2015シーズン試合結果

明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節:名古屋グランパスvsヴァンフォーレ甲府

最終更新日時 2015/11/10 11:27

HOME GAME

豊田スタジアム 11/7(土) 14:04キックオフ

試合前

上空には雲が広がる豊田スタジアム。2015明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節、グランパスにとって今シーズン最後のホームゲームはヴァンフォーレ甲府との対戦となる。

前節、ホーム瑞穂で新潟に勝利をしたグランパス。それ以来2週間ぶりのリーグ戦となる。すでに天皇杯も敗退したため、公式戦は次節アウェイ鹿島を含め残り2試合となったが、この2つをしっかりと勝ち、少しでもサポーターを満足させたい。

キックオフ約30分前、フィールドプレイヤーがウォーミングアップのためピッチへと姿を現した。前節、怪我からの復帰戦で4得点すべてに絡む活躍をみせた永井は今日も先発。今シーズン最後となる豊スタだが、試合前からリラックスした雰囲気で、少し深く見えるピッチのコンディションを確かめているようだ。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディンフェスラインは右から矢野、大武、竹内、本多の4人。小川、田口、矢田、永井が中盤を構成し闘莉王、ノヴァコヴィッチの2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。
メインスタンドから向かって左にエンドをとった名古屋に対して甲府ボールでキックオフ。

1分、甲府陣内左サイドへ永井を走らせるが、これはオフサイドの判定。

2分、甲府ペナルンティエリア右でボールを受けた小川のクロスは甲府・河田が直接抑える。

3分、名古屋陣内左から甲府ボールのフリーキック、縦へと蹴り出しペナルティエリア左で受けた甲府・伊東のクロスは闘莉王がヘディングでクリア。再びペナルティエリア内へと持ち込まれるが、竹内がゴールラインへとボールをクリア。

4分、甲府・左からのコーナーキックはニアサイドの小川がヘディングでクリア。

5分、甲府・左からのコーナーキックをニアサイドで触りファーサイドの甲府・畑尾が左足で触るが、このシュートはクロスバーを越える。

6分、名古屋ペナルティエリア手前左から甲府・阿部(翔)のクロスは本多がヘディングでタッチラインへとクリア。

7分、名古屋ペナルティエリア手前左でボールを受けた甲府・阿部(翔)のクロスは本多が見送り直接ゴールラインを割る。

8分、甲府陣内左の永井から左へ開くノヴァコヴィッチの前を狙うが、このボールは甲府・土屋がカット、ノヴァコヴィッチに当たりゴールラインを割る。

9分、甲府陣内右寄りの田口のクロスから得た、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールを中央の矢野が頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

10分、甲府ボールのゴールキック、ハーフライン付近で矢野が競り合ったこぼれ球を竹内がダイレクトで縦へと狙うが、このボールは甲府・河田が直接抑える。

11分、甲府陣内左の矢田からペナルティエリア付近中央の闘莉王へのボール、これを闘莉王が胸トラップで落とし左足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たり弾かれてしまう。

【失点】
12分、甲府陣内中央の矢田から左へのボールをカットされるとそのまま甲府がカウンター。名古屋ペナルティエリア付近左の甲府・バレーに渡ると左足でのシュートを決められ先制ゴールを許してしまう。

14分、甲府・畑尾から名古屋ゴール前へのロングボールは楢崎が直接抑える。

15分、ペナルティエリア内左でボールを受けた永井の折り返しから得た名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは甲府・バレーがヘディングでゴールラインへとクリア。

16分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールをニアサイドへ飛び込んだ矢野が体をひねり頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

17分、楢崎からのボールをセンターサークル付近の闘莉王が頭で前へと流すが、このボールは甲府・河田が直接抑える。

19分、センターサークル内の田口から左サイド高い位置を取る永井を狙ったボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

20分、ハーフライン付近左の矢野のカットから田口がダイレクトで縦の闘莉王を狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。

21分、甲府ペナルティエリア手前右の小川からエリア内へのボールに闘莉王が走り込むが、ボールは手前に入った甲府・河田に先にキャッチされてしまう。

23分、小川からのボールに右サイドをオーバーラップした矢野のクロスは甲府・河田が一旦弾きながら抑える。

24分、自陣右で矢野が甲府・阿部(翔)のドリブルを後ろから倒しイエローカードが提示される。

25分、カウンターから右サイドを突破した矢田のペナルティエリア内からグラウンダーのクロス、ファーサイドからノヴァコヴィッチが走り込むが、ボールは手前の相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

26分、甲府陣内左の本多からのクロスは甲府・松橋に当たりゴールラインを割る。

27分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボール、甲府・河田が弾いたボールを闘莉王から頭でつなぎ左の永井へと渡るが、ゴールライン付近からの折り返しはその前にゴールラインを割る。

28分、甲府陣内右の田口からエリア内の永井を狙い浮かせたボールは相手ディフェンスに当たり甲府・河田が抑える。

29分、自陣左の甲府・阿部(翔)から縦を狙ったボールは小川がタッチラインへとクリア。

30分、名古屋ペナルティエリア付近右でボールを奪った甲府・松橋からグラウンダーで中へのボールを甲府・バレーに触られるが、転がったボールは大武がクリア。

【得点】
31分、甲府ペナルティエリア手前左でノヴァコヴィッチ、矢田、永井とつなぎ左からのクロスを中央右寄りの闘莉王が丁寧に頭で落とす。このボールをフリーのノヴァコヴィッチが右足で合わせ同点とした。

33分、名古屋ペナルティエリア付近右でボールを受けた甲府・バレーに右へと流れながら右足でのシュートを狙われるが、このボールはクロスバーを越える。

34分、甲府陣内左の本多からのクロスはゴール前を飛び越し逆サイドでクリアされる。

【得点】
35分、自陣右で小川のパスカットから中央の永井へ、縦へと加速するとさらに外を上がる田口へ、ペナルティエリア付近から田口の左足のクロスに中央へ走り込んだ永井が高く飛ぶヘディングで合わせゴール、逆転に成功した。

36分、名古屋ペナルティエリア内左で甲府・阿部(拓)がディフェンスと接触しバランスを崩しながら右足でのシュートを狙われるが、このボールは楢崎が正面で抑える。

39分、自陣右でボールを受けた小川が後ろから引っ掛けられフリーキックを得る。

40分、甲府ペナルティエリア左を上がった本多がゴールライン付近から左足で折り返すが、このボールは甲府・河田が抑える。

42分、甲府陣内右を上がる矢野の前へのボールは、足を伸ばしわずかに触るがタッチラインを割る。

43分、ハーフライン付近左から甲府・バレーの縦へのドリブルは田口がスライディングのファールで止める。

44分、甲府・右からのコーナーキックは中央の闘莉王がヘディング、こぼれ球をペナルティエリア手前の甲府・伊東に右足で狙われるが、このボールもディフェンスに当たりクリアする。

45分、ハーフライン付近で矢田がパスカット、左の永井の前を狙うが、このボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
(アディショナルタイム表示:2分)

アディショナルタイム1、名古屋陣内中央でボールを受けた甲府・阿部(拓)の右足のミドルシュートは枠の右へと外れる。

アディショナルタイム2、カウンターからの戻しを名古屋ペナルティエリア右で受けた甲府・松橋のクロスは楢崎が抑える。

ここで前半終了。

開始10分、集中力を欠いたのかパスミスから簡単に失点した名古屋。それでもある程度ボールを持てる展開に、ポゼッションからペナルティエリア付近での仕掛け、カウンターと2種類のゴールで逆転に成功した。それでも1点差で折り返しての45分、攻守の意識を統一し、集中した守りから試合を決定付ける追加点を奪いたい。

後半

エンドを変えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

2分、名古屋陣内中央でボールを受けた甲府・バレーが左へと流れながら名古屋ペナルティエリア内まで持ち込むが竹内がマーク、左足のシュートは枠の左へと外れる。

3分、右サイド高い位置の甲府・松橋の前へのボールは本多が体を入れブロック、ボールは直接ゴールラインを割る。

4分、甲府・阿部(拓)のドリブルからコースを入れ替えエリア内へと入った甲府・伊東が足元へのボールを受けるが、大武がボールをクリア。

6分、甲府ペナルティエリア手前中央でボールを受けた永井がエリア内右のノヴァコヴィッチ、左の闘莉王をおとりに右足で直接狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。

8分、甲府・バレーのペナルティエリア付近でのキープを田口がカット、竹内からのボールを受けた闘莉王から左を上がる永井へ、ここから中央へのクロスは甲府ゴール前を通り抜け逆サイドでクリアされる。

9分、名古屋陣内右を持ち上がっら甲府・バレーから中へのボールは大武がスライディングでゴールラインへとクリア。

10分、甲府・右からのコーナーキックは楢崎がパンチングでクリア。再び右へとつなぎ甲府・阿部(翔)の左足のクロスは永井が体に当てクリアする。

【得点】
11分、甲府ペナルティエリア左の永井からのクロスを中央で闘莉王が競り合うと、ペナルティエリア手前で小川が拾い左の田口へ、ここから右足でゴール左下隅を狙ったシュートがポストに擦り枠の中へ。2点差とするゴールを決めると、ベンチメンバーも全員が飛び出し、先日第2子が誕生した永井を祝う揺り篭ダンスが捧げられた。

14分、甲府ペナルティエリア右を上がる矢野の前へのボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

15分、甲府・左からのコーナーキック中央でのこぼれ球をペナルティエリア内右の甲府・新井に右足ボレーで狙われるが、このシュートはクロスバーを越える。

16分、甲府・バレーが右からディフェンスライン裏へと抜け出すが、これはオフサイドの判定。

17分、甲府1、2人目交代:土屋、松橋→下田、橋爪

18分、名古屋ペナルティエリア手前左から中央方向へと持ち込んだ甲府・伊東の右足のシュートはクロスバーを越える。

19分、甲府ペナルティエリア右でボールを受けた矢野からのクロスを闘莉王が頭で合わせるが、このシュートは甲府・河田の正面を突きキャッチされてしまう。

21分、センターサークル付近で矢田のキープから大武へ、これをダイレクトで左のノヴァコヴィッチへと狙うが、ボールは直接タッチラインを割る。

22分、甲府ペアナルティエリア手前の小川から縦の闘莉王の足元へ楔のボール。ここで闘莉王がターンし右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。

23分、名古屋ペナルティエリア内右で甲府・伊東の縦へのドリブルは永井が体を入れ直接ゴールラインを割らせる。

24分、甲府ペナルティエリア左で田口からのボールを受けた本多のクロスは相手ディフェンスに体でブロックされてしまう。

25分、甲府陣内中央の田口から右へのボールに外からディフェンスライン裏を取った矢野のグラウンダーでの折り返しは、わずかにノヴァコヴィッチへと届かずゴールラインを割る。

28分、名古屋ペナルティエリア内右でボールを受け縦へと仕掛けた甲府・伊東の右足のシュートは楢崎が弾き枠を外れる。甲府・右からのコーナーキック、ショートでつなぎ中へのボールはファーサイドの矢野がヘディングでクリア。

【得点】
29分、自陣で闘莉王のカットからのボールをセンターサークル手前で受けたノヴァコヴィッチがそのままマークのディフェンス裏へと蹴り出し加速、追いすがるディフェンスも振り切り独走すると前へ出る相手キーパーを見てトップスピードからそのまま右足インサイドでゴール右下隅へと転がしゴール。スタジアムがどよめくような個の力で大きな大きな4点目を決めた。

32分、甲府ペナルティエリア左の本多が中の永井に当てワンツーでの突破を狙うが、リターンボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

33分、名古屋1、2人目交代:小川、ノヴァコヴィッチ→杉森、川又

34分、甲府ペナルティエリア右でボールを受けた杉森のグラウンダーでのクロスは闘莉王の背面へ。しかしこのボールをペナルティエリア付近で拾った永井が右足で狙うが、このシュートは甲府・河田の正面を突きキャッチされてしまう。

36分、ハーフライン付近の竹内から縦へのボールに川又が相手ディフェンスライン裏を狙うが、これはオフサイドの判定。

37分、自陣ペナルティエリア手前でバレーと交錯し、その後ヒートアップした甲府・バレーに対しイエローカードが提示される。

39分、名古屋3人目交代:竹内→牟田
甲府3人目交代:マルキーニョス→堀米

41分、矢野のクロスからクリアボールを永井が落としペナルティエリア手前から杉森が右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに体でブロックされてしまう。

42分、左の本多からのクロス、ペナルティエリア内右の矢野から中へと戻したボールを杉森が左足で狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。

44分、自陣左で田口がボールを奪われるが、大武がすぐにボールを奪い返す。

45分、名古屋ペナルティエリア右でボールを受けた甲府・橋爪のグラウンダーのクロスは中央を通り抜け逆サイドでタッチラインを割る。
(アディショナルタイム表示:4分)

【失点】
アディショナルタイム1、名古屋ペナルティエリア手前左寄りから甲府・下田の右足のシュートがディフェンスに当たり浮くと、楢崎の頭上を越え枠の中へ。不運な形で失点を許してしまう。

アディショナルタイム2、甲府・新井の右からのクロスは大武がタッチラインへとクリア。

アディショナルタイム3、甲府・橋爪のペナルティエリア内右から中へのボールは田口がスライディングでゴールラインへとクリア。

アディショナルタイム4、甲府・右からのコーナーキックは楢崎が中央でキャッチ。

アディショナルタイム5、名古屋ペナルティエリア内右でボールを受けた甲府・堀米の左足での浮かせたシュートは枠の左へと外れる。ゴールキックでのリスタートを楢崎が大きく蹴り出したところで試合終了。

2試合連続となる田口のミドル、ノヴァコヴィッチのこの力を見せつけるようなゴールで後半に入り2点を加えた名古屋。終了間際に少し不運な形で1点を返されたが、それでも終わってみれば4-2のスコア。今シーズンのホーム最終節を勝利で飾った。


試合終了後記者会見

151107-nis.jpg最後に良い結果良いパフォーマンスを出したいという、大きなモチベーションを持って臨んだ試合でしたし、前節のようなゲームをやってくれればなと期待していました。その中で先制され、早い段階で反骨心を持って戦い、突き放していくという、自分の就任から思い描いていた攻撃的なスタイルをホーム最終戦で(選手達が)やってくれて嬉しかったです。ただ、チーム力が安定しない中で、コンスタントに力が出せなかった部分もありましたが、もっともっとこういうゲームが出来たんだろうなと感じています。それでも、素直にホーム最終戦でこういうゲームが出来て良かったと思います。

Q.終盤に牟田選手・杉森選手といった若手を投入していったのは、若い選手達の今後や将来のことを意識した采配だったのでしょうか?

僕自身が将来的なことを考えた采配と言われれば、そうではありません。今日のようなゲーム展開でしたし、常に優位な状況の中でギリギリのところで采配していくこともありますし、色んな賭けの中でバックアップを使ったり、期待する瞬間もあります。今日みたいな状況だと、自分の中の将来性ではありませんが、本人のためのきっかけのための采配は常に考えています。選手にとって一つのきかっけで大きく成長出来る瞬間は間違いなくありますから。牟田に関しては、去年も今年もレギュラー的なポジションでやっていましたし、杉森に関してもJ3でJ-22のチーム得点王になったり、少しずつ成長していると思います。本人も残りのJ1リーグの試合で得点してさらにというところもあるでしょう。指導者として大きなきっかけになってもらえればなと、起用に関してはいつも思っています。本当にチームの宝だと思いますし、飛躍するきっかけ、本人的にはこれからもたくさんのチャンスがあるかもしれませんが、この世界、そう簡単にはチャンスが巡ってこない部分もあります。今日のシュートシーンで点が取れてればさらに良かったと思います。そこをどう感じているのか、そこにも期待したいと思います。

Q.ノヴァコヴィッチ選手が最後の豊田スタジアムであれだけのパフォーマンスを見せてくれましたが、西野監督から見て彼の評価をお願いします。

素晴らしいですね。本当のストライカーだと思います。ただのFWではなく、スペシャルな前線の選手だと思いますし、ああいうパフォーマンスを見てしまうと、もっともっと使い方とかチーム作りを考えるべきだったのかなと思いますし、彼の力を引き出せなかったことに対して強く責任を感じています。ユーロ(選手権予選)でああいうパフォーマンスが出来るということは、本当にトップパフォーマンスと呼べるものを間違いなく持っているということですし、彼のストライカーとしての安定した得点力を引き出せなかったのは一番惜しいところだと思います。そこを決めきれなかったこともあり、今年のシーズンも安定しませんでした。素晴らしかったです、本当に。今日の2点目を見て更に思いました。