2013シーズン試合結果

2013J1リーグ第24節:サガン鳥栖vs名古屋グランパス

最終更新日時 2013/09/01 10:25

AWAY GAME

ベストアメニティスタジアム 8/31(土) 19:04キックオフ

試合前

時折、雨が舞うベストアメニティスタジアム。2013J1第24節はアウェイでサガン鳥栖との対戦となる。

心配された台風による雨、風もピークを過ぎ、無事試合は開催される事となった。昨日からの強い雨で水分を多量に含むピッチへウォーミングアップのため選手達が姿を現すと、JTBアウェイツアーなどを利用し九州・佐賀県まで駆けつけたグランパスサポーターから歓声で迎え入れられた。

前節、ホームでの大分トリニータ戦に2-1で逆転勝利した名古屋。その前2試合、守備的な相手にカウンターから先制されながら追いつき、それでも勝ち越しゴールを奪えず引き分けていた名古屋だが、ケネディの今シーズン通算2桁へ乗せるゴールで逆転に成功した。今日の対戦相手、サガン鳥栖とは今シーズンここまでホームでのリーグ戦、ナビスコカップ予選と2試合を戦い、共に勝利してるが、決してグランパスにとって楽な戦いでは無く、今日もアウェイで厳しいゲームが予想される。

それでもここ8試合、2つの引き分けを挟み負け無しのグランパス。先制されても慌てず、すぐ落ち着くなどチームとして機能し戦う事で選手達の自信も蘇っているようで、ウォーミングアップを行う表情からもリラックスしているのが見て取れる。先週行われた第22節から中3日、中2日と移動も伴い疲れはあるだろうが、2日間の雨で秋のような涼しさを味方に付け、アウェイで難敵を下したい。

前半

心配された雨も一旦止んだ午後7時、両サポーターの歓声が響くスタジアムに22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田中(隼)、ダニエル、増川、阿部の4人。藤本、中村、ダニルソン、小川の4人が中盤を構成し、玉田、そしてオーストラリア代表に選ばれたケネディの2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った赤のユニフォーム・名古屋ボールでキックオフ。

1分、鳥栖陣内左からのスローインは田中(隼)がタッチラインへとクリア。
2分、名古屋陣内右高い位置でサイドチェンジのボールを受けた鳥栖・水沼のクロスは、直接ゴールラインを割る。
3分、鳥栖陣内左の阿部から右を上がる田中(隼)へサイドチェンジを狙うが、このボールは鳥栖・金が胸でキーパーへ落としクリアされる。
4分、鳥栖陣内中央のダニルソンから左の阿部へ。ここから中のケネディへクロスを狙うが、このボールは鳥栖・呂にヘディングでクリアされる。
5分、左からのクロスをペナルティエリア内の鳥栖・豊田が競り合い、こぼれ球を鳥栖・水沼に右足で狙われるが、このシュートは枠の左へと外れる。
6分、ハーフライン近くでパスカットした鳥栖・水沼が右へ流れながらドリブル。ここからのクロスを鳥栖・野田がファーサイドで受けるが、ここはオフサイドの判定となる。
7分、増川からの縦パスにケネディが相手ディフェンスライン裏を狙うが、ここはオフサイドの判定となってしまう。
8分、左サイドの突破から名古屋ペナルティエリア内へグラウンダーのクロス。これが阿部の背面へ転がり、これを拾った鳥栖・水沼に至近距離からシュートを狙われるが、枠を捉えたボールは楢崎が弾きクリア。
9分、鳥栖ディフェンスからキーパーのボールにケネディがプレスを仕掛けると、鳥栖・林のクリアボールがケネディに当たりゴール方向へ向かうが、このボールは枠の左へと外れる。
10分、ペナルティエリア手前からのワンツーパスで鳥栖・丹羽が右へと進入するが、ゴール付近からサポートへ戻したボールは直接タッチラインを割る。
12分、名古屋陣内中央のこぼれ球を鳥栖・ニルソンに右足で狙われるが、このシュートはダニルソンに当たり枠を外れる。
13分、鳥栖・左からのコーナーキック。グラウンダーで変則のボールに後ろから走り込んだ鳥栖・水沼に狙われるが、このシュートは上手くヒット出来ず、逆サイドタッチラインを割る。
15分、鳥栖陣内左の阿部から斜めに前方へ走る小川の前へスルーパスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。

試合開始から速いパス回しで攻撃を仕掛ける鳥栖に押され気味の名古屋。ここはしっかりと守備のバランスを取り戻し、ペースを掴み直したい。

16分、鳥栖陣内へ持ち上がった増川から左の阿部へ。さらにその前の小川を狙うが、ここはコースを抑えられ、ボールは直接ゴールラインを割る。
17分、右を上がった鳥栖・丹羽からのアーリークロスは楢崎がキャッチ。ここからのリスタートを鳥栖・金井に奪われミドルシュートを狙われるが、このシュートはディフェンスに当たり枠を外れる。
18分、鳥栖・左からのコーナーキックは中央でディフェンスがゴールラインへとクリア。
19分、鳥栖・左からのコーナーキックは中央のケネディがヘディングでクリア。さらに拾ったボールを名古屋ペナルティエリア内へ放り込まれるが、ここは増川がゴールラインへとクリア。鳥栖・右からのコーナーキックは中央でこぼれ、ダニルソンがクリア。
20分、鳥栖・左からのコーナーキック。中央でのこぼれ球を鳥栖・ニルソンに右足で狙われるが、このシュートは枠の右へと外れる。
23分、鳥栖陣内右寄りの藤本から縦へ楔のボール、これを玉田がトラップで小さく浮かし、前のケネディの足下を狙うが、ボールは相手ディフェンスにクリアされる。
24分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを持った野田にドリブルから左へ小さくそらし、ミドルシュートを狙われるが、このシュートは枠の左へと外れる。
26分、ハーフライン付近で鳥栖・豊田を倒したダニエルにイエローカードが提示される。
27分、鳥栖陣内左の阿部が左へ流れる藤本をおとりにペナルティエリア付近のケネディへ楔のボールを入れるが、足下でキープを狙ったボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
28分、鳥栖ペナルティエリア手前での小川のディフェンスからこぼれ球を拾ったケネディ。ペナルティエリア内右へ持ち込み、右足でシュートを放つが、このボールは鳥栖・林の正面を突きキャッチされてしまう。
30分、自陣中央で鳥栖・野田を玉田、藤本で挟みボールを奪うが、ここで藤本が後ろから引っ張られ、フリーキックを得る。

さらにハイペースな鳥栖に防戦一方な名古屋。少ないカウンターのチャンスも前線までしっかりとボールが届けられず、苦しい戦いが続く。

31分、阿部の浮き球を鳥栖ペナルティエリア付近の小川がヘディングで中へと狙うが、このボールは相手ディフェンスからキーパーへ戻し、クリアされる。
32分、ハーフライン上の増川から縦のケネディを狙ったボールは頭上を抜け、鳥栖・林が直接抑える。
33分、名古屋ペナルティエリア内でダニエルが倒され得たフリーキック。楢崎からのボールを左のケネディが頭で前へ繋ぐと、相手ディフェンスに当たったボールを小川が追うが、直接タッチラインを超える。

【得点】
35分、鳥栖陣内左タッチライン際で阿部が倒され得たフリーキック。小川が右足で入れたボールは中央で弾かれるが、これを拾った玉田から繋ぎ、ペナルティエリア内左のダニルソンへ。ゴールライン付近からグラウンダーで中への折り返しを複数選手と交錯しながら、増川が足先に掛けて体ごとゴールへと押し込み、苦しかった名古屋がアウェイで先制ゴールを奪った。

38分、自陣中央でボールを奪った中村が中央を流しながら味方の上がりを即すが、後ろからきた鳥栖・高橋にセンターサークル内でボールを奪われてしまう。
39分、左サイドハーフライン上で阿部が鳥栖・ニルソンにスライディングで倒される。このプレーで鳥栖・ニルソンにイエローカードが提示される。
41分、鳥栖陣内右よりでケネディが落としたボールを玉田がトラップでコントロール。中央の小川へ繋ぎ、ミドルシュートを狙うが、このボールはクロスバーを超える。
42分、センターサークル内で鳥栖・高橋に小川がボール奪取を狙うが、その小川に当たったボールも前方へ流れ、相手ディフェンスにクリアされる。
43分、鳥栖陣内左で阿部からのスローインを受けたケネディ。相手ディフェンスの裏へ小さく蹴り出し、突破を狙うが、ここは先にボールをクリアされる。
45分、鳥栖ベンチ前で小川が倒され、フリーキックを得る。
(ロスタイム表示:2分)

ロスタイム1、相手クリアボールを拾った阿部から中のケネディへ。ダイレクトでペナルティエリア内の小川の前を狙うが、このボールはクリアされる。
ロスタイム2、鳥栖陣内中央で玉田が倒れたため一旦プレーが止められるが、その場で立ち上がりプレーを続けられるようだ。
ロスタイム3、鳥栖陣内左で名古屋ボールのスローイン。阿部からケネディ、さらにコーナーフラッグ付近の小川へ繋ぎ、中へと折り返すが、このボールは鳥栖・林にキャッチされる。

ここで前半終了。

試合開始から押され続けた名古屋だが、30分過ぎから何度かチャンスを作ると、セットプレーの流れから先制に成功。ここ数試合、守ってカウンターを狙う相手に攻め苦しむ試合が続いたが、今日は攻撃的な相手に耐えて先制。この貴重な得点を有効に考え後半も戦いたい。

後半

エンドを替えた後半、鳥栖ボールでキックオフ。

1分、縦へのワンツーで鳥栖・金が左サイドを上がるが、前へと蹴り出したボールはダニエルがクリア。
2分、ペナルティエリア手前でダイレクトでボールを繋ぎ、鳥栖・野田が縦を狙うが、ここはダニエルがボールをクリア。
4分、左サイドを上がった鳥栖・水沼からのクロス。ゴール前逆サイドで鳥栖・金井に頭で触られるが、このボールは楢崎が抑える。

【失点】
5分、左サイド高い位置を破った鳥栖・野田からグラウンダーのクロス。これを中央の鳥栖・水沼にダイレクトで合わせられ、同点ゴールを許してしまう。

6分、ハーフライン付近の増川から縦のケネディの前を狙うが、このボールは鳥栖・林が直接抑える。
7分、鳥栖陣内左寄りから玉田がドリブル。中央の藤本、右を上がる田中(隼)と繋ぎ、ここからのクロスを玉田が頭で触るが、ボールは裏へ抜ける。
8分、名古屋ペナルティエリア手前へ持ち上がった鳥栖・野田が右へマークを外し、右足でのシュートを狙われるが、このボールは枠の左へと外れる。
9分、鳥栖・丹羽が名古屋陣内右サイドをドリブルで上がるが、ここは小川がスライディングでボールをタッチラインへとクリア。
10分、名古屋陣内左から中へと持ち込んだ鳥栖・金井の左足のシュートは枠の左へと外れる。
11分、鳥栖・金からのクロスが藤本に当たりコースが変わるが、このボールはダニルソンがクリア。
13分、鳥栖ペナルティエリア手前左で藤本が相手パスをカット。右サイドを上がった田中(隼)へ送り、ここからのクロスを中央の玉田がヘディングで合わせるが、このシュートは鳥栖・林の正面を突きキャッチされてしまう。
14分、玉田、ダニルソンのパス交換で時間を作り、左を上がった阿部へ。ここからクロスを狙うが、ボールは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
15分、鳥栖陣内中央で小川が倒され得たフリーキック。藤本が鳥栖ゴール前へ上げたボールにケネディが高く跳び、背面のヘディングで合わせるが、ふわりと浮かせたシュートはクロスバーを超えてしまう。

後半開始早々に同点とされた名古屋。その後も前への圧力を強める鳥栖に対し、耐える時間が続く。

16分、先のセットプレーでペナルテェイエリア内のケネディとダニエルが激突。ここでダニエルが治療のため、ピッチの外へと出される。
17分、鳥栖・水沼から縦へのボールを鳥栖・豊田がディフェンス裏へ狙うが、ここはオフサイドの判定となる。
19分、鳥栖ペナルティエリア手前で玉田が落とし、小川がダイレクトで右サイドの田中(隼)を狙うが、ボールは背面へ入り直接タッチラインを割る。
20分、名古屋陣内中央左よりから鳥栖ボールのフリーキック。名古屋ゴール前へのボール、こぼれ球を鳥栖・豊田に右足で狙われるが、このシュートは楢崎が弾きクリア。
22分、自陣から名古屋ボールのフリーキック。楢崎からのボールをケネディが頭で前へと流すが、このボールは鳥栖・林が直接キャッチ。すると右サイドを一気に上がる鳥栖・水沼の前へロングボールを狙われるが、戻った増川がタッチラインへとクリア。

24分、名古屋1人目交代:中村→田口

25分、名古屋ペナルティエリア左の鳥栖・丹羽から中へのボールはゴール前を抜け、逆サイドゴールラインを割る。
26分、鳥栖陣内右サイドで藤本が粘り、ボール奪取。そのまま中へとドリブルで仕掛け、ペナルティエリア付近で左足のシュート。しかし、このボールは鳥栖・林の正面を突き、一旦弾きながらキャッチされてしまう。
28分、鳥栖ペナルティエリア手前でケネディへ預け、玉田、小川が左へ進入。さらに右へ入った藤本へケネディが狙うが、このボールはクリアされてしまう。

29分、鳥栖1人目交代:ニルソン→藤田

30分、藤本から楔のボールを受けたケネディが左の玉田へ狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされクリアされる。

依然として同点の両チーム。ペースを掴み切れない名古屋としては最後まで守りの集中を切らさず、その中でカウンターを狙いたい。

31分、名古屋陣内で鳥栖・野田がボールを奪うが、増川がノーファールのスライディングで再び奪取。素早く右へ繋ぎ、鳥栖ゴール前へのロングボールを狙うが、このボールは鳥栖・林がキャッチ。

32分、名古屋2人目交代:小川→永井

33分、自陣からのロングボールをペナルティエリア付近の鳥栖・豊田がヘディングで前へと繋ぐが、このボールは増川がゴールラインへとクリア。鳥栖・左からのコーナーキックはニアサイドの永井がヘディングでクリア。
34分、藤本からのボールに右サイドを上がった永井からのクロスはケネディが僅かに触れず、逆サイドへと流れる。
35分、このボールを左で拾った阿部からのクロスをケネディがヘディングで合わせるが、このシュートはクロスバーを超える。

36分、鳥栖2人目交代:野田→播戸

37分、名古屋陣内左ハーフライン付近から鳥栖ボールのフリーキック。ペナルティエリア内ファーサイドの鳥栖・豊田に増川と競り合いながら頭で触られるが、このボールは楢崎が抑える。
38分、永井の仕掛けから得た名古屋・右からのコーナーキック。藤本が上げたボールに詰めたケネディ、増川が触ったボールは逆サイドゴールラインを割る。
39分、自陣でボールを奪った名古屋。センターサークル付近の藤本から右に開いたケネディへ。ペナルティエリア近くまで持ち上がると、左サイドを駆け上がる永井の前へ速いボールを狙うが、これには追いつけずボールは直接ゴールラインを割る。
41分、ダニルソンから藤本へのボールをカットされ、センターサークル付近の鳥栖・豊田へボールが届けられるが、ここは田口がファールで止める。

42分、名古屋3人目交代:ダニルソン→矢野

43分、田中(隼)からのパスに矢野が右サイドを上がりコーナーキックを得る。

44分、鳥栖3人目交代:金井→小林
名古屋・右からのコーナーキック。藤本が左足で上げたボール、ニアサイドの矢野が拾い、中へと仕掛け直しクロスを狙うが、このボールは鳥栖・林に弾かれゴールラインを割る。名古屋・右からのコーナーキック。藤本からのボールにニアサイドで矢野が飛び込むが、その前に相手を押さえしまいファールの判定となる。
(ロスタイム表示:4分)

ロスタイム1、鳥栖陣内左でボールを受けた永井が2度切り返し、縦へと仕掛けるが、鳥栖・丹羽にコースを抑えられボールはゴールラインを割る。
ロスタイム2、名古屋陣内でのパスカットからペナルティエリア内へ走り込む鳥栖・水沼へボールを通されるが、ここは増川がボールを奪いクリア。
ロスタイム3、ダニエルのカットからセンターサークルでボールを受けた藤本。右を上がる矢野へ狙うが、このボールは高く直接タッチラインを割る。
ロスタイム4、センターサークルの増川から右を上がる矢野へのボール、鳥栖・金と競りながらヘディングで落とそうと狙うが、ボールはゴールラインを割る。
ロスタイム5、鳥栖陣内右、名古屋ベンチ前で矢野が引っ張られ、フリーキックを得る。ここからのフリーキック、藤本が鳥栖ゴール前へ上げたボールがこぼれ、ダニエルが走り込むが、僅かに早くボールはクリアされる。

そして、ここで試合終了。

先制しながら追いつかれ、引き分けとなった今日の試合。後半30分過ぎから永井を投入すると、そのスピードに警戒した鳥栖に対し攻撃を仕掛けた名古屋だったが、勝ち越しゴールは奪えず。前半から終始、鳥栖ペースだった内容を考えれば引き分けは妥当な結果だったかもしれないが、それでもセットプレーの少ないチャンスから決めたゴールを守り切れず、悔しさも残る試合となった。


試合終了後記者会見

130831-mr.jpgこれまでサガン鳥栖とは通算で7度戦っていますが、我々が負けていないという事実は良い事だと思っています。特に鳥栖でのアウェイゲームは、いつも難しい状況を強いられます。我々も何度か、ケネディに大きなチャンスがありましたが、そこで決められませんでした。1-1という結果は我々としては、前向きに捉えています。

Q.前半30分くらいまではほとんど鳥栖にボールを持たれていましたが、何が難しかったのでしょうか?

前半の20分から25分は、我々がサガン鳥栖のプレッシャーにさらされ続けました。ゴールを守る意味でも難しい時間でした。サガン鳥栖はホームでのスピリット、サポーターの後押しもありそれを全面に出していました。それでもその時間のあとは我々もボールを支配し、自分達のリズム、ペースに持ち込むことができました。その中からグランパスの先制ゴールが生まれ、1-0で前半を終えることができました。

サガン鳥栖の豊田選手は素晴らしい選手ですし、高いジャンプと強いヘディングがあり、我々もしっかりと守らなければいけませんでした。
我々としては、守備の部分で豊田選手にやられないという意識を持っていました。

Q.豊田選手以外で、鳥栖で警戒した選手はいたでしょうか?

水沼選手ですね。テクニックがあり、敵としては危険な選手だと思っています。

Q.これで真夏の連戦、引き分けを挟みながら9試合負け無しで終えました。ここまで振り返って下さい。

とても良い結果ですね。リーグ中断明けから、選手達が良いリアクションを見せてくれました。Jリーグのスケジュールは選手にとって非常にハードですし、100%のエネルギーを出し続けることはできません。それはグランパス以外の全てのチームにも当てはまります。ここまでの9試合を振り返れば良い結果だと思っています。そしてこれからも、このペースを維持していきたいと思います。