2015シーズン試合結果
試合前
第5節を迎えるJリーグヤマザキナビスコカップはアウェイIAIスタジアム日本平で清水エスパルスとの対戦となる。
土曜日に行なわれた鳥栖戦で敗れリーグ戦3連敗となったグランパス。その鳥栖戦では特に後半、自分達のペースで試合を進めながら決定機を決められず、アディショナルタイム残り1分に決勝ゴールを決められホームで痛恨の敗戦となった。
中3日で行なわれる今日のカップ戦だが、その敗戦から疲労回復はもちろん、気持ちの面でもどれだけ切り替えられているかが重要となりそうだ。
ナビスコカップではここまで4試合を終え勝ち点10、グループBで首位を独走するグランパス。今日の試合で勝利すれば他会場の結果次第では1節を残しグループステージ突破が決まる。リーグ戦11位という現状は素直には受け入れがたいが、再浮上のきっかけ、さらには今週末のリーグ、アウェイでのFC東京戦に向け今日は勝利という結果で勢いを付けたい。
ゴールデンウィークを挟む過密日程を戦い終えた1週間はレギュラー間隔での試合開催となったが、今日の清水戦、土曜日のFC東京戦とアウェイでの厳しい日程が続く。今日の試合では日程を見据え西野監督もリーグ戦から多少メンバーを入れ替えてきた。今シーズン新加入のノヴァコヴィッチは1トップでの起用が予想される。カウンターを主体とする今のチームにフィットできず苦しい状況が続くが、古巣・清水との戦いでストライカーとして本来の姿を清水サポーターにも見せたいのではないだろうか。
前半
今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは竹内、闘莉王、本多の3人。ダニルソン、磯村が中盤底に位置し田中、佐藤の両サイド、ノヴァコヴィッチの1トップ、その後ろに小屋松、矢田が並ぶ3-6-1のシステムでのスタートが予想される。
前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った白のユニフォーム・名古屋ボールでキックオフ。
1分、清水ペナルティエリア左でダニルソンからのボールを受けた佐藤が縦を狙うが、ボールは清水・枝村にカットされてしまう。
2分、名古屋ペナルティエリア手前右から清水・枝村が中を狙うが、磯村がボールをカット、これをクリアする。
3分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けた清水・石毛のミドルシュートはディフェンスに当たりゴールラインを割る。
5分、名古屋陣内左を上がった清水・高木からのクロスは名古屋ゴール前を抜け逆サイドゴールラインを割る。
6分、闘莉王からのボールを清水陣内左で受けた小屋松がキープし中を上がった佐藤の前へと出すが、このボールは相手ディフェンスにコースを抑えられゴールラインを割る。
8分、清水ペナルティエリア左へと走り込む小屋松の前を狙ったボールは清水・櫛引がエリアを出てタッチラインへとクリアされてしまう。
9分、清水陣内右でボールを受けた田中から清水ペナルティエリア内へと走り込むノヴァコヴィッチの前を狙ったグラウンダーのボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
10分、清水ペナルティエリア内でノヴァコヴィッチが競りこぼれたボールを佐藤へ、相手ディフェンスの隙間から左足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
12分、名古屋陣内右へと開いた清水・村田の前へのボールはダニルソンが体を入れボールをクリア。
13分、名古屋ペナルティリア手前で清水・村田が1人交わしエリア内左でフリーの清水・金子の足下へ。ここからのシュートは楢崎が前へと出てコースを消しゴールラインへとクリア。
14分、清水・左からのコーナーキックは中央のノヴァコヴィッチがヘディング、これを再び拾うがここもゴールラインへとクリア。
15分、清水・左からのコーナーキックはニアサイドの清水・北川に当たりゴールラインを割る。
17分、センターサークル付近で清水・村田がボールをカット、素早く左へと開く清水・北川へカウンターとなるパスを通すが、ここからのクロスは直接ゴールラインを割る。
18分、田中からのボールに右サイドを縦へと抜け出した小屋松からグラウンダーのクロスはクリアされてしまう。
19分、自陣左の本多から縦へのボールを小屋松が左のノヴァコヴィッチへと落とすが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
【失点】
20分、右サイドを飛び出しボールを受けた清水・枝村からの低いクロスに走り込んだ清水・北川に左足で合わせられ先制ゴールを許してしまう。
22分、ハーフライン付近の清水・宮本から縦へのボールは闘莉王が見送り楢崎が直接抑える。
23分、竹内から縦へのボールを清水ペナルティエリア左で受けた矢田のクロスからコーナーキックを得る。
24分、名古屋・左からのコーナーキック。矢田が左足で上げたボールは清水・櫛引がパンチングでクリア。ここから名古屋陣内へとカウンターで持ち込まれるとペナルティエリア手前で2-4と数的不利な状況となるが、エリア内左へのボールは本多がコースを抑え直接ゴールラインを割る。
25分、清水・村田が名古屋陣内中央で倒れると治療のため担架で外へと出される。
26分、磯村から縦へのボールに小屋松が清水ディンフェスライン裏へと抜けるが、これはオフサイドの判定。
27分、清水1人目交代：村田→澤田
29分、名古屋陣内中央右寄りでボールを拾った清水・水谷の右足でのミドルシュートは楢崎が正面で抑える。
30分、清水陣内中央右から名古屋ボールのフリーキック。矢田が左足で上げたボールは清水・櫛引が直接抑える。
31分、名古屋陣内右タッチライン際から清水ボールのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールは壁の小屋松に当たりゴールラインを割る。
32分、清水・右からのコーナーキック。中央へとこぼれたボールは左へとクリア。
33分、センターサークル付近でノヴァコヴィッチが清水・福村と競りながら右へとボールを繋ぐと自身が一気にペナルティエリア内まで走り込むが、右からのクロスは相手ディフェンスにクリアされてしまう。
35分、ハーフライン付近左でダニルソンからのボールを受けた闘莉王がそのまま裏のダニルソンへとヒールで流すが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。
36分、清水ペナルティエリア左でボールを受けた佐藤からグラウンダーのクロスは清水・宮本に当たりゴールラインを割る。
37分、名古屋・左からのコーナーキック中央から外へのこぼれ球を拾うとペナルティエリア中央の磯村へと繋ぎ左足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
38分、ハーフライン手前でボールを受けたダニルソンが一気に加速し中央突破を狙うが、蹴り出したボールは相手ディフェンスにクリアされる。
39分、自陣左でダニルソンから佐藤へのパスをカットされるが本多、佐藤で素早く囲みボールをタッチラインへとクリアする。
40分、自陣右の闘莉王から縦へとクリアのボールをノヴァコヴィッチが追うが、このボールはペナルティエリアを出た清水・櫛引に先にクリアされてしまう。
41分、右サイドを上がる清水・枝村の前へのボールを清水・櫛引から狙われるが、ここは本多が体を入れゴールラインへとクリア。
42分、清水・右からのコーナーキックはニアサイドの竹内がヘディングでクリア。
43分、清水・澤田がハーフライン付近から一気に加速で名古屋ペナルティエリア内までボールを持ち込むが、対応した本多がスライディングでボールをゴールラインへとクリア。清水・左からのコーナーキックは中央の闘莉王がゴールラインへとクリア。
44分、清水・左からのコーナーキックは闘莉王がヘディングで左タッチラインへとクリア。
45分、ハーフラインを超えた位置でボールを奪った闘莉王がそのまま相手ディフェンスラインの間から抜けるノヴァコヴィッチを狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。
（アディショナルタイム表示：2分）
アディショナルタイム1、スローインからのボールを清水陣内左で受けキープするノヴァコヴィッチが後ろから引っ張られフリーキックを得る。
アディショナルタイム2、清水陣内中央左から名古屋ボールのフリーキック。矢田から清水ゴール前へのボールは中央でクリアされるが、その前にオフサイドの判定となる。
アディショナルタイム3、このフリーキックから名古屋ゴール前へのボールをなんとか止めるとダニルソンから左サイドライン際のノヴァコヴィッチへ、ここから縦へと仕掛けグラウンダーのクロスは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。
ここで前半終了。
開始から、ボールを奪った縦へと速く動く清水に付き合うように速い攻撃の目立った名古屋。それでもホームの清水にチャンスを作られると、最初の決定機は楢崎が止めたがその後失点。カウンターからも危ない場面があったがなんとか1点差で前半を終えた。
後半、同じような展開で速攻を狙うのか、あるいは状況に応じてはボールを繋ぎ相手を崩すのか、意思を統一され同点、そして逆転ゴールを奪いたい。
後半
エンドを替えた後半、清水ボールでキックオフ。
名古屋1人目交代：佐藤→永井
1分、清水・松原から縦へのボールは竹内が見送り楢崎が抑える。
2分、清水ペナルティエリア左へと走り込んだノヴァコヴィッチからマイナス方向への折り返しは相手ディフェンスにクリアされる。
3分、左からのボールを後半に入りトップ下の位置に入った闘莉王が内側で粘り中央のノヴァコヴィッチへ、ペナルティエリア内中央背面で受けからターンしてのシュートはクロスバーを越える。
4分、名古屋ペナルティエリア手前中央から清水・高木の右足のシュートは楢崎が弾き竹内がクリアする。
5分、清水・澤田のペナルティエリア左から中へのドリブルは田中がスライディングでボールをゴールラインへとクリア。清水・左からのコーナーキック、ショートで繋ぎ中へのボールはダニルソンがヘディングでクリア。
6分、清水・高木が名古屋陣内中央からドリブルを仕掛けるがダニルソンがコースを抑え磯村が後ろからボールを奪う。
8分、名古屋ペナルティエリア左でボールを受けた清水・北川からのクロスはダニルソンがヘディングでクリア。
9分、名古屋ペナルティエリア右へのこぼれ球を清水・北川が右足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
10分、ハーフライン付近左の磯村から右サイドの田中の前への大きなボールは清水・櫛引が先に抑える。
11分、右に開く清水・北川の前へのボールはダニルソンがゴールラインへとクリア。清水・右からのコーナーキックはニアサイドの磯村がクリア。
12分、名古屋2人目交代：田中→矢野
13分、名古屋ペナルティエリア手前左から清水・金子の右足のシュートは枠の右へと外れる。
14分、右に開いた清水・枝村からグラウンダーのボールは矢野が右足でクリア。
15分、清水・櫛引からの速く長いボールに右サイドを上がった清水・枝村がゴールライン付近で追いつくが本多が対応、切り返したボールはゴールラインを割る。
17分、竹内からのボールを相手ディフェンスライン手前の闘莉王が頭で流しノヴァコヴィッチが裏へと抜け出すが、ボールは清水・櫛引に先にクリアされる。
18分、清水・石毛から縦へのボールに名古屋ペナルティエリア内へと走り込んだ清水・北川が頭で落とすが、このボールは楢崎が抑える。
19分、小屋松が右サイドタッチライン際で縦と突破を狙うが相手ディフェンス2人に囲まれボールをタッチラインへとクリアされる。
20分、自陣左の本多から縦へのボールに左サイドを抜け出したノヴァコヴィッチが中へと切り返し持ち込み右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
【得点】
21分、左サイドでボールを受けた永井からのクロスに逆サイドからペナルティエリア内へと走り込んだ小屋松が足先ダイレクトで合わせると、このシュートが枠の左隅に吸い込まれ同点に追いついた。
23分、清水陣内左タッチライン際から名古屋ボールのフリーキック。矢田が左足で上げたボールは清水・櫛引に直接キャッチされてしまう。
24分、名古屋ペナルティエリア左から清水ボールのフリーキック、清水・高木の右足でシュート性のボールは楢崎がパンチングで弾きクリア。
25分、矢田からのボールに右サイドを上がった矢野からのクロスは闘莉王の手前に入った清水・櫛引が弾きクリアされる。
28分、右サイド高い位置の清水・枝村からのクロスは竹内がヘディングでクリア。
29分、清水・澤田が自陣から左へのボールに一旦矢野の裏を取るが、素早く体を入れ直した矢野がボールを奪いクリアする。
30分、楢崎からリスタートのボールを前線の闘莉王がヘディングでノヴァコヴィッチの前へと狙うが、ボールは相手ディフェンスに先にクリアされる。
31分、センターサークル付近でダニルソンがパスカットを狙うが、これを奪われるとそのまま清水が縦へ。ペナルティエリア付近の清水・北川が前へと蹴り出すが、このボールは楢崎が抑える。
34分、自陣中央の磯村から縦の小屋松の前を狙うが、このボールは清水・櫛引が先に抑える。
35分、名古屋3人目交代：小屋松→松田
名古屋ペナルティエリア内左へと走り込む清水・金子の前を狙ったボールは竹内がスライディングでクリア。
36分、永井からのボールを清水ペナルティエリア左で受けた松田の右足へ切り返したグラウンダーのボールはノヴァコヴィッチの背面を通り逆サイドへと流れる。これを拾った矢野が粘りコーナーキックを得る。
37分、名古屋・右からのコーナーキック。矢田が左足で上げたボールを逆サイドで拾った松田の折り返しは直接ゴールラインを割る。
38分、清水陣内右の矢野からのアーリークロスは相手ディフェンスにクリアされる。
40分、ディフェンスラインへと戻った闘莉王が清水陣内中央で磯村からのボールを受け縦を狙ったところを倒されフリーキックを得る。ここからのフリーキック、矢田から縦へのボールをエリア内右の闘莉王が頭で折り返すが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
41分、清水2人目交代：石毛→竹内
【得点】
41分、清水陣内中央右寄りで矢田が引っかけられ得たフリーキック。矢田が左足で清水ゴール前へと上げたボールに外寄りから走り込んだノヴァコヴィッチが体をひねり頭で合わせゴールへ、この時間についに名古屋が逆転に成功した。
42分、清水3人得交代：高木→大前
43分、名古屋ペナルティエリア手前の清水・大前へのボールは闘莉王がカット、左サイドの永井の前へ精度の高いパスを通すとそのまま永井が縦へと持ち込みゴールライン付近から中央のノヴァコヴィッチへと折り返すが、ボールは手前に入った清水・櫛引にパンチングでクリアされてしまう。
45分、清水陣内中央でノヴァコヴィッチのパスカットから右の矢野へとボールを通すが、コーナーフラッグ付近で2人に囲まれボールはクリアされてしまう。
（アディショナルタイム表示：3分）
アディショナルタイム1、名古屋ペナルティエリア内右で右からのボールを受けた清水・北川のシュートは枠の右へと外れる。
アディショナルタイム2、名古屋陣内左へと開く清水・澤田の前へのボールは矢野がスライディングでタッチラインへとクリア。
アディショナルタイム3、清水・松原からのボールをクリアしようとした竹内と清水・大前が交錯、自陣から名古屋ボールのフリーキックとなる。
アディショナルタイム4、このフリーキック、楢崎から右への松田のボールを跳ね返されたところで試合終了。
1点を追う後半開始から闘莉王を前線へと上げ永井、さらに矢野と投入し勝負を仕掛けたグランパス。するとその永井のクロスから小屋松がリーグ開幕戦以来のゴール。30分過ぎからは最悪でも引き分けをと闘莉王をディフェンスラインへと下げた西野監督だったが、後半に入り闘莉王とのコンビで再三良い動きを見せていたノヴァコヴィッチがセットプレーから、これもリーグ開幕戦以来のゴールで逆転に成功。2-1でアウェイゲームを制し勝ち点13へと伸ばし1試合を残し予選2位以内が確定、決勝トーナメント一番乗りを決めた。
試合終了記者会見
リーグ戦でここ3試合得点がありませんでした。チームのスタイルをなかなか発揮できない状況で今日はアウェイでのゲームということもあり、難しいゲームを想定していました。その中で攻撃的なシフト、積極的な戦いを狙い2トップでのスタートとなりました。それでも清水の非常にすばらしパフォーマンスに圧倒され先制を許してしまいました。ハーフタイムは厳しい空気でしたが、状況を打開するためシステムを変更し、後半は戦いながら修正を繰り返し、少しずつ反撃のきっかけは作っていました。後半も決して満足できる内容ではありませんでしたが、得点への執着は多少見えました。
闘莉王を前線へと置くことは最終的な手段であり、それを使わざるを得ないくらいオフェンスへの修正が必要でした。そこで闘莉王のストロングポイントが出たことでチームが良くなりましたが、それでも内容としてはエスパルスの方が優れていたように思います。
ノヴァコヴィッチ選手が久しぶりのゴールを決めましたが？
彼個人のコンディションは良いですし、トレーニングへの取り組みでも良いパフォーマンスを見せてくれています。怪我をした部分も完治し、試合に飢えている印象をトレーニングの段階から感じていますし、スタートから使うことに値する状態です。今日はそれに応じた動き、パフォーマンスを見せてくれました。チームとしてオフェンシブにボールを支配する状況で、彼の良さがもっと活きると思っています。1トップの位置に置くと、孤立したりパフォーマンスが発揮できない場面もありましたが、今日は良いプレーを見せてくれました。
本来なら矢野選手、永井選手を休ませたかった試合だと思いますが、代わりに先発した田中（輝）選手、佐藤選手の今日の評価をお聞かせ下さい。
和樹（佐藤選手）本人も今日は納得がいっていないと思います。もっと出来る選手と感じています。2人にはミーティングからプレッシャーを与えるくらいの状況で送り出しました。しかし結果的に、試合の中で徐々にパフォーマンスが落ちているように感じました。最初は高い位置でのプレーが出来ていましたが、徐々に両サイドのポジショニングが低くなっていました。2人にはもう少しチャレンジして欲しかったという気持ちがあります。今後の成長してくれることを信じて期待したいと思います。
後半、何が具体的に反撃のきっかけとなったのでしょうか？
永井や矢野の起用で試合がオープンな状況となっていました。ボランチの磯村や矢田が前線に近い位置、闘莉王やノヴァコヴィッチに近い位置でのプレーが可能となりました。その結果、裏を突かれるシーンもありましたが、それは勝負の中で仕方の無いことです。相手のディフェンスラインにしっかりと圧力をかけられたことが、反撃につながったのだと思います。