2014シーズン試合結果

2014J1リーグ第22節:名古屋グランパスvs川崎フロンターレ

最終更新日時 2014/08/31 15:24

HOME GAME

名古屋市瑞穂陸上競技場 8/30(土) 19:04キックオフ

試合前

好天に恵まれた名古屋市瑞穂陸上競技場。2014J1第22節はホームで川崎フロンターレとの対戦となる。

前節、ホームでの柏レイソル戦に先制しながら追いつかれ引き分けに終わったグランパス。前々節、天皇杯と2連勝し徐々にではあるが上昇気流に乗りかけていたチームにとっては痛い結果となってしまった。またその柏戦で膝を痛めたL.ドミンゲス、さらにケネディも軽傷ながら戦列を離脱し、今節も難しいゲームが予想される。

今日の対戦相手は川崎フロンターレ。3月にアウェイで行なわれた対戦では今シーズンのJリーグ随一のポゼッションスタイルを誇るフロンターレを相手に0-1というスコア以上に完敗を喫してしまった。「今年のJリーグで一番強い」という闘莉王の言葉にもある通り、昨シーズンのJ得点王・大久保やレナト、小林、中盤の中村ら技術・決定力ともに高い選手を数多く擁し、今のグランパスにとって難敵となるだろう。

西に傾いた陽も沈み、比較的すごしやすい気温となった午後6時25分、ウォーミングアップのためフィールドプレイヤーがピッチに登場した。「赤鯱大学祭」と銘打たれ地元大学生とコラボした様々なイベントで賑わった瑞穂。ここからは選手が主役となる時間であり、すでにぎっしりと詰まったサポーターズシートを中心に緊張感が漂っている。

今日のグランパス、高いポゼッションを誇る川崎を相手にしっかりと守りカウンターを狙う時間が長くなる可能性が予想されるが、闘莉王、牟田を中心としたディフェンスラインもそれを承知のうえで、試合前から集中した表情が見られる。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から矢野、牟田、闘莉王、本多の4人。ダニルソン、田口が中盤底に、川又の1トップの後ろに矢田、玉田、永井が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取ったゴールドの記念ユニフォームを着た名古屋に対し川崎ボールでキックオフ。

【失点】
1分、左サイドをドリブルで駆け上がる川崎・レナトを矢野が倒しフリーキックを与える。名古屋ペナルティエリア左から川崎ボールのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールを中央へ飛び込んだ川崎・谷口にヘディングで合わせられ、開始早々に失点を許してしまう。

2分、川崎陣内中央の川又から左の永井を狙ったボールは背面に入り直接タッチラインを割る。

3分、センターサークル内の川崎・中村から縦へ浮かせたボールに川崎・大久保が闘莉王の裏へと抜けるが、僅かに触ったボールは楢崎が抑える。

4分、川崎陣内左の田口から縦へと抜ける永井の前を狙ったボールは直接ゴールラインを割る。

5分、川崎ペナルティエリア手前で楔のボールを粘りキープした玉田の左足のシュートはディフェンスに当たりクリアされる。

6分、川崎ペナルティエリア左でボールを受けた川又からマイナス方向中央の玉田の足下を狙ったボールは相手ディフェンスにスライディングでカットされてしまう。

7分、川崎・レナトの左寄りでのドリブルは矢野がカット、ダニルソンがボールを奪う。

8分、川崎・小宮山が左サイド高い位置で足下へのボールを受けるが、これはオフサイドの判定。

9分、名古屋ペナルティエリア手前へ右から持ち込んだ川崎・小林の左足のシュートはクロスバーを大きく越える。

10分、川崎陣内右ハーフライン付近で川又が後ろから乗られ得たフリーキック、田口からのボールを川崎ペナルティエリア左の牟田が頭で浮かせるが、このボールは川崎・杉山が直接抑える。

11分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けた川崎・小林から中へのボールはディフェンスに当たりゴールラインを割る。

12分、川崎ペナルティエリア手前左で本多が弾いたボールを拾った永井のシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。

13分、名古屋・左からのコーナーキック。田口からペナルティエリア手前の矢田へ戻し低くゴール前へ入れたボールは相手ディフェンスにクリアされる。

14分、名古屋陣内左でボールを受けた川崎・大久保から中盤へ戻すボールはダニルソンがタッチラインへとクリア。

15分、名古屋ペナルティエリア手前から川崎・レナトのシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。川崎・右からのコーナーキックは名古屋ゴール前を飛び越え逆サイドゴールラインを直接割る。

16分、川崎陣内中央で永井が倒されフリーキックを得る。

17分、ここからのフリーキック、田口が右足で川崎ゴール前左へと上げたボールに追いつき闘莉王からダニルソンへ戻し中へのクロス、これを相手ディフェンスにクリアされると再び右からのボールを闘莉王が頭で浮かせるが、このシュートはクロスバーを越える。

18分、左サイド高い位置の川崎・レナトから中へグラウンダーのボールは本多がクリアする。

20分、先のセットプレーでの接触から治療のため一旦ピッチの外へと出ていた牟田が、ここで治療を終えピッチへと戻る。

21分、名古屋ペナルティエリア左で川崎・レナトからヒールで中へのボールは矢野がクリアする。

22分、自陣左でパスカットしたダニルソンがドリブルで持ち上がるが、2人に囲まれボールはクリアされる。

23分、闘莉王からのボールを前線右で受けた川又から矢野へと戻すが、このボールは直接タッチラインを割ってしまう。

25分、川崎陣内ハーフライン付近で玉田が相手ディフェンスに体を当てボールを奪うが、蹴り出したボールはディフェンスにクリアされる。

27分、川崎ペナルティエリア右で縦へと仕掛けた矢田の右足の低いクロスは相手ディフェンスにクリアされる。これを拾った闘莉王から再び右の矢野へ、ここからのクロスは相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。

28分、名古屋・右からのコーナーキック。田口からのボールにニアサイドの川又がディフェンスに体を合わせられながら頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

【得点】
29分、川崎ペナルティエリア右で玉田からのボールを受けた矢田のシュート気味のボールは相手ディフェンスに当たり枠を外れるが、これを左ゴールライン際で永井が追いつくとマイナス方向へグラウンダーのボール。ここへ走り込んだ川又が左足で確実に合わせ移籍初ゴールで同点とした。

31分、名古屋陣内中央でボールを受けた川崎・大島のミドルシュートはダニルソンが体でブロック、これをクリアする。

33分、右サイドで田口の外をオーバーラップした矢野の足下へ川崎・小宮山のスライディングが入るがノーファールの判定、矢野がピッチへ倒れ込んだためダニルソンが一旦ボールを外へと出すが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。

34分、闘莉王から前線の川又へのフィードはカットされるが、これを矢田が拾い玉田へ、さらに左サイドを上がる本多へと繋ぎ中へのクロスを狙うが、このボールは大きく浮き直接ゴールラインを割ってしまう。

36分、右サイドを上がった矢野からグラウンダーで前を狙ったクロスここへ左からトップスピードで走り込んだ永井がわずかに触りボールの方向を変えるが、このシュートは枠の左へと外れてしまう。

37分、川崎陣内中央右寄りから名古屋ボールのフリーキック。田口からのボールを左から折り返し矢野が頭で浮かせるが、このボールは川崎・杉山が抑える。

38分、川崎ペナルティエリア付近で右の矢田から中央の田口、ダイレクトで矢田への戻しを狙うが、ここは相手ディフェンスにコースを塞がれクリアされる。

39分、川崎陣内左で玉田が川崎・小林に倒されると、このプレーで川崎・小林に対しイエローカードが提示される。

41分、川崎陣内右で川崎・小宮山の足下へのボールに永井がボール奪取を狙うが、引っかけてしまいファールの判定。

42分、川崎・レナトのドリブルはダニルソンが体を入れノーファールで止める。

43分、名古屋ペナルティエリア左から川崎・小宮山の中へのボールはダニルソンがカットする。

44分、川崎・杉山へ戻したボールに川又がプレッシャーをかけるが、ここは前線へと大きくクリアされる。

45分、川崎陣内中央でボールを持った田口が一瞬の間からゴール前へと入る永井の前へ浮かせるが、永井のファーストタッチが少し流れると、このボールは川崎・杉山にキャッチされる。

(アディショナルタイム表示:2分)

アディショナルタイム1、名古屋ペナルティエリア内右でボールを受けた川崎・小林に戻したボールは闘莉王がゴールラインへとクリア。

アディショナルタイム2、川崎・右からのコーナーキックは中央の川又がヘディングでクリア。これを再び川崎が自陣から繋ぎ川崎・大久保から縦へのボールを川崎・小林が足先で触るが、このボールは楢崎が抑える。

ここで前半終了。

試合開始1分、セットプレーから失点した名古屋だったが、その後は川崎の前線での飛び出しもオフサイドで交わし落ち着いた戦いを見せた。すると前半29分、永井の粘りから川又の移籍初ゴールで同点に成功。

首位と勝ち点差2で上位争いをする川崎を相手に、後半は相手もさらに前への圧力を高めてくるだろうが、前半同様に落ち着いた戦いで守り、そして勝ち越しゴールを奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。
川崎1人目交代:井川→田中

1分、キックオフ直後、牟田から前線へ大きく蹴ったボールは直接ゴールラインを割る。

2分、ハーフライン付近の川崎・中村から名古屋ペナルティエリア内へ走り込む川崎・小林の前を狙ったボールは闘莉王がコースを塞ぎ直接ゴールラインを割る。

4分、右サイドを上がった川崎・田中から中へのボールはダニルソンがカット、これを受けた玉田のドリブルから左の永井へのボールをカットされると、走り込んだダニルソンが左足で狙うが、転がったシュートは川崎・杉山に抑えられてしまう。

5分、川崎陣内右ハーフライン付近から名古屋ボールのフリーキック。田口からボールがペナルティエリア付近で弾かれるとダニルソンが左足ダイレクトで狙うが、足の内側に当たったボールは横へとこぼれてしまう。

6分、ハーフライン付近の川崎・大久保から左の川崎・レナトへのボール、これを矢野が体を入れて競り合うとボールは最後レナトに当たりゴールラインを割る。

7分、左に開きボールを受けた川又から中へのボールを玉田が頭で触るが、浮き上がったボールは川崎・杉山にキャッチされる。

8分、名古屋ペナルティエリア左から川崎・レナトのシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。川崎・左からのコーナーキック、一旦戻しペナルティエリア手前の川崎・森谷の右足のシュートはクロスバーを越える。

9分、川崎・レナトが左サイド高い位置でボールを受けるが、ここは矢野がゴールラインへとクリア。

10分、川崎・左からのコーナーキックは中央の本多がヘディングでクリア。

12分、左に開いた川崎・小林が矢野の裏でボールを受けるが、これはオフサイドの判定。

13分、名古屋ペナルティルティエリア左で縦へと仕掛けた川崎・レナトのクロスは中央でクリア、こぼれ球を川崎・大島が狙うが、このシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。

14分、川崎・右からのコーナーキックはニアサイドの永井がゴールラインへとクリア。再び川崎・右からのコーナーキック、中央を抜けたボールが牟田に当たるが、ここは楢崎がしっかりとボールを抑える。

15分、名古屋ペナルティエリア手前で川崎・大久保から縦へのボールはダニルソンがカット、こぼれ球にダニルソン自身が右で追いつき前線の川又を狙うが、このパスはカットされてしまう。

16分、名古屋ペナルティエリア手前中央でボールを受けた川崎・大久保の右足のシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。

17分、川崎・右からのコーナーキックは中央の永井がヘディングでクリア。

18分、名古屋ペナルティエリア手前の川崎・中村から中へと浮かせたボールは本多が胸トラップからクリアする。

19分、左からグラウンダーのクロスにファーサイドへ完全にフリーで抜けた川崎・小林のシュートはしっかりとミートできず枠を外れる。

20分、名古屋1人目交代:玉田→中村

21分、川崎・中村から名古屋ペナルティエリア内へ速いボールは闘莉王が川崎・小林のコースを塞ぎ楢崎が直接抑える。

23分、名古屋ペナルティエリア左で川崎・レナトのドリブルからマイナス方向へのボールは田口がゴールラインへとクリア。川崎・左からのコーナーキックはニアサイドの牟田がクリア、これを右で拾われるが中村がスライディングでタッチラインへとボールをクリア。

25分、自陣で闘莉王のクリアからボールを受けた川又が左の永井へ、これを永井がトップスピードで一気に持ち上がるが、相手ディフェンスの裏を狙い蹴りだしたボールは先にクリアされてしまう。

26分、川崎ペナルティエリア手前の田口のシュートは川崎・杉山がパンチング、これをゴールライン付近で拾った本多から田口へ戻し再び右のシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。

27分、川崎・右からのコーナーキック、田口からのボールはファーサイドでクリアされる。

29分、右サイドでダニルソンからのボールを受けた中村が体を入れ替え前を狙うが、ここはボールをタッチラインへとクリアされる。

30分、名古屋陣内ハーフライン際でスローインからの浮き球を矢田が狙うが、川崎・中村と交錯、ここは矢田のファールを取られる。

31分、名古屋陣内中央右の川崎・大久保からペナルティエリア方向へ浮かせたボールは楢崎が直接抑える。

32分、川崎陣内ハーフライン付近右で矢田のパスカットから永井へ、ここでのキープからペナルティエリア方向へ走る矢田を狙うが、このパスはコースが合わずクリアされてしまう。

33分、自陣右で中村のスライディングからこぼれたボールを川又が落とし永井から右へ浮かせるが、このボールへは中村が追いつけず相手ディフェンスにクリアされる。

35分、川崎・大島の中央からのドリブルは中村、田口で挟みクリアする。

36分、楢崎からのゴールキックを川崎陣内で永井がトラップ、中央の田口から右の矢野と繋ぎゴールライン際からクロスを狙うが、このボールは川崎・杉山にキャッチされてしまう。

37分、名古屋ペナルティエリア内で川崎・大島のドリブルとディフェンスがもつれこぼれたボールを左の川崎・レナトに狙われるが、このシュートはクロスバーを越える。

38分、名古屋ペナルティエリア手前右寄りでボールを受けた川崎・大久保の右足のシュートは楢崎が弾きクロスバーを越える。

39分、川崎・右からのコーナーキックはニアサイドで矢野に当たりゴールラインを割る。再び川崎・右からのコーナーキック、中央へのボールを川崎・小林に頭で触られるが、このシュートは枠の左へと外れる。

40分、名古屋ペナルティエリア右の川崎・田中から中へのクロスは逆サイドの矢野がヘディングでクリア。

41分、名古屋2人目交代:矢田→松田

42分、ハーフライン付近でダニルソンがパスカット、これを拾った川又が前へと仕掛けるが味方のサポートが追いつかずボールは奪われてしまう。

43分、川崎陣内中央左の田口が前の松田とタイミングを狙う速いボールを狙うが、これは合わず直接ゴールラインを割る。

44分、名古屋陣内中央で川崎・大久保と闘莉王が交錯、闘莉王のファールとなる。

45分、川崎ボールのフリーキック、名古屋ゴール前へ川崎・中村が浮かせたボールは闘莉王がヘディングでクリア。

(アディショナルタイム表示:3分)

アディショナルタイム1、川崎陣内右ハーフライン付近でダニルソンが倒され得たフリーキック。田口から川崎ゴール前へのボールは外の川崎・大久保に当たりゴールラインを割る。

アディショナルタイム2、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で弧を描く、直接ゴールへ迫るようなボールを狙うが、ここは川崎・杉山にゴールライン付近でクリアされる。

アディショナルタイム3、自陣右の田口から縦へのボール、これを川崎ペナルティエリア左で川又が追いつき逆サイドを上がる永井を待って左足で上げるが、川崎・杉山と重なるような位置へのボールは川崎・杉山がキャッチ。

そしてここで試合終了。

後半開始から15分は川崎のペースでほぼチャンスのなかった名古屋だが、永井の1本の強引なドリブルで息を吹き返すと、その後は両チームともゴール前へ迫る白熱の展開。川崎・小林のシュートミスに助けられるラッキーなシーンもあったが、名古屋も何度かチャンスを作りながらもゴールネットを揺らせず、終わってみれば1-1のドロー、ホームで勝ち点1を分け合う結果となってしまった。


試合終了後記者会見

140830-nis.jpgキックオフから誰もボールに触ることなく、相手にアドバンテージを与えてしまったゲームとなりました。それでも試合前にリアクションだけになってはいけない、自分たちでコントロール出来るところはして、ボールを奪った後もしっかりと守備から攻撃に意識を切り替えていこうという話をしていたこともあり、失点後からは、その約束事がある程度出来ていた中で得点を取ることが出来ました。リアクションだけでなく、自分たちからしっかりとポゼッションも出来ていました。前半の戦いは、開始直後のプレーを除けば上手く戦えていたと思います。

後半になって川崎もシステムを変えて、ポゼッション率も更に上げてきました。スタミナをだいぶ奪われていたこともあり、守備から攻撃に切り替えるためのパスのミスが連発するなど、なかなか攻撃に転じることが出来ませんでした。そこをうまく凌いだ結果、今日はわずかながらの勝点を得られたと思っています。押し込められていても、カウンターを鋭く狙えれば、また結果は変わっていたかもしれません。後半は少しリアクションになりすぎたと思っています。

Q.玉田選手に代えて中村選手を途中で入れた意図と、その直後に闘莉王選手と確認していた内容を教えてください。

あの時間帯は完全に自エンドで押し込められていましたし、あそこから敵エンドに切り替わることが出来なかった時間帯だったので、玉田も切り替えがだいぶ厳しくなってきていたこともあって、4-1-4-1の形でディフェンスから攻撃に仕掛けていこうと思いました。それにあたって、アンカー的にダニルソンをおいて、その前に中村と田口、そのワイドに永井と旭(矢田選手)と考えてました。闘莉王にも「そのポジションだよ」という確認をしました。

Q.ケネディ選手とL.ドミンゲス選手を欠く中、川又選手が前線で貴重な働きをしていたと思いますが、改めて彼の今日のプレーを振り返ってみていかがですか?

木曜日に行った紅白戦でも、ほぼ9割、前節と同じポジションで準備させていましたし、そこからジョシュア(ケネディ選手)に絡んでいくようなトレーニングをしていました。スタートからトップとして試合に入っていく感覚は本人も分かっているとは思いますが、コンビネーションの部分でまだまだ合いませんし、玉田ともその紅白戦の中では5分ほどやっただけでした。

そんな中迎えた試合で、確かにコンビネーションや技術的なミスはありましたが、ゴールへの意欲も常に見られましたしあそこが彼のストロングだと思いました。彼のポジショニングがあったからこそゴールシーンでは良いボールが入ってきたんだと思います。名古屋というチームで、初めてセンターFWとしてスタートから入って得点したというのは、さすがのストライカーだと思いましたね。