていましたし、次のゲームも踏まえて無理をさせたくないと考えました。また、練習中から川又のコンディションが良かったので、思い切って交代させました。
和泉選手がプロ初ゴールを記録しました。彼の成長について思うことは？
最初の頃は、まだまだだなというプレーが多かったですが、彼の向上心が強く、こちらの伝えたことにも応えようとしてくれたことで、試合に使おうと思えるまでになりました。チームとしての戦術を考えながら、自分なりのトップ下でのプレーを徐々に出せるようになってきました。得点が求められるポジションなので、1点取れたことは彼にとって大きなことだと思います。ただ、現状のパフォーマンスで満足してもらっては困ります。もっともっと凄みを見せられるようなプレーヤーになってもらいたいです。
シモビッチ選手と対戦相手のGKとの身長差が20センチほどありました。事前に高さを生かしたコンビネーションは想定していたのでしょうか？
相手に合わせてというよりは、自分たちのチームには199センチのフォワードがいるので、グラウンダーのクロスを選択をするのはもったいない。それでは自分たちの武器を生かせていない、ということになると思います。ここ数週間は、高さのあるクロスボールに取り組んでいたので、練習の成果が出たのかなと思います。
体を張るという部分では、今日はGKの活躍も素晴らしかったと思いますが？
本当に体を張ってくれました。またホームゲームで「武田（洋平）さまさま」ですね。多くの人が応援してくれる前で、何を一番大事にするかということに関して、今日は「謙虚さ」と「犠牲心」という言葉を使って選手たちを鼓舞しました。その気持ちを持って当たり前のことをしっかりやり続けることで、いろんなものがついてくると。彼はまさにそのようなプレーを見せてくれたと思います。彼が苦しい時間帯に粘ってくれたことが、3点目につながったと思います。
今日は初めて3得点を記録した試合になりました。3点目を奪えたことについては、どのように感じていますか？
試合の流れを見たら一目瞭然で、本当に大きい得点でした。ただ、2-1の状況からではなく、2-0の時からしっかり追加点を狙えるような試合運びをしていただけに、自分たちから甘くなったことは反省点だと思います。ただ、苦しい場面で3点目が取れました。あの場面はカウンターでしたが、それができることはグランパスの強みだと思います。3点目の大事さは、選手たちが一番実感したのではないでしょうか。