2015シーズン試合結果

2015Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝 第2戦:名古屋グランパスvsガンバ大阪

最終更新日時 2015/09/09 21:37

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パロマ瑞穂スタジアム 9/6(日) 19:34キックオフ

試合前

時折り強い雨に見舞われるパロマ瑞穂スタジアム。2015Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦はホームでガンバ大阪との対戦となる。

第1戦、アウェイでのゲームを1-1と引き分けホームに戻ったグランパス。その第1戦でグランパスへ移籍後、膝の再手術、長期のリハビリに苦しんだ野田が復帰戦で初ゴールを決めた。その試合から中3日、今日はホームのサポーターの前に初先発として姿を表す。

雨が少し小降りとなったキックオフ30分前、フィールドプレイヤーがウォーミングアップのためピッチへと姿を現した。グランパスで初のホームゲームとなる野田はもちろん、グロインペイン症候群により離脱していた田口がベンチに入った。本人にとっても経験のない長期離脱だったが、試合前には闘莉王とボールを回し強い雨に見舞われたピッチのコンディションも入念に確認するなど、復帰戦に向け準備は万端なようだ。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは牟田、闘莉王、竹内の3人。小川、磯村を中盤底に本田、矢野の両サイドハーフ。野田、川又の2トップの後ろに矢田が控える3-5-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のユニフォーム名古屋に対しG大阪ボールでキックオフ。

1分、名古屋陣内左のG大阪・藤春から中へのボールをダイレクトでエリア内へと狙われるが、闘莉王がタッチラインへとクリア。

2分、自陣右で磯村が引っ掛けられ得たフリーキック。楢崎からのボールをG大阪陣内中央の川又が落とすが、野田へは届かず相手ディフェンスにカットされてしまう。

3分、名古屋陣内右を上がるG大阪・オの前へのボールはディフェンスまで戻った川又がタッチラインへとクリア。

5分、ハーフライン付近でG大阪・パトリックが競り合ったボールに走りこむ闘莉王とG大阪・倉田が接触、闘莉王のファールを取られる。

6分、牟田からのフィードは相手ディフェンスにカットされるが、このボールを矢野がダイレクトでゴール方向へ、左を上がった本多が左足ダイレクトで狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。

【得点】
7分、G大阪陣内左で相手パスをカットした野田がそのままペナルティエリア付近中央へドリブル。一旦相手ディフェンスにボールを触られるが左足でコントロールしそのまま右足を一閃。このシュートがゴール中央に突き刺さり第2戦、ホームで大きな先制ゴールを奪った。

9分、名古屋ペナルティエリア左でボールを受けたG大阪・藤春からのクロスは磯村がヘディングでタッチラインへとクリア。

10分、左からのクロスをG大阪・パトリックが頭で落とすとG大阪・阿部に飛び込まれるが、このシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。

11分、G大阪・右からのコーナーキック、外からの折り返しは本多が拾いクリアする。

12分、G大阪陣内左の竹内からのアーリークロスは、中央の川又の手前に入った相手ディフェンスにカットされてしまう。

13分、G大阪ペナルティエリア左の矢田から中へのボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

15分、センターサークル内の矢田から右に流れる野田の前を狙ったボールはG大阪・金につかれタッチラインを割る。

16分、自陣右で磯村が膝付近を押さえ倒れたため主審が近寄り確認するが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。

17分、自陣右でボール奪取を狙った磯村が倒されフリーキックを得る。

18分、ハーフライン付近でカウンターの起点として牟田からの楔を受けた野田が後ろから当たられフリーキックを得る。

19分、センターサークル付近で牟田のコントロールミスしたボールをG大阪・パトリックに奪われると、そのままスピードで振り切られ右足でのシュートを狙われるが、このボールは楢崎が触り枠を外れる。

20分、G大阪・左からのコーナーキック、ショートでつなぎ中へのボールはディフェンスがゴールラインへとクリア。G大阪・右からのコーナーキックを中央のG大阪・パトリックが頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

22分、名古屋ペナルティエリア右のG大阪・パトリックから中へのボールは磯村がヘディングでクリア。これを再び右へとつながれると、ペナルティエリア手前からG大阪・倉田に左足で狙われるが、このシュートは枠の左へと外れる。

24分、G大阪陣内中央で相手パスをカットした本多が左足でミドルシュートを狙うが、このボールは相手ディフェンスが触りクロスバーを越える。名古屋・左からのコーナーキック。小川が右足で上げたボールはニアサイドで相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

25分、名古屋・左からのコーナーキック。小川が右足で上げたボールはニアサイドでクリアされる。このボールを矢田が拾い再び左の小川へ、ここからのクロスはゴールラインを超えてしまう。

26分、名古屋ペナルティエリア手前中央でボールを受けたG大阪・パトリックのタイミングを外した左足のシュートは楢崎が抑える。

27分、ハーフライン付近でパスカットした磯村がそのまま縦へ、ペナルティエリア左で相手ディフェンスに着かれると一旦戻したボールを小川からエリア内へと走る矢田の前へと狙うが、このボールはG大阪・藤ヶ谷が直接抑える。

28分、名古屋陣内右から一気にペナルティエリア内までG大阪・パトリックに持ち込まれるが、至近距離からのシュートは楢崎が抑える。

29分、小川からのボールを自陣右で受け縦へと持ち上がった矢野。その外を上がった小川へとつなぎ中の川又へのクロスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされてしまう。ここから名古屋ペナルティエリア内までボールを運ばれるが、G大阪・倉田の足元のボールは牟田がゴールラインへとクリア。

30分、G大阪・右からのコーナーキック、ゴール前左で折り返されたボールは楢崎が直接抑える。

31分、センターサークル付近でのトラップミスをG大阪・パトリックに拾われると、小川が後ろからスライディングで止め、このプレーにイエローカードが提示される。

32分、名古屋陣内中央右寄りからG大阪ボールのフリーキック、名古屋ゴール前でのこぼれ球は磯村が右タッチラインへとクリア。

34分、ハーフライン付近の闘莉王から縦の川又の前を狙ったボールはG大阪・藤ヶ谷にクリアされる。

35分、ハーフライン付近で磯村の執拗なディフェンスからこぼれたボールを矢田が右の矢野へと狙うが、ボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

37分、自陣左の本多から縦へのボールを受ける野田が後ろからのファールを受けハーフライン付近でフリーキックを得る。

38分、G大阪・倉田のペナルティエリア手前右から縦への仕掛けは闘莉王が足を出しボールをクリア。

39分、G大阪陣内センターサークル付近で粘る小川がユニフォームを引かれフリーキックを得る。G大阪陣内センターサークル付近から名古屋ボールのフリーキック。矢田から右の磯村、エリア内右へと流れる矢野へつなぎ右足で強引なシュートは相手ディフェンスに当たり枠を外れる。

40分、名古屋・右からのコーナーキック。矢田が左足で上げたボールはファーサイドで待つ闘莉王の手前に入ったG大阪・藤ヶ谷にキャッチされてしまう。

【失点】
41分、名古屋ペナルティエリア手前中央のG大阪・遠藤からエリア内右へのボール、フリーで飛び出したG大阪・阿部に右足でのシュートを決められ2戦合計で同点とされてしまう。

42分、G大阪ペナルティエリア左でクリアボールを拾った矢田の左足アウトサイドにかけたシュートは枠の右へと外れる。

44分、自陣左でボールを受け前を狙う野田のドリブルをG大阪・倉田に倒されると、このプレーでG大阪・倉田に対しイエローカードが提示される。

45分、G大阪ペナルティエリア左で縦へと仕掛けた矢田からのクロスは相手ディフェスにタッチラインへとクリアされる。

(アディショナルタイム表示:1分)

アディショナルタイム1、G大阪ペナルティエリア右で野田がボールを受けるが、相手ディフェンスにボールをタッチラインへとクリアされる。

アディショナルタイム2、ここからのスローイン、矢野がG大阪ゴール前へロングスローを入れるが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。ここで前半終了。

期待の野田のゴールで先制した名古屋だが、その後、追いつかれ1-1での折り返し。第1戦と合わせて2-2と全くの五分のスコアとなった。場合によっては延長戦もあり得るトーナメント大会だが、ホームの名古屋としては残り45分で勝負を決めたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

1分、右サイドで闘莉王からのボールを受けた矢野の低いクロスは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

2分、スローインからつないだボールをG大阪ペナルティエリア手前右で受けた磯村が左足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

3分、名古屋ペナルティエリア右でボールを受けたG大阪・オからのクロスは楢崎が一旦弾きながら抑える。

4分、G大阪陣内左の小川からペナルティエリア内へのボールをゴールを背にした野田が頭で落とそうと狙うが、ボールは右へと流れてしまう。

5分、G大阪ペナルティエリア左でボールを受けた本多が縦へと仕掛け折り返しを狙うが、ボールはG大阪・オにタッチラインへとクリアされる。

6分、自陣右で矢野がG大阪・二川のドリブルを引っ掛けフリーキックを与える。

7分、このリスタートから左サイド外を上がったG大阪・藤春のグラウンダーのクロスは名古屋ゴール前を抜け、逆サイドで本多がクリア。

8分、G大阪・オからのクロスを名古屋ゴール前中央のG大阪・倉田に頭で合わせられるが、このシュートは左ポストに当たりディフェンスがクリア。

9分、名古屋ペナルティエリア右から中へと仕掛けたG大阪・パトリックからマイナス方向へグラウンダーのボールを左のG大阪・遠藤に右足で狙われるが、このシュートは右へと反応した楢崎が弾き枠を外れる。G大阪・左からのコーナーキック、ショートでつなぎ中へのボールは闘莉王が落とし楢崎が抑える。

11分、名古屋陣内右でボールを受けたG大阪・今野のアーリークロスは中央の闘莉王がクリア。

12分、G大阪ペナルティエリア手前で受けた小川から中を狙ったボールは相手ディフェンスにクリアされる。
名古屋1人目交代:川又→田口

13分、G大阪・倉田の自陣右から縦へのドリブルは竹内がタッチラインへとボールをクリア。

14分、自陣ゴール前でパスを奪った闘莉王が縦へ、G大阪陣内で左の野田へとつなぎペナルティエリア内の矢野の足元を狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

15分、名古屋ペナルティエリア手前右でボールを受けたG大阪・パトリックの右足のシュートは枠の左へと外れる。

16分、右サイドへと移った小川がG大阪陣内で粘るが、ボールはタッチラインへとクリアされる。

17分、名古屋ペナルティエリア内右でボールを受けたG大阪・オの左足へと切り返したシュートは右へと反応した楢崎が右手で弾きクリアする。

18分、自陣中央でボールを受けた磯村がG大阪・パトリックに引っ張り倒されフリーキックを得る。

19分、G大阪ペナルティエリア手前で田口から足元へのボールを矢野が丁寧に落とし矢田が右足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

21分、G大阪1人目交代:二川→大森
名古屋陣内中央左からG大阪ボールのフリーキック、名古屋ゴール前への速いボールは磯村がヘディングでクリア。

22分、G大阪・藤ヶ谷へと戻したボールに矢野が猛然とプレスを仕掛けるが、ボールは先にクリアされてしまう。

23分、ハーフライン付近でG大阪・パトリックのプレスを左へと交わした闘莉王からペナルティエリア付近の野田の前を狙うが、オフサイドポジションと判断し仕掛けられずボールはクリアされる。

24分、G大阪右ゴールライン付近で追いついた小川からのボールをニアサイドの野田が戻し走り込んだ田口が右足で狙うが、枠を捕らえたシュートも相手ディフェンスに防がれてしまう。

25分、名古屋ペナルティエリア内でのこぼれ球をG大阪・阿部に右足で狙われるが、このシュートは闘莉王に当たりクロスバーを越える。

26分、G大阪・右からのコーナーキックはファーサイドでクリア。

27分、名古屋陣内左からG大阪ボールのフリーキック、名古屋ゴール前で浮いたボールは楢崎が直接抑える。

28分、G大阪ペナルティエリア手前でドリブルを仕掛けた野田が倒されフリーキックを得る。

29分、ここで、ペナルティエリア手前で倒されたG大阪・大森が治療のため担架で外へと出される。

30分、G大阪ゴール正面左寄り25m弱の位置から名古屋ボールのフリーキック。小川が右足で直接狙ったシュートが壁の外を巻きゴールへと向かうが、わずかに枠の右へと外れる。
G大阪2人目交代:大森→リンス

31分、G大阪陣内左を上がった本多からペナルティエリア内でマイナス方向へグラウンダーでの戻しは、中を上がった野田のわずかに後ろに入りクリアされてしまう。

32分、自陣中央で磯村がG大阪・リンスのドリブルを引っ掛け、このプレーで磯村に対しイエローカードが提示される。

33分、名古屋陣内中央左寄りからG大阪ボールのフリーキック。名古屋ゴール前でのこぼれ球からペナルティエリア手前のG大阪・リンスに左足で狙われるが、このシュートは大きく外れ左タッチラインを割る。

34分、G大阪陣内右で野田が倒されフリーキックを得る。素早いリスタートで左の本多へと繋ぐが、縦を狙った蹴り出しは相手ディフェンスにクリアされる。

35分、G大阪陣内中央、距離のある位置から磯村が右足でのロングシュートを狙うが、このボールは枠の右へと外れる。

37分、名古屋陣内左に開くG大阪・リンスの前を狙ったボールは竹内がタッチラインへとクリア。

38分、名古屋ペナルティエリア内右でボールを受けたG大阪・パトリックの右足のシュートは枠の右へと外れる。

39分、G大阪陣内中央の田口から右の小川を狙ったボールはG大阪・藤春にカットされてしまう。

40分、G大阪3人目交代:阿部→井手口

41分、名古屋ペナルティエリア右を縦へと仕掛けたG大阪・オの折り返しは中央で竹内がG大阪・パトリックと交錯し名古屋ボールのフリーキックとなる。

43分、自陣右で闘莉王のカットボールを拾った野田がトリッキーなドリブルを仕掛けハーフライン付近でフリーキックを得る。リスタートのボールを矢野から右の小川へとつなぎ縦へと仕掛けるが、密着されたG大阪・藤春を小川が押しフリーキックを与える。

44分、G大阪陣内中央右で矢野がハイボールを競り合いフリーキックを得る。

45分、ここからのフリーキック、田口が右足で上げたボールをG大阪ペナルティエリア内左へと走った矢野がヘディングで叩きつけるが、このシュートはG大阪・藤ヶ谷に防がれてしまう。

(アディショナルタイム表示:3分)

アディショナルタイム1、G大阪・倉田のペナルティエリア内左からマイナス方向へのボールは闘莉王がゴールラインへとクリア。G大阪・左からのコーナーキックは中央で楢崎が弾きファーサイドへと流れる。

アディショナルタイム2、右へと開くG大阪・リンスの前を狙ったロングボールは直接ゴールラインを割る。

アディショナルタイム3、左サイド高い位置で闘莉王からのボールを受けた本多が仕掛けコーナーキックを得る。

アディショナルタイム4、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはG大阪・藤ヶ谷が中央でクリア。

ここで後半終了。

2試合180分を戦い2-2の同点。ナビスコカップ準々決勝は15分ハーフの延長戦へと突入することとなった。

延長前半

延長前半、左にエンドを取った名古屋ボールでキックオフ。

1分、G大阪ペナルティエリア右でボールを受けた小川の左足のクロスは相手ディフェンスにクリアされる。

2分、自陣からのロングボールを狙ったG大阪・パトリックのカウンターは闘莉王が体を入れノーファールで止める。

3分、G大阪・リンスのペナルティエリア右で縦への仕掛けから折り返しは牟田がゴールラインへとクリア。

【失点】
4分、G大阪・右からのコーナーキックを中央のG大阪・岩下にヘディングで合わせられこの試合での勝ち越しを許してしまう。

5分、G大阪ペナルティエリア手前の田口から縦へのボールにG大阪・矢田が飛び出すが、相手ディフェンスと交錯しG大阪ボールでのフリーキックとなる。

7分、ハーフライン付近の矢田から右の小川を狙ったダイレクトプレーはコースが後ろに入り直接タッチラインを割る。

8分、名古屋ペナルティエリア手前右からG大阪・井手口の右足のシュートはクロスバーを越える。

9分、名古屋2人目交代:矢田→望月

10分、G大阪陣内右の磯村からのクロスを矢野が体をひねりながら頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

12分、自陣から左を上がった本多からのクロス、外からペナルティエリア内右へと飛び込んだ小川が相手ディフェンスともつれながら低く頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

13分、G大阪陣内左の田口からのクロスを矢野が頭で落とすが、このボールはG大阪・藤ヶ谷が抑える。

【得点】
15分、G大阪陣内右の小川からのクロス、このボールに左からペナルティエリア内へと飛び込んだ闘莉王が相手ディフェンスの上からヘディングで叩き込みこの試合同点とした。

(アディショナルタイム表示:2分)

アディショナルタイム1、G大阪・リンスが名古屋ゴール前で右へとずらし右足で狙われるが、このシュートはディフェンスが触り枠を外れる。

アディショナルタイム2、G大阪・左からのコーナーキックはニアサイドで複数の選手が交錯し名古屋ボールのフリーキックとなる。

アディショナルタイム3、このリスタートを楢崎が大きく蹴ったところで延長前半終了。

延長後半

エンドを替えた延長後半、G大阪ボールでキックオフ。

1分、G大阪ペナルティエリア右の小川からマイナス方向へのボール、野田がスルーしペナルティエリア手前中央の望月が右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。

2分、G大阪陣内左で矢野がG大阪・オに倒されフリーキックを得る。

3分、G大阪陣内中央左から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足でゴール前へと上げたボールがゴール前を抜けるが、右のポストに嫌われてしまう。

4分、G大阪ペナルティエリア左で本多が縦へと仕掛けコーナーキックを得る。

5分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはファーサイドで相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

6分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央で相手ディフェンスがクリア。

7分、本多からのクロスに磯村がゴール前へと飛び込むが相手ディフェンスと重なりシュートまで持ち込めず、ボールはクリアされる。ここから名古屋ペナルティエリアまでボールがこぼれると右のG大阪・パトリックに強烈なシュートを狙われるが、楢崎が弾き枠を外れる。

8分、G大阪・右からのコーナーキックは中央の矢野が頭でクリア。

9分、名古屋ペナルティエリア内でG大阪・パトリックがペナルティエリア内からシュートを放つが楢崎ははじく。

10分、G大阪ペナルティエリア内左の望月のシュートは相手ディフェンスに体でブロックされてしまう。

11分、カウンターから左サイドを上がった本多が右の闘莉王の上がりを待ちクロスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。

12分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央のG大阪・藤ヶ谷にパンチングでクリアされる。

13分、矢野が右コーナーフラッグ付近で粘りフリーキッックを得る。ここからのフリーキック、田口からのボールに中央で複数の選手が飛び込むが、これは名古屋側のファールを取られる。

14分、G大阪・リンスのペナルティエリア手前から縦への蹴り出しは田口が足を出し牟田がクリアする。

15分、名古屋3人目交代:楢崎→高木
名古屋陣内右からG大阪ボールのスローインは本多が体を入れファールを誘う。

(アディショナルタイム表示:2分)

アディショナルタイム1、G大阪ペナルティエリア左で野田からのボールを受けた本多のクロスは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

アディショナルタイム2、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールに中央で複数の選手が重なり名古屋側のファールとなる。

アディショナルタイム3、自陣ペナルティエリア内からG大阪ボールのフリーキックを大きく蹴ったところで延長終了。

2試合210分を戦い決着がつかず、試合はPK戦へと委ねられることとなった。

PK戦

名古屋側ゴールを使い名古屋先行で競われるPK戦。

【名古屋】
1.闘莉王 ○
2.野田 ○
3.田口 ○
4.竹内 ○
5.小川 ○
6.矢野 ×
7.望月 ○
8.磯村 ○
9.牟田 ○
10.本多 ○
11.高木 ×

【G大阪】
1.遠藤 ○
2.倉田 ○
3.今野 ○
4.パトリック ○
5.リンス ○
6.岩下 ×
7.井手口 ○
8.金 ○
9.オ ○
10.藤春 ○
11.藤ヶ谷 ○

お互い5人決めサドンデスへと突入したPK戦。11人全員が蹴ることとなったが、最後はキーパー同士の対決で高木が外し、2015Jリーグヤマザキナビスコカップは準々決勝での敗退が決まった。


試合終了後記者会見

150906-nis.jpg最後まで応援してくれたサポーターにはお礼を言いたいです。

今日のような試合はやはり結果を出さないといけません。非常に悔しい気持ちです。両チームともタフに戦った試合でした。攻撃面でも非常に粘りがあり好ゲームだったと思います。ただ結果が全てなので今日の結果は素直に受け止められない気持ちがあります。内容は拮抗して良い時間帯が多くありました。延長戦に入っても選手全員がアグレッシブに点を獲りに行きました。その流れの中で決着をつけるチャンスもありました。結果が全てなので、結果を素直に受け止めなければいけません。

Q.PK戦で高木選手を起用した狙いは何でしょうか?

高木に任せたいという気持ちはありました。楢崎のペナルティエリアでの反応の良さもありますが、それを逆にとり自分の中で流れを少し変えようと思いました。昨年の天皇杯のPK戦の事もあり、高木の良さも含め彼を起用しました。

Q.交代枠を一枚残したまま延長戦を終えましたが、キーパーを替えるというプランはどの時点から考えていたのでしょうか?

プランの一つではありました。拮抗している中で最後に変化をつける形で高木を使うという考えは最初からありました。余程悪い状況になったり、負傷者が出た時には別のプランも考えていましたが、決して悪い流れではなかったので高木を起用しました。

Q.田口選手は半年ぶり、闘莉王選手も捻挫から戻ったきたばかり、野田選手も復帰したばかりで90分は難しいと思われる中戦い切りましたが、怪我人の多い状況で監督の中では怪我人についてどう考えていますか?

野田にしても田口にしても起用するリスクはあると思います。今のチーム状況の中で試合中ベストな選手をチョイスする中で、ある程度の時間帯までやらせるという制限は考えていました。ブランクのある選手なので、できれば時間制限をしないといけないのですが、戦力的なバックアップの問題がある流れの中で、その時間制限を延ばしている自分がいます。ただ選手はその中でもタフに戦ってくれました。影響が出ていないことは幸いです。できればもっとスイッチしてフレッシュな選手を起用する考えは持っているのですが、どうしても制限を引っ張ってしまっています。もちろん試合中にチェックや確認をとりながらやっていましたが、本来ならば制限をかけないといけないです。

Q.G大阪は遠藤、パトリックが帰ってきた中での今日の2失点ですが、守備の評価はいかかですか?

今のG大阪は速攻がベースになっています。そこから遅攻に切り替えるポゼッション能力、リスタートの力も持っています。遠藤、パトリックのホットラインも強く感じました。ただグランパスも押し込めてポゼッション出来る時間帯はありました。両サイドを起点にして1回戦のようにチャンスメイクはできていました。お互い戦い方が分かっている中での攻防で、少しカウンターを受けすぎていた印象はあります。G大阪の高い技術、戦術の中で選手達は良く対応してくれました。

Q.今日の試合でタイトルを一つ獲るチャンスがなくなりましたが、残されたリーグ戦、天皇杯に向けての考えをお願いします。

準々決勝まで戦い抜いて結果が出なかった事に対するダメージは非常に大きいです。チーム力も問われますが、次の天皇杯に向けてしっかりとチームを立ち上げていかないといけません。