2016シーズン試合結果

明治安田生命J1リーグ1stステージ 第1節:ジュビロ磐田vs名古屋グランパス

最終更新日時 2016/02/28 14:36

AWAY GAME

ヤマハスタジアム 2/27(土) 14:03キックオフ

試合前

3年ぶりにJ1の舞台となるヤマハスタジアム。2016明治安田生命J1リーグ1stステージ開幕戦はアウェイで、ジュビロ磐田との対戦となる。

小倉GM兼監督が就任し、新しい船出となるグランパス。1月のチーム始動からタイ、沖縄でのキャンプを経ていよいよ開幕となる。

午後1時20分、楢崎、荻、そしてジェルソンGKコーチがウォーミングアップのためピッチへと登場、サポーターへ深々とした礼をし、ここからはじまる1年のサポートに感謝を示した。

その5分後、キーパー陣に続きフィールドプレイヤーが登場。サポータースタンドには「頂点目指し共に戦え さあ行こうぜ名古屋」と書かれた横断幕が掲げられると、ここでもサポーターへ深々と礼をし、すばやくハーフコートへと散らばりアップを開始。新キャプテンの田口を中心に一様に明るい表情で、サポーター同様、新シーズンへの期待、ワクワク感が隠しきれないようにも見られた。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から矢野、オーマン、竹内、安田の4人。古林、田口、イ スンヒ、矢田の4人が中盤を構成しシモビッチ、永井の2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のユニフォーム名古屋に対し磐田ボールでキックオフ。

1分、名古屋ペナルティエリア手前左から磐田・齋藤の右足のシュートは枠の左へと外れる。

2分、自陣右で矢田のディフェンスからこぼれたボールをオーマンが縦へと狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

3分、右サイド高い位置で矢田が縦へと仕掛けコーナーキックを得る。名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボール、ニアサイドへ矢野が飛び込むがボールはファーサイドへと流れる。

4分、名古屋ペナルティエリア手前中央から磐田・小林の左足でのミドルシュートは楢崎が一旦前へと弾き落とし、これを抑える。

6分、磐田・櫻内の名古屋陣内右で縦へのドリブルは竹内が密着、そのままゴールラインを割らせる。

7分、自陣右で矢野が磐田・アダイウトンのドリブルを引っ掛けフリーキックを与える。

8分、磐田ボールのフリーキック、名古屋ペナルティエリア内でこぼれたボールを磐田・アダイウトンに右足で狙われるが楢崎が反応、左手で弾き枠を外れる。磐田・右からのコーナーキックはニアサイドでディフェンスがクリア。

9分、名古屋ペナルティエリア左で磐田・アダイウトンの前へのボールは田口がスライディングでゴールラインへとクリア。

10分、磐田・左からのコーナーキック、中央へ落ちるボールに磐田・櫻内が走り込み右足でわずかに触るが、このシュートは枠の右へと外れる。

11分、風上に立つ磐田ボールのスローインから名古屋ペナルティエリア内までボールを運ばれると、中央でのこぼれに磐田・アダイウトンが飛び込むが、その手前で矢野が体を入れカット、ボールは磐田・アダイウトンに当たりゴールラインを割る。

14分、ハーフライン付近手前左で永井が足をかけられフリーキックを得る。

15分、磐田ペナルティエリア手前中央でボールを受けた田口が左へとマークを外し左足で対角線となるシュートを狙うが、このボールは横へと反応した磐田・カミンスキーにキャッチされてしまう。

16分、磐田陣内左からイ スンヒの左足のクロスは磐田・カミンスキーが直接抑える。

17分、自陣右の古林から縦へのボールに永井が相手ディフェンスライン裏を狙うが、ボールはタッチラインへとクリアされる。

18分、ハーフライン付近でオーマンがトラップミスを磐田・アダイウトンに奪われると、そのドリブルを後ろから止めこのプレーでイエローカードが提示される。

19分、名古屋ペナルティエリア手前左から磐田ボールのフリーキック、ゴール前でこぼれたボールは田口がクリアする。

21分、ハーフライン付近でシモビッチから矢田へのボールが前へとこぼれると、一気に加速した永井がそのボールを狙うが、これに気づいた相手ディフェンスに先にクリアされる。

22分、自陣右でハイボールを競る竹内の下に磐田・齋藤が入りファール、名古屋ボールでのリスタートなる。

23分、センターサークル付近でボールを受けたイ スンヒが2タッチでコントロール、縦のシモビッチの前へと浮かせたボールを狙うが、ここは前へと出た磐田・カミンスキーに直接抑えられてしまう。

24分、磐田・左サイドのアダイウトンのドリブルをマークする矢野が相手を抑えたとしてイエローカードが提示される。名古屋ペナルティエリア左から磐田ボールのフリーキック、ゴール前へのボールを磐田・櫻井がヘディングで合わせるが、このシュートは枠の左へと外れる。

27分、左サイドを上がった安田からのボールをシモビッチがペナルティエリア内で落とすが、これはオフサイドの判定を取られてしまう。

28分、センターサークル付近から名古屋ボールのフリーキック、オーマンからのボールをシモビッチが前線で競り永井が裏を狙うが、相手ディフェンスにコースを抑えられボールはクリアされてしまう。

【得点】
29分、ハーフラインを超えた位置で田口がボール奪取、矢田、右サイドを上がる矢野と素早くつなぎここからのクロス、中央左のシモビッチが打点の高いヘディングをゴール右ネットへと突き刺し押されていた名古屋がアウェイで大きな先制ゴールを奪った。

31分、名古屋ペナルティエリア手前左から磐田・上田のクロスは安田が背面でのヘディングでクリア。

33分、磐田ペナルティエリア手前左の安田から相手ディフェンス背面へ縦へと蹴り出すが、矢田とは意思が合わずボールはゴールラインを割る。

33分、磐田陣内左で永井がドリブルを倒されフリーキックを得る。

34分、ここからのフリーキック、田口からのボールからペナルティエリア内でのこぼれ玉をオーマンが押し込むがオフサイドの判定、ノーゴールとなってしまう。

35分、名古屋ペナルティエリア内左で磐田・太田がボールを受けるが楢崎が絶妙な距離を保ちコースを限定、左足のシュートも右手で枠の外へと弾く。

36分、磐田・左からのコーナーキックを中央外よりの磐田・アダイウトンに頭で合わせられるが、このシュートは枠の右へと外れる。

37分、ハーフライン上で田口がインターセプト、そのまま矢田の前へと狙うがこのボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

38分、磐田陣内右で古林と磐田・中村が激しく接触、両者ピッチ上へ倒れるがプレーは続行、名古屋側ゴールラインを超えたところで主審が両者のもとへと走るが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。

40分、センターサークル付近の田口から左の安田、永井とつなぎペナルティエリア左へと持ち込むが、ここで永井が倒されボールはクリアされる。

41分、自陣右で矢田が磐田・上田に後ろから倒されフリーキックを得る。

42分、ここからのフリーキック、楢崎から磐田ゴール前へのボールをシモビッチ、矢田と競り合い裏へとこぼれたボールを永井が左足をひねり狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

44分、オーマンから楢崎へと戻したボールを縦へ、シモビッチが競った裏へのボールを矢田が左足で狙うが、このシュートは磐田・カミンスキーにキャッチされてしまう。

45分、磐田ペナルティエリア付近でボールを受けたシモビッチが左へと流れ左足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
(アディショナルタイム表示:2分)

アディショナルタイム1、磐田陣内右で矢田が倒されえたフリーキック、田口から磐田ペナルティエリア内左へのボールをシモビッチが頭で折り返すが、このボールは磐田・カミンスキーが直接抑える。

アディショナルタイム2、自陣中央のオーマンから縦へのボールを永井が狙うが、先に相手ディフェンスにクリアされる。このスローインをリスタートしたところで前半終了。

試合開始から強い向かい風に苦しめられた名古屋。特に開始15分はボールを奪ってからのパスも乱れ効果的に攻められない時間帯が続いた。それでも、その苦しい時間をこらえると、キャプテン田口のパスカットから流れるようにボールをつなぎ、期待のシモビッチが相手ディフェンスにとっては防ぎようのない高さを見せ先制ゴール。そのまま1-0のスコアで前半を折り返すこととなった。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

1分、磐田陣内中央を上がった矢田から右の矢野へ、ここから低いクロスはニアサイドでクリアされる。こぼれ玉を拾ったシモビッチの右足でのシュートは磐田・カミンスキーが触り枠の右へと外れる。

2分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールを矢野が体をひねり頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

3分、矢田からのボールに古林が右サイドを駆け上がるが、ボールは直接ゴールラインを割る。

4分、磐田ペナルティエリア左で永井が引っ掛けられ得たフリーキック。田口が右足で直接狙うが、このシュートは磐田・カミンスキーが弾きクロスバーを越える。

5分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボール、ファーサイドのオーマンがヘディングで叩きつけるが、このシュートは右へと反応した磐田・カミンスキーに弾かれてしまう。

6分、自陣左、ハーフライン付近でイ スンヒが引っ掛けられフリーキックを得る。

7分、自陣から磐田・アダイウトンが約50mをドリブルで持ち上がるが、中へのボールは安田がクリアする。

8分、磐田1人目交代:上田→川辺

10分、自陣ペナルティエリア内でハイボールを競り合ったオーマンが後ろから抑えられ名古屋ボールでのリスタートとなる。

11分、磐田・小林がハーフライン付近でパスカットを狙うが、田口が素早く体を寄せボールをタッチラインへとクリア。

12分、磐田陣内右で古林から足元へのボールをシモビッチがダイレクトで右へ、矢田がディフェンスライン裏へと抜け出すが、これはオフサイドの判定となってしまう。

13分、磐田ペナルティエリア手前でシモビッチとパス交換した永井が右足で狙うが、このシュートは磐田・カミンスキーの正面を突きキャッチされてしまう。

14分、田口から右へと開いた古林、その中を上がる矢野とつなぐが、ゴールライン付近で相手ディフェンスに密着され中へは出せずそのままゴールラインを割る。

16分、自陣ペナルティエリア手前でオーマンがピッチ上に倒れると、メディカルスタッフが駆け寄り一旦治療のためコートの外へと出される。

17分、センターサークル付近でパスカットを狙った古林と磐田・森下が交錯、磐田・森下がピッチに倒れ主審が駆け寄るが、立ち上がりプレーは続けられるようだ。

19分、自陣からカウンターを仕掛ける名古屋。右を上がる古林からペナルティエリア内左へと入った田口へのクロス、これを田口が胸でしっかり落とすと外を上がった安田の前へとヒールパス。角度のあるところから安田が左足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。

20分、名古屋ペナルティエリア手前右から磐田・小林の左足のシュートが枠を捕らえるが左へと反応した楢崎が弾きゴールラインを割る。

21分、磐田・右からのコーナーキック中央外へとこぼれたボールは楢崎が飛び出し抑える。

22分、磐田陣内右タッチライン際で矢田がドリブルを止められフリーキックを得る。ここからのフリーキック、田口が磐田ゴール前へと上げたボールをニアサイドの矢野が頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

24分、磐田陣内中央のシモビッチへ楔のボールから左の永井へと展開、ゴールライン付近からのクロスに逆サイドから走りこんだ古林が頭で飛び込むが、ボールは相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。名古屋・右からのコーナーキックはニアサイドで相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。

25分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはニアサイドで相手ディフェンスにクリアされる。

26分、左サイドを上がった磐田・中村の前へのボールはオーマンが体を入れ、相手に当たりゴールラインを割る。

27分、磐田2人目交代:太田→山本

28分、磐田・アダイウトンの左サイドでのドリブルは矢野が体を入れそのままゴールラインを割らせる。

29分、磐田・アダイウトンのペナルティエリア内でのボールは矢野がゴールラインへとクリア。ここでピッチへと座り込んだ矢野が治療のため外へと出される。

30分、名古屋1人目交代:矢野→小川

31分、磐田・左からのコーナーキックは中央のシモビッチがヘディングでクリア。再び中へのボールもクリアすると左の矢田から前を上がる小川へカウンターとなる長いボールを狙うが、ここは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

32分、磐田ペナルティエリア左から名古屋ボールのスローインを中へとつなぎニアサイドで矢田がゴール方向へとボールの向きを変えるが、相手ディフェンスに当たり枠を外れる。

33分、名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールをファーサイドで足元へと受けたシモビッチが粘りこぼれたボールを小川が右足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

34分、自陣左で永井がボール奪取、そのまま中央を持ち上がるがセンターサークル付近でボールを奪われてしまう。

35分、磐田3人目交代:齋藤→森島
自陣ペナルティエリア内で古林が倒れると、担架でピッチの外へと出される。

36分、名古屋2人目交代:古林→高橋

37分、名古屋ペナルティエリア右への長いボールは高橋が詰め、裏へとこぼれたボールは竹内がタッチラインへとクリア。

38分、磐田陣内中央左で楢崎からのボールを受けるシモビッチが後ろへと引き倒されフリーキックを得る。ここからのフリーキック、田口から矢田とサインプレーでつなぎ浮かせるとファーサイドのシモビッチが頭で折り返し、中央へと走り込んだ竹内のヘディングでのシュートは弾かれてします。さらにイ スンヒが頭で飛び込むが、このシュートはクロスバーを越える。

40分、センターサークル内から名古屋ボールのフリーキック。田口からのボールをペナルティエリア内右へと開いたシモビッチが頭で中へと折り返すが相手ディフェンスにクリアされる。

41分、イ スンヒから磐田ゴール前へと浮かせたボールにシモビッチが飛び込むが磐田・森下と接触、シモビッチのファールを取られる。

42分、磐田・小林が名古屋ペナルティエリア内右で縦を狙うが高橋がコースをカット、竹内がボールをクリアする。

43分、自陣左で長いがボール奪取、そのまま縦へと蹴り出し自身のスピードで突破を狙うと、これを磐田・川辺が抑えイエローカードが提示される。

44分、磐田陣内左で永井の蹴り出したボールが磐田・宮崎の手に当たりフリーキックを得る。

45分、名古屋3人目交代:矢田→川又
(アディショナルタイム表示:5分)

アディショナルタイム1、右サイドへ開いてボールを受けた川又からの低いクロスに中央へ永井が飛び込むが相手ディフェンスと交錯、ボールはディフェンスに当たりゴールラインを割る。名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央でクリアされる。

アディショナルタイム2、自陣でオーマンからのボールを受け横へと流れた田口が倒されフリーキックを得る。

アディショナルタイム3、楢崎からのフリーキック、相手ディフェンスが触り裏へとこぼれたボールを小川が追うが、ゴールライン付近でクリアされる。

アディショナルタイム4、自陣左でクリアボールを受けた永井がそのまま縦へと加速、磐田ペナルティエリア付近まで持ち上がるが、タッチラインへとクリアされる。

アディショナルタイム5、スローインをつなぎ得た名古屋・左からのコーナーキック。田口からシモビッチへとつなぎクリアされたボールを拾った高橋が右足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

ここで試合終了。

後半に入って互角の戦いとなった両チーム。ともに惜しいチャンスもありながら決められず、さらに小倉GM兼監督にとっては矢野、小林とアクシデントによる交代で苦しめられた。それでも右サイドへ移った安田や、ルーキー初出場の高橋、そのカバーをする竹内ら懸命の守りで最後までシモビッチの1ゴールを守り抜き新生グランパスの初陣を勝利で飾った。


試合終了後記者会見

160227ogu.jpgアウェイでの開幕戦、勝てたことが現在のグランパスにとって大きかったです。それは試合後の選手の表情からも感じられました。

今日は開幕戦独特の足の重さ、動き出しの遅さがありました。波に乗れない時間を耐え、先制ゴールを奪えたことが大きかったです。その後は足も良く動くようになりました。追加点を奪えなかったことは課題ですし、これからやらなければいけない事が多くあると感じさせられました。

Q.今日は相手のアダイウトン選手を誰が止めるかが課題だったかと思いますが?

ジュビロ磐田の左サイドはポイントだと思っていましたし、動き出しの段階からケアするよう矢野、古林にも伝え、しっかり対応してくれました。アダイウトンはバランスとしては攻撃重視ですし矢野、古林の2人は守っているだけではなく、守備からの切り替えで攻撃に転じたり、非常に運動量が求められました。それでも、代わってポジションに入った安田と小川もしっかりと対応してくれました。

Q.チーム始動からここまで、練習試合など結果のあまり出ない時期が続きました。その点について、どのように考えられていたのでしょうか?

正直な気持ちとして、結果はあまり出ていませんでしたが、内容としては自分たちのサッカーを掴んでいる実感はありました。外からの下馬評などもありますが、選手たちは自分たちがやるべきことにしっかりと取り組んでくれていました。

開幕戦ならではの硬い試合の入りを見たときは、自分自身でもどうすればよいのかパニックになりかけました。それでも自分の選手の頃を思い出すと、やはり開幕戦で思うように動けないことがありました。先制ゴールさえ奪えばと考えていましたが、少ないチャンスから選手はゴールを決めてくれました。「悪い流れをしのいで勝った」、これには選手たちも手応えを感じていると思います。

Q.小倉GM兼監督が自ら獲得したシモビッチ選手がゴールを決めましたが?

ゴールを決めたとき、それ以外の事が気になっていてあまり喜べませんでした。それでも困った時に高さを生かしてターゲットとして狙うことは、ジュビロ磐田が嫌がっているのも感じましたし、オプションとして持っていました。シモビッチも開始から硬かったのですが、ゴールを決めてからはもっとよく動けるようになりました。コンディションは上がっていると思います。

Q.キャンプから取り組む、攻守の切り替えという部分ではどのように評価されているのでしょうか?

立ち上がりは後手後手に回り、ディフェンス面でも甘さがあり、気になりました。それでもゴールを奪ってからは、インターセプトや前への動きなど、前半とは別の戦いでした。それを最初から出せるようにならなければ厳しいと思っています。

Q.比較的シンプルにボールを前へと運ぶ攻撃が見られましたが、それは監督からの指示だったのか、あるいは選手自身の判断だったのでしょうか?

シモビッチにボールを当てろという指示は、私からは出していませんでした。ゲームの中でシンプルにシモビッチを狙うことで、相手選手たちが嫌がっているのは明らかでしたし、選手自身がそれを感じたのではないでしょうか。