2015シーズン試合結果

2015Jリーグプレシーズンマッチ:FC岐阜vs名古屋グランパス

最終更新日時 2015/02/25 14:51

AWAY GAME

岐阜メモリアルセンター長良川競技場 2/22(日) 13:33キックオフ

試合前

キックオフまで1時間を切り、再び雨に見舞われた岐阜メモリアルセンター長良川競技場。7年ぶりの開催となるJリーグプレシーズンマッチ:岐阜vs名古屋はFC岐阜のホームでの対戦となる。

1月から始動した2015グランパス。タイ、沖縄と2次に渡る強化キャンプを行ない昨年からの上積み、そしてノヴァコヴィッチら新加入選手のチームへのフィット具合を確認する意味でも今日の試合は非常に興味深い。

午前中の雨でしっかりと水を含むピッチに両チーム選手がウォーミングアップのため姿を現すと、生のサッカーに飢えた両チームサポーターから歓声が沸き起こった。闘莉王の欠場によりセンターバックのコンビを組む牟田、大武の2人だが、新加入の大武も昨年から特別指定選手としてグランパスでの出場を経験しており、特別な緊張も無く非常にリラックスした表情を見せている。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から矢野、牟田、大武、本多の4人。田口、ダニルソンが中盤底に位置しノヴァコヴィッチの1トップ、その後ろにL.ドミンゲス、永井、矢田が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った赤のユニフォーム名古屋に対し岐阜ボールでキックオフ。

1分、岐阜・ロドリゴの右から中へのボールは牟田が左足でクリア。

2分、岐阜陣内左の本多から縦への突破はコースを切られ、ボールを一旦ダニルソンへと戻す。

3分、ディフェンスからのボールをノヴァコヴィッチが頭で逸らし永井が相手ディフェンスライン裏を狙うが、ボールは先に岐阜・太田にクリアされる。

4分、右サイド高い位置の岐阜・ロドリゴからグラウンダーのボールは大武がクリア。

5分、岐阜陣内右の矢野から足下へのボールを永井がダイレクトで右へと流し矢田が突破を狙うが、ボールは先に相手ディフェンスにクリアされる。

6分、左サイドを縦へと突破した永井の左足のクロスにファーサイドから矢田が頭で飛び込むがボールには触れられず相手ディフェンスにクリアされる。

8分、名古屋ペナルティエリア内左を縦へと突いた岐阜・難波のマイナス方向への折り返しは、牟田がゴールラインへとクリア。

9分、岐阜・左からのコーナーキックは永井がヘディングでクリア。

10分、センターサークル付近で田口のインターセプトからL.ドミンゲスとのワンツー、右サイドを駆け上がる矢野へとボールを展開するが、ペナルティエリア付近での切り返しは雨のピッヂに滑りボールはクリアされる。

【失点】
11分、名古屋ペナルティエリア内左の突破からグラウンダーのクロス、このボールを右から走り込んだ岐阜・高地に左足で合わせられ先制ゴールを許してしまう。

13分、センターサークル内で永井からのボールを受けるノヴァコヴィッチが岐阜・深谷に抑えられフリーキックを得る。

15分、岐阜陣内右に開いたノヴァコヴィッチからL.ドミンゲスを狙い落としたボールは先に相手ディフェンスにクリアされてしまう。

17分、岐阜陣内左でインターセプトから本多が縦へと突破、ゴールライン付近からのクロスをファーサイドの永井が中のL.ドミンゲスへ落とすが、このボールはコースが合わずクリアされる。

18分、岐阜ペナルティエリア手前左で永井が倒され得たフリーキック。L.ドミンゲスが右足で上げたボールは岐阜・太田が直接抑える。

20分、岐阜ペナルティエリア左の矢田が粘りエリア内へと入るが、蹴り出したボールはクリアされてしまう。

21分、右サイドを上がった岐阜・益山のクロスは本多がゴールラインへとクリア。岐阜・右からのコーナーキック、ショートで繋ぎ中へのボールは大武がヘディングでゴールラインへとクリア。

22分、岐阜・左からのコーナーキック、中央から外へのこぼれ球を岐阜・ヘニキと競り合った本多が倒されフリーキックとなる。

23分、ハーフライン付近の大武から縦を狙う永井の前へ低いボールを送るが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

24分、岐阜ペナルティエリア手前左で田口からのボールを受けた矢田がさらに外の本多を狙うが、このボールは相手ディフェンスに当たりタッチラインを割る。

25分、ハーフライン付近左で田口が岐阜・ロドリゴに後ろから引っかけられフリーキックを得る。

26分、名古屋ペナルティエリア右でのこぼれ球を岐阜・難波が右足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。

27分、センターサークル付近からのボールに永井が岐阜ペナルティエリア内まで飛び込むが、ボールは先にゴールラインへとクリアされる。名古屋・左からのコーナーキック。L.ドミンゲスが右足で上げたボールは中央でクリアされる。

28分、コーナーキックのこぼれ球を拾った田口から左のL.ドミンゲスへと再度展開、ゴール前中央の永井へとクロスを狙うが、これはオフサイドの判定となってしまう。

30分、岐阜・難波の左から縦へ蹴り出した突破はカバーの牟田がボールをタッチラインへとクリア。

31分、岐阜ペナルティエリア手前でノヴァコヴィッチの落としを受けたL.ドミンゲスが縦を狙うが相手ディフェンスと交錯、ボールはクリアされる。

33分、岐阜・難波のハーフライン付近からカウンターを狙うドリブルは田口がファールで止める。

35分、自陣左、ハーフライン付近で矢田の落としたボールを受ける永井が抑えられフリーキックを得る。

36分、岐阜陣内でL.ドミンゲスから矢田へ戻すボールを岐阜・難波にカットされるとそのままドリブル、名古屋ペナルティエリア右でボールを受けた岐阜・ロドリゴの左足で巻くシュートは楢崎が両手でしっかりとキャッチする。

38分、岐阜陣内中央のダニルソンからノヴァコヴィッチへ楔のボールを入れるが、相手ディフェンスに囲まれボールはクリアされてしまう。

39分、右サイドを上がった矢野からのクロス、ファーサイドへ流れたところを本多が拾い粘りコーナーキックを得る。名古屋・左からのコーナーキック。L.ドミンゲスが上げたボールは岐阜・太田にパンチングでクリアされる。

41分、右サイドを上がった矢野から縦へのボール、相手ディフェンスのクリアが味方に当たり跳ね返りを矢田が追うが、ボールは先にタッチラインへとクリアされる。

43分、岐阜陣内左で本多が岐阜・深谷を引っかけフリーキックを与える。

44分、名古屋ペナルティエリア右で岐阜・難波がキープしたボールは本多がゴールラインへとクリア。

45分、岐阜・右からのコーナーキックを中央の岐阜・高木に頭で合わせられるが、このシュートは枠の左へと外れる。
(アディショナルタイム表示:1分)

アディショナルタイム1、岐阜陣内右タッチライン際で矢野が倒されフリーキックを得る。

アディショナルタイム2、ここからのフリーキック、L.ドミンゲスから岐阜ゴール方向へのボールは相手ディフェンスがクリア、再び繋ごうと狙うがクリアされたボールが名古屋ディフェンスライン裏へ、このボールを岐阜・難波が追うがペナルティエリア外へと出た楢崎がクリアする。

ここで前半終了。

前半、ほとんどシュートまで持ち込めなかったグランパス。逆に岐阜には失点シーンを含め4度の決定的なチャンスを作られるなど劣勢な展開が続いた。カウンターから両サイドバック裏を狙われるシーンも目立ち、後半、守備面でも修正に期待したい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。
岐阜1人目交代:宮沢→苅部

1分、岐阜・益山の右サイドのドリブルを本多が倒しフリーキックを与える。

2分、名古屋ペナルティエリア右から岐阜ボールのフリーキック、中央へのボールを岐阜・深谷に頭で合わせられるが、このシュートはクロスバーを越える。

3分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けた岐阜・ロドリゴのシュートはディフェンスに当たりゴールラインを割る。

【失点】
4分、岐阜・右からのコーナーキックはニアサイドで永井がクリア。これを持ち上がったダニルソンがハーフライン付近でボールを奪われると右の岐阜・ロドリゴへ、この落としを中央の岐阜・難波が合わせる至近距離のシュートを楢崎が一旦弾くが、再び左足で押し込まれ2点差とされてしまう。

6分、岐阜ペナルティエリア左へ開きボールを受けたノヴァコヴィッチからのクロスは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

【得点】
7分、名古屋・右からのコーナーキック。L.ドミンゲスの右足でのボールは中央でクリアされるが、これを再び右サイドで拾ったL.ドミンゲスが右足でクロス、このボールを中央の牟田が倒れながら右足で合わせ1点差とするゴールを決めた。

8分、名古屋ペナルティエリア手前右でボールを受けた岐阜・益山の右足のシュートはクロスバーを越える。

9分、自陣右で矢野と岐阜・苅部が競り合うと、矢野が相手を倒しフリーキックを与える。

10分、左コーナーコーナーフラッグ付近から岐阜ボールのフリーキックはファーサイドへ流れクリアする。

11分、名古屋ペナルティエリア手前左のよりから岐阜・難波のシュートは枠の右へと外れる。

12分、自陣からのカウンターで左のノヴァコヴィッチ、中のL.ドミンゲスと繋ぎ岐阜ペナルティエリア内の永井の前を狙うが、オフサイドポジションと判断しプレーは続けられずボールはクリアされる。

14分、センターサークル付近でボールを失うと名古屋陣内右のロドリゴに遠い位置から左足でのシュートを狙われるが、このボールはクロスバーを越える。

16分、岐阜陣内中央のL.ドミンゲスから左を上がる田口へ、ワントラップで少し浮いたボールを田口が左足で狙うが、このシュートは岐阜・太田の正面を突きキャッチされてしまう。

17分、名古屋ペナルティエリア手前中央から岐阜・苅部のシュートは枠の左へと外れる。

18分、岐阜2人目交代:ヘニキ→水野

19分、岐阜3人目交代:清本→遠藤
左サイドへ開き本多からの縦パスを受けたノヴァコヴィッチから中を狙ったグラウンダーのボールは岐阜・深谷にゴールラインへとクリアされる。

20分、名古屋1人目交代:大武→川又
名古屋・左からのコーナーキック。L.ドミンゲスが右足で上げたボールは岐阜・太田が指先でカット、こぼれ球をペナルティエリア右へ走り込んだ田口が右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりタッチラインを割る

21分、左サイドの永井からのクロスが岐阜ペナルティエリア内でディフェンダーの手に当たりPKを得る。

【得点】
22分、このPKをノヴァコヴィッチがゴール左下隅に決め同点とした。

23分、岐阜4、5人目交代:ロドリゴ、高木→小野、関田

24分、センターバックに入ったダニルソンから縦へのボールを左の永井が高いヘディングで中へ、これを中央で拾ったノヴァコヴィッチがペナルティエリア付近の川又を確認するが、パスは通せずクリアされてしまう。

25分、ハーフライン付近右で田口が後ろから引っかけられフリーキックを得る。リスタートから相手ディフェンス裏右へのボールをノヴァコヴィッチが追うが、エリアぎりぎりの位置で岐阜・太田に先に抑えられる。

26分、左サイドの永井からセンターサークル付近のノヴァコヴィッチ、矢田と繋ぎ右を上がるL.ドミンゲスへ。岐阜・ペナルティエリア内で相手ディフェンスをかわすため左足へと切り返すが、シュートを打てずボールはクリアされてしまう。

27分、岐阜・遠藤が左サイドで粘ったクロスは矢野に当たりゴールラインを割る。

28分、岐阜・左からのコーナーキックを中央の岐阜・関田に頭で合わせられるが、このシュートは楢崎がキャッチ。素早いリスタートで右サイド前線へと蹴るとこのボールに追いついた永井がクロス。しかしファーサイドの川又の手前に入った岐阜・深谷にヘディングでクリアされる。

30分、右サイドハーフライン付近から名古屋ボールのフリーキック、矢野から右のL.ドミンゲスの前を狙ったボールは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

31分、名古屋・右からのコーナーキック。L.ドミンゲスからのボールを中央の牟田が頭で叩き付けるが、このシュートは岐阜・太田にキャッチされてしまう。

33分、岐阜ペナルティエリア左で永井のパスカットから中へのクロス、相手ディフェンスのクリアをエリア手前のL.ドミンゲスが胸トラップからダイレクトで狙うが、このシュートは岐阜・太田に弾かれ枠を外れる。名古屋・左からのコーナーキック。L.ドミンゲスからのボールは中央で浮き岐阜・太田が抑える。

35分、ハーフライン付近から縦へのボールを岐阜・遠藤が追うが、戻ったダニルソンが楢崎へとボールを戻しクリアする。

37分、左サイドから縦へと仕掛けた永井のグラウンダーのクロスは相手ディフェンスに当たり岐阜・太田が抑える。

38分、右サイドでのパス交換からL.ドミンゲスが中へと持ち込みこぼれたボール、これを永井がペナルティエリア手前から少し浮かせたシュートで狙うが、このボールはクロスバーを越える。

39分、名古屋2人目交代:L.ドミンゲス→松田

【得点】
40分、岐阜陣内右の松田から低いクロス、このボールを中央の川又がニアサイドで僅かに触るが、ボールは相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央でクリアされるが、これを再び右で拾った田口がゴール前へ、このボールを代わって入ったばかりの松田がヘディングで叩き付けゴール、逆転に成功した。

42分、右サイドからノヴァコヴィッチが突破を狙いフリーキックを得る。

43分、岐阜ペナルティエリア右から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で岐阜ゴール前へと上げたボールを中央のダニルソンが相手ディフェンスに体を合わせられながら頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

44分、矢田からのパスに松田が右サイドを突破、中へと持ち替えペナルティエリア内へと持ち込むがシュートへ行けずボールはクリアされる。

45分、名古屋ペナルティエリア手前で味方の落としを岐阜・難波が左足で狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。
(アディショナルタイム表示:5分)

アディショナルタイム1、永井が岐阜陣内左で縦へと仕掛けコーナーキックを得る。

アディショナルタイム2、名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールを岐阜・太田が弾き中央でこぼれるが、このボールは先に相手ディフェンスにクリアされる。

アディショナルタイム3、自陣左の矢田から縦へのボール、ノヴァコヴィッチが競り合いこぼれ裏へ抜けたボールを川又が追い中央へクロス、ペナルティエリア内でこぼれたボールを右で拾ったノヴァコヴィッチが左足で巻くように狙うが、このシュートはクロスバーに嫌われてしまう。

アディショナルタイム4、左サイドを上がった岐阜・高地からのクロスは楢崎がクリア。リスタートから右サイドで矢野が相手を倒しフリーキックを与える。

アディショナルタイム5、名古屋ペナルティエリア手前左から岐阜ボールのフリーキック、壁の外側裏に蹴り出したトリックプレーも田口がゴールラインへとクリア。

ここで試合終了。

後半も開始から2列目両サイドの選手がワイドに開きサイドバック裏を狙う岐阜に効果的に攻められた名古屋。2点差とされコーナーキックの崩れから1点を返すと川又を投入、2トップへと変更しノヴァコヴィッチも再度へ開きボールを受けるシーンが目立つようになると多少チャンスを作り出せるようになった。

結果としては3-2の逆転勝利、なんとかJ1の面目を保った名古屋だったが、それでも得点はPKを含み全てセットプレー絡み。開幕まで2週間を切りまだまだ攻守共に課題が残る試合となった。


試合終了後記者会見

150222-nis1.jpg開幕2週間前のプレシーズンマッチということで、出来れば内容的にも選手1人1人のコンディショニングも含めて良い形でトライできればと臨んだゲームでした。1つ評価できるのは、勝敗にこだわるゲームを全員が追求した部分でした。ただ、内容的には非常にプアー(低調)なものだったと思います。試合前、自分達がコントロールするようなゲームを作らなければいけないと臨んだゲームでしたが、中でも一番良くなかったのはビルドアップの精度です。そこからカウンターを受けることを繰り返していましたし、2つの失点もしかりです。ディフェンスの切り替えの中でかなり負担を強いられたと思います。得点もセットプレー絡みでしか取れませんでしたし、攻守に全く良いところがなかったという印象です。

交代もしようと思えば出来ましたが、出来るだけスターティングメンバー全員それぞれに『良い時間帯・悪い時間帯』を感じさせるという狙いもあったので、6人の交代枠というものは使いませんでした。交代したメンバー、交代したシステムの中で、多少流れを切り替えられたことは多少の収穫かもしれません。それにしてもプレシーズンということで、お互いにやりにくい部分もあったと思います。力を出し切る難しさはあったと思いますが、内容的に少し狙い通りにはいかなかったゲームとなりました。

Q.松田選手を入れた後のシステムにはどういう狙いがあったのでしょうか?

スペースを確保して、オフェンシブな選手のプレーゾーンを作ろうと考えました。リキ(松田選手)にしても川又にしても、窮屈なポジションよりもワイドな視野が確保出来た中でプレーしたらどうなるのかを見ていきました。トレーニングの中ではやったことはありません。スクランブルでした。大武を切り替えたのも、ビルドアップでなかなかボールが前線に入らなかったためです。そういう部分から、4-3-3にしていきました。

Q.チーム全体が中々機能しない中で、ノヴァコヴィッチ選手が良いボールを貰えていなかった印象ですが、彼自身の今日のプレーの評価はいかがでしたか?

岐阜のディフェンススタイルが中央に人を固めるというものでしたので、当然、トップ下の旭(矢田選手)とノヴァコヴィッチのところへ、ボールがスタートからほとんど入っていませんでした。引きも早かったし、ボールが入ったとしてもプレスバックをしたり、非常にストレスのたまる前半だったと思います。

それでもターゲットマンというのは、そこにいることで他のエリアが数的有利な状況を作れますので、それはそれで良いのですが、全体のボールの出し入れが、そこを避けてサイド寄りになっていきました。もっと積極的にノヴァコヴィッチや旭にボールを出し入れした方が良かったと思います。

今日は最終ラインとの距離があまりにも長すぎました。なので、もっと積極的にビルドアップのラインを上げなければいけないと、ハーフタイムに修正していきました。長ければそれだけ精度の高いボールが必要ですし、時間もかかりますので。今日は牟田・大武のポジショニングの重心が多少後ろに掛かりすぎていましたし、ノヴァコヴィッチ自身というよりも、周りがまだ彼を生かしきれていなかった印象です。彼だけの問題ではありません。存在感というのは非常にありますし、もっともっと彼に対して積極的にチャレンジのボールを増やしても良いのではないかと思います。