2014シーズン試合結果
試合前
台風の影響も最小限に治まり小雨が舞うベストアメニティスタジアム。2014J1第18節、リーグ戦折り返しとなる今日はアウェイでサガン鳥栖との対戦となる。
前節、ホームでの横浜F・マリノス戦、4試合連続の引き分けとなったグランパス。ホームで先制されながら後半、永井、松田と前への推進力のある選手が同時にピッチに立つとペースを掴み、追いついての引き分けとなったが、もちろん選手、監督、そしてサポーターも満足はしておらず、今日こそは勝利という結果を持ち帰りたい。
台風の影響により風が吹き随分と涼しく感じるスタジアムに午後6時30分少し前、ウォーミングアップのためフィールドプレイヤーが姿を現す。遠く鳥栖まで駆けつけたグランパスサポーターが陣取るサイドスタンドには多くのゲートフラッグなどが掲げられ迎え入れられた。
福岡大学出身の永井、牟田、そして現福岡大生の大武にとっては準ホームのような気持ちで戦う今日の試合となりそうだが、もちろんグランパスのユニフォームに袖を通し最高の結果を臨んでいる。そのなかでも、福岡から近いここ鳥栖での試合はアウェイでも特に気持ちが入っているようで、試合前のウォーミングアップからリラックスした表情の中にも闘志が見られる。牟田、大武の若いセンターバック2人は日本を代表する屈指のセンターフォワード、鳥栖・豊田にいかに仕事をさせないかが今日の試合で大きな役割となりそうだが、4バックで戦う場合にはディフェンスライン中の2人の息の合ったプレーに注目したい。
前半
今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田鍋、牟田、大武、本多の4人、松田、ダニルソン、田口、L.ドミンゲスの4人が中盤を構成し玉田、永井の2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。
前半、メインスタンドから向かった右にエンドを取った赤のユニフォーム名古屋ボールでキックオフ。
1分、キックオフ早々、本多が左サイドからドリブルを仕掛けハーフラインを超えた位置でフリーキックを得るが、田口からのリスタートは奪われてしまう。
2分、玉田からの浮き球に相手ディフェンスライン裏へ抜け出した永井の角度のないところからのシュートは鳥栖・林が触りゴールラインを割る。名古屋・左からのコーナーキック。L.ドミンゲスが右足で上げたボールに中央で複数の選手が重なるが、ここれ名古屋側のファールを取られる。
3分、鳥栖陣内右サイド高い位置で松田が後方からのボールをヘディングで競るが、風に流されたボールは相手ディフェンスにクリアされる。
4分、左サイド高い位置でボールを受けた永井のグラウンダーの折り返しにゴール前中央へ走り込んだ松田がスライディングで飛び込むが、僅かに届かずボールは逆サイドへと流れる。
5分、名古屋陣内中央でボールを受けた鳥栖・豊田から左へのボールは田鍋が追いつき楢崎へ戻しタッチラインへとクリア。
6分、名古屋ペナルティエリア内左で鳥栖・豊田のヘディングはディフェンスがクリア。
7分、ハーフラインを超えた牟田から右サイドの田鍋、松田と繋ぐが、蹴り出したボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
8分、カウンターから左サイドを上がった永井が鳥栖・林の位置を見て意表をつく左足でのシュートをニアサイドへと狙うが、このボールは鳥栖・林にバランスを崩しながら抑えられてしまう。
10分、鳥栖ペナルティエリア手前で松田への楔からのリターンを受けたL.ドミンゲスの右足でのミドルシュートは鳥栖・林の正面を突き一旦弾きながらキャッチされる。
11分、名古屋陣内右で落としボールを受けた鳥栖・水沼のアーリークロスは本多がタッチラインへと蹴り出す。
12分、玉田へのパスカットからのボールをセンターサークルで鳥栖・豊田が受けるがダニルソンが執拗なディフェンスで粘り、サポートの田口が相手のファールを誘う。
14分、名古屋ペナルティエリア付近右でボールを受けた鳥栖・水沼の中への折り返しは大武が足先でクリアする。
15分、鳥栖・藤田の名古屋ペナルティエリア内を狙った縦パスは本多がクリアする。
16分、右からのボールを名古屋ペナルティエリア内で受けた鳥栖・水沼のシュートは田口が体を当てて上手く打たせず、枠の右へと外れる。
18分、左からのクロスを鳥栖・水沼が名古屋ペナルティエリア内で受けるが、ここは本多がすぐにボールをタッチラインへとクリアする。ここで、田鍋がペナルティエリア内で倒れ込み担架で外へと出される。
19分、名古屋1人目交代:田鍋→磯村
そのまま田鍋がプレー続行不可能と判断され磯村が急遽、右サイドバックへと投入された。
20分、左からのクロスを鳥栖・豊田が頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。
21分、鳥栖・池田の右から名古屋ペナルティエリアへの仕掛けは本多がゴールラインへとクリア。
22分、鳥栖・右からのコーナーキック、低い中へのボールをニアサイドで触り名古屋ゴール方向へ転がされるが、このボールは本多がクリアする。
23分、鳥栖陣内中央左寄りで本多からのボールを受けたL.ドミンゲスが倒されフリーキックを得る。
24分、ここからのフリーキック、L.ドミンゲスが右足で鳥栖ゴール前へ上げたボールは外よりの位置で相手ディフェンスにクリアされる。
25分、鳥栖陣内右で玉田と相手ディフェンスの交錯したこぼれ球を松田が強く前へと蹴るが、このボールは逆サイドタッチラインを割る。
26分、鳥栖ペナルティエリア手前の田口からシュート気味の強いボール、相手ディフェンスに当たり浮いたボールを永井が押し込むが、これはオフサイドの判定、ノーゴールとなってしまう。
28分、ハーフライン付近右で松田の仕掛けはボールをタッチラインへとクリアされる。
30分、鳥栖陣内右の松田から中央前方へのボール、これを田口がスルーするが外で玉田に当たったボールは相手ディフェンスにクリアされる。
32分、鳥栖・安田が左サイド高い位置でボールを受けるが、素早くチェックに付いた磯村がボールをタッチラインへとクリアする。
33分、左サイド高い位置で本多からボールを受け縦へ仕掛けた永井から中への折り返し、鳥栖・林がキャッチしきれず前へとこぼすが、走り込んだ玉田の背面へとボールが落ちシュートへは持ち込めずボールはクリアされる。
34分、名古屋陣内右、高い位置から鳥栖ボールのスローイン。鳥栖・藤田のロングスローは楢崎が弾き松田がクリアする。
35分、自陣でのクリアボールを受けたL.ドミンゲスから右の永井へ、そのまま縦へと仕掛けペナルティエリア内右で相手ディフェンスを引きつけながら玉田への戻しを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
36分、センターサークル付近で田口からL.ドミンゲスの足下へのボールは風で少しずれたのか珍しくトラップミス、左のタッチラインを割る。
38分、名古屋ディフェンスライン裏へ抜け出した鳥栖・豊田の前へのボールはペナルティエリア外へ出た楢崎が先にヘディングでクリアする。
39分、本多から縦へのパスを相手ディフェンスとの間合いを計りながら前で受けたL.ドミンゲスが右足ダイレクトで浮かせるが、このシュートは枠の右へと外れる。
40分、鳥栖ペナルティエリア手前で磯村からの楔を受けた玉田が足を滑らせバランスを崩すと、こぼれたボールをカバーしようと伸ばした足で鳥栖・藤田を引っかけてしまいファールの判定となる。
42分、名古屋ペナルティエリア左でボールを受けた鳥栖・金のマイナス方向への折り返しはダニルソンがクリアする。
43分、ハーフライン付近でボールを拾った鳥栖・藤田のドリブルから左前方の鳥栖・金を狙ったボールは直接ゴールラインを割る。
44分、右サイドを上がった鳥栖・丹羽からのクロスを鳥栖・水沼に倒れながら頭で合わせられるが、このシュートは枠の左へと外れる。
45分、鳥栖ペナルティエリア手前中央のL.ドミンゲスからペナルティエリアへ走る玉田の前へ浮かせたボールは鳥栖・林に先にキャッチされてしまう。
(アディショナルタイム表示:1分)
アディショナルタイム1、名古屋ペナルティエリア内左でボールを受けた鳥栖・金のシュートは楢崎が弾き枠を外れる。
アディショナルタイム2、鳥栖・右からのコーナーキック、中央で本多と鳥栖・豊田が激突し鳥栖・豊田のファールの判定。本多がそのままピッチへと倒れるがここで前半終了。
試合開始からは若干名古屋ペースだったが、ボールを奪ってから前線の強い豊田を活かす鳥栖の戦術に徐々にペースを奪われた前半の展開。矢野に変わって先発出場した田鍋を早い段階に怪我で交代させられる予定外の展開となり、さらに風も強く難しいゲームが続くが後半も、しっかりと集中した守備と攻守の意識の統一で先制ゴールを奪いたい。
後半
エンドを替えた後半、鳥栖ボールでキックオフ。
1分、センターサークルでボールを受けたL.ドミンゲスからダイレクトで前へのボールはペナルティエリアを出た鳥栖・林にクリアされた。
2分、名古屋ペナルティエリア左から鳥栖ボールのフリーキック。鳥栖・安田からのボールはディフェンスが触り田口がクリア。
3分、鳥栖・丹羽からのボールをペナルティエリア内でトラップし、切り返した鳥栖・豊田のシュートはディフェンスが足先でクリア。
4分、鳥栖・右からのコーナーキックは名古屋ゴール前を抜け逆サイドへと流れる。これを左で拾った鳥栖・金から中へのボールは牟田がヘディングでクリア。
5分、鳥栖・安田からのクロスは楢崎が直接キャッチ。
6分、センターサークル内で玉田がドリブルを引っかけられフリーキックを得る。
7分、名古屋陣内中央で大武がトラップし浮いたボールを鳥栖・豊田が奪おうとするが、これはオフサイドの判定。
8分、鳥栖陣内センターサークル付近で永井が後ろからのボールを浮かせ相手ディフェンス裏を狙うが、高く上げた足が相手に当たりファールを取られてしまう。
9分、ディフェンスに当たり名古屋ペナルティエリア内へ向かったボールを鳥栖・豊田が狙うが、楢崎が間合いを詰めて打たせず、ボールは直接ゴールラインを割る。
10分、鳥栖・右からのコーナーキックは中央のダニルソンがヘディングでクリア。
11分、楢崎からのゴールキックをL.ドミンゲスがダイレクトで右の松田へ、さらに左へ開く永井の足下を狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。
12分、鳥栖・林からのボールを落下地点で牟田と鳥栖・豊田で競り合うが、牟田が後ろから押してしまいファールの判定となってしまう。
13分、名古屋ゴール正面左寄りから鳥栖ボールのフリーキック。左へ展開し中へのボールに走り込んだ鳥栖・金にシュートを狙われるが、このボールは楢崎が正面で抑える。
14分、鳥栖・金の左サイドでの切り返しから縦へ突き中への折り返しはダニルソンがゴールラインへとボールをクリア。鳥栖・左からのコーナーキックはニアサイドの田口がヘディング、これを再び左から中へと放り込まれるが、ここは本多がクリアする。
15分、鳥栖・左からのコーナーキックはゴールライン上で楢崎と相手選手が激突、名古屋ボールのフリーキックとなる。
16分、鳥栖・水沼からのクロスは大武がヘディングでクリア。
18分、鳥栖陣内中央で永井が右へと落としたボール、これを松田が相手ディフェンスに体で競り勝ち抜け出すが、ペナルティエリア内へのドリブルは前へ出た鳥栖・林にクリアされる。
19分、名古屋2人目交代:玉田→矢田
鳥栖・右からのコーナーキックは楢崎がパンチング、磯村が右へとクリアする。
20分、ハーフライン付近で磯村のパスカットから前線中央の松田の足下を狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
21分、名古屋ペナルティエリア手前左でボールを受けた鳥栖・安田からのクロスは本多がゴールラインへとヘディングでクリア。鳥栖・右からのコーナーキックは中央の永井がヘディングでクリア。
23分、名古屋陣内左の鳥栖・安田から鳥栖・金の前を狙い浮かせたボールは楢崎が直接抑える。
24分、鳥栖陣内中央で本多が体を入れボールを奪うが、これはファールの判定を取られてしまう。
25分、ハーフライン付近でのパスカットから左へ開く鳥栖・金へと繋ぎカウンターを仕掛けられるが、戻ったダニルソンが体を入れ、逆に相手のファールを誘う。
26分、ハーフライン付近で鳥栖・藤田からボール奪取を狙ったダニルソンが引っかけてしまい、このプレーでダニルソンに対しイエローカードが提示される。
28分、鳥栖ペナルティエリア左で矢田の落としを受けた田口のクロスは鳥栖ゴール前をそのまま抜けてしまう。
29分、自陣中央で田口が倒されフリーキックを得る。
30分、大武のパスカットを自陣左で受けた矢田が右サイドを上がる永井へと狙うが、このボールは背面に入り直接タッチラインを割る。
31分、鳥栖1人目交代:金→早坂
33分、鳥栖ペナルティエリア左でボールを受けた永井が右へと切り返し右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスにブロックされる。これを再びペナルティエリア左外で拾った永井が倒されフリーキックを得る。
34分、鳥栖ペナルティエリア左から名古屋ボールのフリーキック、L.ドミンゲスからゴール方向へのボールは鳥栖・林にゴールラインへとクリアされる。
35分、名古屋・右からのコーナーキック。L.ドミンゲスからのボールは中央でクリアされると、これを左で拾った田口のクロスは再び鳥栖・林にゴールラインへとクリアされる。名古屋・右からのコーナーキック。L.ドミンゲスからのボールはニアサイドでクリアされる。
36分、名古屋3人目交代:松田→小川
37分、鳥栖・早川の右からの仕掛けは本多がゴールラインへボールをクリア。鳥栖・右からのコーナーキックは中央のダニルソンが左足でクリアする。
【失点】
38分、名古屋ペナルティエリア手前右の鳥栖・藤田から名古屋ペナルティエリアへ浮かせたボール、これを鳥栖・池田が足先でトラップすると、前へと流れたボールが楢崎の左横をかすめそのままゴール、先制ゴールを許してしまった。
39分、鳥栖陣内中央の田口から右のL.ドミンゲスを狙ったボールは相手ディフェンスにクリアされる。
40分、鳥栖2人目交代:水沼→谷口
41分、左サイドで本多からのボールを受けた矢田が前へとドリブルを仕掛けるが、ここは鳥栖・丹羽にボールをカットされてしまう。
44分、鳥栖陣内左の本多から中を狙ったボールは鳥栖・丹羽に当たりタッチラインを割る。
45分、鳥栖陣内中央で大武が鳥栖・高橋にボールを奪われるとそのまま一気に縦へとドリブル、しかしペナルティエリア内からのシュートは楢崎が止める。
鳥栖3人目交代:池田→岡本
(アディショナルタイム表示:5分)
アディショナルタイム1、左からのクロスに鳥栖・林と味方ディフェンスが交錯し一旦プレーが止められるが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。
アディショナルタイム2、鳥栖陣内中央でL.ドミンゲスが前へとコントロールしペナルティエリア付近のボールを永井が左足で狙うが、このシュートはクロスバーを越える。
アディショナルタイム4、右サイドハーフライン付近から名古屋ボールのスローイン、磯村から前の矢田を狙ったボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
アディショナルタイム5、鳥栖陣内中央のL.ドミンゲスから前へと浮かせたボール、これをペナルティエリア内中央の永井がヘディングで競り合いこぼれ球へ小川が飛び込むがシュートへは持ち込めずボールは鳥栖・林にクリアされる。
アディショナルタイム6、このリスタートを自陣右へ大きく蹴られたところで試合終了。
後半に入り鳥栖左サイドの安田、金の2人の積極的な攻撃でペースを握られると防戦一方だった名古屋。それでもディフェンスラインの体を張った守備によりギリギリのところで防いでいたが最後は耐え切れず不運な形もあって失点。攻撃面でも後半はシュートが永井の僅か2本に抑えられ、点差以上に後半の内容での完敗となってしまった。
試合終了後記者会見
キックオフからアグレッシブに、自分達のスタイルを出し、連動した良い入りが出来ました。前半は内容としては名古屋ペースだったかと思います。狙いも取れていましたし、前への推進力もあり、これで得点していればコントロールできる試合展開でした。それでもなかなか決定的なところで決められず、後半は鳥栖のチームスタイルを出されました。体力的にも力強く前へと出られ、ディフェンシブな形となってしまいました。やはり決めるべき時間帯に決めなければ、こういった試合になってしまいます。
若いディフェンダーとボランチでゲームをコントロールするという意味でも、まだまだ足りていません。どこかで自分達の時間を捉えなければいけませんが、後半は完全に鳥栖にペースを握られました。カウンターから何度かチャンスはありましたが、消耗している選手も多く、最後は戦術的に選手を交代できる状況ではありませんでした。
田鍋選手の怪我による交代から、両サイドで少し攻めあぐねた印象もありましたが、アクシデントによって気持ち的に受け身になってしまったのでしょうか?
受け身になったというか、磯村のプレースタイルが、タッチラインサイドでプレーするスタイルではありません。初めてサイドバックに入りましたが、まず4人のバランスを保ち、しっかりとボールを繋ぎチャンスを狙うため、ディフェンスから入ることを狙っていました。その中で中盤でのプレーに参加する場面もありましたが、右サイドはボランチが本職、左サイドはセンターバックが本職と、厳しい最終ラインでした。なかなか高い位置でプレーを出来ず、松田や永井の位置で前への力は見せていましたが、最終的な部分でのサイドアタックが出せず、その結果後半徐々に、鳥栖の安田選手のオーバーラップを許すこととなりました。全くプレスを仕掛けられない状況で、金選手とのコンビネーションを作るスペースを与えてしまいました。その意味で、田鍋のアクシデントによりチームの重心が後ろへなってしまったかと思います。
田鍋選手の怪我の状況はどうなのでしょうか?
検査をしなければ分かりませんが、(最初に痛みを感じてからも)走ってプレーを続けていましたし、本人も肉離れではないと考えていたようです。本当に肉離れなら走れなかったでしょうし、試合後はチームメイトの前に顔を出し、大丈夫だと語っていました。