2014シーズン試合結果

2014Jリーグヤマザキナビスコカップ第6節:名古屋グランパスvs柏レイソル

最終更新日時 2014/05/29 11:46

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名古屋市瑞穂陸上競技場 5/28(水) 19:04キックオフ

試合前

好天に恵まれた名古屋瑞穂陸上競技場。2014Jリーグヤマザキナビスコカップ第6節はホームで柏レイソルとの対戦となる。

前節、豊田スタジアムで行なわれた徳島ヴォルティス戦に勝利し勝ち点を7へと伸ばしたグランパス。グループステージ7クラブ中6クラブが同日に試合を開催する変則日程となる同大会だが残り2節、グループステージ勝ち上がりのためには全てが決勝戦のつもりで戦わなければいけない状況が続く。

今日の対戦相手は同試合数を消化し勝ち点8で3位の柏レイソル。3月にアウェイで行なわれたリーグ戦では1-0と勝利したが、2011年のJリーグ制覇以降、常にタイトル争いに絡む強豪だけに、ホームでも決して簡単なゲームは想像できない。

夏のような天候をもたらした太陽も西へと傾き、スタジアム内に涼しい風が吹きはじめた午後6時25分、ゴールキーパー陣に続きフィールドプレイヤーがウォーミングアップのため姿を現すと平日にも関わらず既にゴール裏中心部分に集まる強力なサポーターから歓声が沸き起こった。

前節、後半開始からの出場直後に持ち味のスピードを活かし決勝ゴールをお膳立てした田鍋は今日もベンチスタート。前節の徳島戦では今シーズンから取り組む右サイドバックとして、さらにその前の大宮戦では中盤サイドの選手として出場し惜しいシュートを放つなど、怪我明けからコンディションを上げているが、今日も必要とされる時間があれば、大きな仕事を期待したい。

ACL出場のため決勝トーナメントから参加となった年を除けば、2008年以来となる自力でのナビスコカップ決勝トーナメント進出のため絶対に落とせないホームでの今日の試合だが、徐々に形の出来上がりつつある攻撃陣、そして楢崎、闘莉王のベテランに支えられた守備陣の活躍でなんとしても勝ち点3をもぎ取りたい。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から矢野、牟田、闘莉王、本多の4人。矢田、ダニルソン、田口、小川の4人が中盤を構成し玉田、永井の2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った名古屋ボールでキックオフ。

1分、柏ペナルティエリア手前で田口からのリターンを受けた玉田の永井への楔のボールは相手ディフェンスにクリアされる。

3分、柏陣内右の矢野から中央へのボール、これを玉田がダイレクトで前の永井へと狙うが、このボールは短く止まり相手でディフェンスにクリアされる。

4分、ハーフラインを超えた左の本多から縦へ楔を狙ったボールは相手ディフェンスにカットされてしまう。

5分、センターサークル付近の牟田から縦を狙ったボールは柏・菅野が直接抑える。

6分、自陣中央で小川から田口へのボールがこぼれ拾われると名古屋ペナルティエリア内左へと入った柏・レアンドロに繋がれ左足でのシュートを狙われるが、このボールは枠の左へと外れる。

8分、柏ペナルティエリア付近で永井が粘り落としたボール、これを玉田がダイレクトでペナルティエリア内右へと出し走り込んだ矢田が左足で狙うが、このシュートは柏・菅野の正面を突きキャッチされてしまう。

9分、名古屋陣内右ハーフライン付近でダニルソンと柏・大谷が交錯、ここはダニルソンのファールを取られる。素早いリスタートで柏・橋本が左サイドを上がるが矢田がマーク、ボールはゴールラインを割る。

10分、牟田から縦へと浮かせたボールを柏ペナルティエリア付近の小川が右足アウトサイドで落とすが、高く上げた足が相手ディフェンスに当たりファールを取られてしまう。

11分、牟田から左へのボール、タッチライン際で飛んだ本多が左足でコントロールするが、ボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

12分、右サイドを上がった矢野からのクロス、柏ゴール前ファーサイドのこぼれ球を永井が狙うが、このシュートは柏・菅野にゴールを阻まれてしまう。

13分、柏・レアンドロからの縦パスに柏・橋本が左サイドを突破するが、素早くカバーに入った闘莉王がボールを奪いクリアする。

14分、右サイドを上がった矢野からのアーリークロス、柏ペナルティエリア内ファーサイドへ走り込んだ永井が頭で落としニアサイドへ小川が飛び込むがコースが合わず、なんとか足先に当てたボールもクリアされてしまう。

15分、柏・高山が右から中へのドリブルを狙うが、ここは本多がボールを奪いクリアする。

16分、柏・レアンドロが名古屋ペナルティエリア手前から縦へのワンツーでエリア内へと飛び込むが牟田がスライディング、ボールは柏・レアンドロに当たりゴールラインを割る。

17分、柏・大谷からのアーリークロスは楢崎が直接抑える。

18分、柏陣内右、ハーフラインを超えた位置で牟田から楔のボールを受けた玉田が後ろから抑えられフリーキックを得る。

19分、ハーフライン付近右でボールを奪った柏・工藤がそのまま名古屋ペナルティエリア付近まで持ち上がるが、トップスピードで戻ったダニルソンがスライディングでボールをクリアする。

20分、ハーフライン付近右の田口から縦へのボールを永井が追うが、このボールは柏・渡部にタッチラインへとクリアされる。

21分、名古屋陣内中央を上がった柏・大谷のミドルシュートは闘莉王が体でブロック、これをクリアする。

22分、名古屋陣内左を上がった柏・橋本のゴールライン付近からグラウンダーのクロスは名古屋ゴール前を逆サイドへと流れる。

23分、矢田からのボールに反応した玉田が右サイドを抜け出すが、これは僅かにオフサイドの判定となってしまう。

25分、中央で田口の仕掛けから右へとこぼれたボールを拾った矢野のシュート性の強いボールは柏・菅野に弾かれ枠を外れる。

26分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央で複数の選手が重なるがクリアされる。

27分、柏陣内右からのスローインを小川が繋ぎ得た右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはニアサイドでクリアされてしまう。

29分、名古屋陣内中央でカウンターの起点を狙ったレアンドロを闘莉王が止め、このプレーで闘莉王に対し通算2枚目となるイエローカードが提示される。

30分、この位置からのフリーキックを柏・田中に左足で狙われるが、強烈なシュートはクロスバーに当たり枠を外れる。

32分、柏・茨田から右へのサイドチェンジのボールは小川がヘディングでタッチラインへとクリア。

33分、柏陣内中央左のダニルソンから左を上がる本多の前へのボール、相手ディフェンスに先に触られるが、追いついた本多が粘りコーナーキックを得る。

34分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央で相手ディフェンスにクリアされる。

35分、センターサークル内の闘莉王から縦へと速いボールを永井が追うが、このボールは先に柏・菅野にキャッチされてしまう。

36分、柏・橋本が左サイド高い位置から中へと転がし矢野の裏を狙うが、このボールはカバーの牟田がタッチラインへとクリア。

38分、ディフェンスラインからのロングボールを追った柏・レアンドロにペナルティエリア内で足先で合わせられるが、このシュートは楢崎が正面でしっかりと抑える。

39分、柏陣内右で矢田から落としたボールを受けた矢野のアーリークロスは柏・菅野が直接キャッチ。

40分、柏陣内中央右でボールを受けた直後の永井が倒されフリーキックを得る。

41分、右から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で柏ペナルティエリア付近へ上げたボールを矢野が戻りながらヘディングで合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

42分、右からのクロスに名古屋ペナルティエリア内左へ走り込んだ柏・橋本のヘディングでのシュートは枠の左へと外れる。

43分、柏陣内中央で玉田がドリブルを止められフリーキックを得る。

44分、柏ゴール正面35m強の位置から名古屋ボールのフリーキック、柏ペナルティエリアから一旦クリアされたボールを拾ったダニルソンが左足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たり枠を外れる。名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で高く上げたボールは中央でクリアされこぼれ球をダニルソンが左足で狙うが、このシュートは枠を外れる。

45分、左サイドを上がる柏・橋本の前へのボールは矢野がスライディングでタッチラインへとクリア。
(アディショナルタイム表示:1分)

アディショナルタイム1、縦へのワンツーで名古屋ペナルティエリア内右へと入った柏・田中から左へのボールは直接ゴールラインを割る。

ここで前半終了。

ボールポゼション、シュート数とも上回りどちらかと言えば名古屋ペースだった前半。それでもお互いゴールを奪えずスコアレスでの折り返しとなった。連戦の疲労もあるだろうが、何度かピンチを向かえた柏のカウンターに注意しながらも後半、さらにペースを上げホームで先制ゴールを奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、柏ボールでキックオフ。

1分、ハーフラインを越えた位置の柏・茨田から縦を狙ったボールは田口が左タッチラインへとクリアする。

2分、柏ペナルティエリア左で玉田からのボールを受けた小川の左足でのクロスは柏ゴール前を抜け逆サイドタッチラインを割る。

3分、柏ペナルティエリア手前でドリブルを仕掛けた永井が柏・近藤に倒されフリーキックを得る。このプレーで柏・近藤に対しイエローカードが提示される。

4分、先の接触で痛んだ永井が一旦治療のためピッチの外へと出される。

5分、柏ペナルティエリア手前左寄りの位置から名古屋ボールのフリーキック。小川が右足で狙ったシュートはディフェンスの壁に当たりゴールラインを割る。名古屋・右からのコーナーキック。田口からの右足からのボールは中央で一旦クリアされるが、再び右へと繋ぎ中へのクロス。これをゴール前ファーサイド寄りの牟田がヘディングで合わせるが、枠へのボールはゴールライン付近でクリアされてしまう。

7分、名古屋1人目交代:永井→松田
1度ピッチへと戻った永井だが再びセンターサークル付近に座り込み、プレー続行不可能と判断、担架で外へと出される。

9分、センターサークル内で闘莉王が前へと弾いたボール、拾った田口が右前方の玉田へ、ワントラップしてからのリターンに抜け出した田口が右足インサイドで狙うが、このシュートは枠の右へと外れてしまう。

10分、柏ペナルティエリア付近左で本多が倒されフリーキックを得る。

11分、このフリーキック、田口が右足で柏ゴール前上げたボールが風に乗りゴール方向へ向かうが、柏・菅野にパンチングでクリアされてしまう。

12分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央でクリアされる。

14分、ハーフライン付近で玉田が潰されながら繋いだボールに小川が左を抜け出すが、サポートが追いつけず一旦ボールを止めると、玉田が倒れていたため一旦ボールを外へと出す。

15分、柏陣内中央左で本多が柏・工藤に倒されフリーキックを得る。

16分、このフリーキック、田口が右足で柏ゴール前へ上げたボールは中央でクリアされる。

17分、センターサークル付近でディフェンスのクリアボールを繋ごうと松田が相手ディフェンスを背負い粘るが、相手を抑えたとしてファールの判定となってしまう。

18分、柏ペナルティエリア左でスローインからのボールを受けた田口の右足のクロスは相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。

19分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールを闘莉王が相手ディフェンスの上から頭で合わせるが、このシュートは枠の左へと外れる。

20分、名古屋2人目交代:玉田→田鍋

21分、自陣左でボールを拾った小川が足を引っかけられフリーキックを得る。

22分、右サイドでスローインからのボールを受けた矢野のクロスは柏・菅野が直接キャッチ。

23分、柏ペナルティエリア左でボールを受けた矢田が縦へと仕掛け左足でグラウンダーのクロスを入れるが、このボールは相手ディフェンスに当たり逆サイドタッチラインを割る。

24分、柏1人目交代:高山→太田
柏陣内右のダニルソンが左足へ持ち替え中へのクロス、これを小川が頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

26分、矢田とのワンツーで左サイドを上がった小川が相手ディフェンスにマークに付かれながら左足での折り返しを狙うが、このボールは直接ゴールラインを割る。

27分、右サイドを上がった柏・太田からの速いボールを名古屋ペナルティエリア内中央の柏・レアンドロが足先で落とすが、このボールは牟田がクリアする。

28分、ハーフライン付近の闘莉王から縦へのボールは小川、松田がタイミングが合わず柏・菅野が直接抑える。

30分、柏2人目交代:橋本→輪湖

31分、カウンターからこぼれたボールを再びセンターサークル内で拾った闘莉王が柏・大谷に倒されフリーキックを得る。

34分、柏陣内左で松田が繋ぎ受けた小川が縦へとドリブル、中を狙うがこのボールは相手ディフェンスに当たりクリアされる。

35分、名古屋ペナルティエリア内左へ抜けた柏・レアンドロのシュートは楢崎が弾きクリアする。

37分、自陣で牟田のクリアボールをダニルソンが一気に左前線へ、これを松田が追うがボールはペナルティエリアを出た柏・菅野に先にクリアされてしまう。

38分、柏ペナルティエリア手前の矢田からエリア内左の松田へパスが通るが、シュートへ入る前にボールは相手ディフェンスにクリアされる。名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールは中央でクリアされる。

39分、名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールは柏・菅野がパンチング、こぼれ球をダニルソンが頭で落とし矢田が右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。

【得点】
40分、柏ペナルティエリア内右へ走り込んだ矢田が1度相手ディフェンスに当てながら粘り左足で中へと折り返し。小川のシュートはミスキックとなるが、ファーサイドへこぼれたボールを闘莉王が右足で押し込み、名古屋がなんとしても欲しかった先制ゴールを奪った。

42分、柏3人目交代:茨田→狩野

43分、名古屋3人目交代:小川→ヘジス

44分、名古屋ペナルティエリア手前でダニルソンと柏・レアンドロが交錯、柏ボールのフリーキックとなる。

45分、名古屋ゴール正面左寄り30m程度の位置から柏ボールのフリーキック、柏・田中が左足で狙ったボールはディフェンスの壁に当たり楢崎が抑える。
(アディショナルタイム表示:4分)

アディショナルタイム1、柏陣内中央で矢田が倒され得たフリーキック。田口からゴール前右へのボールを闘莉王が相手ディフェンス裏で胸トラップするが、前へのボールは直接ゴールラインを割ってしまう。

アディショナルタイム2、自陣中央の牟田のクリアボールを松田が追うが、ペナルティエリアぎりぎりで柏・菅野が抑える。

アディショナルタイム3、名古屋陣内右の柏・太田から中央へのボールが前へとこぼれるが、前へ出た楢崎がクリアする。

アディショナルタイム4、名古屋陣内左を上がった柏・太田から名古屋ゴール前へ低いボールは中央を抜け逆サイドの矢野がタッチラインへとクリアする。

アディショナルタイム5、柏陣内左から柏ボールのスローイン。柏・菅野へ戻し縦へのボールを競り合った闘莉王が倒されファールの判定。

そしてここで試合終了。

後半に入ってもボールを支配し自分達のペースで試合を進めた名古屋。それでもなかなかゴールを決められず、守備的な選手を投入し守りを固める柏に対し引き分けの空気も漂いはじめた試合展開。それでも右に田鍋を入れトップ下のような位置へ移った矢田が攻撃に何度も絡むと、その矢田の抜け出しから最後は闘莉王が押し込む劇的な展開でのゴール。イエローカード2枚累積のためグループステージ最終節は出場停止となる闘莉王だが、アウェイ浦和戦へステージ突破の可能性を残す大きな勝利となった。


試合終了後記者会見

140528-nis1.jpg今日は勝ち点3を取らなければならない試合であることは明確でした。そんな中、スタートからアグレッシブに戦えていたと思いますし、オフェンシブに戦えてチャンスも何度かありましたので、あとは先制出来ればなというところでした。全体的に点を取り急がない、勝ち急がない、バランスを崩さないように入っていかなければならない内容となりましたが、今日は前後半を通じて、落ち着いて試合を進められたと思います。

どうしても得点が欲しい中で、全員が連動しながらボールを動かして、なんとかもぎ取った形となりました。次に繋がる試合となり、非常に嬉しく思っています。

Q.今日は立ち上がりから牟田選手のロングボールが良いリズムを作っていましたが?

試合前のミーティングでうっかり「ロングフィードが良い」と褒めてしまったんですよね(笑)。そのうっかり言ってしまったことが、彼が何度かトライした要因の一つかもしれません。

やはり誰かにつけるボールだけではなくて、自分で展開していったり、一つ越えたラインへのフィードだとかを考えなければなりません。今日は相手も3トップ気味に来ていましたし、最終ラインに早めにプレスがかかる状況でした。そのため、ショートボールが多くなると引っかけられてしまうリスクが大きいので、ハーフタイムには「もっと遠くを見ていけ」と伝えてはいました。そういうこともあり、頻度が増えたのではないでしょうか。

Q.今日の試合では、矢田選手がなかなか良い動きをしていましたが?

契約の形が変わったからでしょうか。非常に視野も広く、余裕を持ってプレー出来ていました。連戦の中で、良い意味で「やらなきゃ」という気持ちもあるでしょうし、その中で自信もついてきていると思います。

『やれる・やれない・やらないといけない』という自分の中のスタンダードがはっきりした中でプレー出来ていたように思いますし、深く考え過ぎず、自然にプレー出来ていたように思います。

Q.徐々にボールの動かし方のテンポが良くなってきているようですが?

確かに、多少スムーズになってきましたし、3つ4つ先のボールを動かすイメージをそれぞれが共有出来始めているのかな、という部分はあります。連動した動きとボールのタッチ数、ボールスピードなどが、メンバーを固定していることもあって、1つ2つ先だけの動かし方ではなくて、それぞれがその先のイメージを共有しながらプレー出来ていたと思います。

ただ、それがアタッキングサードで活きてこないと意味がありません。前線の玉田や永井の動きに合ってくれば、さらに有効なポゼッションになると思います。中盤では、最終ラインを含めて動くようになってきていると思いますよ。