2016シーズン試合結果

明治安田生命J1リーグ1stステージ 第4節:名古屋グランパスvsベガルタ仙台

最終更新日時 2016/03/20 11:39

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パロマ瑞穂スタジアム 3/19(土) 14:00キックオフ

試合前

今シーズン、瑞穂での開幕ゲームとなる第4節はここ5年、勝利のないベガルタ仙台との対戦となる。

キックオフ約35分前、キーパー陣に続きフィールドプレイヤーがウォーミングアップのためピッチへと姿を現した。ホームサポーターズシートは前売りで完売、すでにグランパスレッドに染まるゴール裏から選手たちへ気持ちのこもった声援が送られた。

朝方までの強い雨もあがり、水分を含む瑞穂のピッチ。ピッチコンディションの良さは前日の非公開練習でも確認済みだが、選手たちはリラックスした表情でピッチの湿り具合、そして久しぶりの実戦を戦うパロマ瑞穂スタジアム感触を確かめているようだ。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディンフェンスラインは右から矢野、オーマン、竹内、安田の4人。イ スンヒ、田口を中盤底にシモビッチのワントップ、その後ろに古林、松田、永井が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のホームの名古屋ボールでキックオフ。

1分、センターサークル内でオーマンのクリアを仙台・奥埜と競ったイ スンヒが相手を倒しフリーキックを与える。

2分、仙台・石川から縦へのボールはオーマンがカット、仙台・梁に当たりタッチラインを割る。

3分、仙台陣内左の古林から中央の松田へ、その後ろへと走るシモビッチへ松田がヒールで狙うが、ボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

5分、ハーフライン右の古林から仙台ゴール方向へのボール、シモビッチが相手ディフェンスライン裏を狙うがコースを抑えられ、ボールは仙台・関にクリアされる。

6分、自陣右の矢野から右へと流れるシモビッチへ浮かせたボールは仙台・渡部にヘディングでクリアされる。

7分、仙台ペナルティエリア左で安田とのパス交換を受けた永井が右足で中のシモビッチを狙うが、これはオフサイドの判定。

8分、ハーフライン付近で竹内がインターセプト、短く持ち上がり左を飛び出す永井の前へとパスを通すが、これはオフサイドの判定となってしまう。

9分、シモビッチが頭で流したボールをペナルティエリア左で受けた松田が右足へ持ち替え巻くように対角線のゴールを狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。

11分、相手ディフェンスのクリアをシモビッチが拾い左の永井へ、しかしターンして縦を狙う仕掛けはボールが足下を離れクリアされてしまう。

12分、仙台陣内右でセットプレーの流れからのこぼれ玉を受けた矢野が右足でアーリークロスを狙うが、ボールはディフェンスに当たりクリアされる。

13分、自陣右で矢野と仙台・ウイルソンが交錯、名古屋ボールのフリーキックとなる。

15分、ハーフライン付近左で永井がパスカット、相手に密着されながら強引に縦を狙うがボールはクリアされてしまう。

16分、名古屋ペナルティエリア内左でボールを受けた仙台・ウイルソンの左足のシュートは楢崎が弾き枠を外れる。

17分、仙台・左からのコーナーキックは楢崎がパンチングでクリア。

18分、左の安田からのクロスを古林が頭で中へと折り返すが相手ディフェンスがカット、これを拾った矢野からグラウンダーのクロスも相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

19分、名古屋・右からのコーナーキック。田口から近くの古林へと戻し右足で中へのクロスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

20分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げた低いボールはニアサイドで相手ディフェンスにクリアされる。

21分、仙台陣内左の安田からゴール前へのボールは仙台・平岡がゴールラインへとクリア。

22分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはニアサイドでクリアされる。クリアボールをつなぎ仙台ペナルティエリア手前で拾ったオーマンが反転し右足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

23分、仙台ペナルティエリア右で松田の粘りから古林がオーバーラップ中央のシモビッチを囮に後方から走り込む田口へマイナス方向のグラウンダーのボールを狙うが、相手ディフェンスにカットされてしまう。

24分、自陣中央右で田口とハイボールを競り合った仙台・三田が交錯、仙台ボールのフリーキックを与える。

25分、名古屋ゴール正面左、30m超の位置から仙台ボールのフリーキック、名古屋ペナルティエリア内右へのボールを仙台・平岡に頭で折り返されるが楢崎が直接抑える。

27分、センターサークル内で田口が仙台・奥埜にボールを奪われカウターを仕掛けられるが、右から名古屋ゴール前へのボールは中央を抜け、逆サイドへと戻った古林がクリアする。

29分、名古屋陣内中央から仙台・三田のミドルシュートは楢崎が正面で抑える。

30分、ハーフライン上のオーマンから縦へのボールをシモビッチが頭で裏の永井へと狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

31分、自陣右で仙台・石川のドリブルを止めた古林に対しイエローカードが提示される。

32分、自陣でオーマンから竹内へのボールが背面へと入るが、竹内がヘディングで楢崎へと戻す。

34分、シモビッチとのワンツーでペナルティエリア内左を縦へと突いた永井から中央の松田を狙うが、浮かせたボールは相手ディフェンスに先にクリアされる。

35分、名古屋陣内左で仙台・梁から縦を狙ったボールは矢野がスライディングでタッチラインへとクリア。

36分、自陣右でイ スンヒからのボールを受ける松田に仙台・渡部が飛び込み、このプレーで仙台・渡部に対しイエローカードが提示される。

38分、仙台陣内右で縦への突破を狙った矢野が仙台・富田に後ろからのスライディングで倒されフリーキックを得る。

39分、仙台ペナルティエリア手前右から名古屋ボールのフリーキック。田口からのボールは相手ディフェンスがクリア、これを拾った田口から古林へ戻し再度ゴール前を狙うが、このボールも相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

41分、名古屋ペナルティエリア内右で縦へとボールを受けた仙台・ウイルソンからマイナス方向へのボールは矢野がスライディング、その矢野が後ろから押されたとして名古屋ボールのフリーキックとなる。

42分、仙台ペナルティエリア手前左の永井が落としたボールを田口が右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たり枠の左へと外れる。

43分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールに中央でシモビッチが飛び込むが、密集の中で名古屋側のファールを取られてしまう。

45分、ハーフライン付近左の仙台・ウイルソンの足下へのボールは矢野が飛び込み、ボールは相手に当たりタッチラインを割る。

(アディショナルタイム表示:2分)

【得点】
アディショナルタイム1、センターサークル付近で田口がパスカット、シモビッチが落とし再度田口から右の古林へ。この古林からのアーリークロスに中央へと走りこんだシモビッチが体をひねりながら頭で合わせ先制ゴールを奪った。

アディショナルタイム2、仙台ボールのキックオフからのボールを切ったところで前半終了。

名古屋のボールポゼッション時には素早く自陣に2本のラインを作り守備のブロックを固める仙台。なかなか試合のペースも上がらず膠着した展開が続いたが、前半終了直前、田口の飛び込みからシモビッチのホームで2試合連続となるゴールでリードしての折り返しとなった。

後半は前へと出ざるを得なくなる仙台に対し、徐々に生まれるスペースを使い追加点を奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、仙台ボールでフリーキック。

1分、オーマンのクリアからイ スンヒ、右の矢野と戻し縦へと走るシモビッチの前へロングボールを狙うが、ここは前へと出た仙台・関に抑えられてしまう。

2分、仙台ペナルティエリア手前右のシモビッチから右へと開く永井の前へ速いボールを狙うが、仙台・石川にスライディングでカットされてしまう。

3分、安田が左サイドで縦へと蹴り出し突破を狙うが、仙台・大岩にスライディングでボールをクリアされる。

4分、仙台ペナルティエリア左で安田からのボールを受けた田口が左足で中を狙うが、ボールはゴール前を飛び越え逆サイドでクリアされる。

5分、名古屋ペナルティエリア右の仙台・ウイルソンから中へのボールはオーマンがタッチラインへとクリア。

6分、名古屋陣内右から仙台ボールのスローインは永井がゴールラインへとクリア。仙台・右からコーナーキック、中央へのボールは楢崎が両手でしっかりと抑える。

8分、名古屋ペナルティエリア右で縦へと仕掛けた仙台・ウイルソンからのクロスは楢崎が直接抑える。

9分、自陣左で竹内がパスカット、これを永井が落とすが、ボールに走りこんだ竹内が仙台・奥埜と交錯、このプレーで竹内に対しイエローカードが提示される。

10分、ハーフアリン付近左で松田がパスカット、シモビッチに渡し自身がゴール前まで駆け上がるが、その場で右太もも裏付近を抑え倒れこんだため永井が外へとボールを出す。

12分、その場で立ち上がりプレーの意思を松田が見せるが、やはり続行不可能、担架で外へと出されるが、その前にピッチへと戻ったことに対しイエローカードが提示される。

13分、名古屋1人目交代:松田→小川

14分、名古屋ゴール前で仙台・梁が倒れ担架で外へと出される。

16分、仙台陣内右で古林がインターセプト、縦へと持ち上がり中のシモビッチへと低いボールを狙うが、相手ディフェンスに手前でクリアされる。

17分、仙台1人目交代:梁→ロペス

18分、仙台ペナルティエリア左で縦へと持ち替えた長いの左足のクロスをニアサイドの小川が頭でそらしファーサイドへ古林も詰めるが、ボールはクリアされる。

19分、仙台ペナルティエリア付近でシモビッチがピッチへと倒れこんだためメディカルスタッフが駆けつけ、治療のためピッチの外へと出されるが、状態を確認し主審からコートへの復帰を認められる。

20分、仙台ペナルティエリア内左でボールを受けた永井が縦へと仕掛け左足のクロスを狙うが、このボールは直接ゴールラインを割る。

21分、右からのスローインをハーフライン手前で受けた田口が左へと開く永井へ狙うが、このボールは仙台・大岩がヘディングでキーパーへと戻しクリアされてしまう。

23分、名古屋ペナルティエリア左でボールを受けた仙台・ウイルソンへはオーマンがマーク、それをかわそうとしたウイルソンの手がオーマンの顔に入り名古屋ボールのフリーキックとなる。

24分、名古屋陣内右の仙台・ロペスからゴール前へのボールはオーマン、楢崎が見送り直接ゴールラインを割る。

25分、名古屋2人目交代:古林→野田

26分、ハーフライン付近のシモビッチ左へ落としたボールには、田口が主審と重なり飛び込めずボールをクリアされる。

27分、名古屋陣内で左から、右の仙台・ロペスへの大きなサイドチェンジは直接ゴールラインを割る。

29分、仙台・ウイルソンの左サイドでのドリブルは矢野が密着、そのままゴールラインを割らせる。

30分、田口からのボールに左へと開いた野田が仙台ペナルティエリア内にシモビッチ、永井の2人を見てマイナス方向へ、このボールに小川がトップスピードで走り込むが、シュートはしっかりとミートできずクリアされてしまう。
仙台2人目交代:奥埜→水野

31分、名古屋ペナルティエリア右の仙台・ロペスから中へのボールは矢野がヘディングでクリア。

32分、名古屋ペナルてエリア内右まで持ち込んだ仙台・金久保の右足で中へのボールは楢崎が直接抑える。

33分、左からのクロスに飛び込んだ仙台・ロペスにヘディングでのシュートを合わせられるが、左へと反応した楢崎が一旦弾き、ボールを抑える。

34分、名古屋3人目交代:シモビッチ→明神
仙台3人目交代:金久保→野沢

35分、仙台陣内中央で明神のパスカットから田口、左の永井とダイレクトでつなぎ中を狙うが、シュートまでは持ち込めずボールは奪われてしまう。

【失点】
37分、名古屋ペナルティエリア左からのクロスに中央へ走りこんだ仙台・ロペスのヘディングを許し同点とされてしまう。

38分、ハーフライン付近で後ろ向きでパスカットした小川がそのまま足されフリーキックを得る。

39分、仙台ペナルティエリア手前中央で右の田口から足元へのボールを永井がダイレクトで縦へと狙うが、ボールはクリアされる。

40分、仙台ペナルティエリア右で縦へと仕掛けた小川から中へのクロスは仙台・関が弾きゴールラインを割る。仙台・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央でクリアされる。

41分、仙台ペナルティエリア左でボールを受けた永井が右、左と切り返し左足でのクロスを上げるが、このボールは仙台・関が直接抑える。

【得点】
42分、仙台ペナルティエリア右で永井の仕掛けからこぼれたボールを矢野が拾うと、右足を一閃。中央で野田が詰めると、そのままボールはゴール左ネットへと刺さり、再びリードに成功した。

43分、仙台ペナルティエリア手前左で縦への突破を仕掛けた永井が仙台・大岩に倒され、このプレーで大岩に対しイエローカードが提示される。

44分、仙台ペナルティエリア手前左から名古屋ボールのフリーキック。田口から右足で巻くようなボールにファーサイドへオーマンが飛び込むがわずかに追いつけずボールは直接ゴールラインを割る。

45分、自陣中央で仙台・ロペスの蹴り出したボールを拾った小川が引っ掛けられフリーキックを得る。

(アディショナルタイム表示:3分)

アディショナルタイム1、左サイドで野田が潰れ戻したボールを田口が縦へ、小川が仙台ペナルティエリア左へと走り込むが、ボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

アディショナルタイム2、センターサークル付近から名古屋ボールのフリーキック、楢崎から左へのボールは仙台・大岩に当たりタッチラインを割る。

アディショナルタイム3、ハーフライン付近左の野田から縦へのボールに永井が飛び出し中へのクロスは相手ディフェンスがカット、小川が拾い中へのボールをイ スンヒがディンフェスを背に受けるがボールはカットされる。

アディショナルタイム4、ハーフライン付近で竹内がボールを受けるが、ここは自陣へ戻し時間を使う。

そしてここで試合終了。

1点リードでむかえた後半。なかなか追加点を奪えず、松田のアクシデントによる交代など思うような戦いをできず35分過ぎには追いつかれ引き分けの雰囲気も漂いだした。しかしホームの名古屋が再度攻撃のスピードを上げると、一方的に仙台陣内へと押し込む展開から、昨年、ホームでの浦和戦を思い出させる矢野の決勝ゴール。引き分けに終わった広島戦、敗れた川崎戦からの流れを断ち切る、今シーズンホームでの初勝利を飾った。


試合終了後記者会見

160319-ogu.jpgまずはホームでの勝利を、パロマ瑞穂スタジアムで応援してくれる皆さんに見せられたというのが、非常に良かったと思います。しっかり守備をしてくる仙台が相手で、タフなゲームになるという予測はしていました。予想以上に気温が上がってボールが走らない状態になり、なかなかリズムがつかめない状況が続きましたが、先制点を取れたシーンのように、高い位置からボールを奪い、縦に早い攻撃を仕掛けるというポイントが出せたことは良かったと思います。

失点のシーンはいろいろなシチュエーションの中で、個人や組織での対応に問題があったと思います。それでも同点に追いつかれたあとに、下を向かずに戦う姿勢を見せられた点は、辛抱強くなったというか、評価できる点だと思います。ただ、現状としてまだまだ足りない部分があるとは感じています。

Q.決勝点をあげた矢野選手の今日の出来と、サイドバックで起用している理由について教えてください。

本職ではない右サイドバックでプレーしていますが、彼は高さとモビリティーに特長を持っています。サイドバックが高い位置まで上がるというのは、状況によってはありだと思っているので(サイドバックで起用しています)。 (得点シーンでは)あの位置からのシュートであの弾道を打てるというのは、さすが(矢野)貴章。シュートを持っているなと思いました。あそこの位置にいてくれたというのは、貴章の積極性ではないかと思います。

Q.仙台とはしばらく対戦成績が悪い状況が続いていましたが、そのようなチームと戦う上で、監督がチームに意識づけしたことはありますか?

もちろん(対戦成績が悪いことは)情報で持っていましたが、(チームに)今までのことをインフォメーションはせずに、現チームの自分たちと現チームの仙台の状況しか伝えていませんでした。去年の天皇杯ですごくいい守備をした仙台のゲームを自分自身で見ていました。今シーズンに入ってからも、徹底されたブロックや守備意識の高さを保っていたので、かなりタフな展開になるし、なかなか自分たちの思い描くサッカーをさせてもらえないよとも伝えました。そのような状況では、仙台側がプレスを掛けられた時にディフェンスの背後を狙ってきたり、こちら側もつなげない状況でロングボールを選択する場面は当然増えてきます。その中でセカンドボールをしっかり奪っていかないと、なかなか自分たちのペースにはならないよと言いました。

Q.アンカーの位置に明神選手を投入したあとに同点に追いつかれたことで、監督のプランは一度崩れたように思えました。そこから勝負強さを発揮できたという点は、チームとして大きく成長したところなのではないでしょうか?

(明神選手の投入時に)「4-1-4-1」に変更と伝えました。あれは逃げ切りではなく、もう一点を取りにいった采配でした。結果として各選手の判断でかなり流動的に動かないといけない状況になりましたが、その中でコンビネーションや組織的な動きが少なくなり、いかなくていいところでの食いつきなど、個々の対応によってやられた印象です。そのあとにしっかりとしたつなぎが見せられた部分は、もちろん相手が間延びしたという点もあるかもしれませんが、距離感的に選手たちがやりやすかったのかなと思います。そこの部分にプラスして守備面も流動的に考えながら、カバーリングとプレスの関係性も含めて改善していければ、一つ持っておきたいオプションであるなとは考えています。 正直失点した瞬間は痛いなと思いましたが、残り時間があったので、チャンスは作れるだろうと思っていました。そこで戦う姿勢を見せてくれたので、評価してあげたいと思います。

Q.松田選手とシモビッチ選手の状態については?

シモビッチは少し蹴られた状態に加えて、元々ケガをしていた部分があったので、ケアをしてほしいと思って交代させました。 松田は病院に行かないと分からないですが、ハムストリングを痛めた様子でした。度合いは分からないですね。

Q.リーグ戦は2週間の中断期間に入ります。ここまで4試合を終えて、監督自身の手応えはどの程度あるのでしょうか。また、来週から始まるナビスコカップは、監督としてどのような位置づけをしていて、どのような選手起用を考えているのでしょうか?

まずナビスコカップは選手のケガの状況もあるので、そこをしっかり把握した上で考えたいと思います。今日の試合を含めた4試合で、率直に言うと、まだまだだなと思っています。選手たち自身が変わろうとしている部分や、自分たちのメッセージを捉えてくれているところがあると感じています。その中で本当の意味での上位をしっかり狙っていく、本当の意味での勝負強さをつけていくといった部分では、まだまだ自分たちの色が出せていないところがあります。個の部分もそうですが、チームとしての動きも足りていないなと思います。自分たちの色を出すには、まだ時間が掛かるかなと思っています。