2013シーズン試合結果

2013J1リーグ第25節:清水エスパルスvs名古屋グランパス

最終更新日時 2013/09/15 11:46

AWAY GAME

IAIスタジアム日本平 9/14(土) 15:03キックオフ

試合前

曇り空の広がるIAIスタジアム日本平。2013J1第25節はアウェイで清水エスパルスとの対戦となる。

日曜日に行われた天皇杯2回戦で、JFL所属AC長野パルセイロに敗れたグランパス。ヤマザキナビスコカップもすでにグループステージで敗退し、今シーズンはリーグ戦のみとなったが、チームを信じ続けるサポーターのために、1つでも上の順位を目指し全ての試合を戦わなければならない。

台風が徐々に接近する日本列島だが3連休初日という事もあり、アウェイ側スタンドには2000人近くのグランパスサポーターが駆けつけ、日本平の一角をグランパスレッドに染めている。午後2時25分、そのスタジアムにウーミングアップのため選手が姿を現すと、サポーターから歓声と拍手で迎え入れられた。

オーストラリア代表での活動のため、天皇杯期間中チームを離れていたケネディ。地球の真裏、ブラジルへ遠征しての試合を終えての再来日では、過酷な移動のため疲れが心配されるが、ウォーミングアップを行う表情を見る限りは普段通りリラックス出来ているようだ。

今日の対戦相手、清水エスパルスは7月に行われたホームゲームでは終了間際、小川の劇的なゴールで勝利した相手。6月の中断期間に飛騨市古川でのキャンプで行ってきた事を確認、そして勝利という結果で徐々に自信を取り戻し、その後の好成績に繋がっている。あれから2ヶ月、ともにチーム状況も変わりながら今のお互いの力を確かめる絶好の相手との好ゲームを期待したい。

前半

両チームサポーターの歓声が響くスタジアムに、22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田中(隼)、牟田、増川、阿部の4人。藤本、中村、ダニルソン、小川の4人が中盤を構成し、玉田、ケネディの2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った白のユニフォーム・名古屋ボールでキックオフ。

1分、牟田から右サイド前方の藤本の前を狙うが、このボールは風に流されタッチラインを割る。
2分、牟田からのボールを清水陣内右で受けた田中(隼)。更に前へ流れる藤本の前を狙うが、ボールは相手ディフェンスに当たりタッチラインを割る。
3分、左サイド高い位置で粘った阿部からの折り返しを小川がヘディングで合わせるが、弧を描いたボールは清水・櫛引にキャッチされる。
4分、左サイドを上がった清水・石毛からのクロスは、牟田がヘディングで逆サイドタッチラインへとクリア。
5分、増川からの縦パスがカットされると、そのまま右サイドの清水・大前に繋がり、ドリブルからクロスを狙われるが、このボールは逆サイドへと流れる。
6分、清水陣内左サイド高い位置でボールを受けた阿部。ペナルティエリア内へ斜めに入るケネディの足下を狙ったグラウンダーのボールは、相手ディフェンスにクリアされる。
7分、キーパーからのロングボールを清水・ラドンチッチが前線でポストプレーを狙うが、ここは牟田が上からヘディングで跳ね返す。
8分、名古屋陣内右35m強の位置から清水ボールのフリーキック。右へ流し開いた清水・高木からグラウンダーのクロスがディフェンス後ろを流れるが、直接逆サイドゴールラインを割る。
9分、左サイド高い位置でフリーキックからのリスタートを受けた阿部からのクロス。しかし、ボールは清水ゴール前を抜け、逆サイドタッチラインを割る。
10分、名古屋陣内右でボールを拾った清水・本田からのクロスは楢崎が直接抑える。
12分、清水ペナルティエリア手前右で玉田からの落としを受けた藤本。ミドルシュートを狙うも上手くヒット出来ず、枠の右へと外れる。
13分、名古屋陣内左ハーフライン付近から清水ボールのフリーキック。名古屋ゴール前へのボールは楢崎が直接抑え、左サイドを走る小川から素早いリスタートを狙うが、風に流されたボールは直接タッチラインを割る。
15分、清水陣内で阿部と清水・石毛が交錯。こぼれ球を拾った清水・大前が名古屋ゴールライン付近まで持ち上がり、クロスを狙うが、ボールは逆サイドへと流れる。

開始からここまでシュート数、決定機の少ない両チーム。時折舞う不規則な風にボールの精度を欠き、苦しんでいるようだ。

16分、清水陣内で先の阿部との接触で倒れた清水・石毛の治療のため、一旦プレーが止められるが、その場で立ち上がりプレーを続けられるようだ。
19分、右サイドを上がる田中(隼)の足下へ牟田が速いボールを狙うが、ここは足下に収まらずタッチラインを割る。
20分、左サイドハーフライン付近の阿部がボールを持つと、右サイドの藤本が一気に清水ゴール前へ走り込むが、阿部からのボールは清水・櫛引が直接キャッチする。
21分、名古屋ペナルティエリア手前で浮き球を拾った清水・大前のミドルシュートは楢崎が正面で抑える。
22分、清水・河井が左サイド高い位置でドリブルを仕掛け、クロスを狙うが、このボールは藤本がタッチラインへとクリア。
23分、自陣右深い位置で牟田が清水・ラドンチッチに倒されると、このプレーで清水・ラドンチッチにイエローカードが提示される。
24分、右サイドに開きボールを受けた清水・大前からのクロスは、増川がヘディングでゴールラインへとクリア。
25分、清水・右からのコーナーキック。ショートコーナーでの狙いをゴールラインを割った位置から走り込み受けようとした清水・高木にイエローカードが提示される。
26分、清水陣内左の阿部が一瞬ため、ペナルティエリア内へ斜めに抜けるケネディの前へパスを通すが、ここは僅かにオフサイドの判定となってしまう。
27分、右サイドハーフライン付近でボールを受ける清水・ラドンチッチを牟田が激しく止めるが、これはファールの判定となる。
28分、ハーフライン付近でボールを受けたケネディが粘り、強引に突破。このボールを近くで受けた玉田がそのまま清水ペナルティエリア付近まで一気に持ち上がり、中央の藤本をおとりに更に縦への突破を狙うが、ここで相手ディフェンスと交錯。ノーファールの判定でボールはゴールラインを割ってしまう。
29分、自陣右の牟田から縦を狙ったボールが清水・杉山に当たり跳ね返されるが、ここは楢崎がペナルティエリア外へ出てボールをクリア。

依然として難しい風コンディションの続く両チーム。ここはまず不用意な失点に気を付け、慎重に戦いたい。

32分、清水陣内右高い位置で増川からのボールを受けた田中(隼)。右寄り中を上がる玉田へ繋ぐと、ここからのドリブルでコーナーキックを得る。
33分、名古屋・右からのコーナーキック。藤本が左足で清水ゴール前へボールを上げるが、中の接触で清水・平岡が倒れ、清水ボールのフリーキックとなる。
34分、自陣中央で清水・ラドンチッチとハイボールを競り合った増川が後ろへと引っ張ってしまい、ファールの判定となる。
35分、ハーフライン近くの牟田から左サイドを上がる阿部を狙ったボールは、清水・平岡にヘディングでクリアされる。
38分、清水ペナルティエリア手前で中村から楔のボールを受けたケネディ。足の裏でボールをコントロールし、そのまま相手ディフェンスラインの裏へ抜け、左足で強烈なシュートを放つが、ボールはクロスバーに嫌われてしまう。
39分、清水陣内左ハーフライン付近で清水・本田からケネディがボール奪取を狙うが、ここで倒してしまい、ファールの判定となる。
40分、清水・カルフィンが左サイドを持ち上がるが中村が対応、スライディングでボールをタッチラインへとクリア。
41分、小川からのボールに右サイドを抜け出した田中(隼)からのクロス。これをケネディが落とし、ダニルソンが左足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
42分、清水陣内左で名古屋ボールスローイン。藤本が落とし、ボールを受けた増川の右足でのミドルシュートは枠の右へと外れる。
44分、清水陣内右の田中(隼)から前方ペナルティエリア内へ走り込む小川の前へ浮き球を狙うが、ここは清水・櫛引に直接キャッチされてしまう。
(ロスタイム表示:2分)

ロスタイム1、自陣中央で清水・本田からケネディがボール奪取を狙うが、倒してしまい、ファールの判定となる。
ロスタイム2、名古屋ペナルティエリア内で清水・ラドンチッチとポジションを競った増川が足を踏まれたようで、一旦スパイクをはき直すため、プレーが止められる。
ロスタイム3、清水ボールスローインでのリスタートは紳士的プレーでゴールライン外へと出され、このゴールキックを楢崎が蹴ったところで前半終了。

ボールポゼッション、シュート数でも互角の前半。アウェイで戦う名古屋としては後半、訪れたチャンスを確実に決め、先制したい。

後半

エンドを替えた後半、清水ボールでキックオフ。

1分、右サイド高い位置でボールを受けた田中(隼)から中の藤本へ。ここからのクロスをケネディがヘディングで捉えるが、このシュートはクロスバーを超えてしまう。
2分、阿部からのボールを左サイド高い位置で受けたダニルソンが清水・石毛に倒され、フリーキックを得る。
3分、清水陣内左、タッチライン際から名古屋ボールのフリーキック。小川が右足で上げたボールをファーサイドの牟田がヘディングで中へと落とすが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
4分、センターサークル付近でボールを受けた清水・ラドンチッチが増川の裏へ抜け、そのままドリブル。左足でのシュートを狙うが、このボールは牟田に当たりゴールラインを割る。清水・左からのコーナーキックは楢崎がパンチングで逆サイドタッチラインへとクリア。
6分、清水ディフェンスラインからキーパーへ戻したボールにケネディ、玉田が一斉にプレスを仕掛けるが、ここは前線へとクリアされてしまう。

【得点】
7分、左サイドで阿部が粘り、コーナーキックを得る。名古屋・右からのコーナーキック。小川が右足で上げたボールを清水・櫛引がパンチングで弾く。このボールをケネディがヘディングで繋ぐと、増川が豪快なヘディングで叩き込み、名古屋がアウェイで欲しかった先制ゴールを奪った。

9分、清水・ラドンチッチが右サイドから抜け、ドリブルを狙うが、ここはダニルソンがファールで止める。
10分、名古屋陣内右タッチライン際から清水ボールのフリーキック。名古屋ゴール前へのボールをニアサイドの清水・平岡にヘディングで逸らされるが、このシュートはクロスバーを超える。
11分、清水陣内中央でケネディのディフェンスから右の田中(隼)へ。ここからのクロスは清水ゴール前を抜け、逆サイドのタッチラインを割る。
12分、清水陣内左でドリブルを仕掛けた玉田が清水・平岡に倒され、フリーキックを得る。
13分、清水ゴール左30m強の位置から名古屋ボールのフリーキック。藤本が抜け、小川から近くの玉田、さらにダイレクトで左を上がる藤本の前へトリックプレーを狙うが、ここは相手ディフェンスに当たりクリアされる。

【失点】
14分、左サイドを抜け出した清水・河井からマイナス方向へのクロス。これをペナルティエリア内の清水・ラドンチッチに体をひねった左足ボレーで合わせられ、同点ゴールを許してしまう。

15分、ケネディとのワンツーで清水ペナルティエリア内左を破った玉田からのグラウンダーのクロス。これに小川が走り込むが、トップスピードで合わせられず、ボールは逆サイドへと流れてしまう。

前節に続き、アウェイで先制しながら追いつかれた名古屋。ここから一気にペースアップしそうな両チームだが、名古屋サポーターの前で再びリードを奪いたい。

16分、清水ペナルティエリア内左で清水・石毛と小川が交錯し倒れたため、一旦プレーが止められるが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。
18分、名古屋陣内右40m程度の位置から清水ボールのフリーキック。名古屋ゴール前へのボールを清水・ラドンチッチにケネディと競りながらヘディングで狙われるが、このシュートはクロスバーを超える。
19分、ケネディとのワンツーで清水陣内左タッチライン際を上がった小川が粘り、コーナーキックを得る。
20分、名古屋・右からのコーナーキック。小川が右足で上げたボールは清水ゴール前を抜け、逆サイドタッチラインを割る。
21分、玉田からのパスに左サイドを抜け出した阿部からのクロス。ニアサイドへ走り込んだ小川がわずかに触るが、枠には跳ばず。更にファーサイドのケネディが強引に狙うが、これも枠を外れ、相手ディフェンスにクリアされてしまう。

22分、名古屋1人目交代:中村→永井
23分、清水1人目交代:高木→村田

24分、左サイドからドリブルを仕掛けた小川が倒され、フリーキックを得る。
25分、清水陣内左タッチライン際から名古屋ボールのフリーキック。小川からのボールは相手ディフェンスに跳ね返されるが、このボールを拾ったダニルソンが粘り、永井からのクロス。ケネディが体をひねりながらヘディングで合わせるが、このシュートはクロスバーを超える。
26分、カウンターから清水・村田が右サイドでボールを受け、タッチライン際でのドリブルを仕掛けるが、戻ったダニルソンが体を入れボールをクリア。
28分、小川からのボールに右サイドを上がった永井からのクロス。しかし、これはニアサイドの清水・カルフィンにヘディングでクリアされる。

29分、清水2人目交代:本田→イ

30分、縦へのワンツーで名古屋ペナルティエリア内右へ進入した清水・杉山のクロスは名古屋ゴール前を抜け、ゴールラインを割る。

依然として1-1の両チーム。試合は残り15分、名古屋の勝負強さを見せて欲しい。

31分、玉田、永井のプレスから高い位置でこぼれたボールを拾ったケネディ。清水ペナルティエリア内で粘り、清水・カルフィンと交錯するが、ノーファールの判定。ボールはクリアされる。
32分、ここで清水・平岡がペナルティエリア内で膝付近を押さえ倒れると、そのまま担架で外へと出される。

34分、清水3人目交代:平岡→竹内
藤本からのボールを左サイド高い位置で受けた阿部からのクロス。これをファーサイドのケネディが頭で落とすが、ボールはクリアされる。すると、ここから清水がカウンター。左から右の村田へ大きく展開し、中へのクロスを狙われるが、ここは増川が体でブロック、ボールはゴールラインを割る。

35分、ここでが名古屋ペナルティエリア内で牟田が倒れ、担架で外へと出される。

37分、名古屋2人目交代:牟田→ニッキ
清水・右からのコーナーキックを中央の清水・ラドンチッチに打点の高いヘディングで合わせられるが、このシュートは枠の左へと外れる。

38分、増川から楔のボールを小川がダイレクトで後方のケネディへ狙うが、このボールをケネディが弾き、左タッチラインを割る。
39分、右サイドで田中(隼)からのボールを受けた永井が中へとクロス。清水ゴール前を抜け、ファーサイドの小川が中へと折り返すが、ここは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
40分、左サイドで清水・大前が粘り、名古屋陣内へ持ち込むと、右へとサイドチェンジ。ペナルティエリア内の清水・村田のドリブルは増川がゴールラインへとクリア。
41分、清水・右からのコーナーキックはニッキがクリア。これをペナルティエリア外で受けた清水・石毛を藤本が倒してしまい、フリーキックを与える。
42分、名古屋ゴール正面右、25m程度の位置から清水ボールのフリーキック。清水・ラドンチッチが左足で直接狙ったシュートはクロスバーを超える。
43分、清水陣内右タッチライン際から名古屋ボールのフリーキック。藤本が左足で上げたボールはケネディともつれながら清水・櫛引に直接キャッチされる。
44分、清水・村田が名古屋ペナルティエリア内でボールを受け前を向くが、ここは阿部が前線へとクリア。
45分、清水陣内中央でダニルソンから玉田へのパスをカットされると、そのまま右の清水・村田にドリブルからシュートを狙われるが、このボールは楢崎が正面で抑える。
(ロスタイム表示:5分)

ロスタイム1、名古屋3人目交代:小川→矢野

ロスタイム2、増川からのボールを右サイドで受けた矢野。中へとドリブルを仕掛けるが、足裏でコントロールを狙ったボールは相手ディフェンスにクリアされる。

【失点】
ロスタイム3、センターサークル内でボールを受けた清水・大前が右の清水・村田へと展開。ここからドリブルを仕掛け、名古屋ゴール前へのクロス。自らファーサイドへ走り込んだ清水・大前にヘディングで決められてしまい、逆転ゴールを許してしまう。

ロスタイム4、キックオフからのボールをダニルソンが受け、一気に左サイドを上がる阿部の前を狙うが、僅かに足先で触ったボールはタッチラインを割ってしまう。
ロスタイム5、右サイドを上がった清水・村田には阿部がマーク。戻したボールを受けた清水・大前のクロスは直接ゴールラインを割る。
ロスタイム6、自陣左寄りの増川から前線を狙ったボールは清水・カルフィンにヘディングでクリアされる。
ロスタイム7、クリアボールをペナルティエリア付近で拾った楢崎が前線へと大きく蹴る。

そして、ここで試合終了。

アウェイで先制しながらそのリードを守り切れず、逆転を許した名古屋。両チーム共に途中、負傷退場者を出すなど激しいゲームとなったが、リーグ戦では7月のアウェイ大宮戦以来10戦ぶり、公式戦としては天皇杯2回戦からの連敗を喫してしまった。


試合終了後記者会見

130921-mr.jpg勝利は我々の手の中にあったのですが、それを終わらせるインテリジェンスが足りませんでした。ロスタイムでの失点はフラストレーションが溜まりますが、それでも我々は良い戦いをしました。しっかりとゲームをコントロールしていました。それでも決めるべきチャンスを決められず、最後は集中力を欠きました。そういう意味で清水エスパルスが勝ったのですが、これもサッカーの一部だと思っています。

Q.終盤に引き分けでも良いという選択肢もあったと思いますが、好守のバランスはどう考えられていたのでしょうか?

引き分け狙いは私の中にはありません。勝つか負けるかの中で、勝つことを考えていました。守備面では良かったと思いますが、攻撃でチャンスを活かし切ることが出来ませんでした。小川とケネディに何度かチャンスもありました。

我々は今日は勝つために来ました。終盤には守備的なポジションの選手に代えフォワードの永井を入れました。違いの作り出せる選手だと思い、右サイドで彼のスピードを活かしてほしいと思い投入しました。それでも今日は少し怖がっていたのか、1対1の状況でなかなか仕掛けることができていませんでした。彼にはもっと前への勝負を仕掛けてほしいですし、それが出来る選手だと思っています。いろいろな場面での判断が間違ってしまったのかもしれませんが、今日の彼のプレーは十分ではなかったと感じています。

Q.牟田選手、ニッキ選手の今日の試合での評価をお聞かせください。

2人にとっては今日の敗戦は申し訳なく思いますし、悪い記憶として残ってしまうのではないでしょうか。特にニッキはリーグでは今日がデビュー戦でした。しかし、これもサッカーでの経験だとも思っています。

牟田のプレーは良かったと思います。フィジカル面で強く、対決の場面では勝っていましたし、冷静にボールを捌けてもいました。グランパスの選手として戦える見込みを示せたと思っています。