2014シーズン試合結果

2014J1リーグ第19節:名古屋グランパスvs鹿島アントラーズ

最終更新日時 2014/08/10 13:35

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豊田スタジアム 8/9(土) 19:04キックオフ

試合前

先週に続き、またしても週末の台風に見舞われた日本列島。2014J1第19節はホーム豊田スタジアムで鹿島アントラーズとの対戦となる。

前節、アウェイのサガン鳥栖戦に敗れたグランパス。前半、自分達のペースで試合を進めながら得点を奪えないと、後半になって一気にペースを上げた鳥栖の猛攻にさらされ、最後は少し不運な失点での敗戦となってしまった。これでリーグ戦では5月6日に行なわれたアウェイでの鹿島戦以来、4引き分けを挟み6試合、勝利から遠ざかり勝ち点19の15位と、降格圏もちらついている。

台風11号の影響により時折強い雨が舞う豊田スタジアム。それでも、悪天候にも関わらずスタジアムへ駆けつけたサポーターの期待が渦巻くなか、午後6時25分過ぎ、ゴールキーパー陣に続きフィールドプレイヤーがウォーミングアップのためピッチへと姿を現した。

怪我のため戦列を離れていた闘莉王、矢野と、さらに5月以来の復帰となるケネディが戻った今日のグランパス。実戦から遠ざかり万全のコンディションとは言えないかもしれないが、やはり主力選手の復帰には期待したい。特に4月の甲府戦以来、約4ヶ月ぶりの実戦復帰となるケネディについては、ある程度時間を限定した出場も予想されるが、それでもケネディ自身はベテランらしく落ち着き、久しぶりの豊田スタジアムのピッチの感触を、試合前からしっかりと確認しているようだ。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から矢野、牟田、闘莉王、本多の4人、L.ドミンゲス、ダニルソン、田口、矢田の4人が中盤を構成しケネディ、永井の2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った金色の記念ユニフォームを着た名古屋に対し鹿島ボールでキックオフ。

1分、センターサークル内でボールを受けたダニルソンから前線中央の永井の前を狙うが、このボールは球足が速く鹿島・曽ヶ端が直接抑える。

2分、鹿島陣内右ハーフライン付近のL.ドミンゲスがドリブルをカットされるが、素早くダニルソンがフォローに入りボールを奪う。

4分、鹿島ペナルティエリア内右でボールを受けた永井から中央への折り返しは相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。

5分、名古屋・右からのコーナーキック。L.ドミンゲスが右足で上げたボール、中央でのこぼれ球を一旦クリアされるが再び右のL.ドミンゲスへ。しかしここからのクロスは鹿島・曽ヶ端が直接キャッチ。

6分、矢野が右サイド高い位置でドリブルを仕掛けるが、相手ディフェンスを抑えてしまいファールの判定を取られる。

7分、ハーフライン付近右寄りの牟田から左の本多へのサイドチェンジはボールが高く、なんとか頭で触るがボールはゴールラインを割る。ここからのスローインで一気に名古屋ゴール前を狙われるが、このボールは牟田がゴールラインへとクリア。

8分、鹿島・右からのコーナーキック。低く中へ入れたボールに鹿島・カイオが飛び込むが、このシュートは闘莉王が体でブロック。これを拾ったダニルソンから縦へのボールに永井が相手ディフェンスライン裏へ抜けだすが、ペナルティエリアを飛び出した鹿島・曽ヶ端に先にボールをクリアされてしまう。

9分、自陣から名古屋ボールのフリーキック。楢崎が前線へ入れたボールをケネディが頭で落としL.ドミンゲスからペナルティエリア内へ浮き球を狙うが、このボールは直接ゴールラインを割る。

11分、センターサークル内の鹿島・小笠原から名古屋ペナルティエリア付近へのボール、これを牟田が鹿島・ダヴィと競り合うが、牟田が倒され名古屋ボールのフリーキックとなる。

12分、左サイド高い位置から鹿島・山本のドリブルは矢野がコースを塞ぎ、蹴りだしたボールは直接ゴールラインを割る。

13分、楢崎からのゴールキックを右サイドで受けようとしたケネディが後ろから引っ張られフリーキックを得る。このフリーキック、L.ドミンゲスから鹿島ゴール前へのボールはケネディと鹿島・ダヴィが交錯、ケネディのファールを取られる。

15分、ハーフライン付近右で牟田のパスカットから前の矢田を狙ったボールは背面に入ってしまい鹿島・柴崎にカットされる。

16分、鹿島ペナルティエリア付近でL.ドミンゲスからのボールを受けたケネディがペナルティエリア内、相手ディフェンスの裏へと蹴り出すが、このボールは鹿島・曽ヶ端が抑える。

18分、名古屋ペナルティエリア手前右でボールを受けた鹿島・西のクロスは牟田がヘディングでクリア。

19分、自陣左で本多と鹿島・カイオが交錯、名古屋ボールのフリーキックとなる。

20分、このリスタートを左サイド高い位置で受けた永井がドリブルを仕掛けコーナーキックを得る。名古屋・左からのコーナーキック。L.ドミンゲスが右足で上げたボールはニアサイドで相手ディフェンスが触り右タッチラインを割る。

21分、左サイドハーフライン付近の本多から左へ流れる矢田の前を狙ったボールは鹿島・西にカットされる。

22分、鹿島ペナルティエリア、ゴールライン付近のボールに飛び込んだ永井と鹿島・曽ヶ端が交錯。このプレーで鹿島・曽ヶ端がピッチに倒れ込み治療のため一旦プレーが止められる。

24分、名古屋陣内中央で鹿島・中村のドリブルはダニルソンがカット、このボールを拾ったL.ドミンゲスのドリブルは鹿島・小笠原にファールで止められてしまう。

【得点】
25分、鹿島陣内右高い位置でボールを受けた矢野からのクロス。これに相手センターバック2人の間を突いた永井が倒れながら頭で合わせ、両チーム合わせたファーストシュートで名古屋が先制ゴールを奪った。

28分、鹿島ディフェンスラインでのボール回しに永井がプレスを仕掛けこぼれ球がケネディの方向へと流れるが、このボールはペナルティエリアを飛び出した鹿島・曽ヶ端に先にクリアされる。

29分、名古屋ペナルティエリア手前でマイナス方向への折り返しを鹿島・カイオが右足で狙うが、このシュートはディフェンスが体でブロック、クリアする。

30分、左サイドでボールを受けた鹿島・昌子のクロスは矢野がゴールラインへとクリア。鹿島・左からのコーナーキックは中央外で一旦こぼれるが田口がカバー、ボールは相手に当たりゴールラインを割る。

31分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けた鹿島・ダヴィとダニルソンが交錯、ダニルソンのファールを取られる。

33分、名古屋ゴール正面30m程度の位置から鹿島ボールのフリーキック。鹿島・柴崎が右足で直接狙ったシュートはクロスバーを越える。

34分、センターサークル内で田口のパスカットからボールを奪ったダニルソンのドリブルを鹿島・柴崎に倒されると、このプレーで鹿島・柴崎に対しイエローカードが提示される。鹿島陣内中央から名古屋ボールのフリーキック、L.ドミンゲスからのボールを前線で狙ったケネディと曽ヶ端が交錯、ボールは裏へこぼれるが直接ゴールラインを割る。

36分、鹿島・右からのコーナーキックは中央の矢野がクリアする。これを再び右で繋ぎ名古屋ペナルティエリア内で後ろ向きで受けた鹿島・ダヴィの反転しての左足のシュートが枠を捉えたように見えたが、楢崎が後方へ飛びながら右手で外へと弾き出す。

37分、鹿島・右からのコーナーキックは中央の矢野がクリア。

38分、名古屋ペナルティエリア手前でのこぼれ球を拾った鹿島・中村の左足のシュートはクロスバーを越える。

39分、右からのクロスのこぼれ球を鹿島・小笠原が狙うが、このシュートは闘莉王がクリアする。

40分、自陣ペナルティエリア前でボールを奪った闘莉王が倒されフリーキックを得る。

41分、鹿島・中村が名古屋ペナルティエリア内右でボールを受けようとするが、闘莉王が体を当ててバランスを崩させタッチラインへとクリアする。

【失点】
42分、右からのクロスが名古屋ペナルティエリア内左へふわりと流れ、そのボールを鹿島・山本にヘディングで叩き付けられる。このシュートがゴール左下隅に転がり、同点とされてしまう。

43分、鹿島陣内右で矢野と鹿島・ダヴィが交錯、矢野のファールを取られる。

45分、名古屋ペナルティエリア手前で鹿島・柴崎のドリブルは闘莉王がカット、これを自陣センターサークル付近でケネディが受けるが、ここはファールで止められてしまう。
(アディショナルタイム表示:2分)

アディショナルタイム1、鹿島ペナルティエリア右で粘ったケネディからマイナス方向への折り返し。しかしスライディングで飛び込んだL.ドミンゲスの右足は届かず、中央への戻しを狙った田口のシュートは枠の右へと外れる。

アディショナルタイム2、名古屋陣内中央でL.ドミンゲスが鹿島・中村に倒され、このプレーで鹿島・中村に対しイエローカードが提示される。

アディショナルタイム3、名古屋陣内中央の鹿島・カイオから右前方へのパスは本多が前線へとクリア。

ここで前半終了。

試合開始から少し慎重な印象を受けた鹿島に対しボールポゼッションで上回った名古屋。そこから永井のファーストシュートで先制に成功したが、失点直後から前への圧力を高めた鹿島に対し同点を許してしまった。台風の影響により不規則な風が吹いたりと難しいコンディションではあるが、後半もう一度勢いを取り戻し、勝ち越しゴールを奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

1分、キックオフから戻したボールを受けた闘莉王からのパスをケネディが落とし、田口からペナルティエリア内右のL.ドミンゲスへ。このボールを胸で落としたL.ドミンゲスが倒されPKを獲得する。

【得点】
2分、このPKをケネディが中央上段へ蹴り込み後半開始早々、グランパスが勝ち越しに成功した。

3分、右サイドを上がった鹿島・西のクロスは楢崎が風の状況をしっかりと確認しながら両手でキャッチ。

4分、鹿島陣内左で本多が鹿島・カイオのドリブルを体を入れて止めるが、これはファールの判定となってしまう。

5分、鹿島・中村が名古屋ペナルティエリア左でボールを受けるが、ここはダニルソンがカット、前線へとクリアする。

6分、センターサークルで浮き球を狙ったダニルソンに対し鹿島・小笠原が体を入れて飛ばせず、鹿島・小笠原のファールとなる。

7分、名古屋ペナルティエリア手前の鹿島・柴崎からペナルティエリア内のダヴィの前を狙ったボールは前へと出た楢崎が先に抑える。

8分、鹿島ペナルティエリア右で矢田からのボールをケネディがダイレクトで中へと落とすが、L.ドミンゲスは反応できずボールは鹿島・曽ヶ端に直接キャッチされる。

9分、右サイド高い位置の鹿島・西からグラウンダーで中へのボールは闘莉王がタッチラインへとクリア。

11分、名古屋ペナルティエリア手前中央へ持ち込んだ鹿島・西からのスルーパスにペナルティエリア内へフリーで抜け出した鹿島・中村のシュートは楢崎が体でブロック、これをクリアする。

12分、右サイドの鹿島・西からカイオの前を狙ったボールは本多がコースを抑えボールは直接ゴールラインを割る。

13分、名古屋1人目交代:矢田→松田
鹿島・ダヴィからのリターンを鹿島・土居が倒れながら左足で狙うが、このシュートは楢崎が抑える。

14分、左サイドを突破し一気に名古屋ペナルティエリア内へ進入した鹿島・ダヴィのシュートは楢崎が少し前へと出てコースを限定、正面のシュートは体で抑える。

15分、自陣で闘莉王のパスカットから田口、右サイドの松田と繋ぎ戻したボール。これを受けた田口からペナルティエリア内のケネディの前を狙ったクロスは鹿島・曽ヶ端が直接キャッチ。

16分、自陣右で松田のパスカットからセンターサークル内のケネディへ。これをケネディがダイレクトで右へ開く永井へと通すが、ここからのクロスは相手ディフェンスに当たりタッチラインを割る。

17分、自陣右で矢野が相手選手と交錯、足を抑えた倒れたためレフリーは駆け寄るが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。

18分、松田の右サイでの突破から得た名古屋ボールのコーナーキック。L.ドミンゲスが右足で中央へとボールを上げるが、その前にエリアないでの競り合いを止められやり直しとなる。
鹿島1、2人目交代:中村、小笠原→ルイス、遠藤

19分、名古屋・右からのコーナーキック。中央でのこぼれ球をペナルティエリア手前で拾った松田のシュートは相手ディフェンスに体でブロックされる。

21分、左でボールを奪った鹿島・カイオから中へのボールに走り込んだ鹿島・ルイスのミドルシュートは闘莉王が体でブロック、クリアする。

22分、右からのクロスを闘莉王と争いながら鹿島・ダヴィが頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

23分、名古屋ペナルティエリア手前左でボールを受けた鹿島・カイオのシュート気味に浮かせたボールは風に流れ逆サイドのタッチラインを割る。

24分、名古屋ペナルティエリア手前左の鹿島・カイオから右へのボールは本多がカット、一気に鹿島ゴール前へと上がる永井の前を狙うが、このボールは先に鹿島・曽ヶ端にクリアされてしまう。

25分、左サイドを突破したL.ドミンゲスがペナルティエリア内へ持ち込むと相手ディフェンスを引きつけ右足アウトサイドで中のケネディへと狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。ここから鹿島ボールのカウンターをファールで止めた田口に対しイエローアードが提示される。

26分、名古屋2人目交代:ケネディ→中村

27分、鹿島3人目交代:カイオ→豊川

28分、自陣右で矢野のクリアボールを受けようとしたダニルソンが鹿島・ルイスに倒されフリーキックを得る。

29分、ハーフライン付近で闘莉王のパスカットを拾った永井が鹿島陣内左で倒されフリーキックを得る。このフリーキック、L.ドミンゲスから鹿島ゴール前へのボールは鹿島・曽ヶ端が直接抑える。

30分、ハーフライン付近で左の本多から中の中村へのパスが乱れ鹿島・ダヴィにインターセプトを狙われるが、素早く前へと出た闘莉王が先にボールをクリアする。

31分、名古屋陣内中央でボールを受けた鹿島・ルイスのロングシュートは田口が体でブロック、これをクリアする。

32分、名古屋ペナルティエリア内で牟田が鹿島・ダヴィに倒されると、このプレーで鹿島・ダヴィに対しイエローカードが提示される。

33分、鹿島陣内左高い位置でスローインのボールを受けた松田がペナルティエリア内へとドリブルを仕掛けるが、中央を狙ったボールは相手ディフェンスにクリアされる。

34分、自陣中央で松田から戻したボールを受けた中村がドリブルで駆け上がるが、前へと蹴りだしたボールは相手ディフェンスにクリアされる。

35分、名古屋ペナルティエリア手前右の鹿島・遠藤から中へのボールは楢崎が直接抑える。

36分、鹿島・西が右サイドを突破しボールを受けるが、これはオフサイドの判定。

【失点】
37分、自陣中央で牟田がクリアを狙ったボールが風に流されタイミングを失うと、そのボールを鹿島・ダヴィがカット。ペナルティエリアを飛び出した楢崎と激突しながら右足で転がしたシュートが無人のゴールへと入り再び同点とされてしまう。

38分、先の接触で楢崎が倒れ込んだためメディカルスタッフがピッチ内へと入るが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。

40分、鹿島陣内中央で田口がうまく相手の裏でボールを受けるが、ペナルティエリア付近でパスを狙うところを鹿島・ルイスに倒されボールはクリアされてしまう。

41分、鹿島陣内ハーフライン付近から名古屋ボールのフリーキック、L.ドミンゲスからのボールはクリアされる。粘って繋いだボールをダニルソンが右足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

42分、鹿島陣内左で永井が倒されフリーキックを得る。

43分、鹿島ペナルティエリア手前左から名古屋ボールのフリーキック。L.ドミンゲスから鹿島ゴール前へのボールは中央で相手ディフェンスにクリアされる。

44分、センターサークル中央の闘莉王からボールに飛び出した永井と鹿島・曽ヶ端が重なりボールは裏へと抜けるが、そのままゴールラインを割る。

【失点】
45分、名古屋ペナルティエリア内右で味方の落としたボールを受けた鹿島・遠藤に左足で楢崎の頭上を越えるシュートを決められ、逆転を許してしまう。
(アディショナルタイム表示:4分)

アディショナルタイム1、鹿島ペナルティエリア内でL.ドミンゲスのパスに抜け出した矢野が倒されるがノーファールの判定、ボールはゴールラインを割る。

アディショナルタイム2、鹿島陣内中央のL.ドミンゲスからのパスに永井が抜け出し、後ろに入ったボールを足先でなんとかコントールし右足のシュートを狙うが、このボールは鹿島・曽ヶ端にクリアされてしまう。

アディショナルタイム3、鹿島陣内中央でダニルソンがドリブルを止められフリーキックを得る。

アディショナルタイム4、鹿島ゴール正面30m強の位置から名古屋ボールのフリーキック。L.ドミンゲスから鹿島ゴール前へのボールは中央でクリアされる。これを拾い左のダニルソンへ繋ぐと縦への突破から中央へ速いボールでの折り返しを狙うが、このボールは鹿島ゴール前を越え逆サイドでクリアされる。

アディショナルタイム5、自陣右で牟田のクリアボールは中盤でカットされる。

ここで試合終了。

ケネディ、闘莉王、矢野が戻り内容よりもとにかく結果、必勝態勢で臨んだ今日のグランパスだったが、後半PKでの勝ち越し後に追加点を奪えず。するとミスから同点を許し前掛かりでバランスを崩すと、後半アディショナルタイム突入直前にまさかの逆転ゴール。その後も何度か鹿島ゴール前へと迫る気迫を見せたがゴールは奪えず、連敗を喫してしまった。


試合終了後記者会見

140809-nis.jpg全員がタフに戦っていただけに、今日の結果は厳しいものがあります。今日はゲームの流れをコントロール出来ず、小さなミスを蓄積することで、最終的には大きな代償を支払う形となりました。ここ最近の試合でもそうですが、やはり終盤の詰めだったり、コントロールしていく力の足りなさを感じています。

ただ、選手は非常にアグレッシブに戦ってくれたと思います。チャンスもたくさんありましたし、点差の開くゲームを作ることも可能だったと思います。問題は勝負的なところにあったと思います。そこが、ここ最近の流れと同じになってしまったと思います。

Q.後半の25分に、ケネディ選手から中村選手へ代えました。色々なチーム事情があるとは思われますが、そこで全体的に守りの姿勢を取ったことで、鹿島に勢いを与えてしまったようにも思われますが、その点を振り返ってみていかがですか?

ケネディ自体は、想像以上にパフォーマンスが高かったと思います。チームの中で非常に機能していたと思いますし、ターゲットとしても非常に良かったと思います。後半の入りも良かったので、出来れば彼を引っ張れるところまで引っ張ろうと考えていましたが、しばらくして彼から×マークが出たので、そこでの切り替えが非常に難しい選択となりました。自分の中では彼をそのままプレーさせるつもりでしたから。

そこで、リトリートしてディフェンスに追われる状況も見られたので、直志を選択していきました。そのため、ディフェンシブに、という考えはありませんでした。ある程度押し込まれるのは間違いないと思っていたので、その中で永井と松田の2人で全体的にカウンターに入っていければと考えました。上手くいっていたと思いますが、結果的に残念な同点弾を被ってしまいました。

Q.冒頭で勝負的なところに問題があるとおっしゃっていましたが、その原因は選手達のコンディション的な疲労なのか、それとも精神面での経験の浅さなのかどちらなのでしょうか?

経験値というものは大きいと思います。やはり若い選手は、自分のプレーで精一杯であったり、全体を見られず、余裕がない場面がよく見られます。それには結果も関わっているとは思いますが、ゲームの流れをよく読み、ベストな選択をしてプレーしていかなければならない状況で、まだ経験の浅さが出てしまっています。そんなに慌てなくても良いようなところで、流れを切ってしまう傾向がありますね。

Q.順位について、選手達も気になってくるとは思いますが、、どうやって今後のメンタル面のマネジメントをしていくのでしょうか?

それが我々の仕事です。一喜一憂はしていられません。ゲームは次々にやってきます。確かにメンタル的な部分は重要です。ただ、今日の試合後もそうですが、落ち込んでいる選手もいれば、すでに次に切り替えている選手もいます。闘莉王も「次、次」と檄をとばして、先導してくれています。とにかく色々な策を練りながら、次に入っていくしかないと思っています。