2013シーズン試合結果

アーセナル・アジアツアー2013:名古屋グランパスvsアーセナルFC

最終更新日時 2013/07/23 11:38

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豊田スタジアム 7/22(月) 19:33キックオフ

試合前

高い湿度と、時折にわか雨による夕立に見舞われている豊田スタジアム。東アジア選手権開催のため一時中断となった2013年Jリーグ、8月に開幕する欧州主要リーグのビッグクラブが来日し、この期間を利用し各地で親善試合が開催される。そしてグランパスにとっても欧州主要クラブとの対戦としては、イタリア・ラツィオとの対戦以来、約20年ぶりの親善試合が開催される事となった。

その対戦相手はイングランド・プレミアリーグの名門、アーセナルFC。コアなサッカーファンでなくとも名前を聞いた事のあるビッグクラブである。そのアーセナルを率いるのは、グランパスファンなら誰でも知っている名将ベンゲル監督。かつてグランパスを指揮し、日本中のサッカーファンを驚かせた近代的なサッカーでクラブにとっての初タイトル(天皇杯)を獲得した伝説の監督である。そのベンゲル監督の下でエースとし活躍したストイコビッチ(現監督)が約20年の時を隔て、同じ監督として対戦をする。グランパスファンはもちろん、全国のサッカーファンにとっても注目の一戦がまもなく開始されようとしている。

7月のリーグ戦再開から過密日程で4試合を戦い3勝1敗、リーグ前半戦の出遅れを取り戻すため、とにかく結果重視の戦い方で勝ち点を奪い取ってきたグランパスだが、今日は結果を問われないアーセナルとの親善試合。6月のキャンプから取り組んでいる新しいシステム、戦い方を確認するテストマッチとして、そして選手達には大観衆の豊田スタジアムで、純粋にサッカーを楽しんでもらいたい。

前売完売が伝えられ、伝説のOB戦で試合前から盛り上がったお祭りムードのスタジアムに、ウォーミングアップのため選手達が姿を現すと、いつもの戦闘モードとは少し違ったグランパスサポーターから観戦が沸き起こった。ハーフコートに散らばった選手達は、夕方からのにわか雨で水を含むピッチの上でのボール回しや短いスプリントで感触を確かめているようだ。

前半

両サイドスタンド、メイン、バックともすでにぎっしりと埋まった豊田スタジアム。日本語と英語、国際試合ならではの選手紹介で期待の高まるスタジアムに22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田中(隼)、闘莉王、増川、阿部の4人。藤本、中村、ダニルソン、小川の4人が中盤を構成し、玉田、ケネディの2トップによる4-4-2のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った黒のユニフォーム名古屋ボールでキックオフ。

1分、右サイド高い位置で藤本がボールを受けるが、ここはアーセナル・28にタッチラインへと押し出されてしまう。
2分、中盤からのボールにアーセナル・14が名古屋ペナルティエリア内へ駆け上がるが、このボールは楢崎が直接抑える。

【失点】
3分、右からのクロスを名古屋ペナルティエリア内中央のアーセナル・12に頭で合わせられ、試合開始早々に先制ゴールを許す。

4分、アーセナル・14がペナルティエリア内右へのドリブルから切り返すが、対応した闘莉王がボールを奪いクリア。
5分、名古屋ペナルティエリア内右深い位置でボールを受けたアーセナル・14の折り返しは、闘莉王がゴールラインへとクリア。
6分、アーセナル・右からのコーナーキック。ペナルティエリア内でのこぼれ球をアーセナル・12が狙うが、ここは闘莉王がシュートを打たせる前にボールをクリア。
7分、ハーフラインを超えた闘莉王からペナルティエリア内へ斜めに走るケネディの前を狙うが、このボールはアーセナル・4にクリアされる。
8分、左サイドを上がったアーセナル・28のグラウンダーのクロス。こぼれ球をアーセナル・31が左足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
9分、アーセナル陣内左の玉田から右を上がる田中(隼)へ。ここからのクロスをケネディが落とし、こぼれ球をダニルソンが左足で狙うが、このシュートはエリア内へ飛び出した藤本に当たり枠を外れる。
10分、名古屋陣内左でアーセナル・16が中村からボールを奪うが、体勢を立て直した中村がゴールラインへとクリア。
11分、アーセナル・左からのコーナーキックは中央でディフェンスがクリア。
12分、アーセナル・7から縦への楔のボールは闘莉王が右へとクリア。
13分、センターサークル内でボールを受けたアーセナル・7から前線へのボールは闘莉王がカットし、これをクリア。
15分、アーセナル・14が左サイドから中へとドリブルを仕掛けるが、ダニルソンが一度振り切られながら追いつき、ボールをクリア。右からのクロスは阿部がゴールラインへとクリア。アーセナル・右からのコーナーキック、中央での競り合いで浮いたボールは楢崎が抑える。

16分、アーセナル・12のペナルティエリア手前から中へのボールは、闘莉王に当たりクリア。
18分、左サイドを上がった阿部からケネディを狙ったアーリークロスはアーセナル・4にヘディングでクリアされる。
19分、アーセナル・ペナルティエリア手前でボールを拾ったケネディ。素早いターンで強引にペナルティエリア内へと入るが、相手ディフェンス2人に囲まれ、ボールはクリアされる。
21分、ハーフライン上の中村からアーセナル・ペナルティエリア内へ走り込む小川を狙うが、胸でトラップしたボールはシュートまで行けずクリアされる。
22分、ハーフライン付近で阿部から右の田中(隼)へ低く速いボールでサイドチェンジを狙うが、僅かに追いつけず、ボールは直接タッチラインを割る。
23分、中盤からのパスにアーセナル・31がペナルティエリア内を狙うが、ここはオフサイドの判定。
24分、自陣からのカウンター、左前方へのボールをアーセナル・31が追うが、ここは直接タッチラインを割る。
25分、カウンターから名古屋ペナルティエリア内左へ進入したアーセナル・12と闘莉王が交錯、PKを取られてしまう。

【失点】
26分、このPKをアーセナル・31に左へ決められ、2点差とされる。

28分、アーセナル陣内中央左寄りの小川から右サイドを上がる田中(隼)への展開は、僅かにゴールラインを超えてしまう。
29分、アーセナル・16がペナルティエリア付近でキープし粘るが、前を向かせずボールをクリア。
30分、アーセナル・25からのクロスは闘莉王がゴールラインへとクリア。

31分、アーセナル・右からのコーナーキックは中央を抜け、逆サイドのダニルソン、田中(隼)からクリア。
32分、名古屋陣内右35m強の位置からアーセナルボールのフリーキック。名古屋ゴール前へのボールは楢崎が抑える。
33分、玉田からのボールにアーセナルペナルティエリア内右深い位置へ飛び込んだ藤本の右足の折り返しは、アーセナル・4にヘディングでクリアされる。
34分、アーセナル陣内中央右寄り、40m弱の位置で藤本が倒され、フリーキックを得る。リスタートを繋ぎ、田中(隼)へのボールはアーセナル・16にタッチラインへとクリアされる。
35分、ハーフライン付近でボールを受けたアーセナル・14がスピードに乗ったドリブルで一気にペナルィエリアへ。素早い切り返しでディフェンスの増川を交わし、左足でのシュートは楢崎が前へ出て弾きクリア。
36分、自陣中央でボールを拾ったダニルソンが強引にドリブル突破。ペナルティエリア手前から左足でミドルシュートを狙うが、このボールはクロスバーを超える。
37分、アーセナル・12のペナルティエリア手前から中へのボールは、増川がアーセナル・31のコースを塞ぎ、楢崎が抑える。
38分、アーセナル陣内左へ上がった阿部からのクロスはタッチラインへとクリアされる。
39分、田中(隼)からのボールを小川がダイレクトでペナルティエリア内のケネディへ流すが、ここはオフサイドの判定となる。
41分、楢崎からのボールを右で受けた中村がサポートに入るケネディを狙うが、このパスはカットされてしまう。
43分、アーセナル陣内左で阿部から戻したボール、これを玉田が右足へ持ち替え、ゴール前へクロス。ファーサイドの小川が胸に当てるが、相手キーパーにキャッチされる。
44分、アーセナル陣内へ入った闘莉王から縦へのボールに飛び出した小川。ペナルティエリア内でフリーになるが、右へ流れながらのシュートは体勢を崩し、相手キーパーにキャッチされる。
45分、自陣で倒れた闘莉王が一旦治療のため、ピッチの外へと出される。

ロスタイム1、ここからのリスタートで前半終了。

後半

エンドを替えた後半、アーセナルボールでキックオフ。
名古屋1、2人目交代:中村、阿部→石櫃、田口
アーセナル1、2、3、4人目交代:7、8、9、31→10、12、30、35

1分、ダニルソンが左サイドからドリブルを仕掛け、フリーキックを得る。
2分、名古屋ペナルティエリア内左でボールを拾ったアーセナル・35のシュートは枠の左へと外れる。
3分、アーセナルペナルティエリア内左へ入ったダニルソンのクロスでコーナーキックを得る。
4分、名古屋・左からのコーナーキック。小川からのボールをニアサイドのケネディが頭でそらすが、このシュートは枠の右へと外れる。
5分、田口からのパスに左サイドを上がった石櫃の折り返しは相手キーパーにキャッチされる。
6分、右サイドを上がった田中(隼)からの折り返しを受けた玉田。右足へ切替え、ミドルシュートを狙うが、このシュートは相手ディフェンスにブロックされクリアされる。
7分、味方とのワンツーでペナルティエリア内右へ進入したアーセナル・14の折り返しは、田中(隼)がスライディングでカットし、これをクリア。
8分、左からのアーリークロスをペナルティエリア内でコントロールしたアーセナル・14のシュートは、楢崎が両手で枠の外へと弾き出す。
9分、アーセナル・30の左から名古屋ペナルティエリア内へのボールは楢崎が見送り、直接ゴールラインを割る。

【失点】
10分、名古屋ペナルティエリア内中央でフリーでアーセナル・14がボールを受け、コントロール。前へ出る楢崎の上を浮かした技ありのシュートで3点目のゴールを許してしまう。

12分、アーセナル陣内で藤本と玉田がパス交換。右へ流れるケネディの前へスルーパスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにカットされクリアされる。
13分、ハーフライン付近から持ち上がった玉田が斜めに前方へ走る藤本の前を狙うが、このパスは相手ディフェンスにカットされる。

14分、アーセナル4人目交代:28→20

15分、右サイドでボールを受けた藤本。クロスは一旦弾かれるが、これを拾いサポートの田中(隼)へ。ここからのクロスをファーサイドの玉田がヘディングで叩き付けるが、このシュートは相手キーパーにキャッチされる。

16分、名古屋ペナルティエリア内左でこぼれ球を拾ったアーセナル・10。至近距離からシュートを放つも、楢崎が枠の外へと弾き出す。
名古屋3、4、5人目交代:増川、小川、玉田→ヤキモフスキー、ダニエル、田中(輝)

18分、自陣でボールを奪った藤本。左を上がり、アーセナル陣内外の田中(輝)へ。ここからさらに外を上がる藤本の前を狙うが、ここはオフサイドの判定となる。
20分、アーセナルペナルティエリア付近へ上がった闘莉王がサポートの藤本とワンツー。さらに中へのボールを田中(輝)が狙うが、上手くヒット出来ず、ボールは相手キーパーにキャッチされてしまう。

21分、中盤からのパスに名古屋ペナルティエリア内右へ抜け出したアーセナル・14のシュートは、再び楢崎が枠の外へと弾き出す。
名古屋6人目交代:ケネディ→矢野

22分、アーセナル・右からのコーナーキックは中央の藤本がヘディングでクリア。
23分、右サイドを上がった田中(隼)からのクロス。ペナルティエリア内の矢野が後ろ向きでコントロールするが、前を向かせてもらえず、ボールはクリアされる。

24分、アーセナル5、6人目交代:14、16→24、32
名古屋7人目交代:藤本→田鍋

【得点】
27分、アーセナル陣内右を上がった田中(隼)からのクロス。これを中央の矢野がヘディングで叩き付け、名古屋がゴールを奪った。

28分、アーセナル・30が名古屋ペナルティエリア内右裏でボールを受けるが、ここからのクロスは闘莉王がゴールラインへとクリア。
29分、アーセナル・左からのコーナーキックは中央で楢崎、闘莉王が競り合い、逆サイドのタッチラインを割る。

30分、自陣で闘莉王のクリアボールをヤキモフスキーが前方へ狙うが、アーセナル・10にスライディングでクリアされる。
名古屋8人目交代:ダニルソン→磯村


32分、アーセナル・5からの浮き球にアーセナル・32がペナルティエリア内へ抜け出すが、前へ出た楢崎がコースを消し、浮かせたシュートは枠の左へと外れる。

33分、名古屋9、10人目交代:楢崎、闘莉王→高木、牟田

34分、左からのスローインをアーセナルペナルティエリア付近の矢野が胸で落とし、ヤキモフスキーへ繋ぐ。しかし、上手くコントロールできず、ボールはクリアされる。
35分、自陣で田中(隼)のディフェンスからこぼれたボールを持ち上がる矢野がハーフライン付近で後ろから倒され、フリーキックとなる。
37分、自陣で田鍋が執拗なディフェンスでボール奪取を狙うが、相手選手と交錯、ファールの判定となる。
38分、アーセナル・10のペナルティエリア手前中央から中へ浮かせたボールは高木が直接抑える。
40分、矢野のポストプレーから右でボールを受けた田鍋が縦へと仕掛け、グラウンダーのボールを折り返すが、ここは相手ディフェンスにクリアされる。
41分、ハーフライン付近でボールを奪った磯村がそのまま持ち上がり、左足でミドルシュートを狙うが、このボールは力が無く相手キーパーにキャッチされる。
42分、磯村からのパスに左サイドを上がった石櫃からのクロスはアーセナルゴール前を抜け、逆サイドへと流れる。
43分、センターサークル付近でボールを奪った田口がカウンターの起点を狙うが、前方へのパスコースを見極める前に後ろからボールを奪われてしまう。
45分、アーセナル陣内右中よりの田中(隼)からゴール前へのクロス。ヤキモフスキーがヘディングで競り合うが、ボールには届かず、直接ゴールラインを割る。
(ロスタイム表示:1分)

ロスタイム1、右サイドを上がった田中(隼)からのクロス。ヤキモフスキーがヘディングで合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。
ロスタイム2、アーセナルボールのゴールキックでリスタートされたところで試合終了。


試合終了後記者会見

130722-mr.jpg【名古屋:ストイコビッチ監督】

まず始めにOBマッチの件ですが、私自身も2ゴールを決めることができ、とても良いものになりました(笑)。

今日のゲームはエキサイティングでワクワクするような内容になったと思います。その中で得点することもでき、とても嬉しく思っています。1-3という結果に関しては、スピードとテクニックを兼ね備えているアーセナルとの対戦だということを考えると、妥当な結果だと思います。

今日の試合を経て、"アーセナル"というチームは、本当に素晴らしいチームなのだと実感しました。我々としても簡単なミスをすると、すぐにやられてしまうということを思い知らされ、とても良い経験になりました。アーセナルの攻撃はとても素晴らしかったです。特にカウンターアタックには、目を見張るものがありました。

Q.今日の試合を通じて、名古屋グランパスの選手達に感じて欲しいことは何でしょうか?

戦術的には特にありませんが、やはり個人個人のスピードとテクニックには大きな差があります。今日の試合で、アーセナルは我々には無いものを出してきました。中でも、ポジションからポジションの移動は、とても素晴らしいものでした。こういった我々には無い部分を、選手達には見て感じて欲しいと思います。

Q.今週はアーセナルの練習に何度か足を運ばれていたようですが、今後の名古屋グランパスの練習内容に、何か取り入れる部分はありましたか?

特にありません。これまでと同じスタイルでやっていきたいと思います。

Q.今日の試合は、ファンにとってもストイコビッチ監督にとっても特別な一戦となりました。試合を終えてみての感想をお聞かせください。

今日はアーセナルという世界の中でも有名なチームを相手に、ベストなメンバーで戦いました。本当に来場者の皆さんも楽しまれたと思いますし、我々もホームである豊田スタジアムで、『最後まで諦めない』という姿勢を見せる事が出来たと思います。2点目を全力で取りいきました。

今日は本当に記念となる一戦になりました。皆さんも満足してくれていると思います。ただ、守備だけではなく、もっと攻撃の部分で我々の持っているスタイルというものを出したかったです。

Q.前半の選手達の動きを見てみると、相手をリスペクトしすぎているように伺えましたが、後半を迎えるにあたって、選手達に何かモチベーションを上げるような言葉を掛けられたのでしょうか?

確かに前半は、相手の選手をリスペクトし過ぎていたように思えます。しかし、アーセという強豪チームを初めて相手にすれば、妥当の反応なのかもしれません。

後半に臨むにあたって、選手達には「もっと攻撃にいけ」という話をしました。その中で、何もストレスを感じなくてもいいし、しっかりプレッシャーを掛けながら戦って欲しいという言葉を伝えました。

我々は本当に勝つつもりで、この試合に臨みました。前半は、小川の惜しいシーンもありました。それでも、積極的に得点を狙って、最後には得点を決めることが出来ました。


130722-wen.jpg【アーセナル:ベンゲル監督】

皆さん、こんばんは。今日の試合は速いペースで進んだ、とても良いゲームだったと思います。もちろん、特別なイベントであり、スタジアムは満員になっていました。前半、アーセナルは速いフットボールを展開し、大変興味深いものになったと思います。後半も速いペースを維持することが出来、残念ながら1点を取られましたが、全体的に見ると素晴らしいゲームをお見せすることが出来たと思います。

Q.今日の試合で一番良かったことは何でしょうか?

選手達が、しっかり集中してプレーしたことが良かったと思います。速いペースでプレーしましたし、選手達がこの試合から"何かを学びとろう"という態度が見て取れました。これは素晴らしい心構えだと思いました。

Q.若い選手も何人か出場しましたが?

しっかりプレーできていたと思います。これからどんどん発展してゆくことが見て取れる、良い働きぶりでした。

Q.前半のPKの場面で、アルテタ選手が宮市選手に蹴るのを譲りましたが、あれは計画していたことでしたか?

特に計画していた訳ではないですが、宮市選手が点を取りましたので、アルテタ選手の機転の利いた良い判断だったと思います。

Q.前半45分の宮市選手のプレーについてはいかがでしたか?そして、彼が新しいシーズンでプレーするためのポイントは何でしょうか?

今のところ、まだ彼のフィットネスは完全に戻っているとはいえません。ただ、今夜は特別な夜でしたので出場させました。こういった素晴らしい機会を逃しては欲しくなかったのでプレーさせました。あとは宮市選手のフィットネスが完全に戻ってくれば、素晴らしいプレーをしてくれると思います。

Q.宮市選手の一番良いところはどこでしょう?そして、初めて見た時の印象を教えて下さい。

彼の一番良いところは"速さ"です。動きが多く、ボールの無いところでもしっかりと動ける選手です。そういったものは見つけることがとても難しいクオリティです。宮市選手はボールを持っていないところでもしっかり動いていますし、良い心構えを持っていて、もっと"上達したい"という情熱、気持ちをしっかりと持っている選手だと思います。

「アリガトウゴザイマシタ!」